JPH06101232A - 発泡樹脂ブロック構築物の構築方法 - Google Patents

発泡樹脂ブロック構築物の構築方法

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JPH06101232A
JPH06101232A JP40336390A JP40336390A JPH06101232A JP H06101232 A JPH06101232 A JP H06101232A JP 40336390 A JP40336390 A JP 40336390A JP 40336390 A JP40336390 A JP 40336390A JP H06101232 A JPH06101232 A JP H06101232A
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Ryuji Fukuzumi
隆二 福住
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Dr La-Le Oodonetsusen & Co As
KENSETSU KIKAKU CONSULTANT KK
Le Oodonetsusen & Co As Dr
Taiyo Kogyo Co Ltd
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、発泡樹脂ブロックを積み重ねて構
築した構築物の一体化の向上を計ることを目的とするも
のである。 【構成】 本発明は、法面上に発泡樹脂ブロックを積み
重ねて構築物を構築するときに、前記構築物から地盤へ
向かってアンカー装置61を水平状に配置することによ
って、前記構築物を背後より水平状に引張するようにし
たことを特徴とする発泡樹脂ブロックにより構築物を構
築する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発泡樹脂ブロックに
より構築物を構築する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図24の如く、地盤3上に盛土5
を行なう場合、盛土荷重による地盤沈下を防ぐために、
軽量な発泡樹脂ブロック1を積み重ねて盛土構造とした
例がある。
【0003】又、積み重ねた発泡樹脂ブロックの縁部の
自立性により、これを擁壁構造に代わるものとして実施
した例もある。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、従来の盛土
体や自立する壁体として使用されていた発泡樹脂ブロッ
ク1は構築物として一体化されたものではなく、単に発
泡樹脂ブロックを並べて発泡樹脂ブロック層4を形成
し、この上面に舗装構造2などを設けたに過ぎなかっ
た。
【0005】この場合、発泡樹脂ブロック1相互の一体
性は接触面の摩擦抵抗に頼るのみであり、盛土5に及ぼ
す地震や流水などの外力により、発泡樹脂ブロック層4
が崩壊するおそれがあった。
【0006】
【問題点を解決するための手段】この発明は、上記の問
題点に鑑みなされたものであり、発泡樹脂ブロックを積
み重ねて構築物を構築し、これら発泡樹脂ブロックを相
互に固定して、前記構築物の構造を保持するようにした
ものである。
【0007】即ち、本発明は発泡樹脂ブロックを多数積
み重ねて特定の構築物を構築し、さらに、これら発泡樹
脂ブロックを相互に固定して、地震等の外力によっても
崩壊しない恒久的な構築物を構築しようとするものであ
る。
【0008】このように、この発明は、所定の形状に形
成された発泡樹脂ブロックを、盛土体或いは自立壁体等
の構築物の形状に並列に或いは複数の層を形成するよう
に積み重ね、これら発泡樹脂ブロック相互を緊結して、
発泡樹脂ブロック相互を固定し、構築物の当初の構造が
外力によって変形したり、崩壊したりしないように保持
するようにしたものである。
【0009】尚、ここでいう発泡樹脂ブロックとは、発
泡樹脂よりなる特定形状に成形されたものをいう。
【0010】固定するとは、発泡樹脂ブロック相互を連
結し、ずれない状態で積層することをいう。
【0011】保持するとは、複数個の発泡樹脂ブロック
を相互に連結し固定して、特定形状に形成した構築物の
発泡樹脂ブロックの相互の連結が離脱したり、構築物の
構造が変形したり崩壊したりしないようにすることをい
う。
【0012】(実施例)以下、この発明を図面に従っ
て、説明する。
【0013】まず、この発明にかかる発泡樹脂ブロック
により構築物を構築する方法に使用する発泡樹脂ブロッ
クについて説明する。
【0014】図1に示すものは、発泡樹脂ブロック30
の側辺に溝状の目盛り3を設けたものである。同目盛り
3は同ブロック30を積み重ねて、構築物を構築する
際、発泡樹脂ブロック相互の位置関係を明確にし、又、
現場での発泡樹脂ブロック30の切断等の加工を迅速か
つ正確に行うことができるようにするものである。
【0015】図2に示すものは、ラップして積み重ねた
発泡樹脂ブロック30の溝4の位置が合致するように発
泡樹脂ブロック30の上面に側辺より1/4幅の所に排水
パイプ用の溝4を設けたものである。
【0016】これは同ブロック30を積み重ねて構築し
た構築物の水平方向の結束材料の通路、或いは排水路と
して有効である。
【0017】尚、上記図1及び図2に示す発泡樹脂ブロ
ック30の目盛り3や溝4は、同ブロック成形時におい
て形成されるのが一般的である。
【0018】次に、図3及び図4は発泡樹脂ブロック3
0の内部に円形又は正方形の2個の孔150を設けたも
のである。これは個々の発泡樹脂ブロック30の継目を
ラップして積み重ね、縦方向に貫通させるように構築す
れば、この貫通した孔150に補強材を充填することに
より、同ブロック30を一体化して形成することがで
き、また排水用の竪抗としても利用できる。
【0019】この孔150に充填する材料としては、前
記の目的に対応して、砂、砂利、砕石、プラスチックソ
イルセメントがあり、更に鉄筋、鉄パイプ、合成樹脂パ
イプ、或いは、鉄網、合成樹脂網等がある。
【0020】又、図5、図6に示すものは、個々の発泡
樹脂ブロック30に孔150、160を前記のものと同
様に設け、同ブロック30を千鳥状に又は交互に配列
し、発泡樹脂ブロック30相互を一体化させ、発泡樹脂
ブロック層34を形成したものである。そのうち図5は
縦方向に図6は横方向にそれぞれ一体化させたものを示
す。尚、図中162はワイヤー又はロープ、161はワ
イヤー又はロープの両端部に設ける金属或いはプラスチ
ックプレートである。
【0021】図7に示す発泡樹脂ブロック30は引張抵
抗材料153を混入してなるものである。発泡樹脂ブロ
ック30自体は、引張力に対してその抵抗性は小さいと
考えられ、構築物を構築した時に生じる引張力を考慮し
て前記の通りとする。引張抵抗材料153としては金
網、ネット等が考えられる。
【0022】次に、本発明にかかる発泡樹脂ブロックに
より構築物を構築する方法における緊結用金具による発
泡樹脂ブロックの相互の固定について説明する。
【0023】図8は、鉄板の緊結用金具65の平面図で
ある。この緊結用金具65は、四角形の鉄板であり、各
辺に2カ所、8個の発泡樹脂ブロックを相互に緊結し、
固定するための爪66が設けられている。但し、この緊
結用金具65は緊結する発泡樹脂ブロックの形状や緊結
される箇所に応じてその形状や爪の数を変えることがで
きる。この爪66は、指等で簡単に折り曲げることがで
き、垂直或いは水平方向に発泡樹脂ブロックを緊結し固
定できるようになっている。
【0024】即ち、上下段の発泡樹脂ブロックの固定に
使用する場合、爪66を上下に折り曲げ、上下の発泡樹
脂ブロック間に平面的に介在させ相互間のずれを防止す
る。
【0025】又、この金具65の中央には上下或いは水
平方向にアンカー用引張り鉄筋を挿入するための孔67
が設けられており、ボルト締め等によって発泡樹脂ブロ
ックを一体化するようになっている。
【0026】図9は、積み重ねた発泡樹脂ブロック層3
4の断面を示したもので、この発泡樹脂ブロック層34
により形成された壁面に緊結用金具65を取り付ける。
この場合、爪66は一方向のみ折り曲げ立てた状態に取
り付ける。
【0027】図10は、緊結用金具65を壁面において
使用する場合の他、アンカー用の鋼棒62にも取付け、
同ブロック30を相互に固定した使用状態を示す。
【0028】又、図11は前記鋼棒に代えて帯鉄63に
爪66を設け、いわば、緊結用金具兼ねたものによって
同ブロック30相互を固定する場合を示す。
【0029】次に、本発明の発泡樹脂ブロックにより構
築物を構築する方法により発泡樹脂ブロック相互を固定
し、その構造を保持した構築物の具体例を図12に示
す。図12はあとに詳述するが、発泡樹脂ブロックを使
用して、両側面を自立壁とした構築物を構築した状態を
示す断面図である。
【0030】即ち、発泡樹脂ブロック30を拘束材15
1により相互に固定し、その構造を保持して一体化した
もので、拘束材151は、金鋼、ネット或いは、ロープ
等の引張抵抗を有する材料とする。
【0031】尚、発泡樹脂ブロック相互の固定について
は、先に発泡樹脂ブロック自体の説明の項で述べた如
く、図4において積み重ねた発泡樹脂ブロックの貫通孔
150に補強材を充填することによっても行われる。
【0032】次に、本発明を自立壁体を例にとって説明
する。
【0033】発泡樹脂ブロックを積み重ねて自立壁を構
築する場合に、発泡樹脂ブロック相互が金具、補強材或
いは拘束材などで緊結されていれば、その自立性からそ
の壁面を外側から押さえるプレキャストコンクリートブ
ロックのような構造施設は基本的に不要である。しか
し、発泡樹脂ブロックの壁面を直射日光や各種の人為的
行為から護るためにカバーすることは必要である。その
方法としては塗料の塗布、吹き付け材の吹き付けがあ
り、又プレキャストコンクリートブロックや波板鉄板に
よる被覆を行えば、発泡樹脂ブロックの固定により強固
となる。
【0034】図13に示す実施例では、プレキャストコ
ンクリートブロック50を使用している。プレキャスト
コンクリートブロック50は、上圧に対抗する従来の擁
壁構造とは意味が異なり、水平さらには垂直にもほとん
ど外力の加わらない被覆体であるから、その構造力学的
配慮は少なくて良く、厚さも薄いもので良い。
【0035】図14はこのプレキャストコンクリートブ
ロック50の断面図を示したものであり、その脚部には
排水孔51、又上下適所にはボルト孔52、先端部には
波板或いは鉄板を乗せる切欠53が設けられている。
【0036】上記構成よりなるプレキャストコンクリー
トブロック50は縦横方向を変換して、同一製品を壁体
の上部構造に用いることができる。
【0037】図13はこのプレキャストコンクリートブ
ロック50を発泡樹脂ブロック層30に設置した状態を
示している。即ち、プレキャストコンクリートブロック
50を地盤33上に据え、透水性のよい砂質土を敷いて
埋戻し部35を作る。
【0038】続いて、発泡樹脂ブロック30を積み重ね
るが、この実施例の場合、直方体(120cm×24c
m×50cm)の基本体をなす発泡樹脂ブロック30を
使用している。
【0039】尚、図13に示すように、発泡樹脂ブロッ
ク30を積み重ねる際、発泡樹脂ブロック層34とプレ
キャストコンクリートブロック50との隙間に合成繊維
又は合成樹脂の透水性材料31を挿入してもよい。
【0040】この発泡樹脂ブロックの積み重ね作業と平
行して、発泡樹脂ブロック相互の固定作業、つまり、緊
結・補強・拘束作業と水平アンカー装置の取付作業と発
泡樹脂ブロックの裏込め作業とが行われる。
【0041】発泡樹脂ブロック相互の固定については先
に説明済みであるから、ここでは構築物における壁面部
の構築の観点から本発明に説明する。
【0042】図9において、発泡樹脂ブロック層34に
より形成された壁面を波板68で被覆するが、この壁面
と波板68との間には排水等の目的の空間69をとる。
そして緊結用金具65と波板68を同時に水平引張り材
70の端部のボルト71によって締める。水平引張り材
70のもう一方の端部は発泡樹脂ブロック層34により
形成された壁面の背面の地盤33或いは堅固な構築物に
固定するのである。
【0043】又、前記発泡樹脂ブロック層34の壁面を
被覆する波板68はその下部を図13又は図14におけ
るプレキャストコンクリートブロック50の切欠53に
乗せてボルト(図示省略)で固定するのである。尚、波
板68の代わりにキーストンプレートを使用してもよ
い。
【0044】次に、水平アンカー装置の取付作業につい
て説明する。
【0045】さて、図23に示すように、発泡樹脂ブロ
ック30を積み重ねて自立壁を構築するとき、壁高が低
い場合には、発泡樹脂ブロック30の天端面で上床板コ
ンクリート115を打設することにより壁体全体が安定
するが、壁高が高い場合には、壁高の中間高さにおいて
発泡樹脂ブロック30のはらみだし飛び出しを生ずる恐
れがある。このため、これを防ぐために壁体背後から引
張る水平アンカー装置60を設ける。図15及び図16
には中床板コンクリート61を使用した場合を示し、図
17及び図18には奥行き方向に一定間隔の鋼棒62を
使用した場合を示し、図19及び図20には奥行き方向
に一定間隔の帯鉄63を使用した場合を示した。
【0046】尚、鋼棒62或いは帯鉄63を使用した場
合は、これをピアノ線あるいは引張り強度のある合成繊
維、合成樹脂材に置き代えることもできる。
【0047】又、一例として、図15、図17及び図1
9にボーリング孔64にモルタルを充填した定着を示
し、図16、図18及び図20には地山斜面を段切りし
て、鋼棒、鋼管、木杭等の杭80を打ち込み、これに水
平材を定着させた状態を示した。尚、図17及び図19
にはターンバックル81を示した。
【0048】図10は鋼棒62を使用した場合における
図18の詳細断面図であり、発泡樹脂ブロック30相互
間が緊結用金具65によって固定されたものを加えて示
している。
【0049】図11は帯鉄63を使用した場合における
図20の詳細断面図であり、爪66を設けることによ
り、発泡樹脂ブロック30相互間の緊結の目的を兼ねる
ことができるようになっている。
【0050】図13に示す上床板コンクリート115、
或いは図15及び図16に示す上床板コンクリート11
5並びに中床板コンクリート61は、いずれも金網鉄筋
入りであって、積み重ねた発泡樹脂ブロックの一体化を
高める。
【0051】次に、一体化に重要な貢献をする縁部の埋
め殺し型枠について説明する。
【0052】図21は、床板コンクリート打設前の縁部
を示したもので、設置した埋め殺し型枠101は直立部
102と取付部103を有する薄鉄板である。直立部1
02は、発泡樹脂ブロック層34の側面の勾配と一致さ
せ得るように折曲自在に設けられている。又、取付部1
03は発泡樹脂ブロック30に喰い込ませることができ
るように、2箇所に2つの爪104が設けられると共
に、その両端にもう1つの埋め殺し型枠101と接続で
きるように連結孔105が設けられている。この連結孔
105にもう1つの埋め殺し型枠101と連結する帯鉄
106とボルト107とを取り付けて、該型枠101を
補強し、埋殺し型枠101相互の一体化を高め、据え付
けた型枠101の上面にコンクリートを打設するのであ
る。
【0053】尚、型枠101の長さは、積み重ねる発泡
樹脂ブロック30の幅かその倍数の幅に等しいことが望
ましい。型枠101設置時には、爪104を下方へ立て
発泡樹脂ブロック30に喰い込ませ、型枠101とのず
れを防ぐことができるように成っている。点線の爪10
4がその状態である。又、隣接する埋殺し型枠101に
設けた連結孔105に帯鉄106を載置しこれをボルト
107で固定し、型枠101相互を一体化するとき、下
方に突出したボルト107はアンカーとして、コンクリ
ートとの結合を高めることができる。
【0054】図13において、上床板コンクリート打設
後、上部プレキャストコンクリートブロック110を設
置し、上部及び下部プレキャストコンクリートブロック
110、50のボルト孔52によって波板68を定着す
る。
【0055】ここで、上部プレキャストコンクリートブ
ロック110の脚部に設けた排水孔111は、上段地表
面の水を処理するためのもので、水は発泡樹脂ブロック
層34により形成された壁面と波板68との隙間を流下
するようになっている。又、下部プレキャストコンクリ
ートブロック50の排水孔51は上記の排水と背後の地
盤の土中水を兼ねたものである。
【0056】尚、図22に示すように、油等から発泡樹
脂ブロック層34を保護するため、この上床板コンクリ
ートの下面に遮水シート120を入れてもよい。
【0057】又、遮水シート120に代えて耐水性シー
トを張り付けたり、耐火材を張り付けてもよい。
【0058】以上のように、この発明の方法に従って構
築された自立壁23を図23に示す
【0059】次に、両側面を自立壁とする構築物の実施
例を図12によって説明する。
【0060】この構築物を構成する発泡樹脂ブロックを
固定しその構造を保持するために、まず、地盤上に拘束
材151を平面状に敷き、次に発泡樹脂ブロック層30
を積み重ね発泡樹脂ブロック層34を形成する。発泡樹
脂ブロック30は緊結用金具65によって相互に緊結し
固定する。
【0061】次に発泡樹脂ブロック層34の発泡樹脂ブ
ロック相互の固定をさらに高めるために拘束材151に
よってこれを取り囲み被覆する。
【0062】特に発泡樹脂ブロック層34の中段及び上
段を拘束材によって拘束し、両側壁体の被覆構造に緊結
すると、構築物の構造の保持力を一層高めることができ
る。
【0063】尚、図12の構造は基本的に図23に示す
壁体を左右対象に構築したものであって図4及び図5に
示すような一体化の方法を適用することもできる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明は、発泡樹
脂ブロックを積み重ねて、構築物を構築し、これら発泡
樹脂ブロックを相互に固定して、前記構築物の構造を保
持するようにしたことを特徴としたものであって、積層
された発泡樹脂ブロックを構築物として固定し、一体化
するものであるため、地震等による外力が加わった場合
であっても、発泡樹脂ブロック相互がずれたり、その構
築物を崩壊したりするおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の発泡樹脂ブロックにより構築物を構
築する方法に使用する発泡樹脂ブロックを示した斜視図
である。
【図2】この発明の発泡樹脂ブロックにより構築物を構
築する方法に使用する発泡樹脂ブロックを示した斜視図
である。
【図3】この発明の発泡樹脂ブロックにより構築物を構
築する方法に使用する発泡樹脂ブロックを示した斜視図
である。
【図4】同じく、発泡樹脂ブロックを積み重ねた状態を
示す斜視図である。
【図5】同じく、発泡樹脂ブロックを積み重ねた状態を
示す斜視図である。
【図6】同じく、発泡樹脂ブロックを積み重ねた状態を
示す斜視図である。
【図7】引張抵抗材料を混入した発泡樹脂ブロックを示
した斜視図である。
【図8】緊結用金具を示した平面図である。
【図9】緊結用金具を発泡樹脂ブロック層に設置した状
態を示す断面図である。
【図10】アンカー装置として鋼棒を使用した状態を示
す拡大断面図である。
【図11】アンカー装置として緊結用金具を使用した状
態を示す拡大断面図である。
【図12】発泡樹脂ブロックを使用して、両側面を直立
壁とした構築物を構築した状態を示す断面図である。
【図13】プレキャストコンクリートを発泡樹脂ブロッ
ク層に設置した状態を示す断面図である。
【図14】プレキャストコンクリートを示した側面図で
ある。
【図15】アンカー装置を発泡樹脂ブロック層に設置し
た状態示す断面図である。
【図16】アンカー装置を発泡樹脂ブロック層に設置し
た状態示す断面図である。
【図17】アンカー装置を発泡樹脂ブロック層に設置し
た状態示す断面図である。
【図18】アンカー装置を発泡樹脂ブロック層に設置し
た状態示す断面図である。
【図19】アンカー装置を発泡樹脂ブロック層に設置し
た状態示す断面図である。
【図20】アンカー装置を発泡樹脂ブロック層に設置し
た状態示す断面図である。
【図21】埋殺し型枠を示す斜視図である。
【図22】発泡樹脂ブロック層を保護するための遮水シ
ートを発泡樹脂ブロック層の上面に入れた状態を示す断
面図である。
【図23】自立壁を示す断面図である。
【図24】従来の工法により構築された道路を示す断面
図である。
【符号の説明】
30・・・発泡樹脂ブロック 34・・・発泡樹脂ブロック層 60・・・アンカー装置 65・・・緊結用金具
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】発泡樹脂ブロック構築物の構築方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発泡樹脂ブロック構
築物の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図19の如く、地盤3上に盛土5
を行う場合、盛土荷重による地盤沈下を防ぐために、軽
量な発泡樹脂ブロック1を積み重ねて盛土構造とした例
がある。又、積み重ねた発泡樹脂ブロックの縁部の自立
性により、これを従来の擁壁構造に代わるものとして実
施した例もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
盛土や自立壁として使用されていた発泡樹脂ブロック1
は構築物として一体化されたものではなく、単に発泡樹
脂ブロックを積み重ねて発泡樹脂ブロック構築物4を形
成し、この上面に舗装構造2などを設けたに過ぎなかっ
た。この場合、発泡樹脂ブロック1相互の一体性は接触
面の摩擦抵抗に頼るのみであり、盛土5に及ぼす地震や
流入水などの外力により、発泡樹脂ブロック構築物4が
崩壊する恐れがあった。
【0004】また、発泡樹脂ブロックを積み重ねて自立
壁を構築するときに、その構築物の壁高が低い場合に
は、自立壁の天端面に上床板コンクリートを打設するこ
とにより、当該上床板コンクリートの荷重によって自立
壁の安定化を計ることができるものの、構築物の壁高が
高い場合には、壁高の中間高さにおいて発泡樹脂ブロッ
クのはらみ出し飛び出しを生じるということもあった。
また、発泡樹脂ブロック構築物背後の地山の勾配、軟
硬、排水等の条件によって、あるいは地震や流入水など
の外力によって当該構築物全体が移動するということも
あった。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであり、発泡樹脂ブロック相互を固定して発泡樹脂ブ
ロック構築物の構造を保持するとともに、当該構築物の
発泡樹脂ブロックのはらみ出し飛び出しを防止し、かつ
構築物全体の移動を防止して構築物の安定化を計る発泡
樹脂ブロック構築物の構築方法を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、「発泡樹脂ブロックを積み
重ねて自立壁や盛土などの構築物を構築する方法におい
て、前記構築物を構成する発泡樹脂ブロック相互を固定
するとともに、鋼棒、帯鉄などのアンカー装置を前記構
築物内に配置し、このアンカー装置の一端を当該発泡樹
脂ブロック構築物背後の地盤若しくは堅固な構築物に定
着させて、前記構築物を背後より水平状に引張するよう
にしたことを特徴とする発泡樹脂ブロック構築物の構築
方法」をその要旨とした。
【0007】尚、本発明でいう発泡樹脂ブロックとは、
発泡樹脂よりなる特定形状に成形されたものをいう。固
定するとは、発泡樹脂ブロック相互を連結して、そのブ
ロック相互がズレたり外れたりしない状態とすることを
いう。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の発泡樹脂ブロック構築物の
構築方法を図面に従って更に詳しく説明する。まず、発
泡樹脂ブロックを積み重ねて自立壁や盛土などの発泡樹
脂ブロック構築物を構築する際に、構築物を構成する発
泡樹脂ブロック相互を固定することについて説明する。
【0009】図1に示すものは、側辺に溝状の目盛り1
2を設けた発泡樹脂ブロック11である。目盛り12は
同ブロック11を積み重ねて、構築物を構築する際、発
泡樹脂ブロック相互の位置関係を明確にし、又、現場で
の発泡樹脂ブロック11の切断等の加工を迅速かつ正確
に行うことができるようにするものである。図2に示す
ものは、ラップして積み重ねた発泡樹脂ブロック11の
溝13の位置が合致するように発泡樹脂ブロック11の
上面に側辺より1/4幅の所に排水パイプ用の溝13を
設けたものであり、これは同ブロック11を積み重ねて
構築した構築物の水平方向の結束材料の通路、或いは排
水路として有効である。尚、上記図1及び図2に示す発
泡樹脂ブロック11の目盛り12や溝13は、同ブロッ
ク成形時において形成されるのが一般的である。
【0010】図3及び図4に示すものは、発泡樹脂ブロ
ック11の内部に円形又は正方形の2個の孔14を設け
たものである。これは個々の発泡樹脂ブロック11の継
目をラップして積み重ね、縦方向に貫通させるように構
築すれば、この貫通した孔14に補強材を充填すること
により、同ブロック11を固定化し一体化することがで
き、また排水用の竪抗としても利用できる。この孔14
に充填する材料としては、その目的に応じて、砂、砂
利、砕石、プラスチックソイルセメントがあり、更に鉄
筋、鉄パイプ、合成樹脂パイプ、或いは、鉄網、合成樹
脂網等がある。
【0011】又、図5、図6に示すものは、個々の発泡
樹脂ブロック11に孔14を前記のものと同様に設け、
同ブロック11を千鳥状に又は交互に配列して前記孔1
4を連通させ、この孔14に補強材15を充填すること
により、発泡樹脂ブロック11相互を固定化させ一体化
したものである。そのうち図5は縦方向に、図6は横方
向にそれぞれブロック11を一体化させたものを示す。
尚、図6中補強材15はワイヤー又はロープ、16はワ
イヤー又はロープの両端部に設ける金属或いはプラスチ
ックプレートである。
【0012】図7に示す発泡樹脂ブロック11は引張抵
抗材料19を混入してなるものである。発泡樹脂ブロッ
ク11自体は、引張力に対してその抵抗性は小さいと考
えられ、構築物を構築した時に生じる引張力を考慮して
前記の通りとする。引張抵抗材料19としては金網、ネ
ット、合成繊維等が考えられる。
【0013】上記の如き態様を示す発泡樹脂ブロック1
1を積み重ねて発泡樹脂ブロック構築物を構築するので
あるが、各発泡樹脂ブロック11相互の固定には、図
5、6のブロック11の孔14に補強材15を充填して
固定する方法の他、図8に示すような、四角形の鉄板で
あり、各辺に2カ所、8個の発泡樹脂ブロックを相互に
緊結し、固定するための爪21が設けられていると共
に、中央に鋼棒などのアンカー装置を挿入するための孔
17を設けた緊結用金具20を用い、これにより発泡樹
脂ブロック11相互を固定する方法、図18の示すよう
に、金網、ネット、ロープ或いは、合成繊維等の引張抵
抗を有する材料よりなる拘束材22を用い、この拘束材
22により発泡樹脂ブロック11を積み重ねてなる構築
物23の一部若しくは全部を包囲して発泡樹脂ブロック
11相互を固定する方法を好ましい例として挙げること
ができる。また、各発泡樹脂ブロック11相互を固定す
るため、これらの方法を複数併用したならば、発泡樹脂
ブロック構築物23をより堅固なものとすることができ
る。
【0014】次に、本発明の構築方法における該発泡樹
脂ブロック構築物の安定化を目的とした当該構築物内へ
のアンカー装置の配置、アンカー装置の定着について説
明する。アンカー装置としては、図9、10、11に示
すように、鋼棒24、帯鉄25、金網を入れた中床板コ
ンクリート26などを挙げることができる。このアンカ
ー装置は構築物23の壁面27から背後の地盤28へ至
るだけの長さ若しくは広さを有しているのが好ましい
が、当該発泡樹脂ブロック構築物23自体、発泡樹脂ブ
ロック11相互が固定されて一体化されていることか
ら、基本的にはアンカー装置が構築物23の一部に取り
付けられ、その一端が構築物23背面の地盤28に定着
可能な分だけ構築物23背面から突出するだけの長さ若
しくは広さを有しておればよい。
【0015】このアンカー装置の構築物23内への配置
は、ブロック11の固定時、固定後のいずれでもよく、
構築物23の壁面27から構築物23背面にかけて水平
状に配すると共に、その一端が定着可能な分だけ構築物
23背面から突出するようにする。構築物23背面の地
盤28への定着例としては、図9、10、11に示すボ
ーリング孔29にモルタルを充填した定着や、図12、
13、14に示す地山斜面を段切りして、鋼棒、鋼管、
木杭等の杭30を打ち込み、これにアンカー装置を定着
させるというものを挙げることができる。尚、アンカー
装置の定着は発泡樹脂ブロックの設計上の安定度、構築
物背後の地山の軟硬、勾配、排水等の諸条件により、ア
ンカー装置の定着レベル、方法を変更することができ
る。尚、構築物の背面に堅牢な構築物が有ればこれに定
着するようにしてもよい。
【0016】図9、図12、図15、図16に示すもの
は、アンカー装置として鋼棒24を用いたものであり、
緊結用金具20によって発泡樹脂ブロック11相互を固
定した構築物23内の奥行き方向に一定間隔で鋼棒24
を当該構築物23の背面へ突出するように水平状に配置
し、これを緊結用金具20によってブロック11に取付
け、この鋼棒24の壁面27側の一端を壁面27を被覆
する波板31にボルト32によって締め付け、もう一方
の端を構築物23背後の地盤28に定着したものであ
る。図9に示すものは鋼棒24の端部をボーリング孔2
9にモルタルを充填して定着させた例を示し、図12に
示すものは地山斜面を段切りして、鋼棒、鋼管、木杭等
の杭30を打ち込み、これに鋼棒24の端部を定着した
例を示したものである。
【0017】図10、13、17に示すものは、アンカ
ー装置として帯鉄25を用いたものであり、緊結用金具
20によって発泡樹脂ブロック11相互を固定した構築
物23内の奥行き方向に一定間隔で帯鉄25を当該構築
物23の背面へ突出するように水平状に配置するととも
に、帯鉄25の爪31で発泡樹脂ブロック11相互間を
固定し、同帯鉄25を発泡樹脂ブロック11相互間に取
付け、この帯鉄25の一端を構築物23背後の地盤28
に定着したものである。図10に示すものは帯鉄25の
端部をボーリング孔29にモルタルを充填して定着させ
た例を示し、図13に示すものは杭30を打ち込み、こ
れに帯鉄25の端部を定着した例を示したものである。
尚、上記鋼棒24や帯鉄25に替えてワイヤーロープや
引張り強度のある合成繊維若しくは合成樹脂材を使用す
ることもできる。
【0018】図11、図14に示すものは、アンカー装
置として中床板コンクリート26を用いたものであり、
発泡樹脂ブロック11相互を固定した構築物23内にサ
ンドイッチ状に中床板コンクリート26を介在させて、
構築物23の支持力又は同構築物23の一体性を高めた
ものである。図に示したものは、中床板コンクリート2
6と共に構築物天端に上床板コンクリート33を打設し
ており、前記構築物23の支持力及び同構築物23の一
体性の向上が計られている。尚、図11、14において
は、中床板コンクリート26及び上床板コンクリート3
3内部に金網鉄筋が混入されている。図11に示すもの
は中床板コンクリート26の端部をボーリング孔29に
モルタルを充填して定着させた例を示し、図14に示す
ものは杭30を打ち込み、これに中床板コンクリート2
6の端部を定着した例を示したものである。
【0019】
【発明の効果】上記構成を備えたことにより、本発明の
発泡樹脂ブロック構築物の構築方法にあっては、発泡樹
脂ブロック相互を緊結用金具などの固定手段によって固
定して発泡樹脂ブロック構築物の構造を保持するととも
に、アンカー装置を当該構築物内に配置し、このアンカ
ー装置の一端を当該構築物背後の地盤などに定着させる
ようにしたことから、発泡樹脂ブロックのはらみ出し飛
び出しを防止し、かつ構築物全体の移動を防止して構築
物の安定化を計ることができ、発泡樹脂ブロック構築物
背後の地山の勾配、軟硬、排水等の条件によって、ある
いは地震や流入水などの外力によっても、当該構築物全
体が移動することがない。また、地震等による外力が加
わった場合であっても、発泡樹脂ブロック相互がズレた
り、その構築物が崩壊したりする恐れもない。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1、2、3】本発明の発泡樹脂ブロックにより構築
物を構成する発泡樹脂ブロックを示した斜視図である。
【図4、5、6】発泡樹脂ブロックを積み重ねた状態を
示した斜視図である。
【図7】引張抵抗材料を混入した発泡樹脂ブロックを示
した斜視図である。
【図8】緊結用金具を示した平面図である。
【図9、10、11、12、13、14】アンカー装置
を発泡樹脂ブロック構築物内に配置した状態を示した断
面図である。
【図15、16】アンカー装置として鋼棒を使用した状
態を示した拡大断面図である。
【図17】アンカー装置として帯鉄を使用した状態を示
した拡大断面図である。
【図18】構築物を拘束材で被覆した状態を示した拡大
断面図である。
【図19】従来の工法により構築された道路を示した断
面図である。
【符号の説明】 11・・・発泡樹脂ブロック 23・・・構築物 24・・・鋼棒 25・・・帯鉄 26・・・中床板コンクリート ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図9】
【図13】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図10】
【図11】
【図12】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590003009 ドクター・ラール・オードネッセン・アン ド・カンパニー・エイ・エス ノルウェー,0356 オスロ 3 ローゼン ボルグト 1B (72)発明者 福住 隆二 大阪市西区靱本町3丁目5番25号 株式会 社建設企画コンサルタント内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 法面上に発泡樹脂ブロックを積み重ねて
    構築物を構築するときに、前記構築物から地盤へ向かっ
    てアンカー装置を水平状に配置することによって、前記
    構築物を背後より水平状に引張するようにしたことを特
    徴とする発泡樹脂ブロックにより構築物を構築する方
    法。
JP40336390A 1990-12-18 1990-12-18 発泡樹脂ブロック構築物の構築方法 Expired - Lifetime JPH0674589B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101027563B1 (ko) * 2008-09-10 2011-04-06 장지건 경량 매트 구조체
JP2018199941A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 インフラテック株式会社 軽量盛土構造、および軽量盛土の構築方法

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