JPH06100140A - エプロンコンベア用付着防止装置 - Google Patents
エプロンコンベア用付着防止装置Info
- Publication number
- JPH06100140A JPH06100140A JP27918392A JP27918392A JPH06100140A JP H06100140 A JPH06100140 A JP H06100140A JP 27918392 A JP27918392 A JP 27918392A JP 27918392 A JP27918392 A JP 27918392A JP H06100140 A JPH06100140 A JP H06100140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron
- conveyor
- apron conveyor
- cam
- hammer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エプロンコンベアのエプロンに付着した付着
性の強い物質を剥離落下させる為の装置を提案する。 【構成】 エプロンコンベアの内部を貫通する回動可能
な水平軸と、水平軸に取付けられたL字形状の槌打器
と、ローラーが移動すると回転するように水平軸に取付
けられたカムとを設けている。 【効果】 特に高温の粉体であっても確実に剥離落下さ
せられ、エプロンコンベアの故障や磨耗を減少し寿命を
大巾に伸ばす。
性の強い物質を剥離落下させる為の装置を提案する。 【構成】 エプロンコンベアの内部を貫通する回動可能
な水平軸と、水平軸に取付けられたL字形状の槌打器
と、ローラーが移動すると回転するように水平軸に取付
けられたカムとを設けている。 【効果】 特に高温の粉体であっても確実に剥離落下さ
せられ、エプロンコンベアの故障や磨耗を減少し寿命を
大巾に伸ばす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、付着性の強い物質を搬
送するエプロンコンベアのエプロンへの付着防止装置に
関するものである。
送するエプロンコンベアのエプロンへの付着防止装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ベルトコンベアの付着防止装置として
は、例えばブラシ式、ロータリー式、スクレーバー式等
種々の付着防止装置が考案されているが、エプロンコン
ベア用の付着防止装置に関しては特筆すべきものは無
い。
は、例えばブラシ式、ロータリー式、スクレーバー式等
種々の付着防止装置が考案されているが、エプロンコン
ベア用の付着防止装置に関しては特筆すべきものは無
い。
【0003】その結果、付着性の強い物質をエプロンコ
ンベアで搬送した場合、例えば、約1000℃で焼成し
た塊状物を搬送する際には高温の付着性の強い粉末がエ
プロンに付着し、エプロンに付着した物質がリターン側
の各所で剥離落下しケーシング内に堆積する。その結
果、運転電流が増大したり、はなはだしい場合には運転
不能に陥るといった問題があった。又、これらの粉末は
高温で磨耗性が強いので、エプロンコンベアの各部を磨
耗させ、エプロンコンベアの寿命を短かくしてしまうと
いった問題もあった。
ンベアで搬送した場合、例えば、約1000℃で焼成し
た塊状物を搬送する際には高温の付着性の強い粉末がエ
プロンに付着し、エプロンに付着した物質がリターン側
の各所で剥離落下しケーシング内に堆積する。その結
果、運転電流が増大したり、はなはだしい場合には運転
不能に陥るといった問題があった。又、これらの粉末は
高温で磨耗性が強いので、エプロンコンベアの各部を磨
耗させ、エプロンコンベアの寿命を短かくしてしまうと
いった問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は付着性の強い
物質をエプロンコンベアのエプロンから剥離落下させる
装置、特に高温の焼成物を搬送する場合にも、安定して
使用可能な簡潔な構造のエプロンコンベア用付着防止装
置を提案することを目的とする。
物質をエプロンコンベアのエプロンから剥離落下させる
装置、特に高温の焼成物を搬送する場合にも、安定して
使用可能な簡潔な構造のエプロンコンベア用付着防止装
置を提案することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のエプロンコンベ
ア用付着防止装置は、ローラーとコンベアチェーンから
なる搬送用チェーンにより搬送されるエプロンコンベア
の付着防止装置であって、エプロンコンベアの内部を貫
通する回動可能な水平軸と、該水平軸に固着したL字形
状の槌打器と、ローラーとの接触により回転可能なよう
に該水平軸に固着したカムとを設けた点に特徴がある。
ア用付着防止装置は、ローラーとコンベアチェーンから
なる搬送用チェーンにより搬送されるエプロンコンベア
の付着防止装置であって、エプロンコンベアの内部を貫
通する回動可能な水平軸と、該水平軸に固着したL字形
状の槌打器と、ローラーとの接触により回転可能なよう
に該水平軸に固着したカムとを設けた点に特徴がある。
【0006】
【作用】以下本発明の一実施例を図面により説明する。
図1は本発明のエプロンコンベア用付着防止装置の組立
図(他端の軸受部は省略してある)、図2はハンマー1
の正面図および平面図、図3はカム2の正面図および平
面図である。シャフト4はキャタビラ状のエプロンコン
ベア(図示していない)の内部を貫通してあり、その両
端にある軸受3により回動可能なように軸支されてい
る。ハンマー1はシャフト4に固着してあり、シャフト
4が回転した時にエプロン7の裏面を直角に槌打できる
ようにL字形状である。カム2はシャフト4に固着して
あり、ローラーと接触可能になっている。図示はしてい
ないが、エプロンコンベアが室外にある時は軸受3以外
はケーシングで囲まれた構造を取る。
図1は本発明のエプロンコンベア用付着防止装置の組立
図(他端の軸受部は省略してある)、図2はハンマー1
の正面図および平面図、図3はカム2の正面図および平
面図である。シャフト4はキャタビラ状のエプロンコン
ベア(図示していない)の内部を貫通してあり、その両
端にある軸受3により回動可能なように軸支されてい
る。ハンマー1はシャフト4に固着してあり、シャフト
4が回転した時にエプロン7の裏面を直角に槌打できる
ようにL字形状である。カム2はシャフト4に固着して
あり、ローラーと接触可能になっている。図示はしてい
ないが、エプロンコンベアが室外にある時は軸受3以外
はケーシングで囲まれた構造を取る。
【0007】図4は本発明のエプロンコンベア用付着防
止装置の動作状態を示めす図である。コンベアチェーン
5が進行するにつれてローラー6によりカムが駆動され
て図4(b)の様にハンマー1が振り上げられた状態と
なる。図4(b)の状態をすぎるとカム2とローラー6
の接触が外れ、図4(a)の様にハンマー1が自重で振
り降ろされエプロン7の裏面に衝撃を与え、エプロン7
表面への付着物を強制的に剥離させる。剥離された物は
ハンマリング箇所の下部に適宜設けられた排出口を通じ
てケーシング外部へ排出される。
止装置の動作状態を示めす図である。コンベアチェーン
5が進行するにつれてローラー6によりカムが駆動され
て図4(b)の様にハンマー1が振り上げられた状態と
なる。図4(b)の状態をすぎるとカム2とローラー6
の接触が外れ、図4(a)の様にハンマー1が自重で振
り降ろされエプロン7の裏面に衝撃を与え、エプロン7
表面への付着物を強制的に剥離させる。剥離された物は
ハンマリング箇所の下部に適宜設けられた排出口を通じ
てケーシング外部へ排出される。
【0008】ハンマー1の大きさと個数は、エプロンコ
ンベアの大きさ、物質の付着力の強弱により適宜選定さ
れる。カム2とハンマー1との角度により調整されるハ
ンマー1の振り上げ角度も同様である。
ンベアの大きさ、物質の付着力の強弱により適宜選定さ
れる。カム2とハンマー1との角度により調整されるハ
ンマー1の振り上げ角度も同様である。
【0009】以上の様に、本発明のエプロンコンベア用
付着防止装置は、搬送体表面の平滑なベルトコンベアと
異り、搬送体表面の複雑なエプロンコンベアに適合する
様、ハンマリング方式を採用し、搬送される物質による
ハンマリング装置自体への悪影響を避ける為、エプロン
の裏面をハンマリングする方式とし、又、特別な駆動装
置を使わず、搬送用チェーンを駆動源とするといった簡
潔な構造であるので、高温域で焼成物を搬送するといっ
た過酷な条件でも安定した稼働が可能となる。
付着防止装置は、搬送体表面の平滑なベルトコンベアと
異り、搬送体表面の複雑なエプロンコンベアに適合する
様、ハンマリング方式を採用し、搬送される物質による
ハンマリング装置自体への悪影響を避ける為、エプロン
の裏面をハンマリングする方式とし、又、特別な駆動装
置を使わず、搬送用チェーンを駆動源とするといった簡
潔な構造であるので、高温域で焼成物を搬送するといっ
た過酷な条件でも安定した稼働が可能となる。
【0010】
【発明の効果】本発明を付着性の強い物質の搬送に用い
られるエプロンコンベアに採用したところ、付着防止に
多大の効果が得られ、堆積物量が大巾に減少し、かつエ
プロンコンベアの機械的故障の低減効果及び高温の粉体
による磨耗の減少効果も得られエプロンコンベアの寿命
が約3ケ月から約2年に伸びた。
られるエプロンコンベアに採用したところ、付着防止に
多大の効果が得られ、堆積物量が大巾に減少し、かつエ
プロンコンベアの機械的故障の低減効果及び高温の粉体
による磨耗の減少効果も得られエプロンコンベアの寿命
が約3ケ月から約2年に伸びた。
【図1】本発明のエプロンコンベア用付着防止装置の組
立図である(他端の軸受部は省略してある)。
立図である(他端の軸受部は省略してある)。
【図2】(a)ハンマーの平面図、(b)ハンマーの正
面図である。
面図である。
【図3】(a)カムの平面図、(b)カムの正面図であ
る。
る。
【図4】(a),(b)本発明のエプロンコンベア用付
着防止装置の動作状態を示めす図である。
着防止装置の動作状態を示めす図である。
1 ハンマー 2 カム 3 軸受 4 シャフト 5 コンベアチェーン 6 ローラー 7 エプロン
Claims (1)
- 【請求項1】 ローラーとコンベアチェーンからなる搬
送用チェーンにより搬送されるエプロンコンベアの付着
防止装置であって、エプロンコンベアの内部を貫通する
回動可能な水平軸と、該水平軸に固着したL字形状の槌
打器と、ローラーとの接触により回転可能なように該水
平軸に固着したカムとを設けたことを特徴とするエプロ
ンコンベア用付着防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27918392A JPH06100140A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | エプロンコンベア用付着防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27918392A JPH06100140A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | エプロンコンベア用付着防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06100140A true JPH06100140A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17607604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27918392A Pending JPH06100140A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | エプロンコンベア用付着防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06100140A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106241285A (zh) * | 2016-08-24 | 2016-12-21 | 武汉天龙饲料有限公司 | 一种刮板输送装置 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP27918392A patent/JPH06100140A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106241285A (zh) * | 2016-08-24 | 2016-12-21 | 武汉天龙饲料有限公司 | 一种刮板输送装置 |
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