JPH0599754A - 時間−温度積算インジケーター - Google Patents

時間−温度積算インジケーター

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JPH0599754A
JPH0599754A JP4016115A JP1611592A JPH0599754A JP H0599754 A JPH0599754 A JP H0599754A JP 4016115 A JP4016115 A JP 4016115A JP 1611592 A JP1611592 A JP 1611592A JP H0599754 A JPH0599754 A JP H0599754A
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JP
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temperature
time
specific
substrate
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JP4016115A
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English (en)
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Thomas J Jalinski
トーマス・ジエイ・ジヤリンスキ
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Oscar Mayer Foods Corp
Original Assignee
Oscar Mayer Foods Corp
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Publication date
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    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/36Freezing; Subsequent thawing; Cooling
    • A23L3/37Freezing; Subsequent thawing; Cooling with addition of or treatment with chemicals
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N31/00Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製品の安全性と品質を直接目視することができ
る、室温貯蔵又は冷凍貯蔵に適した食品用の新しい時間
−温度積算インジケーターを提供すること。 【構成】活性試薬とこの活性試薬に対して特異的な基質
とを含む第1特異的反応対と第2特異的反応対およびp
H感受性染料からなることを特徴とする時間−温度積算
インジケーター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製品の時間−温度歴を指
示するインジケーター系に関する。さらに詳しくは、本
発明は食品又はその他の物質の冷凍貯蔵の安全限界を監
視するための新しい改良された時間−温度積算インジケ
ーターに関する。
【0002】
【従来の技術】食品が不利な温度条件にさらされたか否
かを検出することが望ましいことは以前から認識されて
おり、この種の多くのインジケーターデバイスが特許文
献に述べられている。これらのインジケーターの特に一
般的な1種類は冷凍食品が解凍されたか否かを検出する
ためのインジケーターに関する。典型的に、これらの冷
凍インジケーターは、所定温度において溶融して化学的
に又は物理的に不可逆的にインジケーターを活性化する
冷凍物質を含む。これらのデバイスの典型的なものは米
国特許第3,437,010号、その他に述べられてい
るデバイスである。大抵の冷凍食品インジケーターデバ
イスは単に解凍をシグナルで知らせるに過ぎず、食品が
解凍されている期間又は食品が解凍されるもしくは解凍
された温度を測定しようとは試みてはいない。
【0003】食品のための他の種類の公知インジケータ
ーは、若干の例を挙げると米国特許第3,414,41
5号と米国特許第3,479,877号に示されている
ように、灯心(wick)等の浸透性要素による拡散も
しくは毛管作用を利用して段階度を与える。
【0004】低温下で貯蔵、不活性雰囲気中での包装、
殺菌及び腐敗遅延剤の添加のような予防措置を採った場
合にも、天然物質及び合成物質が時間の経過と共に劣化
することは、現在認められている。例えば、食品、フィ
ルム、医薬品、生物学的製品等は微生物学的劣化を阻止
するために殺菌された場合又は充分な低温に維持された
場合にも、時間の経過と共にそれぞれ分解を示す。分解
は例えば酸化及び酵素プロセスのような厳密な化学反応
を含めた種々な理由から生じうる。従って、各種類の物
質に対して性質の認識可能な変化が生ずるまでのその許
容貯蔵寿命の限界がしばしば存在する。この時間限界が
過ぎる時を指示する系が食品包装業界で望まれている。
【0005】これらのプロセスに関係する劣化動力学は
きわめて複雑であると考えられる。一般に劣化は温度の
関数であるが、製品の劣化速度は温度によって変化し、
第1温度ではある劣化速度が観察され、第2温度では異
なった劣化速度が観察される。劣化の総合度又は全体度
は各温度において製品が維持される時間、すなわち時間
と温度との積分値(integral)に依存する。こ
れの実際の効果は例えば同時に包装された同じ食品サン
プル2個から知ることができる。これらの両方のサンプ
ルに対して食品の品質の認識可能な変化が生ずるまで有
限の時間温度積分値が存在すると考えられる。ある包装
がその流通もしくは貯蔵の過程において10゜もしくは
20゜以上の温度上昇を可能にするならば、その品質の
貯蔵寿命は適当な低温の冷凍温度にその全貯蔵期間維持
される他の包装に比べて低下する。通常の冷凍表示ケー
スで保存されている、これらの両包装品を購入しようと
する消費者はかれらが購入しようとする製品の温度歴の
この差異を確認する手段を有さない。
【0006】製品の温度歴を監視する系が示唆されてい
る。米国特許第2,671,028号はインジケーター
系に例えばペプシンのような酵素を用いる。米国特許第
3,571,382号はウレアーゼが尿素を分解し、反
応生成物が系のpHを変化させる酵素インジケーターを
開示する。酵素活性、従って分解速度は温度に依存する
ので、酵素活性から生ずるpH変化を通常の酸−塩基イ
ンジケーターによって監視することができる。米国特許
第3,768,976号に述べられているもう一つの系
では、時間温度積算(integrating)がレド
ックス染料の使用によってフィルムの酸素浸透を監視す
ることによって実施される。
【0007】最後に米国特許第3,942,467号で
は、一次反応速度においてソルボリシスを受けて既知量
の酸を発生する有機酸発生成分を含む時間−温度積算イ
ンジケーターが述べられている。溶媒又はソルボリシス
媒質に一定温度における一定期間のソルボリシスによっ
て発生する酸を中和するために充分なアルカリ性物質の
既知量を供給する。ソルボリシス反応速度は温度上昇に
よって上昇する。アルカリ性物質の全てを中和するため
に充分な量の酸が発生した時を指示するpH感受性染料
が供給される。好ましい実施態様では、異なる塩基性度
の2種類のアルカリ性物質を2種類以上のpH感受性染
料と共に用いる。この好ましい実施態様によると、イン
ジケーター溶液は、第1アルカリ性物質がインジケータ
ーのpHを第1中間範囲に減ずるために充分な程度に中
和され、それによって第2中間色までの変色を生ずるま
で、第1色を指示する。第2アルカリ性物質が中和さ
れ、インジケーターpHが酸性範囲にシフトし、全体の
インジケーターが第3色に変化するまで、第2色が維持
される。
【0008】この先行技術インジケーターによると、色
の段階的変化が観察され、認識可能な変色発生の時間的
遅延はインジケーター用途に望ましい又は必要な時間よ
りも長時間を要する。さらに、この特許から明らかであ
るように、酸先駆体物質のソルボリシスはソルボリシス
反応の半減期を増加するために特定の溶媒組合せの使用
を必要とする。このことは、この特許に示唆されている
補助溶媒(co−solvent)が例えばジオキサン
を含むような現在の関係では、好ましくない。これらの
補助溶媒は一般に控え目に用いるべきである。
【0009】満足できる時間−温度積算インジケーター
の開発における基本的問題は時間−温度分解の第2導関
数(温度変化の単位あたりの速度変化)が製品毎に異な
るという事実である。従って、ある種の果物及び液果の
温度変化単位あたりの劣化速度変化は赤身肉の劣化速度
変化とは非常に異なる。酪農製品の値は液果及び食肉の
両方の値から異なる。従って、単一酵素反応又は一定フ
ィルムの透過性に依存する系は、温度に対するある種の
分解速度変化の同じ勾配の関係を示す物質のみのインジ
ケーターとして適切である。
【0010】時間−温度積算インジケーター系は室温未
満の温度における長期間の貯蔵期間を監視する用途に限
定されない。同じ考察が短期間及び高温にも適用され
る。例えば、製品が適切に熱殺菌されたことを確認する
ためにこの系を用いることができる。このように、この
インジケーターはオートクレーブ処理される缶詰製品が
必要な殺菌度を得るために必要な、適当な時間−温度積
分値にさらされたことを保証するために実に見事に適す
る。この場合に、必要な殺菌パラメーターに達した又は
これを越えたことのシグナルとしてインジケーターの燃
焼(firing)を用いる。同様に、この種のインジ
ケーターは外科器具が適当な殺菌条件を受けたこと又は
医薬品が許容期間を越えた期間貯蔵されていないことを
保証するために用いることができる。同様に、この種の
インジケーターは酪農製品が適当に低温殺菌されたこと
等を指示するために酪農産業に用いられる。
【0011】先行技術の時間−温度積算インジケーター
に関する主要な問題はこれらの時間反応が一般に受容さ
れないことである。観察者が識別可能である充分な発色
はしばしばインジケーター寿命の30〜100%のよう
な長時間を要する。
【0012】現在、調理された新鮮な食品の室温貯蔵寿
命を延ばすための改良された雰囲気包装と新しい、安全
な保存剤物質との開発によって、消費大衆は今まで得ら
れなかったような高品質の新鮮な味の食品の多くを楽し
むことができる。冷凍形もしくは缶詰の食品を提供する
代わりに、調理された新鮮な食品を処理して、改良され
た雰囲気包装して貯蔵し、冷凍条件下で充分に長期間貯
蔵した後にこれらの新鮮な食品を消費者に利用可能にす
ることが現在可能である。例えば七面鳥、ハムのような
種々のランチョンミート及びチーズを含むランチョント
レーが具体的な例である。これらの製品を可能にする改
良はこれらの包装中の製品の室温貯蔵安定性を数時間〜
1日から数日〜1週間までに延長させている。このこと
は食品をそれらの改良された長い貯蔵期間内に消費者に
直接消費させるための食品の分配チェーンを可能にす
る。
【0013】理論的には、その劣化が監視されている貯
蔵品の性質のある温度における変化速度の低温における
変化速度に対する比は物質毎に異なる。この値はしばし
ば10゜上昇について表現され、摂氏スケールに対して
は記号Q10によって表され、華氏スケールに対しては記
号a10によって表される。例えば、0゜〜−20℃の範
囲内では、未加工の脂肪質食肉と予調理された(pre
cooked)脂肪質食肉とは約3の腐敗臭(ranc
idity)Q10を有するが、未加工の赤身食肉と予調
理赤身食肉とは5〜6の腐敗臭Q10を有する。野菜は一
般に7〜8の腐敗Q10を有し、果実と液果は約13の腐
敗Q10を有する。インジケーター系の成分の配合は温度
の単位変化あたりのシグナル発生速度の変化が製品中に
望ましいパラメーターの監視と適合するように選択すべ
きである。インジケーターのQ10値は一定食品クラスの
測定される性質のQ10値に近い値であるべきである。こ
の調和を形成するために、インジケーター成分の適当な
選択とこれらの成分の相対濃度の適当な処理とは一般
に、米国特許第3,942,467号に述べられている
方法に従って実施する必要があり、この特許の教えは特
にここに参考文献として関係する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、製品の安全性
と品質を直接目視可能に指示する、室温貯蔵又は冷凍貯
蔵に適した食品に用いるための新しい改良された時間−
温度積算インジケーターを提供することが本発明の目的
である。
【0015】安全貯蔵限界に達するや否や明白な終点シ
グナルを迅速に発生する、食品に用いるための新しい改
良された時間−温度積算インジケーターを提供すること
が本発明の他の目的である。
【0016】広範囲な食品に広範囲な包装形態において
用いることのできる、新しい改良された時間−温度積算
インジケーターを提供することが本発明の他の目的であ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記その他の目的に従っ
て、本発明は活性試薬とこの活性試薬に対して特異的な
基質とを含む第1特異的反応対を含む新しい改良された
時間−温度積算インジケーターを提供する。第1特異的
反応対の要素すなわち活性試薬とその特異的基質は反応
性であり、第1反応生成物を形成する。この第1反応生
成物はインジケーターのpH値を変化させる傾向があ
る、又は中性から酸性もしくは塩基性第1方向にシフト
させる傾向がある。
【0018】このインジケーターは活性試薬とこの活性
試薬に対して特異的な基質とを含む第2特異的反応対を
も含む。第2特異的反応対も反応性であり、第2反応生
成物を形成する。第2反応生成物はインジケーターのp
H値を変化させる又は第1方向とは反対の第2方向に好
ましくは中性を越えてシフトさせる傾向がある。
【0019】インジケーター組成物はさらに塩基性pH
範囲内のpHに対して1色を示し、酸性pH範囲内のp
Hに対して第2の異なる色を示す少なくとも1種のpH
感受性染料を含む。
【0020】本発明によると、第1特異的反応対中の基
質は第2特異的反応対中の基質量を越える化学量論的過
剰量で存在する。第1反応生成物と第2反応生成物とは
反応性であり、第3反応生成物を形成する。第3反応生
成物は第2反応生成物がもはや製造されなくなるまでイ
ンジケーターのpHを中性の第2方向側の安定値に維持
する安定なpHバッファーを含む。第2反応生成物は、
第2特異的反応対の基質出発物質が消耗されたすなわち
使用し尽くされた時に、インジケーター中での生産を停
止する。これが生ずると、pHバッファーの容量は第1
反応生成物によって迅速に越えられ、インジケーターの
pHはバッファーpH値から中性の第1方向側の異なる
pHに非常に迅速に変化する。このプロセスにおいて、
インジケーターは第1色から第2色へ又は第2色から第
1色へ迅速で明確な変色を示す。比較的定常な所定温度
もしくは温度範囲への暴露時に所定時間量が経過した後
に生ずるように、インジケーター組成物のシャープな変
色を選択する。さらに、第1及び第2特異的対の反応は
温度依存性であるので、所定温度範囲を越える高温への
インジケーター組成物の暴露は両反応をより迅速な速度
で進行させることになる。従って、第3反応生成物はよ
り迅速な速度で製造され、第2反応対の基質は短期間に
消耗されることになる。この結果、バッファーの容量は
越えられ、低温暴露によって観察されるよりも迅速に変
色が生ずる。
【0021】2種の温度速度依存性であるが一般に独立
的な特異的反応から安定なバッファーを形成することに
よって得られるシャープで明確な変色は、本発明による
ような中性基質からではなく高酸性もしくは高塩基性出
発物質から出発する先行技術インジケーター系よりも非
常に迅速である。これらの先行技術インジケーターで
は、インジケーター中の反応性成分の間の反応が進行す
るにつれて、出発溶液を徐々に効果的に中和する反応生
成物を製造する。変色は曲線の中和部分に関連する遅れ
時間のために緩慢に発生する。
【0022】対照的に、本発明のインジケーターはpH
中性基質溶液から出発して、中性のある一定側の緩和な
pH値を有する安定なpHバッファーを生ずる。第1特
異的反応と第2特異的反応とは、第2特異的反応対の基
質が消耗されるまで、同時に進行する。第2特異的反応
対の基質が消耗された時点において、バッファーはもは
や形成されず、第1反応生成物のpHへの影響が一般に
直ちに観察される。
【0023】好ましい使用によると、本発明のインジケ
ーターを用いて品質の生物学的に生じたもしくは影響さ
れた変化を受ける製品の時間−温度歴を指示することが
できる。典型的な例には細菌もしくは真菌類の有害な効
果によって経時的に生物学的分解を受けやすい、冷凍貯
蔵用の調理食品がある。食品の品質の劣化速度はその貯
蔵期間並びに貯蔵期間の温度歴に応じて変化する。好ま
しい実施態様によると、本発明のインジケーターは生物
学的ソースから選択された第1及び第2特異的反応対成
分及び/又は監視される製品のQ10値と同様な総合Q10
値を有するインジケーターを形成するように選択される
プロセスを用いる。
【0024】さらに詳しくは、好ましい実施態様による
と、この新しい改良された時間−温度積算インジケータ
ーは活性試薬として酵素もしくは酵素活性試薬と、酵素
に特異的であり、酵素と反応して第1反応生成物として
酸を形成する基質とを含む第1特異的反応対を含む。活
性試薬として異なる第2酵素もしくは酵素活性試薬と、
第2酵素に特異的である異なる第2基質とを含む第2特
異的反応対をも備えられる。第2反応対の要素は反応し
て塩基性反応生成物を形成する。
【0025】この好ましい実施態様によるインジケータ
ーはm−ニトロフェノール、p−ニトロフェノール及び
リトマスの組合せ又は混合物を含むpH感受性複合染料
パッケージを含む。このpH染料組合せはインジケータ
ーに中性〜塩基性pH値(>7.0)において緑色を示
させ、酸性pH範囲(<7.0)において明白な赤みが
かった桃色を示させるのに有効である。第1特異的反応
対の基質はインジケーター中に第1特異的反応対の基質
量を越える化学量論的過剰量で存在する。好ましい実施
態様による時間−温度積算インジケーターは比較的定常
な温度への暴露時に所定時間量の経過後に又は高温への
暴露時に比較的短い時間の経過後に緑色から赤みがかっ
た桃色への明白な変色を示す。この複合染料パッケージ
はゴウーストップ又は使用−非使用状態を指示する緑−
赤の現在一般的な記号を用いる又は生ずるので、この場
合に好ましい。他のpH染料と組合せすなわち他の色及
び変色を生ずる染料も任意に用いることができる。
【0026】好ましい実施態様では、第2酵素/基質特
異的反応対はウレアーゼ/尿素反応対を含み、第1酵素
/基質特異的反応対はリパーゼ/トリアセチン反応対で
ある。好ましくは、第1酵素/基質特異的反応対中に存
在するリパーゼ酵素はトリアセチン基質に対してリパー
ゼ酵素活性を示す微生物ソース中で又は微生物ソースか
ら供給される。好ましい微生物は酵母である。ある種の
消化酵素の微生物ソースを本発明によるインジケーター
系に用いて、主要な温度範囲にわたって測定される劣化
に類似した正確な温度反応プロフィルを形成することが
できることが判明している。
【0027】本発明のこの好ましい実施態様によると、
品質に対する微生物作用の有害な効果を本発明の好まし
いインジケーター中に存在するのと同じ微生物を含む関
連人造系の温度−時間依存性活性を監視することによっ
て監視することができる。換言すると、本発明による試
薬として微生物を含むインジケーターは測定対象と同じ
ものを利用して、測定を実施する。さらに、2組の第1
及び第2酵素/基質特異的反応対の使用は1組のみの酵
素/基質反応対を含む先行技術インジケーター系におい
て得られるよりも迅速でかつ高度に反応性の温度感受性
を生ずる。この理由はインジケーターの成分として用い
られる酵素活性を示す酵素及び/又は微生物が上記米国
特許第3,942,467号に用いられている無機試薬
に比べて高いQ10を有するからである。さらに、2種の
中性基質を2種の酵素試薬と共に用いることは迅速なイ
ンジケーター反応時間にも寄与する均質な溶液であるイ
ンジケーター系を提供する。食品の高温暴露が安全レベ
ルを越えるならば、腐敗状態を指示するために、数時間
内、好ましくは数分間内又は数秒間内にもインジケータ
ーの迅速でかつ明確な変色が生ずることが必要である又
は望ましい。
【0028】本発明によると、好ましい実施態様の新し
い改良されたインジケーターは所定時間温度積分値の時
間成分を測定する又は算出するためにウレアーゼ酵素/
尿素基質反応対に依存する。水性媒質中でアンモニウム
イオンとカーボネートイオンとを生ずる、ウレアーゼ存
在下での尿素分解の反応速度は、凍結食品に比べて新鮮
な冷凍食品に予想される温度範囲すなわち約25゜F〜
110゜Fにわたって比較的充分に知られている。一定
量のウレアーゼ酵素に対して、尿素基質からアンモニア
と二酸化炭素最終生成物への転化又は減成が完成するま
での時間はこの温度範囲に対する反応速度と尿素基質の
出発濃度とに依存する。インジケーター中に存在する尿
素基質の出発濃度を変えることによって、満了まで又は
複合積算インジケーターの終点までの好ましい最大時間
に達するように尿素基質の減成に必要な時間を調節する
ことができる。
【0029】複合インジケーターの温度監視成分又は温
度歴監視態様はインジケーターの競合的第1酵母又はリ
パーゼ酵素/トリアセチン基質特異的反応対によって形
成される。酵母/トリアセチン反応は消耗されたトリア
セチン1モル毎にグリセロール1モルと酢酸3モルとを
生ずる。
【0030】本発明によると、インジケーターをポウチ
に入れて、ポウチを販売前の貯蔵と輸送中に40゜Fに
維持される予定の包装に固定することができる。インジ
ケーター成分が混合されるや否や、その酵素/基質転化
反応の両方は40゜F温度において測定され、それぞれ
一次速度で進行する。冷凍が中断されるならば、又は製
品が夏の暑い日に冷凍なしに荷揚げ波止場に残されるな
らば、例えば製品の温度は短時間に数度上昇する。温度
が10゜F上昇する毎に、酵母/リパーゼ トリアセチ
ン反応速度はウレアーゼ/尿素反応速度の12倍の率で
上昇する。その結果、明らかに多くの第1及び第2反応
生成物が高温への暴露時に形成される。これらの反応生
成物は尿素基質が消耗されるまで反応して、安定なpH
バッファーを形成する。その後、インジケーター溶液の
pHは非常に迅速に酸性領域まで低下する。インジケー
ターは定常な40゜F温度に一定経過期間暴露されるこ
とによって又は比較的加速された期間もしくは短縮され
た期間高温に暴露されることによってその終点に達す
る。
【0031】本発明の特に好ましい実施態様によると、
本発明の教えに従って製造された、特異的反応対の1つ
の少なくとも1種の酵素活性試薬の微生物ソースを含む
インジケーターの温度感受性は微生物をショック処理す
ることによって改良されることが今回意外にも判明し
た。好ましいショック処理インジケーターは苛酷な温度
(abuse temperature)への暴露時に
短時間内に明確な目視可能な変色を生ずる。さらに、好
ましいショック処理インジケーターは非応力(non−
stressed)低温貯蔵下で長い貯蔵寿命を有す
る。
【0032】本発明のこの態様によると、インジケータ
ーを製品包装に取り付ける前に微生物を含むインジケー
ター組成物をショック処理することによって予想外に改
良された時間−温度積算インジケーターが形成される。
さらに詳しくは、微生物ショック処理は一般に微生物の
細胞構造を変えるもしくは部分的に変えるが、細胞より
小さい構造もしくは蛋白質を変えないもしくは変性させ
ないプロセスである。処理微生物からの胞子は直接用い
ることができる。ここでショック処理と呼ばれる微生物
の細胞構造を破壊する又は変える具体的方法には、熱処
理、低温加熱、超音波処理、放射、酸もしくは塩基への
化学的暴露又はこれらの組合せがある。ショック処理
は、微生物によって寄与される酵素のバイオ活性又は微
生物によって亜細胞的に供給され、基礎となる消化もし
くは他の反応の原因となる他の如何なる蛋白質構造体を
も破壊するほど激しいものであってはならない。
【0033】熱ショックを受けた微生物は誤った温度に
おいてより迅速に反応して、インジケーターの塩基性側
での高い尿素レベルの使用を可能にする傾向がある。こ
の意外な予想外の発見は長い貯蔵寿命製品を監視するた
めの時間−温度感受性インジケーターが今や形成可能で
あることを意味する。特定の理論に縛られるのを望む訳
ではないが、非ショック微生物に比べて熱ショック微生
物の性能の改良は微生物の細胞膜が例えば拡散のような
溶液効果を限定し、基質分子と酵素との接触を減ずると
いう事実によると考えられる。ショック微生物インジケ
ーターでは、微生物の細胞膜が破壊されており、酵素の
溶液中への放出と酵素への及び酵素からの基質分子のよ
り完全な拡散とが可能になると考えられる。
【0034】この種のインジケーターの微生物試薬ルー
トは、満足できる酵素レベルに達するためにごく少量の
微生物が必要であるに過ぎないので、経済的見地からも
魅力的である。非常に多数の微生物を比較的安価に製造
することができる。微生物にショックを与えて変更微生
物を製造し得ることは、コストをあまり高めることな
く、これらの物質の使用の安全性を高める。さらに、必
要な微生物を得て、これにショック処理を施すために未
処理微生物の使用が可能であることは、酵素の単離及び
精製のコストに比べて経済的に魅力的である。
【0035】本発明の新しい、改良されたインジケータ
ーは監視すべき製品に又はその近くに配置することがで
きる。積算インジケーターは非常に多くの方法のいずれ
かによって包装に取り付けることができる。好ましく
は、インジケーターポウチ又はエンベロープをこの製品
の包装への使用が認可された透明なフィルムウェブから
製造する。濾紙片をインジケーターポウチに入れ、プレ
ミックスインジケーターの少量を濾紙上に滴加してイン
ジケーターパッチを形成することができる。ポウチをシ
ールし、パッチが製品包装の外部から目視観察可能であ
るように包装上に置く。製造されたインジケーターポウ
チは使用が必要になるまで低温、好ましくは0゜未満の
温度において貯蔵することができる。使用時には、凍結
ポウチを低温貯蔵庫から取り出し、感圧接着剤又はその
他の適当な取り付け手段によって製品包装の外側に固定
することができる。
【0036】又は、インジケーター系を二部組成物とし
て形成して、製品包装に固定された二区画バリヤーポウ
チに入れることができる。各部は破壊可能なフィルムバ
リヤーによって相互から分離され、フィルムバリヤーが
破壊するとインジケーター成分が混合され、適当な出発
点においてインジケーター機能が開始する。さらに、イ
ンジケーターを含む包装フィルム材料からの小さいシー
ルされたエンベロープ又はシースルーポウチを製品包装
内の観察可能な位置に又は製品包装の外側に配置して、
新鮮さを目視可能に指示することができる。上述したよ
うに、インジケーターポウチは接着剤及び/又は片面も
しくは両面接着テープストリップの使用を含む適当な手
段によって製品包装に固定することができる。包装され
る製品が例えば包装食肉のような食品である場合には、
インジケーターポウチを包装の外面に配置して食肉もし
くは他の食品の表面において製品によって経験される温
度を監視することが好ましい。このようにして、インジ
ケーター溶液を通常は製品で腐敗が開始する箇所である
製品外面と一般に同じ温度に暴露される。
【0037】本発明の他の目的及び利点は下記の発明の
詳細な説明と具体例から明らかになるであろう。
【0038】好ましい実施態様によると、本発明の新し
い、改良された時間−温度積算インジケーターは活性試
薬とこの活性試薬に対して特異的な基質とを含む第1特
異的反応対を含む。好ましい実施態様では、第1特異的
反応対は反応性であり、第1反応生成物を形成し、この
第1反応生成物はインジケーター組成物のpH値を中性
の酸性側の酸性第1方向に変化させる傾向がある。
【0039】ここでの「特異的反応対」とは活性試薬と
その基質とが、例えばpH(範囲内)、溶液効果、反応
物質の相対濃度、溶液中の他の物質の有無等のような、
非バイオ特異的相互作用を通常妨げるもしくは不利に影
響する他の要素の存在に関係なく、反応して、一定反応
生成物を形成する観察可能なバイオ特異的傾向を意味す
る。具体的な特異的対反応には、若干例を挙げると、酵
素とその基質との間の反応、酵素−補因子相互作用、抗
体−抗原反応、免疫学的反応、他の種類のバイオ特異的
相互反応がある。
【0040】好ましい第1特異的反応対では、第1基質
と反応性であり、酸性第1反応生成物を形成する活性試
薬は好ましくは、基質に関連して酵素活性を示す酵素又
は微生物学的有機体もしくは実体である。特に好ましい
第1特異的反応対は活性試薬として単独のもしくは添加
リパーゼ酵素と組み合わせた酵母と、トリアセチン基質
とを含む。ここに第1活性試薬として用いることのでき
る他の酸発生微生物には、グルコースと反応して乳酸を
製造する乳酸扞菌(lactbacilli)を含む。
種々の糖もしくは炭水化物を消化してバイオ酸もしくは
例えば乳酸のような有機酸を産生する、乳酸扞菌、連鎖
球菌及びペディオコッカス菌(pediococci)
を含む他の乳酸産生微生物もそれらのそれぞれの炭水化
物基質と共に用いて第1特異的反応対を形成することが
できる。
【0041】ここで第1特異的反応対として用いる活性
試薬とそれらの特異的反応対とは一般に商業的に入手可
能であり、多くのソースから得られる。例えば、適当な
酵母は商品名レッド スター(RED STARR)で
販売されている。乳酸扞菌は商品名ラクタセル(LAK
TACELR)でミクロライフ テクノロジー(Mic
rolife Technologies)(フロリダ
州、サラソタ)から得られる。グリセロール トリアセ
テートとしても公知のトリアセチン、グリセロールの三
酢酸エステルと、種々のグルコースと炭水化物溶液は幾
つかの商業的ソースから得られる。
【0042】インジケーターの第2特異的反応対も活性
試薬と第2基質とを含み、第2基質に対して活性試薬が
作用して塩基性第2反応生成物を発生させる。第2特異
的反応対の活性試薬も特定基質に対して酵素活性を示し
て塩基を発生させる酵素又は生物学的有機体もしくは実
体である。好ましい実施態様では、第2特異的反応対は
反応性であり、アンモニアを含めた第2反応生成物を形
成する。従って、アンモニアを発生させることが知られ
た酵素−基質対が好ましい。特に好ましい第2特異的反
応対の要素はウレアーゼと尿素、並びに有意なウレアー
ゼ活性を示す微生物と尿素基質である。蛋白質、アミノ
酸又は窒素含有塩基の消化、代謝又は異化に伴ってアン
モニアを発生することが知られている他の酵素も上首尾
に用いられる。ウレアーゼは多くの形態で商業的に入手
可能である。商業的に入手可能な1形態はシグマ ケミ
カル カンパニー(Sigma Chemical C
ompany)からのウレアーゼ活性を有することが知
られたジャックビーンミール粉末(Jack bean
meal powder)である。ウレアーゼ/尿素
酵素/基質対の尿素基質は多くのソースから入手可能
な標準化学試薬である。ウレアーゼ酵素の使用量と尿素
基質の相対的使用量は妥当な範囲内で変化しうる。例え
ば、供給されるウレアーゼ酵素の濃度はpHバッファー
に特徴的なインジケーターの充分に強い緑色発色が最初
に生ずるように充分な量であるべきである。ウレアーゼ
量の上限は収穫逓減点(point of dimi
nishing returns)、すなわちウレアー
ゼ酵素の添加がインジケーター中で尿素分解生成物の形
成速度をもはや有意に増加させず、出費を不必要に高め
るような点に達することによって定められる。インジケ
ーターに加えられる尿素の相対的割合はインジケーター
機能の時間成分を変化させる。例えば一定量のウレアー
ゼ酵素に対して、インジケーターに加える尿素の濃度を
変化させると非温度ストレス(non−tempera
ture stressed)インジケーターサンプル
中の終点シグナルに達するために必要な時間が変化す
る。例えば、尿素の最初の出発濃度ではインジケーター
は80゜Fへの暴露が2日間を経過するまではその変色
時間終点シグナルに達しないが、高い出発濃度では同じ
インジケーター系はその時間終点シグナルの変色に達す
るのに3.5日を要するに過ぎない。
【0043】本発明の新しい、改良された時間−温度積
算インジケーター系は少なくとも1種のpH感受性染料
を含む。好ましい実施態様では、m−ニトロフェノー
ル、p−ニトロフェノール及びリトマスを含むpH感受
性複合染料パッケージがインジケーターに含まれる。m
−ニトロフェノールとp−ニトロフェノールは7.0を
越える塩基性pH領域では黄色を示すが、7.0以下で
は急激に無色に変色する。リトマス染料は7.0を越え
る塩基性pH領域では暗青色を示すが、7.0未満の酸
性領域のpHでは明白な赤みがかった桃色を示す。それ
故、染料の好ましい組合せは尿素基質と第3反応生成物
のpHバッファーが完全に消耗され、インジケーター系
のpHが酸性範囲にシフトするような時間まではインジ
ケーター溶液に緑色を与え、前記時間に達すると鮮明か
つ迅速に赤みがかった桃色を発生する。pH感受性染料
パッケージは中性pH=7近くでは明白な変色を示し、
例えば緑から赤への変化ような、誤りのありえないシグ
ナル値に基づいて期限満了の警告を指示することが好ま
しい。上記パッケージが好ましいが、例えばブロモチモ
ールブルーとノイトラルレッドとの組合せのような、他
の組合せを用いることもできる。この後者の組合せを用
いる場合には、インジケーターは最初緑であり、酸性範
囲において橙赤色に変化する。
【0044】インジケーター溶液は好ましくは成分全て
の水溶液又は混合物であり、任意に例えばリン酸一ナト
リウムバッファー及び/又は例えばグルコースのような
微生物の炭水化物エネルギーソースのような、他の成分
も含むことができ、グルコースを供給することが好まし
い。インジケーターはまた水混和性補助溶媒、若干例を
挙げると、例えばエタノールのような低級アルコール、
例えばアセトンもしくはメチルエチルケトンのような液
体ケトンを含めた極性有機溶媒をも含むことができる。
【0045】本発明によると、インジケーター溶液の種
々な成分を食品包装の直前にプレミックスする。これに
よって指示反応の化学が開始され、混合直後から周囲温
度によって定められる反応速度において第2酵素/基質
対からアンモニアが定常に製造される。本発明のインジ
ケーターを構成する個々の成分の全体量は製造プロセス
コスト、材料相容性、用途等のような考慮によって定め
られ、これらの要素も主として便利さの問題もしくはデ
ザイン選択によって定められる。インジケーター系は成
分が混合されるすなわち接触するや否や反応を開始する
ので、インジケーターの活性化が望ましいような時ま
で、これらの成分を分離保存することができることは自
明である。それ故、インジケーターを構成する成分を食
品包装に付随する破壊可能な容器に、すなわち一部式ポ
ウチもしくはエンベロープ容器に封入することができ
る。二部式パッケージでは破壊可能なバリヤーパッケー
ジの一部が酵素と少なくとも第2酵素成分を供給する役
割の微生物とを含むようにインジケーターが形成され
る、二部式パッケージの具体例は米国特許第3,97
7,945号に述べられている。染料と基質はバリヤー
パッケージの他の室に入れる。使用時には、ブリスター
パックを圧搾して、2部分の間のバリヤーを破壊させ
て、成分を混合し、インジケーターを構成する。製品包
装材料は好ましくは透明であり、例えばポリエチレンの
ような化学的に不活性な弾性材料から製造される。さら
に、インジケーターポウチ又はポケットのパッケージは
ポリエチレンフィルムから製造されることが好ましい。
ポウチもしくはエンベロープに接着剤バッキングを備え
ることができる、又はこれを他のやり方で食品包装に固
定することもできる。
【0046】又は、製造過程でインジケーター成分を共
に混合し、一区画容器に充填し、シールすることも当然
可能である。好ましい実施態様では、インジケーターを
食品容器の表面に接着したポケットもしくはエンベロー
プに入れられた、湿った濾紙片上に添加する。この一区
画アプローチでは、吸収性基質の巻きテープを解き出し
て、処理位置を通過させる。この処理位置において混合
インジケーター組成物を基質テープに塗布し、湿ったイ
ンジケーターテープを形成する。湿ったテープを再びリ
ールに巻き、ポウチエンベロープに挿入するために小片
に切断するまで冷凍することができる。湿ったテープを
切断し、ポウチ又は連続ポウチのストリップに組み入れ
てから、任意に冷凍することができる。インジケーター
溶液の冷凍は反応発生を防止することに役立つ、すなわ
ち反応速度を明白に減ずるので、インジケーターは使用
されるまでの冷凍もしくは急冷中に効果的に「保存」又
は「抑制(turn−off)」される。
【0047】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。本発明の上記以外の目的と利点はかかる実
施例から明らかであろう。
【0048】実施例1 新しい、改良された時間−温度積算インジケーターを次
のように製造した:ウレアーゼ活性を有するジャックビ
ーンミール粉末2g[シグマ ケミカル社(SIGMA
Chemical Co.)を脱イオン水100ml
に混合し、これにケイソウ土濾過助剤を加えることによ
って、 ウレアーゼ試薬の2%低温濾過済み滅菌溶液を
製造した。この混合物を0.2μミリポア(Milli
pore)フィルターを通して低温濾過して、透明な、
実質的に無菌のウレアーゼ水溶液約100mlを製造し
た。
【0049】インジケーターのパートAは下記成分の溶
液を形成することによって製造した: 0.4M NaH2PO4 2.0g トリアセチン(グリセロールトリアセテート) 6.0
g グルコース 1.0g 尿素 0.4g 上記のように製造された低温濾過ウレアーゼ溶液 5.
0g ドライイースト 0.1g インジケーター溶液のパートBは次のように製造した:
脱イオン水約50mlを含む100mlメスフラスコ
に、m−ニトロフェノール0.01g、p−ニトロフェ
ノール0.01g及びリトマス0.05gを加え、これ
らのpH感受性染料が完全に溶解して透明溶液を形成す
るまで混合物を混合した。その後、パートA溶液10g
をフラスコ中のパートB染料溶液に加えると、この溶液
は中程度の緑色に変色した。試薬等級エタノール10g
も加え、フラスコ中の複合溶液を脱イオン水で100m
l量になるように希釈した。
【0050】白色濾紙から1/4in.直径ディスクを
最初に切断することによる食品包装への使用に適したイ
ンジケーターラベルにインジケーター溶液を加えた。濾
紙ディスクを約1/2in.平方サイズの2ml厚さの
線状低密度ポリエチレンフィルム製のエンベロープ又は
ポウチに入れた。ポウチの3側面をディノ(DYN
R)包装機内で熱シームした。このように形成したポ
ウチの内部キャビティに濾紙を挿入した。その後、緑色
インジケーター溶液30μlを自動ピペッターによって
濾紙ディスク上に移し入れ、ポウチの開放上部をディノ
装置によって直ちにシールした。
【0051】インジケーターを含むポウチポケットを温
度制御オーブンに移し入れ、80゜Fに維持した。これ
らの条件下で、実施例1のインジケーター組成物は2.
0日内に緑色ディスクから鮮明な赤みがかった桃色ディ
スクに変化した。
【0052】実施例2 実施例1に用いた同じ方法によってもう1種類のインジ
ケーター溶液を製造した、但しこの場合にはパートA溶
液への尿素添加量を0.04gから0.1gに増加させ
た。
【0053】このインジケーターをインジケーターポウ
チラベルに入れ、実施例1の方法によって80゜Fにお
いて試験した。実施例2のインジケーターは3.5日内
に緑色から赤みがかった桃色に変色した。実施例3〜5 下記実施例はインジケーター組成物に加える微生物のシ
ョック処理によって得られる性能の改良を説明する。
【0054】リン酸ナトリウム0.0011%、トリア
セチン6%、グルコース1%、尿素0.4%、ジャック
ビーンミール0.1%及び酵母0.1%の水溶液をリト
マス0.05%、p−ニトロフェノール0.01%、m
−ニトロフェノール0.01%及び試薬アルコール10
%を含む溶液によって1:10に希釈した。ドライイー
ストは直接用いた、又は水で希釈し、水浴中で1時間1
80゜F、190゜F、200゜Fにおいて加熱した。
これを次に37゜Fに急冷した。
【0055】1/2in.濾紙ディスク[シュライヒェ
ル&シュネル(Schleicher&Schnel
l)]をこの溶液中に浸漬し、ポリエチレンポウチに入
れ、−65゜に冷凍し、真空シールし、80゜Fにおい
て貯蔵した。
【0056】得られた結果は下記のように表1に示す。
【0057】 表1:インジケーター性能に対する熱ショック処理の効果 実施例 処理 80゜Fで終点に達するまでの日数 A 加熱せず 3.34 3 180゜F、1時間 3.09 4 190゜F、1時間 2.71 5 200゜F、1時間 2.22 実施例6〜13 実施例3〜5の同じ溶液製造方法を種々な量の尿素を用
いて繰り返した。
【0058】試験サンプルのための酵母は水と混合し、
スチームテーブル(steam table)上で1/
2時間加熱した(温度は165゜Fに達する)。インジ
ケーターを80゜と40゜Fに維持した。
【0059】得られた結果は下記のように表2に示す。
【0060】 表2:熱ショック処理インジケーターにおける尿素基質濃度の変化の効果 実施例 尿素含量、重量% 0.1 0.1 0.2 0.2 0.3 0.3 0.4 0.4終点までの時間、日数 @ 80゜F 0.4 1.04 1.21 1.83 1.77 2.34 2.63 3.34 @ 40゜F ー − − − − − − − 表2(続) 実施例 10 11 12 13 尿素含量、重量% 0.1 0.1 0.2 0.2 0.3 0.3 0.4 0.4終点までの時間、日数 @ 80゜F ー − − − − − − − @ 40゜F 16.50 16.51 44.01 42.03 54.90 42.43 88.00 67.14 試験サンプルの平均Q10(10℃変化毎の反応速度変
化)は、対照サンプルの9.0に比べて、約13.5で
あった。
【0061】尿素レベルが増加すると、40゜以下の冷
凍温度におけるインジケーターの貯蔵寿命は延長した。
しかし、非処理微生物は80゜F以上の苛酷な温度では
緩慢に反応してインジケーターの目視可能な変化を生ず
るので、この系では尿素濃度を制限した。「熱ショック
処理」微生物は苛酷な温度では迅速に反応して、高尿素
レベルの用途を可能にする。 従って、苛酷な温度にお
ける短時間後及び冷凍温度における長時間後に目視可能
な変化を生ずる温度感受性インジケーターが開発されて
いる。
【0062】微生物処理は「熱ショック」に限定されな
い。他の例には、低温加熱、超音波処理、放射、化学的
暴露、酸性処理、塩基性処理又はこれらの組合せがあ
る。一般に、微生物細胞(胞子ではない)を変化もしく
は部分的に変化させるプロセスが適切とみなされる。純
粋な胞子を直接用いることもできる。
【0063】実施例14 もう1種類の新しい、改良された時間−温度積算インジ
ケーターを下記のように製造した:酸を含まない生物学
的酵素活性試薬を次のように製造した:ミクロライフ
テクノロジー(フロリダ州、サラソタ)から入手可能で
あり、商品名ラクタセル115で販売されているペディ
オコッカス菌の凍結スラリーサンプルを入手した。ラク
タセル115はソーセージ製造の出発培養菌(star
ter culture)として販売されている。凍結
スラリー0.5gサンプルを解凍した。解凍した細菌溶
液は約5.0のpHを有した。解凍ラクタセル2.5オ
ンス(約75ml)をフラスコに入れ、脱イオン水で4
50mlまでに希釈した。希釈したサンプルをインター
ナショナル セントリフュージ(Internati
onal Centrifuge)装置において2,0
00rpmの設定で30分間遠心分離した。上澄み水を
細心にデカントした。濃縮細菌を再び脱イオン水で45
0mlまでに希釈し、再度遠心分離した。再び上澄み水
を細心にデカントした。残留する細菌残渣を75ml量
までの脱イオン水中に再懸濁させた。洗浄したラクタセ
ル115製品はpH7.0を有した。75ml洗浄サン
プルを再凍結し、使用までー60゜Fに維持した。
【0064】下記成分の100ml溶液を形成すること
によって本発明によるもう1種類のインジケーター組成
物を製造した: 解凍、すすぎ洗いしたラクタセル115 5.0ml APTブロス 4.62g 2%ジャックミール溶液(実施例1で調製)5.0g グルコース(ラクトースの代用も可能) 5.0g 尿素 0.09g m−ニトロフェノール 0.04g ノイトラル レッド 0.04g ブロモチモールブルー 0.01g 透明な緑色溶液が得られるまで、上記成分を短時間撹拌
した。
【0065】1/4in.直径濾紙ディスクと1/2i
n.平方ポリエチレンフィルムポウチを含むインジケー
ターラベルを実施例1の方法に従って製造し、実施例1
4のインジケーター溶液30μlを各ポウチに加え、ポ
ウチをディノ装置でシールした。
【0066】ポウチの一部を80゜Fに維持された温度
制御オーブンに入れ、他の群のポウチを40゜F冷蔵庫
に入れた。これらの条件下で、80゜Fに連続暴露後の
実施例14インジケーターは2.0日後に緑色ラベルか
ら赤みがかった橙色ラベルに変色した。40゜Fに維持
したポウチは少なくとも95日後に無変化であった。実施例15 この実施例では、新鮮な七面鳥胸肉1,000 lb.
に水90%を含むブライン(brine)溶液を注入す
る。七面鳥胸肉はそれぞれ2.5〜約7.5lb.の重
量であった。七面鳥胸肉をオーブン内のラックに乗せ、
高湿度、160゜F乾球温度において2時間調理し、次
に七面鳥胸肉の内部温度が約160゜Fになるまで17
0゜F乾球温度において調理した。調理後に、七面鳥胸
肉をオーブンから取り出し、四等分にカットし、保存剤
溶液を塗布する。次に、七面鳥胸肉を約32゜Fに冷却
し、エチレンー酢酸ビニルとサランラミネート物質との
水分−酸素バリヤーフィルム中に真空包装する。
【0067】インジケーターラベルポウチを実施例14
の方法によって製造し、感圧接着剤によって真空包装胸
肉の外面に固定する。事前の試験はこれらの真空包装胸
肉が40゜F以下での冷凍貯蔵下で細心に維持される場
合に、約65日間の平均貯蔵寿命を有することを明らか
にした。サンプルが制御された40゜F条件下に細心に
維持される場合にはインジケーターは変色しない。しか
し、サンプルが40゜F冷凍貯蔵から取り出され、80
゜Fの苛酷な条件に暴露されるならば、80゜Fの苛酷
な条件へ暴露された1日で変色する。
【0068】実施例16 この実施例では、多くの七面鳥胸肉に水90%を含むブ
ライン溶液を注入する。七面鳥胸肉はそれぞれ約9.0
lb.の重量である。七面鳥胸肉を市販のエチレンー
酢酸ビニル/サランラミネートフィルムで真空包装す
る。その後に、真空包装七面鳥胸肉を高湿度オーブン内
で七面鳥胸肉の内部温度が約160゜Fになるまで調理
する。次に、七面鳥胸肉をオーブンから取り出し、室温
に冷却する。その後、調理したパッケージを40゜Fで
冷凍貯蔵する。本発明に従い、実施例15の方法によっ
て実施例13で製造したインジケーター溶液を含むイン
ジケーターラベルポウチを接着剤によって外側包み紙上
に貼付する。このインジケーターラベルは製品の時間−
温度歴を監視するのに効果的であり、サンプル試験製品
の貯蔵処理に依存して変化する時点(日数)で明白な変
色を示す。
【0069】実施例17 本発明による多数の時間−温度インジケーターを下記に
述べるように自動式に製造することができる。
【0070】長軸方向に伸びる送り軸を含み、これに沿
って巻き濾紙供給源、間隔をおいた上下包装フィルムウ
ェブ供給源対、低温インジケーター浴溶液、湿ったイン
ジケーターパッチを中心として向かい合うウェブを融着
させて不連続な、間隔をおいて離れたインジケーターポ
ウチを製造するためのシーム溶接場、隣接ラベルポウチ
間の引き裂きラインをストリップに与える穿孔場、及び
ポウチ形成ウェブ面の1つの外面に接着剤ラインと接触
/剥離シートを貼付するための接着ストリップ貼付場が
配置されている。引き取りリールも装置の下流端部に備
えられ、巻きキャリヤーを形成する。引き裂きポウチの
巻きストリップを使用までフリーザーに入れる。その
後、使用時に巻きキャリヤーをフリーザーから取り出
す。個々のインジケーターポウチは巻きストリップの残
りのポウチから穿孔に沿って引き裂くことによって分離
される。次に、接着ストリップから剥離シートを剥離
し、接着ストリップとポウチとを製品包装に押圧するこ
とによってインジケーターラベルを製品包装の外面に貼
付する。又は、接着ストリップと剥離シートとの組合せ
を有さない個々のインジケーターラベルを製品包装の明
瞭に見えるところに配置する、もしくは製品が二重包装
される場合には、包み紙層の間に配置する。
【0071】本発明をある一定の好ましい実施態様に関
連して説明したが、特許請求の範囲によって定義される
ような本発明の範囲及び要旨から逸脱することなく当業
者によって変更又は変化を行うことが可能である。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の要素:活性試薬と前記活性試薬に特異
    的な基質とを含み、インジケーターのpH値を中性から
    酸性もしくは塩基性の第1方向に変化させる傾向のある
    第1特異的反応生成物を形成するように反応性である第
    1特異的反応対;活性試薬と前記活性試薬に特異的な基
    質とを含み、インジケーターのpH値を前記第1方向と
    は反対の第2方向へ、中性を越えて変化させる傾向のあ
    る第2特異的反応生成物を形成するように反応する第2
    特異的反応対[前記第1反応生成物と前記第2反応生成
    物とは反応して第3反応生成物を形成し、前記第3反応
    生成物はインジケーターのpH値を、前記第2反応生成
    物がもはや製造されなくなるまで、中性の前記第2方向
    側の安定値に維持する安定なpHバッファーを含み、前
    記第1特異的反応対の前記基質は前記第2特異的反応対
    の基質量を越える化学量論的過剰量で存在する];及び
    塩基性pH範囲内のpHに対して1色を示し、酸性pH
    範囲内のpHに対して第2の異なる色を示す少なくとも
    1種のpH感受性染料を含み、比較的定常な温度への暴
    露時に所定時間の経過後に又は高温への暴露時に比較的
    短時間の経過後に前記第1色と第2色の一方から他方へ
    の迅速でかつ明白な変色を示す時間−温度積算(time-t
    emperature integrating))インジケーター。
  2. 【請求項2】前記第1反応生成物が酸性である請求項1
    記載の時間−温度積算インジケーター。
  3. 【請求項3】前記第1反応生成物が塩基性である請求項
    2記載の時間−温度積算インジケーター。
  4. 【請求項4】前記第3反応生成物が安定な塩基性pHバ
    ッファーを含む請求項3記載の時間−温度積算インジケ
    ーター。
  5. 【請求項5】前記の少なくとも1種のpH感受性染料が
    緑色の第1色と赤色の第2色とを示す請求項1記載の時
    間−温度積算インジケーター。
  6. 【請求項6】前記第1特異的反応対と前記第2特異的反
    応対とが前記活性試薬として酵素活性試薬を、前記活性
    試薬に特異的な前記基質として酵素基質をそれぞれ含む
    請求項1記載の時間−温度積算インジケーター。
  7. 【請求項7】前記第1特異的反応対中の酵素が微生物ソ
    ース(source)によって供給される請求項6記載
    の時間−温度積算インジケーター。
  8. 【請求項8】第2特異的反応対がウレアーゼ/尿素であ
    る請求項6記載の時間−温度積算インジケーター。
  9. 【請求項9】前記第1特異的反応対が酵母/トリアセチ
    ンによって形成される請求項6記載の時間−温度積算イ
    ンジケーター。
  10. 【請求項10】前記第1酵素/基質特異的反応対中の第
    1酵素がさらにリパーゼを含む請求項9記載のインジケ
    ーター。
  11. 【請求項11】前記微生物が酵母である請求項7記載の
    インジケーター。
  12. 【請求項12】微生物がショック処理微生物である請求
    項7記載のインジケーター。
  13. 【請求項13】前記第1特異的反応対が活性試薬として
    の乳酸発生酵素活性を示す微生物と、基質としての少な
    くとも1種の炭水化物とを含む請求項6記載のインジケ
    ーター。
  14. 【請求項14】前記の少なくとも1種のpH感受性染料
    がm−ニトロフェノールとp−ニトロフェノールとリト
    マスとの混合物を含む請求項1記載のインジケーター。
  15. 【請求項15】前記の少なくとも1種のpH感受性染料
    がm−ニトロフェノールとブロモチモールブルーとノイ
    トラルレッド(Neutral Red)との混合物を
    含む請求項1記載のインジケーター。
  16. 【請求項16】感受性製品と組成物との貯蔵に関連して
    時間−温度歴を指示するためのインジケーターの製造方
    法において、酸を発生する第1特異的反応対、塩基を発
    生する第2特異的反応対及,び少なくとも1種のpH感
    受性染料を混合して水溶液を形成することを含み、前記
    第1特異的反応対が前記第2特異的反応対中に供給され
    た特異的基質量を越える化学量論的過剰量で存在する第
    1基質を有する方法。
  17. 【請求項17】酸を発生する第1特異的反応対が微生物
    ソースによって与えられる酵素成分を含む請求項16記
    載の方法。
  18. 【請求項18】微生物をインジケーター溶液に加える前
    にショック処理する請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】請求項1記載のインジケーターを組み込
    んだラベルを含む食品の室温保存用及び冷凍保存用の改
    良包装。
  20. 【請求項20】ポウチ取り付け包装に隣接する包装され
    た食品の時間及び温度歴の監視に用いるためのインジケ
    ーターポウチであって、請求項1記載の統合インジケー
    ター組成物の目視観察可能な量をキャビティ内に含むイ
    ンジケーター溶液受容キャビティを有する熱可塑性ポウ
    チエンベロープを含むポウチ。
  21. 【請求項21】インジケーター溶液を含む前記ポウチキ
    ャビティ内に配置された基質シート物質をさらに含む請
    求項20記載のインジケーターポウチ。
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