JPH0599090A - 燃料供給装置 - Google Patents
燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH0599090A JPH0599090A JP26080291A JP26080291A JPH0599090A JP H0599090 A JPH0599090 A JP H0599090A JP 26080291 A JP26080291 A JP 26080291A JP 26080291 A JP26080291 A JP 26080291A JP H0599090 A JPH0599090 A JP H0599090A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- tank
- jet pump
- sub
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/0076—Details of the fuel feeding system related to the fuel tank
- F02M37/0088—Multiple separate fuel tanks or tanks being at least partially partitioned
- F02M37/0094—Saddle tanks; Tanks having partition walls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/02—Feeding by means of suction apparatus, e.g. by air flow through carburettors
- F02M37/025—Feeding by means of a liquid fuel-driven jet pump
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K2015/03118—Multiple tanks, i.e. two or more separate tanks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/20—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines characterised by means for preventing vapour lock
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鞍型燃料タンクの燃料移送用ジェットポンプ
で発生した気泡が内燃機関へ送られないようにする。 【構成】 鞍型燃料タンク1の中には、サブタンク容器
15が設けられ、その中には、ジェットポンプ8が設け
られる。このジェットポンプ8の周囲には円筒状のジェ
ットポンプ用サブタンク9が設けられている。ジェット
ポンプ8から出た燃料はジェットポンプ用サブタンク9
からあふれてサブタンク15内に流出する。ジェットポ
ンプ8から出た燃料に混入している気泡は、ジェットポ
ンプ用サブタンク9からあふれる際に液面で消滅する。
従って、気泡がインレットフィルタ4を通して燃料送出
口からディーゼル機関7の燃料噴射ポンプ6に吸入され
るのが防止される。
で発生した気泡が内燃機関へ送られないようにする。 【構成】 鞍型燃料タンク1の中には、サブタンク容器
15が設けられ、その中には、ジェットポンプ8が設け
られる。このジェットポンプ8の周囲には円筒状のジェ
ットポンプ用サブタンク9が設けられている。ジェット
ポンプ8から出た燃料はジェットポンプ用サブタンク9
からあふれてサブタンク15内に流出する。ジェットポ
ンプ8から出た燃料に混入している気泡は、ジェットポ
ンプ用サブタンク9からあふれる際に液面で消滅する。
従って、気泡がインレットフィルタ4を通して燃料送出
口からディーゼル機関7の燃料噴射ポンプ6に吸入され
るのが防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関等に燃料を供
給する燃料供給装置に関し、一方の燃料タンクから他方
の燃料タンクへ燃料を移送するジェットポンプで発生し
た気泡の吸い込みを防止する装置を備える燃料供給装置
に関する。
給する燃料供給装置に関し、一方の燃料タンクから他方
の燃料タンクへ燃料を移送するジェットポンプで発生し
た気泡の吸い込みを防止する装置を備える燃料供給装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、4輪駆動車などでは、プロペラシ
ャフトと通すために、燃料タンク内部を膨らませた鞍型
燃料タンクが採用されている。また、このようなふたつ
の燃料タンク空間を備える燃料タンクでは、その一方の
燃料タンク内にジェットポンプを設け、このジェットポ
ンプによって他方の燃料タンクから燃料を移送する構成
が採用されている。
ャフトと通すために、燃料タンク内部を膨らませた鞍型
燃料タンクが採用されている。また、このようなふたつ
の燃料タンク空間を備える燃料タンクでは、その一方の
燃料タンク内にジェットポンプを設け、このジェットポ
ンプによって他方の燃料タンクから燃料を移送する構成
が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ジェットポ
ンプによって燃料を移送するものでは、ジェットポンプ
によって燃料タンク内に気泡が発生し、この気泡が燃料
フィルタを通って内燃機関へ向けて送出されることがあ
った。
ンプによって燃料を移送するものでは、ジェットポンプ
によって燃料タンク内に気泡が発生し、この気泡が燃料
フィルタを通って内燃機関へ向けて送出されることがあ
った。
【0004】このような気泡は、ガソリン機関において
は、燃料ポンプの効率を低下させ、ベーパロックの原因
となるという問題点があった。また、ディーゼル機関に
おいては、燃料である軽油の粘性が高いため、気泡がタ
ンク内に滞留し、気泡が吸い込まれやすいという問題点
があった。さらに、ディーゼル機関においては、燃料噴
射ポンプにおいて高圧の燃料加圧を伴うため、気泡が混
入した燃料を吸い込むと、この燃料噴射ポンプによる燃
料噴射特性に大きな影響を及ぼすばかりか、その耐久性
にも悪影響を与えるという問題点があった。
は、燃料ポンプの効率を低下させ、ベーパロックの原因
となるという問題点があった。また、ディーゼル機関に
おいては、燃料である軽油の粘性が高いため、気泡がタ
ンク内に滞留し、気泡が吸い込まれやすいという問題点
があった。さらに、ディーゼル機関においては、燃料噴
射ポンプにおいて高圧の燃料加圧を伴うため、気泡が混
入した燃料を吸い込むと、この燃料噴射ポンプによる燃
料噴射特性に大きな影響を及ぼすばかりか、その耐久性
にも悪影響を与えるという問題点があった。
【0005】本発明は上記のごとき従来技術の問題点に
鑑み、ジェットポンプを備える燃料供給装置において、
このジェットポンプで発生した気泡の吸い込みを防止す
ることを目的としてなされたものである。
鑑み、ジェットポンプを備える燃料供給装置において、
このジェットポンプで発生した気泡の吸い込みを防止す
ることを目的としてなされたものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は上記目的を達
成するために、ふたつの燃料タンクと、一方の燃料タン
クに設けられ内燃機関に燃料を送出する燃料送出口と、
他方の燃料タンクから一方の燃料タンクへ燃料を移送す
るジェットポンプとを備える燃料供給装置において、前
記一方の燃料タンク内に設けられ、前記ジェットポンプ
の吐出口と前記内燃機関への燃料送出口との間に障壁部
材を設け、前記吐出口から吐出された燃料が該障壁部材
を越えて前記燃料送出口に到達するようにしたという技
術的手段を採用する。
成するために、ふたつの燃料タンクと、一方の燃料タン
クに設けられ内燃機関に燃料を送出する燃料送出口と、
他方の燃料タンクから一方の燃料タンクへ燃料を移送す
るジェットポンプとを備える燃料供給装置において、前
記一方の燃料タンク内に設けられ、前記ジェットポンプ
の吐出口と前記内燃機関への燃料送出口との間に障壁部
材を設け、前記吐出口から吐出された燃料が該障壁部材
を越えて前記燃料送出口に到達するようにしたという技
術的手段を採用する。
【0007】また、前記障壁部材として、前記ジェット
ポンプの吐出口を包囲し、上方に開口部を備える容器を
備え、この開口部から前記吐出口から吐出された燃料が
あふれて前記燃料送出口に到達するようにしてもよい。
ポンプの吐出口を包囲し、上方に開口部を備える容器を
備え、この開口部から前記吐出口から吐出された燃料が
あふれて前記燃料送出口に到達するようにしてもよい。
【0008】
【作用】以上に述べた本発明の構成によると、ジェット
ポンプの吐出口と、燃料送出口との間には、障壁部材が
設けられる。そして、吐出口から吐出された燃料は、障
壁部材を越えて燃料送出口に到達する。このため、ジェ
ットポンプで発生した気泡は、障壁部材を越える際に燃
料の液面で消滅しやすくなり、この障壁部材を越える際
に消滅する。従って、障壁部材を越えて燃料送出口に到
達する燃料に混入する気泡が低減され、気泡が燃料送出
口から送出されて不具合を生じることが防止される。
ポンプの吐出口と、燃料送出口との間には、障壁部材が
設けられる。そして、吐出口から吐出された燃料は、障
壁部材を越えて燃料送出口に到達する。このため、ジェ
ットポンプで発生した気泡は、障壁部材を越える際に燃
料の液面で消滅しやすくなり、この障壁部材を越える際
に消滅する。従って、障壁部材を越えて燃料送出口に到
達する燃料に混入する気泡が低減され、気泡が燃料送出
口から送出されて不具合を生じることが防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を適用した実施例を説明する。
この実施例は、ディーゼル機関用の燃料タンク内に下方
に向けて噴射するジェットポンプを設け、その周囲に、
円筒状のジェットポンプ用サブタンクを設け、このジェ
ットポンプ用サブタンクから燃料があふれる時に、気泡
が消滅するようにしたものである。
この実施例は、ディーゼル機関用の燃料タンク内に下方
に向けて噴射するジェットポンプを設け、その周囲に、
円筒状のジェットポンプ用サブタンクを設け、このジェ
ットポンプ用サブタンクから燃料があふれる時に、気泡
が消滅するようにしたものである。
【0010】図1に実施例の燃料供給装置の構成図を示
す。鞍型燃料タンク1には、ほぼ中央に盛り上がった部
分が形成され、軽油燃料が溜まるタンク室が第1タンク
部2と第2タンク部3とに分割されている。第1タンク
部2内には、サブタンク15が設けられ、燃料が溜めら
れる。この第1タンク部2のサブタンク15内にはイン
レットフィルタ4が設けられ、図示せぬ燃料送出口を覆
っている。インレットフィルタ4から燃料噴射ポンプ6
に至る燃料通路14の途中にはセジメンタ5が設けられ
る。
す。鞍型燃料タンク1には、ほぼ中央に盛り上がった部
分が形成され、軽油燃料が溜まるタンク室が第1タンク
部2と第2タンク部3とに分割されている。第1タンク
部2内には、サブタンク15が設けられ、燃料が溜めら
れる。この第1タンク部2のサブタンク15内にはイン
レットフィルタ4が設けられ、図示せぬ燃料送出口を覆
っている。インレットフィルタ4から燃料噴射ポンプ6
に至る燃料通路14の途中にはセジメンタ5が設けられ
る。
【0011】そして、燃料噴射ポンプ6に内蔵されたプ
ライミングポンプによって、第1タンク部2内の燃料
が、インレットフィルタ4、燃料送出口、セジメンタ5
を経由して吸引される。燃料噴射ポンプ6に達した燃料
の一部は、この燃料噴射ポンプ6で加圧、分配されてデ
ィーゼル機関7の各気筒に供給される。また、燃料噴射
ポンプ6の余剰燃料はリターン通路13を通って再び第
1タンク部2側に戻される。
ライミングポンプによって、第1タンク部2内の燃料
が、インレットフィルタ4、燃料送出口、セジメンタ5
を経由して吸引される。燃料噴射ポンプ6に達した燃料
の一部は、この燃料噴射ポンプ6で加圧、分配されてデ
ィーゼル機関7の各気筒に供給される。また、燃料噴射
ポンプ6の余剰燃料はリターン通路13を通って再び第
1タンク部2側に戻される。
【0012】リターン通路13の終端にはジェットポン
プ8が設けられる。ジェットポンプ8には、第2タンク
部3から第1タンク部2へ取り出されたサクションパイ
プ12が接続され、サクションパイプ12の第2タンク
部3側にはサクションフィルタ10が設けられる。ジェ
ットポンプ8は第1タンク部2の天井に設けられた図示
せぬフランジから延在する図示せぬブラケットに支持さ
れ、第1タンク部2の底面に向けて燃料を吐出するよう
設けられている。さらに、ジェットポンプ8の吐出口の
周囲には、筒状に形成されたジェットポンプ用サブタン
ク9が設けられる。このジェットポンプ用サブタンク9
はサブタンク15内に設けられている。ジェットポンプ
用サブタンク9は上方に開口部9aを有しており、ジェ
ットポンプ8の吐出口から供給された燃料を溜める。従
って、ジェットポンプ8から供給された燃料は、開口部
9aからあふれ、サブタンク15内に出てゆく。
プ8が設けられる。ジェットポンプ8には、第2タンク
部3から第1タンク部2へ取り出されたサクションパイ
プ12が接続され、サクションパイプ12の第2タンク
部3側にはサクションフィルタ10が設けられる。ジェ
ットポンプ8は第1タンク部2の天井に設けられた図示
せぬフランジから延在する図示せぬブラケットに支持さ
れ、第1タンク部2の底面に向けて燃料を吐出するよう
設けられている。さらに、ジェットポンプ8の吐出口の
周囲には、筒状に形成されたジェットポンプ用サブタン
ク9が設けられる。このジェットポンプ用サブタンク9
はサブタンク15内に設けられている。ジェットポンプ
用サブタンク9は上方に開口部9aを有しており、ジェ
ットポンプ8の吐出口から供給された燃料を溜める。従
って、ジェットポンプ8から供給された燃料は、開口部
9aからあふれ、サブタンク15内に出てゆく。
【0013】上記の実施例の構成による作用を説明す
る。リターン通路13を通して燃料が第1タンク部2へ
向けて戻されると、ジェットポンプ8が機能し、第2タ
ンク部3からサクションフィルタ10、サクションパイ
プ12を経由して燃料を吸引し、移送する。燃料タンク
1内の燃料量が減少すると、図1図示のように第2タン
ク部3の燃料量が減少し、燃料の液面11は図1図示の
ようになる。そして、図1図示の状態になると、ジェッ
トポンプ8がサクションパイプ12を通して空気を吸引
するようになる。このため、ジェットポンプ8は、その
吐出口から気泡混じりの燃料を吐出するようになる。
る。リターン通路13を通して燃料が第1タンク部2へ
向けて戻されると、ジェットポンプ8が機能し、第2タ
ンク部3からサクションフィルタ10、サクションパイ
プ12を経由して燃料を吸引し、移送する。燃料タンク
1内の燃料量が減少すると、図1図示のように第2タン
ク部3の燃料量が減少し、燃料の液面11は図1図示の
ようになる。そして、図1図示の状態になると、ジェッ
トポンプ8がサクションパイプ12を通して空気を吸引
するようになる。このため、ジェットポンプ8は、その
吐出口から気泡混じりの燃料を吐出するようになる。
【0014】このような気泡混じりの燃料は、そのまま
燃料送出口4に吸引され燃料噴射ポンプ6に達すると、
その燃料噴射特性や耐久性に悪影響を及ぼす。しかし、
この実施例の構成によると、ジェットポンプ用サブタン
ク9からあふれる際に燃料に混入している気泡が液面に
近づくので、その液面で気泡が消滅しやすくなる。この
ため、ジェットポンプ用サブタンク9からあふれる際に
燃料に混入している気泡が消滅し、気泡が殆ど除去され
た燃料がインレットフィルタ4から燃料送出口へ吸入さ
れるから、上記のような不具合が防止される。
燃料送出口4に吸引され燃料噴射ポンプ6に達すると、
その燃料噴射特性や耐久性に悪影響を及ぼす。しかし、
この実施例の構成によると、ジェットポンプ用サブタン
ク9からあふれる際に燃料に混入している気泡が液面に
近づくので、その液面で気泡が消滅しやすくなる。この
ため、ジェットポンプ用サブタンク9からあふれる際に
燃料に混入している気泡が消滅し、気泡が殆ど除去され
た燃料がインレットフィルタ4から燃料送出口へ吸入さ
れるから、上記のような不具合が防止される。
【0015】なお、ジェットポンプ用サブタンク9の高
さは、ジェットポンプの吐出口から吐出された気泡混じ
りの燃料が直接にインレットフィルタに到達することな
く、燃料の液面近くまで迂回して流れてから到達するよ
うにすればよい。
さは、ジェットポンプの吐出口から吐出された気泡混じ
りの燃料が直接にインレットフィルタに到達することな
く、燃料の液面近くまで迂回して流れてから到達するよ
うにすればよい。
【0016】なお、この実施例では、ジェットポンプ用
サブタンク9をほぼ垂直な壁を有する容器としたが、こ
の容器の少なくとも一部の壁を傾斜させ、容器からあふ
れた燃料がその斜面を流れてサブタンク15内にしずか
に出てゆくようにしてもよい。これにより、気泡の消滅
を促進でき、さらに新たな気泡を生じることも防止され
る。また、ジェットポンプ用サブタンク9のように独立
した容器にすることなく、サブタンク15内をふたつに
仕切る壁を設け、その一方にジェットポンプを配置する
ようにしてもよい。これにより、より簡単な構造を提供
することができる。
サブタンク9をほぼ垂直な壁を有する容器としたが、こ
の容器の少なくとも一部の壁を傾斜させ、容器からあふ
れた燃料がその斜面を流れてサブタンク15内にしずか
に出てゆくようにしてもよい。これにより、気泡の消滅
を促進でき、さらに新たな気泡を生じることも防止され
る。また、ジェットポンプ用サブタンク9のように独立
した容器にすることなく、サブタンク15内をふたつに
仕切る壁を設け、その一方にジェットポンプを配置する
ようにしてもよい。これにより、より簡単な構造を提供
することができる。
【0017】また、この実施例では、ディーゼル機関を
備える車両に本発明を適用したが、ガソリン機関を備え
る車両に適用されてもよく、インタンク式燃料ポンプを
備えるものにおいては、燃料タンク内で燃料ポンプから
の燃料流れを分岐させ、この分岐流れによりジェトポン
プを作動させてもよい。さらに船舶などの内燃機関用燃
料タンクにも適用することができる。
備える車両に本発明を適用したが、ガソリン機関を備え
る車両に適用されてもよく、インタンク式燃料ポンプを
備えるものにおいては、燃料タンク内で燃料ポンプから
の燃料流れを分岐させ、この分岐流れによりジェトポン
プを作動させてもよい。さらに船舶などの内燃機関用燃
料タンクにも適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上に述べた本発明によると、ジェット
ポンプの吐出口と燃料タンクからの燃料送出口との間に
障壁部材を備え、ジェットポンプの吐出口から供給され
た燃料が、障壁部材を越えて燃料送出口に到達するよう
にしたため、障壁部材を越える際に気泡の消滅が促進さ
れるため、気泡が燃料送出口から内燃機関に向けて送出
されてベーパロック、あるいは燃料噴射ポンプの耐久性
低下などの不具合を生じることが防止されるという効果
がある。
ポンプの吐出口と燃料タンクからの燃料送出口との間に
障壁部材を備え、ジェットポンプの吐出口から供給され
た燃料が、障壁部材を越えて燃料送出口に到達するよう
にしたため、障壁部材を越える際に気泡の消滅が促進さ
れるため、気泡が燃料送出口から内燃機関に向けて送出
されてベーパロック、あるいは燃料噴射ポンプの耐久性
低下などの不具合を生じることが防止されるという効果
がある。
【図1】本発明を適用した一実施例の燃料供給装置の構
成図である。
成図である。
1 鞍型燃料タンク 4 インレットフィルタ 5 セジメンタ 6 燃料噴射ポンプ 7 ディーゼル機関 8 ジェットポンプ 9 ジェットポンプ用サブタンク 10 サクションフィルタ 12 サクションパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 37/18 7049−3G F04F 5/54 2125−3H
Claims (2)
- 【請求項1】 ふたつの燃料タンクと、 一方の燃料タンクに設けられ内燃機関に燃料を送出する
燃料送出口と、 他方の燃料タンクから一方の燃料タンクへ燃料を移送す
るジェットポンプとを備える燃料供給装置において、 前記一方の燃料タンク内に設けられ、前記ジェットポン
プの吐出口と前記内燃機関への燃料送出口との間に障壁
部材を設け、前記吐出口から吐出された燃料が該障壁部
材を越えて前記燃料送出口に到達するようにしたことを
特徴とする燃料供給装置。 - 【請求項2】 前記障壁部材として、前記ジェットポン
プの吐出口を包囲し、上方に開口部を備える容器を備
え、この開口部から前記吐出口から吐出された燃料があ
ふれて前記燃料送出口に到達するようにしたことを特徴
とする請求項1記載の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26080291A JP2961994B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26080291A JP2961994B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 燃料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0599090A true JPH0599090A (ja) | 1993-04-20 |
JP2961994B2 JP2961994B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=17352952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26080291A Expired - Fee Related JP2961994B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2961994B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0874800A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-19 | Takuo Mochizuki | 遠心分離手段を備えた負圧形成装置 |
KR20030088590A (ko) * | 2002-05-13 | 2003-11-20 | 기아자동차주식회사 | 디젤 엔진의 커먼레일 방식의 연료 공급 장치 |
JP2009143378A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Toyota Motor Corp | 燃料タンク構造 |
JP2010031675A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Aisan Ind Co Ltd | 燃料添加装置 |
JP2010236409A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Denso Corp | 燃料供給装置 |
US7874811B2 (en) * | 2002-08-09 | 2011-01-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Suction jet pump |
JP2012017691A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Denso Corp | フィルタ装置 |
JP2015021483A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 愛三工業株式会社 | センサ装置 |
US9850865B2 (en) | 2014-10-13 | 2017-12-26 | Denso Corporation | Fuel supply device |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP26080291A patent/JP2961994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0874800A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-19 | Takuo Mochizuki | 遠心分離手段を備えた負圧形成装置 |
KR20030088590A (ko) * | 2002-05-13 | 2003-11-20 | 기아자동차주식회사 | 디젤 엔진의 커먼레일 방식의 연료 공급 장치 |
US7874811B2 (en) * | 2002-08-09 | 2011-01-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Suction jet pump |
JP2009143378A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Toyota Motor Corp | 燃料タンク構造 |
JP2010031675A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Aisan Ind Co Ltd | 燃料添加装置 |
JP2010236409A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Denso Corp | 燃料供給装置 |
JP2012017691A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Denso Corp | フィルタ装置 |
JP2015021483A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 愛三工業株式会社 | センサ装置 |
US9850865B2 (en) | 2014-10-13 | 2017-12-26 | Denso Corporation | Fuel supply device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2961994B2 (ja) | 1999-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5070849A (en) | Modular fuel delivery system | |
JP4796426B2 (ja) | 燃焼機関の燃料供給システム | |
US6488476B2 (en) | Fuel feed unit | |
US5080077A (en) | Modular fuel delivery system | |
US4543938A (en) | In-line fuel reservoir | |
US6718953B1 (en) | Fuel vapor separator with a flow directing component within a fuel recirculating flow path | |
US20020152996A1 (en) | Device for delivering fuel from a storage tank to an internal combustion engine of a motor vehicle | |
US10495039B2 (en) | Fuel system having a jet pump | |
JPH0599090A (ja) | 燃料供給装置 | |
US7387111B2 (en) | In-tank fuel supply unit with attachable jet pump assembly and filter | |
JP3683139B2 (ja) | 燃料タンク | |
US6006705A (en) | Fuel injection system | |
JP2002013450A (ja) | 燃料供給装置 | |
CN1757901A (zh) | 发动机燃料供给装置 | |
JPS63227949A (ja) | 車両用燃料供給装置 | |
US6216672B1 (en) | Fuel supply system of outboard motor | |
JPH0560100A (ja) | 燃料供給装置 | |
JPH04295172A (ja) | 船外機用四サイクル燃料噴射エンジンにおける燃料供給装置 | |
JPS6283224A (ja) | 燃料供給装置 | |
WO1991017355A1 (en) | Fuel system for an internal combustion engine | |
JPH0524351B2 (ja) | ||
JP7536709B2 (ja) | タンクユニット | |
JP2844949B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
KR930001689B1 (ko) | 연료공급장치 | |
JPH07332195A (ja) | 燃料供給装置およびデリバリパイプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990706 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080806 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |