JPH059645U - 砕土機 - Google Patents

砕土機

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JPH059645U
JPH059645U JP6694991U JP6694991U JPH059645U JP H059645 U JPH059645 U JP H059645U JP 6694991 U JP6694991 U JP 6694991U JP 6694991 U JP6694991 U JP 6694991U JP H059645 U JPH059645 U JP H059645U
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cylinder
sorting
soil
crushing
selecting
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転しながら砕土を選別する部位より上方の
選別筒の外側に空気を噴射せしめ、選別孔の目詰まり解
除、または、目詰まりを防止し、砕土選別効率の向上を
図ることにある。 【構成】 傾斜姿勢の砕土室内に、多数の選別孔を形成
した選別筒を回動可能に設け、更に、この選別筒内に砕
土手段を配設した砕土機において、選別筒の砕土選別部
より上方の外側に、選別筒の軸線方向にそい、かつ、選
別筒の略全長に及ぶ空気噴出手段を近接配設したことを
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、育苗用,園芸用などの土を生産する砕土機の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に育苗用の床土や覆土は、農家が圃場などから回収した土を乾燥し、これ を砕土して使用されていた。しかしながら近年では、図3で示すように、育苗用 や園芸用に適した土を現場において採掘し、この採掘したコンベア1によって傾 斜姿勢の回転ドラムなどの乾燥手段2内に投入するとともに、投入された塊土を バーナーなどの加熱手段3によって強制乾燥したものを、コンベア4を介して従 来一般に知られている砕土機5のホッパー6に投入し、該砕土機5内において砕 土,選別して、育苗用や園芸用の土を工業的に生産する傾向にある。
【0003】 上述した従来一般に知られている砕土機とは、機枠に設けた砕土室内に、傾斜 姿勢で、かつ、内部に砕土機構を設けた多孔状回転筒体を軸架し、この回転筒体 の傾斜上端開口部に、機枠に設けた塊土の供給ホッパーを連通させ、この供給ホ ッパーから投入された塊土を砕土機構にて砕土し、上記多孔状回転筒体にて選別 回収するようにしたものである。(例えば、実開昭62−199141号公報参 照)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一般農家が自家用として上記実開昭62−199141号公報などで示される 砕土機を用い、育苗用の床土や覆土を得ることにはさほどの問題はないが、図3 で示すような大規模な設備で、工業的に大量の育苗用,園芸用の土を生産する場 合には、次のような課題がある。
【0005】 図3で示すような設備においては、採掘した塊土をバーナーなどの加熱手段を 用いて乾燥させたものを、そのまま砕土機に投入する流れ作業によって育苗用, 園芸用の土の生産が行われる。しかしながら、乾燥手段から排出された直後の塊 土は中心部まで乾燥されておらず、高温,多湿である。このような高温,多湿の 塊土が砕土機において破砕されると、内部から多くの水蒸気が発散し、その水蒸 気が砕土室内、特に、多孔状回転筒の内面に水滴となって付着し、この水滴に粉 状の砕土が付着成長して遂には選別孔を閉塞せしめ、砕土の選別効率を著しく阻 害する。
【0006】 また、砕土室を構成するカバーケースの内面,回転駆動機構、選別孔の閉塞を 防止するブラシなどの清掃機構なども同様に汚損され、夫々のもつ機能が低下さ れるという課題があるし、特に、このような設備にあっては、回転筒に接触回転 するブラシなどの清掃手段の使用は不可能に近い。
【0007】 更に、砕土室内全体に水蒸気が充満するので、外部からの砕土状態の目視がで きず、砕土効率に支障をきたすとともに、回転筒体に付着成長する砕土によって 回転筒体の回転のバランスが崩れ、これを支持する機構や駆動機構に偏荷重を与 え、機構の破損を招くなどの不都合がある。
【0008】 本考案の目的は、回転しながら砕土を選別する部位より上方の選別筒の外側に 空気を噴射せしめ、選別孔の目詰まり解除、または、目詰まりを防止し、砕土選 別効率の向上を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
従来技術の課題を解決する本考案の構成は、傾斜上端に塊土の供給ホッパーを 設けた傾斜姿勢の砕土室内に、該砕土室の傾斜軸線方向にそった傾斜姿勢で、か つ、多数の選別孔を形成し上記ホッパーに連なる選別筒を回動可能に軸架し、更 に、この選別筒内に塊土の砕土手段を設けた砕土機において、上記選別筒の砕土 選別部より上方の外側に、上記選別筒の軸線方向にそい、かつ、選別筒の略全長 に及ぶ空気噴出手段を近接配設したものである。
【0010】
【作用】
砕土により閉塞、または、閉塞されようとする選別孔は、空気噴出手段部を通 過する際に噴出空気によって開口される。また、選別孔から選別筒内に吹き込ま れた空気は選別作用を助長する。
【0011】
【実施例】
次に、図面について本考案実施例の詳細を説明する。 図1は一部切欠側面図、図2は同上縦断正面図、図3は従来設備の説明図であ る。
【0012】 11は機枠であって、該機枠11の前端部両側には長尺の脚杆12が、また、 機枠11の後端部両側には上記脚杆12より短尺の車輪付き脚杆13が設けられ ており、機枠全体を傾斜姿勢に形成する。そして、図2に示すように、上記機枠 11の外側には、これの下面を除いたカバーケース14を被着し、このカバーケ ース14によって傾斜姿勢の砕土室15が構成される。
【0013】 16は、上記砕土室15内に配設され、この砕土室15の傾斜軸線にそった傾 斜姿勢で、かつ、略全域に多数の選別孔17を穿設形成した選別筒である。そし て、機枠11の傾斜上端部、即ち、上記砕土室15の傾斜上端部には、上記選別 筒16に連なる塊土の供給ホッパー18が設けてある。該供給ホッパー18の傾 斜上端外周は、図2に示すように、機枠11に軸支した複数のガイドローラ19 によって回動可能に支承されている。
【0014】 20は、上記選別筒16の中心軸線上に配設された回動軸で、この回動軸20 の傾斜上端は、上記供給ホッパー18、または、機枠11の前部に設けたアーム 21に軸受22を介して軸支され、また、回動軸20の傾斜下端は、上記機枠1 1に軸支せしめられている。この回動軸20には、上流側から下流側に至るに従 い順次長尺とした砕土杆23が放射状に設けられている。上記回動軸20の傾斜 下端部にはプーリー24が設けてあり、このプーリー24は、機枠11にとりつ けた駆動用のモータ25に直結せるプーリー26とベルト27にて接続され、上 記回動軸20、即ち、砕土杆23が比較的高速に回動されるようにしてある。
【0015】 図1における28は、上記回動軸20にフリーに設けた径大ギアで、この径大 ギア28には後部の機枠11に軸架した径小ギア29が噛合されている。また、 この径小ギア29の軸30端にはプーリー31が設けてあり、これと上記モータ 25のプーリー26とをベルト32にて接続する。一方、上記径大ギア28と径 小ギア29は、この径大ギア28に固定されて回転し、かつ、両ギア28,29 に飛散砕土などの付着を防止する偏平円筒形のケース33中に収容されるととも に、このケース33と上記選別筒16の傾斜下端とは、複数のアーム34によっ て結合され、選別筒16が比較的低速回転されるようにしてある。
【0016】 上記機枠11の底部、即ち、上記選別筒16の下方には、中央部を谷底とした 断面形状がホッパー形のシュート35を配設し、このシュート35の谷部中央に 砕土の回収口36を形成する。また、このシュート35の谷部には、上記回動軸 20の軸線と平行なスクリュー構造の移送体37を配設し、この移送体37の傾 斜下端の軸38にプーリー39を設け、これと上記モータ25のプーリー26と をベルト40にて接続する。また、上記移送体37は、夫々砕土を上記中央部の 回収口36に移送するため、夫々移送方向を逆とした移送部37a,37bとに よって構成されている。
【0017】 上記砕土室15を構成するカバーケース14の上面略中央部に比較的広面積の 開口41を形成し、この開口41の上部に、一側面に円形の開口部42を設けた 立方形状のケース43を設けるとともに、このケース43内に、上記開口部42 に臨ませた排気ファン44を設け、上記開口41を通して砕土室15内の空気な どが吸引され外部に排気しうるようにしたものである。図中45は、上記ケース 43の開口部42に一端が接続された排気ダクトで、この排気ダクト45の他端 は、例えば、建屋の壁面を介して外部に通じるようにとりつけられる。
【0018】 また、上記カバーケース14の上辺と上記選別筒16の頂部との間には、この 選別筒16の軸線方向と平行で、而も、機枠11間に橋架的にとりつけられた支 持杆46が設けてあり、この支持杆46には、上記開口41の面積よりやや広面 積で、かつ、正面形状が屋根形状をした邪魔板47が、上記開口41の下部に臨 むようとりつけられている。そして、この邪魔板47は選別筒16に付着してい る砕土の吸引や、局部的吸引を防止するとともに、砕土室15内の空気を万遍な く吸引させる作用を有する。尚、この実施例は、排気ファン44をもつケース4 3がとりつけられる開口41をカバーケース14の上面に形成したが、この開口 41の設定位置は、他の部分でも同様な作用効果が得られることから、図示のも のに特定されるものでない。
【0019】 更に、上記カバーケース14の肩部には、上記選別筒16の軸線方向にそい、 かつ、この選別筒16の長さと略同長のスリット状の開口48を設け、これに、 先端にスリット状の噴出口49を形成したエアノズル50を挿嵌し、上記噴出口 49を選別筒16の外周面に近接させる。上記エアノズル50はハウジング構造 であって、これの外側中央部に円筒部51を形成し、これに、基部にブロアーな どの圧力空気送給手段(図示略)を接続したホース52の他端を連結し、エアノ ズル50を介し噴出口49から連続的、または、間欠的に噴出される高圧空気に よって、選別筒16の選別孔17が砕土によって目詰まりしているのを開口し、 また、目詰まりしようとするのを防止せしめ、選別孔17を常時開口状態とする ことができる。従って、上記エアノズル50の設定位置は、砕土の選別作用が行 われない選別筒16の中心位置より上方に設定する。
【0020】 尚、上記実施例で述べた噴出口49を形成したエアノズル50は、カバーケー ス14に設けるようにしたが、エアノズルをパイプ構造(図示略)とし、これを 、上記カバーケース14と選別筒16との間の砕土室15部に挿入配設すること も可能であるので、図示のものに特定されることはないし、また、上記空気噴出 手段は、砕土室内空気の排気手段をもつ砕土機に設ける必要はなく、従来一般に 使用されている砕土機にも付設しうることから、図示実施例のものに特定されな い。
【0021】
【考案の効果】
上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得られる。 (a)選別孔が砕土によって目詰まりした選別孔は、空気噴出手段部を通過する 際に噴出空気作用によって開口され、また、目詰まりしようとするのを防止せし め、選別孔を常時開口状態に保ち、砕土選別効率の向上が図れる。 (b)選別孔から選別筒内に流入した空気は、砕土選別作用を助長し、更に一層 選別効率の向上が図れる。 (c)選別孔の目詰まり防止手段として回転ブラシを用いた従来技術のように、 回転ブラシの摩耗などによる交換作業が要求されないので、経済的であるととも に、稼働効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部切欠側面図である。
【図2】縦断正面図である。
【図3】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
11 機枠 12 脚杆 13 車輪付き脚杆 14 カバーケース 15 砕土室 16 選別筒 17 選別孔 18 供給ホッパー 19 ガイドローラ 20 回動軸 23 砕土杆 25 モータ 35 シュート 36 回収口 37 移送体 41 開口 42 開口部 43 ケース 44 排気ファン 45 排気ダクト 46 支持杆 47 邪魔板 48 開口 49 噴出口 50 エアノズル 51 円筒部 52 ホース

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 傾斜上端に塊土の供給ホッパーを設けた
    傾斜姿勢の砕土室内に、該砕土室の傾斜軸線方向にそっ
    た傾斜姿勢で、かつ、多数の選別孔を形成し上記ホッパ
    ーに連なる選別筒を回動可能に軸架し、更に、この選別
    筒内に塊土の砕土手段を設けた砕土機において、上記選
    別筒の砕土選別部より上方の外側に、上記選別筒の軸線
    方向にそい、かつ、選別筒の略全長に及ぶ空気噴出手段
    を近接配設したことを特徴とする砕土機。
JP1991066949U 1991-07-29 1991-07-29 砕土機 Expired - Lifetime JP2547874Y2 (ja)

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Citations (5)

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