JPH059615Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH059615Y2 JPH059615Y2 JP7579186U JP7579186U JPH059615Y2 JP H059615 Y2 JPH059615 Y2 JP H059615Y2 JP 7579186 U JP7579186 U JP 7579186U JP 7579186 U JP7579186 U JP 7579186U JP H059615 Y2 JPH059615 Y2 JP H059615Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- sensors
- encoder
- code pattern
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Optical Transform (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は核磁気共鳴測定装置等のオートサンプ
ラーにおいて使用するエンコーダに関する。
ラーにおいて使用するエンコーダに関する。
一般に、サンプルを自動供給するオートサンプ
ラーにおいては、各サンプルに番号を付け、それ
を電気的に読み取るためエンコーダが必要であ
る。そのため、従来1枚のデイスクに必要な数の
センサを設けて構成したインクリメンタル型エン
コーダでサンプル番号を読み取つている。
ラーにおいては、各サンプルに番号を付け、それ
を電気的に読み取るためエンコーダが必要であ
る。そのため、従来1枚のデイスクに必要な数の
センサを設けて構成したインクリメンタル型エン
コーダでサンプル番号を読み取つている。
しかしながら、このような従来のエンコーダで
は、デイスクの回転に応じたパルスの数をカウン
トしてるため、一度エラーが出るとカウンタをリ
セツトしなければならなかつた。
は、デイスクの回転に応じたパルスの数をカウン
トしてるため、一度エラーが出るとカウンタをリ
セツトしなければならなかつた。
エンコーダとして、デイスク表面に形成したコ
ードパターンをセンサで読み取るアブソリユート
型のものを使用すれば、このような問題はない
が、アブソリユート型ではコードのビツト数を増
すとデイスクを大型化しなければならなかつた。
これはセンサとして反射型のものを使用する場合
に顕著である。例えば、反射型センサでは、セン
サが反射光を感じるためには、4mm×4mm程度の
反射物が必要で、サンプル数を128と多くした場
合、1ステツプ(サンプル1つに対する移動量)
で得られる回転角は、360°/128=2.8125°となり、
誤読が生じないように1ステツプにおける前記反
射物の間隔を4mmとするためには、デイスクの直
径が500以上と極めて大きいものとなつてしま
う欠点があつた。
ードパターンをセンサで読み取るアブソリユート
型のものを使用すれば、このような問題はない
が、アブソリユート型ではコードのビツト数を増
すとデイスクを大型化しなければならなかつた。
これはセンサとして反射型のものを使用する場合
に顕著である。例えば、反射型センサでは、セン
サが反射光を感じるためには、4mm×4mm程度の
反射物が必要で、サンプル数を128と多くした場
合、1ステツプ(サンプル1つに対する移動量)
で得られる回転角は、360°/128=2.8125°となり、
誤読が生じないように1ステツプにおける前記反
射物の間隔を4mmとするためには、デイスクの直
径が500以上と極めて大きいものとなつてしま
う欠点があつた。
本考案は上記問題点を解決するためのもので、
デイスクを大型化せずに高精度の読み取りができ
るエンコーダを提供することを目的とする。
デイスクを大型化せずに高精度の読み取りができ
るエンコーダを提供することを目的とする。
そのために本考案のエンコーダは、コードパタ
ーンが形成され、下位ビツト、上位ビツトを構成
する少なくとも2以上のデイスクと、各デイスク
で表現されるビツト数に対応して各デイスクに対
向してコードパターンの境界線方向に沿つて設け
られた複数のセンサとを備え、下位ビツトのデイ
スクの回転を1/2n(nは正の整数)の回転比で
減速して順次上位ビツトのデイスクへ伝達して回
転するようにしたエンコーダであつて、上位ビツ
トのデイスクには、桁上げ時にコードパターンの
境界がかからないように位置する前記センサと同
数の補助センサが配置され、桁上げ時のみ前記補
助センサによりコードパターンの読み取りを行う
ことを特徴とする。
ーンが形成され、下位ビツト、上位ビツトを構成
する少なくとも2以上のデイスクと、各デイスク
で表現されるビツト数に対応して各デイスクに対
向してコードパターンの境界線方向に沿つて設け
られた複数のセンサとを備え、下位ビツトのデイ
スクの回転を1/2n(nは正の整数)の回転比で
減速して順次上位ビツトのデイスクへ伝達して回
転するようにしたエンコーダであつて、上位ビツ
トのデイスクには、桁上げ時にコードパターンの
境界がかからないように位置する前記センサと同
数の補助センサが配置され、桁上げ時のみ前記補
助センサによりコードパターンの読み取りを行う
ことを特徴とする。
本考案のエンコーダは、エンコーダを構成する
デイスクを2以上に分割し、上位ビツトのデイス
クに、主センサを加えて補助センサを設け、回転
角の小さい上位ビツトのデイスクの主センサがデ
イスクの切欠きの境界にきた時は、補助センサで
読むようにして、1ステツプ当たりの回転角が小
さくても誤読しないようにしている。
デイスクを2以上に分割し、上位ビツトのデイス
クに、主センサを加えて補助センサを設け、回転
角の小さい上位ビツトのデイスクの主センサがデ
イスクの切欠きの境界にきた時は、補助センサで
読むようにして、1ステツプ当たりの回転角が小
さくても誤読しないようにしている。
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本考案によるエンコーダの一実施例を
示す図、第2図、第3図は第1図のエンコーダを
構成するデイスクを示す図である。図中、11,
13はデイスク、15,17,19,21は歯
車、23,25はセンサ、27,29は切欠きで
ある。
示す図、第2図、第3図は第1図のエンコーダを
構成するデイスクを示す図である。図中、11,
13はデイスク、15,17,19,21は歯
車、23,25はセンサ、27,29は切欠きで
ある。
図において、デイスク11には5個のセンサ2
3、デイスク13には4個のセンサ25が設けら
れている。第2図、第3図の□は4mm×4mmの正
方形反射物でセンサが感ずることができる最少面
積であり、デイスクの全周にわたつてセンサが描
かれているのは、デイスクの各回転ステツプをセ
ンサの移動状態で表わしたものである。そしてデ
イスク11の回転は、ギア15,17により1/4
に減速されてデイスク13に伝えられ、同時にギ
ア19,21を介して図示しないサンプラーを駆
動している。
3、デイスク13には4個のセンサ25が設けら
れている。第2図、第3図の□は4mm×4mmの正
方形反射物でセンサが感ずることができる最少面
積であり、デイスクの全周にわたつてセンサが描
かれているのは、デイスクの各回転ステツプをセ
ンサの移動状態で表わしたものである。そしてデ
イスク11の回転は、ギア15,17により1/4
に減速されてデイスク13に伝えられ、同時にギ
ア19,21を介して図示しないサンプラーを駆
動している。
次に、デイスクの各回転ステツプにおける読み
取りについて説明する。
取りについて説明する。
第2図に示した5個のセンサ23で下位5ビツ
ト、第3図に示した4個のセンサ25で上位2ビ
ツトを読みとり、25×22=128まで読み取る。
ト、第3図に示した4個のセンサ25で上位2ビ
ツトを読みとり、25×22=128まで読み取る。
デイスク11は1周25=32ステツプであり、回
転角は1ステツプ360°/32=11.25°となり、各回
転ステツプ毎のセンサの重なりによる誤読を避け
るためには、デイスクの直径は190もあれば十
分である。
転角は1ステツプ360°/32=11.25°となり、各回
転ステツプ毎のセンサの重なりによる誤読を避け
るためには、デイスクの直径は190もあれば十
分である。
デイスク13は1/4に減速されて回転するので、
回転角は1ステツプ11.25°/4=2.8125°となる。
このように、デイスク13の1ステツプ当たりの
回転角は小さくなるので、第3図に示すように、
各回転ステツプ毎に4mm×4mmの反射物はその位
置が隣接もしくは重なつてしまい、デイスク13
の切欠き29の境界にセンサ25がきた時(第3
図Q1〜Q4の位置)誤読の可能性が生ずる。そこ
で、第3図に示すように、メインのセンサa,b
の外に補助センサ2個c,dを用意し、メインの
センサa,bが切欠きの境界にきた時は、切欠き
の境界から外れている補助センサに読ませる。
回転角は1ステツプ11.25°/4=2.8125°となる。
このように、デイスク13の1ステツプ当たりの
回転角は小さくなるので、第3図に示すように、
各回転ステツプ毎に4mm×4mmの反射物はその位
置が隣接もしくは重なつてしまい、デイスク13
の切欠き29の境界にセンサ25がきた時(第3
図Q1〜Q4の位置)誤読の可能性が生ずる。そこ
で、第3図に示すように、メインのセンサa,b
の外に補助センサ2個c,dを用意し、メインの
センサa,bが切欠きの境界にきた時は、切欠き
の境界から外れている補助センサに読ませる。
なお、第3図においてQ1,Q2,Q3,Q4の各位
置に回転方向に5個のセンサが描かれているの
は、コードパターン境界部におけるデイスクの回
転ステツプをセンサの移動状態で表したものであ
る。
置に回転方向に5個のセンサが描かれているの
は、コードパターン境界部におけるデイスクの回
転ステツプをセンサの移動状態で表したものであ
る。
即ち、反射の場合を0、透過の場合を1とした
時、下位ビツトのデイスク11で読み取られる値
は、第2図のP1の位置では(00000)、P2の位置
では(00001)であり、この時上位ビツトのデイ
スク13は1/4回転した第3図のQ1〜Q4の位置に
あるので誤読の可能性が生ずる。そこで下位ビツ
トが(00000)及び(00001)の場合、デイスク1
3では補助のセンサc,dで読む。それ以外では
センサ25はデイスク13の切欠きの境界にな
く、誤読するおそれはないのでメインのセンサ
a,bで読む。
時、下位ビツトのデイスク11で読み取られる値
は、第2図のP1の位置では(00000)、P2の位置
では(00001)であり、この時上位ビツトのデイ
スク13は1/4回転した第3図のQ1〜Q4の位置に
あるので誤読の可能性が生ずる。そこで下位ビツ
トが(00000)及び(00001)の場合、デイスク1
3では補助のセンサc,dで読む。それ以外では
センサ25はデイスク13の切欠きの境界にな
く、誤読するおそれはないのでメインのセンサ
a,bで読む。
1ステツプの回転角がさらに小さくなつた場合
でも、補助センサをさらに追加すれば読み取り可
能となる。
でも、補助センサをさらに追加すれば読み取り可
能となる。
1ステツプの回転角がさらに小さくなり、補助
センサの追加でも読み取れない場合、デイスクの
分割数を多くし、上位ビツト側のデイスクに補助
センサを設けるようにすれば、デイスクを大型化
せずに高精度の読み取りが可能となる。
センサの追加でも読み取れない場合、デイスクの
分割数を多くし、上位ビツト側のデイスクに補助
センサを設けるようにすれば、デイスクを大型化
せずに高精度の読み取りが可能となる。
尚、上記実施例ではセンサとして反射型を用い
たが、透過型のセンサを用いる場合であつても同
様の効果が得られる。
たが、透過型のセンサを用いる場合であつても同
様の効果が得られる。
以上のように本考案によれば、エンコーダを2
以上に分割し、上位ビツトのデイスクに補助セン
サを設けるようにしたので、デイスクを大型化せ
ずに高精度の読み取りが可能なエンコーダが実現
される。
以上に分割し、上位ビツトのデイスクに補助セン
サを設けるようにしたので、デイスクを大型化せ
ずに高精度の読み取りが可能なエンコーダが実現
される。
第1図は本考案によるエンコーダの一実施例を
示す図、第2図、第3図は第1図のエンコーダを
構成するデイスクを示す図である。 11,13……デイスク、15,17,19,
21……歯車、23,25……センサ、27,2
9……切欠き。
示す図、第2図、第3図は第1図のエンコーダを
構成するデイスクを示す図である。 11,13……デイスク、15,17,19,
21……歯車、23,25……センサ、27,2
9……切欠き。
Claims (1)
- コードパターンが形成され、下位ビツト、上位
ビツトを構成する少なくとも2以上のデイスク
と、各デイスクで表現されるビツト数に対応して
各デイスクに対向してコードパターンの境界線方
向に沿つて設けられた複数のセンサとを備え、下
位ビツトのデイスクの回転を1/2n(nは正の整
数)の回転比で減速して順次上位ビツトのデイス
クへ伝達して回転するようにしたエンコーダであ
つて、上位ビツトのデイスクには、桁上げ時にコ
ードパターンの境界がかからないように位置する
前記センサと同数の補助センサが配置され、桁上
げ時のみ前記補助センサによりコードパターンの
読み取りを行うことを特徴とするエンコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7579186U JPH059615Y2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7579186U JPH059615Y2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62187809U JPS62187809U (ja) | 1987-11-30 |
JPH059615Y2 true JPH059615Y2 (ja) | 1993-03-10 |
Family
ID=30922259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7579186U Expired - Lifetime JPH059615Y2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059615Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-20 JP JP7579186U patent/JPH059615Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62187809U (ja) | 1987-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4041483A (en) | Absolute incremental hybrid shaft position encoder | |
US4421980A (en) | Position encoder with closed-ring diode array | |
US5418362A (en) | Encoder for determining absolute linear and rotational positions | |
JP2002513923A (ja) | 多回転エンコーダ | |
JPS5990013A (ja) | 位置検出装置 | |
CN104169685A (zh) | 高分辨率绝对式编码器 | |
US4870559A (en) | Intelligent transducer | |
JP2005208059A (ja) | 光回転角度トランスミッタ及び回転角度トランスミッタのコード円板を走査する方法 | |
US4201911A (en) | Shaft angle digitizer | |
US4720631A (en) | Electro-optical compass card wherein transmissive member has random patterns that repeat for particular rotational positions | |
US6184518B1 (en) | Rotary encoder with multiple calibration points | |
CN108844560B (zh) | 一种旋转编码器及位移测量装置 | |
CN106482764A (zh) | 差分式光电编码器及位置判断方法 | |
CN106767962A (zh) | 差分式光电编码器及位置判断方法 | |
US6145368A (en) | Method for calibrating rotary encoder with multiple calibration points | |
JPS6148088B2 (ja) | ||
CN110031024A (zh) | 一种增量式编码器 | |
US4841297A (en) | Displacement coder | |
JPH059615Y2 (ja) | ||
CN109607386A (zh) | 回转角度检测装置、回转设备及塔式起重机 | |
JP3509830B2 (ja) | 光学式ロータリエンコーダ | |
JP2537146B2 (ja) | 変位測定装置 | |
CN101358860A (zh) | 光电式角度传感器 | |
US4441178A (en) | Method of correcting a position of a disk record on a turntable | |
JPH01152314A (ja) | アブソリュートエンコーダ |