JPH0595933A - 核磁気共鳴イメージング方法 - Google Patents

核磁気共鳴イメージング方法

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JPH0595933A
JPH0595933A JP4041572A JP4157292A JPH0595933A JP H0595933 A JPH0595933 A JP H0595933A JP 4041572 A JP4041572 A JP 4041572A JP 4157292 A JP4157292 A JP 4157292A JP H0595933 A JPH0595933 A JP H0595933A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検体中の磁気回転性物質の運動画情報を得る
ことができる核磁気共鳴イメージング方法を提供する。 【構成】 分極用磁界中に置かれた磁気回転性物質から
なる検体に励起用磁界を印加して磁気モーメントを生じ
させ、検体から発生する磁気共鳴信号を検出する核磁気
共鳴方法において、分極用磁界、励起用磁界と共に、さ
らに磁気共鳴信号に検体の位置に関する情報を付与する
ための位置表示用勾配磁界と、磁気共鳴信号に検体中の
磁気回転性物質の運動に関する情報を付与するための勾
配磁界であって励起用磁界の発生から磁気共鳴信号の発
生までの期間に検体中の磁気回転核に対して極性を反転
することにより当該期間中のこの勾配磁界の積分値が事
実上ゼロに保たれるような運動表示用勾配磁界とを印加
し、かつ以上の手順を繰り返しつつ、得られる磁気共鳴
信号を処理することにより検体中の磁気回転物質の運動
情報を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に磁気回転共鳴分光
学に関し、さらに詳しく述べれば、材料の特性を測定す
る核磁気共鳴(NMR)を利用する方法および装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気回転共鳴分光学は、常磁性状態にあ
る磁気モーメントおよび電子を持つ核を研究するように
導かれる。前者は核磁気共鳴(NMR)といわれ、後者
は常磁性共鳴(EPR)または電子スピン共鳴(ES
R)といわれる。あまり実施されない他の形の磁気回転
分光学が存在するが、これも本発明の分野に含まれてい
る。
【0003】磁気モーメントを有するどんな核でも、そ
れが置かれる磁界の方向と自ら整合しようとする。しか
しそうする場合、核は磁界の強さによりかつ特定の核種
族の性質(核の磁気回転定数γ)により左右される特性
角周波数(ラーモア周波数)でこの方向の回りを歳差運
動する。
【0004】人間の組織のような物質が一様な磁界(成
極磁界Bz )を受けると、組織にある常磁性核の個々の
磁気モーメントはこの磁界と整合しようとするが、それ
ぞれの特性ラーモア周波数でランダムな順序にその回り
を歳差運動する。正味磁気モーメントMz は成極磁界の
方向に作られるが、垂直面(x−y面)内のランダムに
置かれた成分は相互に打ち消し合う。しかし、物質すな
わち組織がx−y面にありかつラーモア周波数に近い磁
界(励磁界B1 )で照射されるならば、正味整合モーメ
ントMz はx−y面に回転されて、ラーモア周波数でx
−y面に回転する正味横磁気モーメントM1 を作る。M
z のM1 成分への回転が達成される度合、したがって正
味磁気モーメント(M=M0 +M1 )の大きさおよび方
向は主として加えられる励磁界B1 の時間の長さに左右
される。
【0005】この磁気回転現象の実際の値は、核磁信号
が終った後で出される無線信号に存する。励磁信号が除
去されると、横磁気モーメントM1 によって作られる回
転磁界によって発振正弦波が受信コイル内に誘起され
る。この信号の周波数はラーモア周波数であり、その最
初の振幅A0 はM1 の大きさによって定められる。放射
信号(簡単なシステムにおける)の振幅Aは時間tと共
に指数の形で次の通り減衰する:
【数1】A=A0 -t/T2
【0006】減衰点数1/T2 はプロセスの特性であ
り、それは研究中の物質に関する貴重な情報を提供す
る。時定数T2 は「スピン−スピン緩和」定数、または
「横緩和」定数と呼ばれ、それは核の整合された歳差が
励磁信号B1 に除去後に移相する割合を測定する。
【0007】T2 スピン−スピン緩和プロセスによって
定められる他の要素が自由誘導減衰(FID)信号の振
幅に貢献する。これらの1つは、時定数T1 を有するこ
とを特徴とするスピン−格子緩和プロセスと呼ばれる。
これは正味磁気モーメントMが磁気成極(Z)の軸に沿
ってその平衡値M0 へ復帰することを説明するので縦緩
和プロセスとも呼ばれる。時定数T1 はT2 より長く、
大部分の物質ではるかに長く、またその自主測定は他の
回転磁気手順の問題である。
【0008】上述の測定は「パルスNMR測定」と呼ば
れる。それらは励磁の周期と放射の周期とに分けられ
る。以下にもっと詳しく説明するが、この測定サイクル
は各サイクル中の異なるデータを累積したり、被実験者
の異なる場所で同じ測定を行ったりするように何回も繰
り返すことができる。いろいろな持続時間の1個以上の
励磁パルスを加えることを意味するいろいろな準備励磁
法が知られている。このような準備励磁法は、後で説明
される自由誘導減衰(FID)信号を特定の現象に「増
感させる」のに用いられる。これらの励磁法のあるもの
は、米国特許第4339716号、第4345207
号、第4021726号、第4115730号および第
3474329号に開示されている。
【0009】NMR測定は多くの科学および工学分野で
役立つが、その医学分野での潜在的用途はまことに大き
い。NMR測定はX線から全く異なるコントラスト・メ
カニズムを提供し、またこれによって柔かい組織の相違
がX線では全く認められないNMRで観測することがで
きる。さらに、NMR測定によって生理学上の相違が観
測されるが、X線は主として解剖学上の研究に限られ
る。
【0010】NMRを利用する大部分の医学応用では、
被実験者の特定の場所で磁気回転情報を得る結像法が使
用されなければならない。主要なNMR結像法は「ツオ
イグマトグラフィー(Zeugmatograph
y)」と呼ばれ、1973年3月16日発行ネイチャ第
242巻、第190頁〜第191頁に記載された「誘起
局部相互作用による像形成:核磁気共鳴使用例」の記事
においてピー・シー・ラウターバー(P.C.Laut
erbur)によってまず提案された。ツオイグマトグ
ラフィーは、成極磁界B0 と同じ方向を持つが非ゼロ傾
度を持つ1つ以上の追加磁界を使用する。これらの傾度
の強さを変えることによって、任意の場所における成極
磁界B0 =Bz +Gx X+Gy Y+Gz Zの正味強さは
変えることができる。その結果、受信機の周波数共振が
単一周波数W0 に応答するように狭くされるならば、磁
気回転現象は、正味成極磁界B0 がラーモアの方程式W
0 =γB0 を満足する適当な強さを有する場所でのみ観
測されると思われるが、ただしW0 はその場所における
ラーモア周波数である。
【0011】生じる自由誘導減衰(FID)信号を傾度
(G=Gx ,Gy ,Gz )の強さと「リンク」すること
によって、その瞬間に信号が作られ、NMR信号が位置
情報によって「タグ」され、すなわち「増感」される。
かくして、生成された特定のNMR信号は各成分すなわ
ち磁界強度Gx ,Gy 及びGz に対する1個の測定値を
持つであろう。そしてその測定値は検体中の特定の場所
に加えられた特定の磁界に対応するであろう。このよう
にして、そのNMR信号は場所の情報を含み、それに関
連付けられるのである。NMR信号のかかる位置増感に
より、NMR像は一連の測定で作られる。
【0012】被実験者の走査中に作られる一連の自由誘
導減衰信号はディジタル化され、そのいろいろな周波数
成分を抽出してスクリーン上に表示するようにコンピュ
ータによって処理される。最も一般的な方法は、ディジ
タル化されたNMR信号に離散的フーリエ変換を施すこ
とを意味する。かかる変換は、マグロー・ヒルから19
78年に出版されたアール・エネ・ブレースウォール
(R.N.Bracewall)の「フーリエ変換とそ
の応用」において説明されたような1個または数個の変
数で行われる。かかる離散的フーリエ変換を行うコンピ
ュータ・プログラムは、ウイリーから1976年に出版
されたピー・ブルームフィールド(P.Bloomfi
eld)による「時系列のフーリエ分析:入門」に説明
される通り周知である。ディジタル・データの2つのフ
ァイルが、時間領域NMR信号のフーリエ変換によって
作られる。1つのファイルは「実」の成分を表わし、第
2のファイルは「虚」の成分を表わす。米国特許第40
70611号に示された通り、仮想ファイルは問題のN
MR現象の正確な像を再生するために要求されないこと
が明らかにされ、またこのデータを無視することが一般
的な方法である。
【0013】容器内の流体の流れを測定するNMRの使
用は周知の通りである。1981年7/8月のメディカ
ル・フィジックス、第8巻、第4号で公表されたジェー
・エッチ・バトクレティ(J.H.Battoclet
ti)らによる「NMR血液流量計−原理と歴史」の記
事は、この研究の原理と歴史を説明している。流れを測
定するために使用されたこれまでの方法は、FID信号
を検出するために使用されるコイルの「上流」の流体サ
ンプルを磁化するようにコイルを配列した特殊NMR装
置を必要とする。この「タギング」コイルとセンシング
・コイルとの間の物理的距離は既知であり、FID信号
のレベルは流体の流れの方向の速度情報を提供する。こ
のような流れの測定は、前述の位置増感(場所の情報と
の関係付け)とは異なる方法で達成される。すなわち、
タギングコイル(目印をつけるコイル)と検出コイルと
の間隔は既知であり、タギングコイルはその検出コイル
の軸方向に流れていることが既知である液体サンプルを
磁化するのである。検出コイルはそのサンプルからのF
ID信号を検出し、そのFID信号の大きさは、流れの
方向が既知である液体の流れの速度の情報を提供する。
それゆえ、流れの方向が既知でタギングコイルと検出コ
イルに別々のコイルを用いている以上、検体中の場所に
ついての情報は不用であり、磁化に引き続いて発生する
FID信号の大きさを測定するだけで足りるのである。
1982年3/4月のメディカル・フィジックス第9
巻、第2号で公表されたジェー・ピー・グラント(J.
P.Grant)らによる「NMRレオトモグラフィ
(Rheotomography):実用可能性および
臨床可能性」の記事において、管内の流れ強度分布を与
える結像方法が使用されている。かかる方法は既知方向
の流れを測定することに限定され、実際には生命のない
物体内の流れ測定または動物の手足内の血液流の測定に
限定されている。
【発明の概要】
【0014】本発明は、在来のNMR像を提供するだけ
ではなく、運動像が作られるデータをも提供するために
NMR信号を増感させる方法および装置に関するもので
ある。したがって本発明は、磁気回転材料に成極磁界を
加える段階と、磁気回転材料を磁界B1 で励磁して横磁
気モーメントM1 をそこに作る段階と、横励磁後の時期
2Tの間に磁気回転材料に運動増感させる勾配磁界Fを
加える段階において、勾配磁気Fの極性は時期2Tにわ
たる勾配磁界Fの積分が事実上ゼロであるように磁気回
転材料に関して交互する前記運動を加える段階と、時期
2T後の時期にわたり横励磁された磁気回転材料により
作られる自由誘導減衰(FID)信号を検出する段階
と、を含む運動情報を有するFID信号を作る方法を提
供する。
【0015】傾度結像NMRスキャナーにおいて、本発
明は各測定サイクルの励磁部分の後でかつ各サイクルの
放射部分の前に、運動増感させる勾配磁界Fを加えるこ
とを含む。一連のかかる測定により作られる合成の自由
誘導減衰信号はフーリエ逆変換を行うことによって処理
され、真および仮想データ・ファイルの運動像データと
混合された在来の像データを作る。これらのデータ・フ
ァイルがT1 またはT 2 緩和のような在来のNMR現象
によって変調されるスピン−密度像を作るように処理さ
れたり、運動データが運動の像のみを作るように処理さ
れたり、またはデータ・ファイルは運動によって変調さ
れる在来のNMR現象の像を作るように処理される。
【0016】本発明の一般的な特徴は、被実験者内の任
意な場所で磁気回転材料の運動を測定する能力である。
在来のツオイグマトグラフィのスキャナーは像データに
沿って運動データを提供するように容易に変形できる。
かかる変形は、測定サイクル中に運動増感させる勾配磁
界Fを加えることを含む。測定されるべきFID信号
は、前述の位置増感(場所の情報との関係付け)と同様
のやり方で速度の情報を付与され、関係付けられる(こ
れを「運動増感」と呼ぶ。)。すなわち、磁界強度の勾
配ベクトルがある特定の方向を向くように磁界強度に
X、Y及びZ軸に沿って勾配がつけられる。
【0017】作られる自由誘導減衰(FID)信号は位
置に「リンク」されるとともに、その位置で磁気回転材
料の運動に「リンク」される。像データのみに使用され
る同じ処理が運動像を作るのにも使用される。
【0018】本発明のもう1つの面は、被実験者内の任
意の位置で任意の方向の運動を測定することを意味す
る。被実験者内のある場所から磁気回転応答を励磁し得
る在来のツオイグマトグラフィのスキャナーは、運動増
感された応答を作るのに用いられる。運動増感は、測定
サイクルの励磁部分が終ってから時間2Tの間に加えら
れる交互極性の勾配磁界Fによって達成される。磁界
(その傾度はFである)の方向は成極磁界Bz と同じだ
が、その強さは方向、大きさおよび位置で流れデータを
「タグ」するためにx,yおよびz方向において変化さ
れる。
【0019】本発明のもう1つの面は、NMR測定サイ
クルを大きく変えずに運動像データを提供することであ
る。運動増感させる勾配磁界Fが各測定サイクルに加え
られ、または別の運動測定サイクルが標準のNMR測定
サイクル内に組み合わされる。いずれの場合も、技術的
に知られる多くの準備励磁法および放射測定法がわずか
な変形によって行われる。運動測定の独立性は、時期2
Tにわたる勾配磁界Fの積分が事実上ゼロとなるように
することで保たれる。かくて運動増感させる磁界FはN
MR信号を位置増感させるのに用いられる勾配磁界Gと
は別のもので独立しているが、2つの磁界は同じコイル
を用いて作られる。
【実施例】
【0020】本発明の上記および他の特徴ならびに利点
は付図と共にとられる本発明の好適な実施例の下記説明
により示される。
【0021】本発明はいろいろな磁気回転スキャナーま
たはNMR分光計構造物で容易に実施できるが、本発明
の好適な実施例は成極磁界を発生させる大形電磁石を使
用する。特に図1から、この成極磁石1は、テーブル6
を受けるに足る大きさの4個の丸い円筒セグメント2〜
5から成る。患者はテーブル6の上に乗せられ、彼の身
体のどんな部分でも彼を励磁コイル7に関して適当に置
くことによって走査することができる。成極磁石1は、
励磁コイル7によって形成される空間内で一定かつ均質
な強い磁界Bz を作る。励磁コイル7は、成極磁界Bz
に垂直な横面にある励磁界B1 を作る。励磁界B1 は無
線周波数W0 で発振し、それは1個以上のパルスとして
加えられる。コイル7は次に受動モードにスイッチさ
れ、このモードでコイル7は患者の身体に作られる。N
MR信号の受信機として働く。
【0022】図3AないしCから、3組の勾配磁界コイ
ルもテーブル6の回りに作られている。1組のZ勾配磁
界コイル10aおよび10bは磁界(Gz ・Z)を作
り、これは機械のz軸に沿って向けられるが、z軸に沿
う位置の関数として変化する強さを持つ。図2Aに示さ
れる通り、この磁界は成極磁界Bz に加わって、テーブ
ル6の上のz位置の関数として事実上直線的に磁界の強
さ(すなわちGz ・Z)が変化する全磁界B0 を提供す
る。
【0023】図2Cおよび図3Bから、第2組の勾配磁
界コイル11aから11dは、機械のz軸に沿って向け
られるがx軸に沿う位置の関数として変化する強さを有
する磁界(Gx ・X)を作る。この磁界は成極磁界Bz
に加わり、テーブル6の上のx位置の関数として事実上
直線的に強さが変わる全磁界B0 を提供する。
【0024】図2Bおよび図3Cから、第3組の勾配磁
界コイル12aから12dは、機械のz軸に沿って向け
られるがy軸に沿う位置の関数として変化する強さを有
する磁界(Gy ・Y)を作る。この磁界は成極磁界Bz
に加わり、テーブル6の上のy位置の関係として事実上
直線的に強さが変わる全磁界B0 を提供する。
【0025】成極磁界Bz および勾配磁界Gx ,Gy
z の発生ならびに制御は技術的に周知であり、既存の
NMRスキャナーに使用されている。
【0026】特に図4から、NMRスキャナー用の制御
装置は、交流電源19に接続する1組4個の静電力変換
器15から18を含む。静電力変換器15から18は処
理装置20から受信された指令により定められたレベル
で、それぞれのコイル1,10,11および12用の直
流電流を作る。勾配磁界コイル10から12用に作られ
た直流電流の極性すなわち方向も制御される。かくて、
x,yおよびz方向の勾配磁界の大きさも処理装置20
からの指令でスイッチされる。
【0027】励磁巻線7は、電子スイッチ22がその能
動位置にトグルされるとき、無線周波発振器21によっ
て駆動される。スイッチ22は処理装置20によって制
御され、またスイッチ22がその受動位置にトグルされ
るとき、励磁巻線7は増幅および位相−コヒーレント検
出回路23の入力に結合される。患者のNMR信号は励
磁巻線7に電圧を誘起し、これは回路23で増幅されか
つ復調される。発振器21は回路23に基準信号を供給
し、この信号によりその回路にある1つの位相−コヒー
レント検出器はアナログ・ディジタル変換器24に行く
同位相の、すなわち正弦の、自由誘導減衰(FID)信
号を作ることができる。第2の位相−コヒーレント検出
器はアナログ・ディジタル変換器25に行く直角位相
の、すなわち余弦の、FID信号を作る。
【0028】位相−コヒーレント検出器23によって作
られる自由誘導減衰信号はA/D変換器24および25
によってディジタル化される。このディジタル化のサン
プル速度は処理装置20により制御され、またA/D変
換器24および25によって作られるディジタル数は処
理装置20に入力されてメモリ26に記憶される。処理
装置20はFID信号が作られる瞬間の勾配磁界の強さ
を表わす値をも記憶し、このようにしてFID信号は患
者内の特定位置にリンクされる。
【0029】特に図5から、NMRスキャナーの結像モ
ードにおける代表的な測定サイクルが示されている。か
かる測定サイクルは1回の走査中に何度も繰り返され、
勾配磁界Gx ,Gy およびGz の強さは被実験者の一連
の点から所望のNMR応答を得るように各測定で変化さ
れる。図5の例のサイクルでは、所望のラーモア周波数
の第1横励磁パルス30が加えられ、勾配磁界Gx ,G
y およびGz はそれらの所望レベルでスイッチ・オンさ
れる。励磁パルス30の長さは磁気回転核の最大横磁化
(90°)を与えるように選択されて、合成自由誘導減
衰信号31は振幅A0 を有する。FID信号31が減衰
する割合(破線31′で示される通り)は勾配磁界(G
x ,Gy ,Gz )により被実験者内で励磁される磁気回
路核の周波数分布を表わす。
【0030】同じ測定サイクル内の緩和時間T2 を測定
するために、第2励磁パルス32が加えられる。このパ
ルス32は同じラーモア周波数であるが、それはパルス
30の長さの2倍で、90°だけ移相されており、その
結果横磁化は180°回転される。この「エコー」パル
スは、勾配磁界Gx ,Gy およびGz が再度加えられて
から、自由誘導減衰信号33を刺激する。このFID信
号33のピーク値は第1FID信号31の値A0 より小
であり、破線34によって示される通りそれは緩和時間
2 の表示を与える。
【0031】図5に示されるNMR測定サイクルは図4
のスキャナー装置により行われる多くの可能な測定の1
つにすぎないことは当業者にとって明白なはずである。
この特定サイクルで、医学的に重要な多数の像が作られ
る。勾配磁界の強さのような測定変数、および励磁パル
ス発生は、処理装置20の制御下にあるので、NMRス
キャナー・システムは任意な数の異なる測定サイクルを
実行するようにプログラムされる。
【0032】再び図4から、完全な走査の間に作られた
FID信号のディジタル化表示は、2つのファイルS1
(t)およびS2 (t)としてメモリ26に記憶され
る。S 1 (t)は発振器21によって作られる横励磁信
号の「余弦」位相の部分であり、S2 (t)は「正弦」
位相である。S1 (t)およびS2 (t)は下記の通り
複合信号を作るように組み合わされる。
【数2】S(t)=S1 (t)+S2 (t) (1)
【0033】これはスペクトル変換として書くことがで
きる:
【数3】S(t)=K∫m(w)eiwt dw, (2)
【0034】ただし: w=w(ラーモア)−wrf' およびKは定電子変換係数である。この信号は磁界傾度
【数4】 により特別に変調され、下記に等しい:
【数5】
【0035】ただし:M1 =横磁化 r=位置(x,y,z) γ=時期回転定数 これは下記の通り「q」空間で表わされる:
【数6】
【0036】ただし「q」は勾配磁界G,q=γGtに
より定められる3次元空間内の位置である。
【0037】こうして各測定サイクルはq空間でライン
・サンプリングを作り、データ・ファイルS1 (t)お
よびS2 (t)は1組のかかるライン・サンプリングを
表わす。像Im (r)は数値離散的フーリエ逆変換を行
うことによってこのデータから所望の形に再構成するこ
とができる:
【数7】
【0038】ただし:H(q)はディジタル化処理と組
み合わされるアポダイゼーション関数である。
【0039】フーリエ逆変換が処理装置20によって第
(5) 式に従って行われると、2つのデータ・ファイルI
(r)およびiJ(r)が作られ、この場合:
【数8】
【0040】ファイルI(r)にある像データが像を作
るために、図4のCRT27のような表示装置に出力さ
れることは技術的によく知られている。かかる像は主と
して励磁された磁気回転核の密度「スピン密度」を表わ
したり、解剖または生理現象の改良されたコントラスト
を与えるために係数T1 またはT2 により変調されるこ
とがある。「虚」のデータ・ファイルiJ(r)は、シ
ステムが正しく同調されると零値にもどり、またそれは
前のNMRスキャナー・システムで通常廃棄される。
【0041】スピン密度T1 およびT2 像は解剖性の有
用な情報を提供するが、本発明は運動像を生じさせる。
人体内の流体の流れは最も重要な現象であり、その大き
さおよび結像は機能事前評価および生理状態のはかり知
れない情報を診断医学に提供する。本発明の「運動−ツ
オイグマトグラフィ」結像法および装置は像加速、反射
などに用いられるが、その主な医学的価値は速度像を作
ることにあると思われる。
【0042】特に図6から、本発明は在来のNMR測定
サイクルの一貫として実施することができる。第1自由
誘導減衰信号40が上述の標準的方法で受信されかつデ
ィジタル化されてから、運動を増感させる勾配磁界
【数9】
【0043】が被実験体に加えられる。この運動を増感
させる勾配磁界は勾配磁界コイル10から12(図3)
で発生され、またそれは時期2Tにわたる積分がゼロに
等しくなるように極性が交互するという特徴を備えてい
る。
【数10】∫F(t)dt=0
【0044】座標成分Fx ,Fy ,Fz の相対値は、次
のNMR信号41が運動増感される方向を決める。
【0045】図6に示される測定サイクルは、一連のN
MR信号41を多くの方向に運動増感させるために何回
も繰り返される。この「サイクル」連から生じる運動増
感されたデータの組は記憶され、勾配磁界Gx ,Gy
z はそれから次のFサイクル連を被実験体の異なる位
置に位置増感させるように変更される。処理は続行さ
れ、一連の運動増感された測定は各走査位置で行われ
る。
【0046】横磁気モーメントM1 を作る励磁界を加え
た後で運動増感させる勾配磁界Fが加えられることが、
本発明の要求である。さらに、運動増感はそれが増感す
べきFID信号の放射前に生じなければならない。図6
の例の測定サイクルでは、励振パルス42は所要の横磁
気モーメントM1 を作る。流れを増感させる勾配磁界F
は第1自由誘導減衰(FID)信号40が作られてから
加えられ、したがってFID40から収集されるデータ
は運動増感されていない。他方ではFID信号41は、
運動増感させる勾配磁界Fが加えられてから「エコー」
励振パルス43によって作られる。それは運動情報を含
む。この例では、エコー励振パルス43はどんな追加の
横磁気モーメントM1 も作らない。
【0047】運動増感されたデータを作るもう1つの可
能な測定サイクルが図7に示されている。このサイクル
では、最大横磁気モーメントを作るために90°励振パ
ルス45が加えられ、位置勾配磁界Gは自由誘導減衰信
号46を作るために後でスイッチ・オンされる。FID
46の発生中の時間TA で、運動増感させる勾配磁界F
は時間TB まで加えられる。FID信号46′(TB
に発生)は運動増感されている。
【0048】測定される運動の方向は、勾配時間Fの方
向によって定められる。測定感度は、勾配磁界Fの強さ
(F0 )およびその持続時間(2T)を含む多くの要素
によって定められる。装置により作られる系統的位相誤
差が「e」で示されるならば、確実に測定し得る最小速
度は下記の通りである:
【数11】
【0049】ただしeはラジアンで表わされる。例え
ば、水素核の運動が位相分解能誤差e=0.1ラジアン
の装置で測定されるならば、下記条件が標準である: γ≒4.6×103 Hz/ガウス T=10msec. F0 =0.5ガウス/cm Vmin ≒0.06cm/秒
【0050】一方向のみ流れる流体の像が作られるなら
ば、測定工程は大幅に短縮され、簡潔化されることは明
白である。例えば、運動増感させる勾配磁界Fz のみが
使用されるならば、z軸に沿って流れる流体の平均速度
像が作られる。このような場合、唯一の流れ増感測定が
走査の各「G」位置で要求される。
【0051】流れ増感されたFID信号は位置増感され
るとともに運動増感される。上記第(3) 式に示される通
り、メモリ26に記憶されているディジタル化FID信
号S(t)は、勾配磁界Gにより位置にリンクされる。
同様に運動増感されたFID信号S(t)は運動勾配磁
界Fによってこの同じ位置でスピン密度の速度にリンク
される:
【数12】
【0052】もし6次元離散フーリエ反転がこの記憶さ
れたデータ・ファイルについて行われると、像Δ(r,
v)はその位置の磁気回転核の方向Fに特定の速度を持
つ密度の割合に従って分布されたスピン密度(ρ0 )す
なわち、速度プロファイルを表示する。CRT27の上
に構成される。
【数13】
【0053】ただし:H(q)およびH(f)はFID
のディジタル化と組み合わされるアポダイゼーション関
数、「f」は速度勾配磁界Fにより定められる3次元フ
ーリエ−速度空間内の位置であり、
【数14】 である。
【0054】この6次元像Δ(r,v)が真の流れ速度
の最も一般的かつ大がかりな直接像であるのは、それに
よって「f」空間内の多くの点が一連のFID信号を方
向および大きさが異なる勾配磁界Fで増感させることに
よって測定できるからである。この方法は、像が各点で
1つの勾配磁界Fにより変調されるならば、著しく簡潔
化することができる。これが工程のデータ収集部分を著
しく短縮するのは、それが各Gサイクルの間にFサイク
ルを1つだけしか要求しないからであるが、それは完全
な速度分布スケール、すなわちプロファイル、ではなく
流れの平均速度のみを復帰する。
【0055】本発明の運動−ツオイグマトグラフィの位
相−変調の方法が実際の研究に応用される終りのない多
様な変形および簡潔化が存在する。化学シフト分布また
はT 1 およびT2 分光学はデータ収集サイクルに追加さ
れて同様に「組み合わされる」。B1 励磁界はT2工程
に対する影響を抑制したり隔離するために変調され、ま
た以下に詳しく説明する通り、運動を増感させる勾配磁
界Fの形の変化が可能である。
【0056】上記(数7)の通り、在来のツオイグマト
グラフィのNMRスキャナーにより行われるフーリエ逆
変換は、スピン速度ρ0 (r)の像がCRT27の上に
作られる「実」のファイルI(r)にデータを返す。第
(9) 式で上記に示された通り、フーリエ逆変換が運動増
感されたNMRデータにより行われるとき、「実」のフ
ァイルI(r)はデータを返され、それによって速度V
(r)で変調されたスピン密度ρ0 (r)の像がCRT
27の上に作られる。
【0057】本発明のもう1つの面は、流れ増感された
NMRデータのフーリエ逆変換が行われるとき、「虚」
のデータ・ファイルiJ(r)が特定の医学的価値のあ
る像を作ることができる情報を返すことである。さらに
詳しく述べれば、NMRデータが1つの方向(すなわち
Gサイクル当り1つのFサイクル)に流れ増感され、か
つ流れ増感される勾配磁界の大きさ(E0 )および持続
時間(2T)が下記のように小さく保たれると:
【数15】
【0058】真ファイルI(r)は在来の像データρ0
(r)を返す。しかし「虚」のファイルiJ(r)は下
記の像データを返す:
【数16】
【0059】かっこ内の値は既知の測定条件であり、ρ
0 (r)は正確に言えば「実」のファイルI(r)に返
された値の組である。したがって、速度像V(r)は下
記の通りCTR27の上に作られる:
【数17】 V(r)=J(r)/〔(2πγT2 0 )I(r)〕 (12)
【0060】かくて被実験体の1回の走査で、データ・
ファイルS1 (t)およびS2 (t)が作られ、メモリ
26に記憶される。これらのデータ・ファイルのフーリ
エ逆変換によって作られるファイルI(r)およびiJ
(r)から、3個の別な像が簡単な計算で作られる。第
1の像ρ0 (r)はT1 およびT2 のような現象により
変調された在来のスピン密度NMR像である。第2の像
は流れ増感させる磁界傾度Fによって選択された方向に
平均スピン速度V(r)の大きさで変調された同じスピ
ン密度像ρ0 (r)である。第3の像はNMR走査の領
域を通じてFの方向のスピン速度V(r)の大きさであ
る。
【0061】医学的価値のある他の像はこの測定データ
からさらに計算して作られることは当業者にとって明ら
かであると思う。例えば、規定された容積に出入りする
分子の交換流れは、容積の表面積にわたって速度変調さ
れたスピン密度の値Δ(r,v)を積分することにより
算出される。規定された面を通る同じ流量はその面の表
面を横切って積分することによっても算出される。この
ような測定は、例えば、特定容器を流れる血液の量を知
ることができる。解剖像は同じデータから作られるの
で、特定の容積または患者に関係のある表面の場所
(r)はNMRスキャナーのオペレータによって正確に
求めることができる。
【0062】本発明の最も重要な応用は速度の測定であ
ると現在考えられているが、本発明は加速度のような
「より高位」の運動を測定するように拡大することがで
きる。速度増感の場合、流れ増感させる勾配磁界Fは交
互極性を有するだけでなく、その波形も対称でなければ
ならない。すなわち、速度増感する勾配磁界Fは、水平
および垂直な対称軸の回りで鏡像でなければならない。
【0063】例えば図8Aから、勾配磁界波形50は極
性が交互し、対称軸51の回りに非対称に鏡像化され
る。いうまでもなく、時間TA からTB までのこの波形
50の積分はゼロであり、したがってそれは運動増感の
基本要求を満足する。対照的に図8Bの波形52によっ
て作られた運動増感勾配磁界Fは垂直軸51の回りに対
称に鏡像化される。この波形は次のNMR信号を加速度
に増感させるであろう。時間TA からTB までの波形5
2の積分はゼロであり、かくて基本の運動増感要求を満
足する。
【0064】運動増感させる勾配磁界Fの交互極性要求
はテーブル6でなく磁気回転核に参照されることもいう
までもない。かくて、励磁エネルギの180°のエコー
・パルスが磁気回転核に加えられると、その位相−極性
は有効に逆転され、運動増感させる勾配磁界Fの第2の
半サイクルは極性が逆になる必要がない。これは図8C
で示され、この場合エコー・パルス54が対称軸55で
作られると、磁界Fの波形53は図8Aの波形50に等
しい。この方法は、勾配磁界の極性を逆にすることがで
きない装置に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いるNMRスキャナーの概略正面
図。
【図2】AからCまでは図1のスキャナーに作られる勾
配磁界のグラフ説明図。
【図3】AからCまでは図1のスキャナーの部分を構成
する勾配磁界コイルの斜視図。
【図4】図1のスキャナーの部分を構成する制御装置の
電気ブロック図。
【図5】図1のスキャナーによって行われる代表的な在
来測定サイクルのグラフ説明図。
【図6】本発明に従って行われる代表的な測定サイクル
のグラフ説明図。
【図7】本発明による代替測定サイクルの一部のグラフ
説明図。
【図8】AからCまでは図6および図7の測定サイクル
に用いられる運動増感させる勾配磁界Fの代替形のグラ
フ説明図。
【主要な符号の説明】
1 磁石 2,3,4,5, セグメント 6 テーブル 10a,10b,11a,11b,11c,11d,1
2a,12b,12c,12d 勾配磁界コイル 19 交流電源 15から18 変換器 20 処理装置 21 励磁界発振器 22 スイッチ 23 増幅および位相−コヒーレント検出器 24 正弦A/D変換器 25 余弦A/D変換器 26 メモリ 27 CRT
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に磁気回転共鳴分光
学に関し、さらに詳しく述べれば、材料の特性を測定す
る核磁気共鳴(NMR)を利用する方法に関するもので
ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】NMR測定は多くの科学および工学分野で
役立つが、その医学分野での潜在的用途はまことに大き
い。NMR測定はX線から全く異なるコントラスト・メ
カニズムを提供し、またこれによってX線では相違が全
く認められない柔らかい組織の相違をNMRで観測する
ことができる。さらに、NMR測定によって生理学上の
相違が観測されるが、X線は主として解剖学上の研究に
限られる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】被実験者の走査中に作られる一連の自由誘
導減衰信号はディジタル化され、そのいろいろな周波数
成分を抽出してスクリーン上に表示するようにコンピュ
ータによって処理される。最も一般的な方法は、ディジ
タル化されたNMR信号に離散的フーリエ変換を施すこ
とを意味する。かかる変換は、マグロー・ヒルから19
78年に出版されたアール・エネ・ブレースウォール
(R.N.Bracewall)の「フーリエ変換とそ
の応用」において説明されたような1個または数個の変
数で行われる。かかる離散的フーリエ変換を行うコンピ
ュータ・プログラムは、ウイリーから1976年に出版
されたピー・ブルームフィールド(P.Bloomfi
eld)による「時系列のフーリエ分析:入門」に説明
される通り周知である。ディジタル・データの2つのフ
ァイルが、時間領域NMR信号のフーリエ変換によって
作られる。1つのファイルは「実」の成分を表わし、第
2のファイルは「虚」の成分を表わす。従来は、米国特
許第4070611号に示された通り「虚」のファイル
は問題のNMR現象の正確な像を再生するために要求さ
れないと考えられ、またこのデータを無視することが一
般的な方法であった
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明は、在来のNMR像を提供するだけ
ではなく、運動像が作られるデータをも提供するために
NMR信号を増感させる方法に関するものである。した
がって本発明は、分極用磁界中の検体に磁気モーメント
を生じさせる励起用磁界を印加する段階と、位置表示用
勾配磁界の印加により位置情報が付与された磁気共鳴信
号を発生させる段階と、前記励起用磁界の印加から前記
磁気共鳴信号の発生までの期間中に前記検体中の磁気回
転核に対して極性を反転することにより積分値が実質的
にゼロとなるような大きさを有する運動表示用勾配磁界
を印加する段階と、前記検体から発生する前記位置情報
が付与された磁気共鳴信号を検出する段階と、前記運動
表示用勾配磁界の大きさを変化させつつ上記各段階を繰
り返す段階と、検出された前記磁気共鳴信号から画像を
生成する段階とを含む、核磁気共鳴イメージング方法
提供する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】傾度結像NMRスキャナーにおいて、本発
明は各測定サイクルの励磁部分の後でかつ各サイクルの
放射部分の前に、運動増感させる勾配磁界Fを加えるこ
とを含む。一連のかかる測定により作られる合成の自由
誘導減衰信号はフーリエ逆変換を行うことによって処理
され、「実」および「虚」のデータ・ファイルの運動像
データと混合された在来の像データを作る。これらのデ
ータ・ファイルがTまたはT緩和のような在来のN
MR現象によって変調されるスピン−密度像を作るよう
に処理されたり、運動データが運動の像のみを作るよう
に処理されたり、またはデータ・ファイルは運動によっ
て変調される在来のNMR現象の像を作るように処理さ
れる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】本発明はいろいろな磁気回転スキャナーま
たはNMR分光計構造物で容易に実施できるが、本発明
の好適な実施例は成極磁界を発生させる大形電磁石を使
用する。特に図1から、この成極磁石1は、テーブル6
を受けるに足る大きさの4個の丸い円筒セグメント2〜
5から成る。患者はテーブル6の上に乗せられ、彼の身
体のどんな部分でも彼を励磁コイル7に関して適当に置
くことによって走査することができる。成極磁石1は、
励磁コイル7によって形成される空間内で一定かつ均質
な強い磁界Bを作る。励磁コイル7は、成極磁界B
に垂直な横面にある励磁界Bを作る。励磁界Bは無
線周波数Wで発振し、それは1個以上のパルスとして
加えられる。コイル7は次に受動モードにスイッチさ
れ、このモードでコイル7は患者の身体に作られるN
R信号の受信機として働く。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】ただし: W=W(ラーモア)−Wrf’ およびKは定電子変換係数である。この信号は勾配磁界
【数4】G=GX+GY+GZ により特別に変調され、下記に等しい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】ファイルI(r)にある像データが像を作
るために、図4のCRT27のような表示装置に出力さ
れることは技術的によく知られている。かかる像は主と
して励磁された磁気回転核の密度である「スピン密度」
を表わしたり、解剖または生理現象の改良されたコント
ラストを与えるために係数TまたはTにより変調さ
れることがある。「虚」のデータ・ファイルiJ(r)
は、システムが正しく同調されると零値にもどり、また
それは従来のNMRスキャナー・システムで通常廃棄さ
れる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】もし6次元離散フーリエ反転がこの記憶さ
れたデータ・ファイルについて行われると、像Δ(r,
v)はその位置の磁気回転核の方向Fに特定の速度を持
つ密度の割合に従って分布されたスピン密度(ρ)を
表示する。CRT27の上に構成される。
【数13】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】「実」のファイルI(r)は在来の像デー
タρ(r)を返す。しかし「虚」のファイルiJ
(r)は下記の像データを返す:
【数16】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1) 分極用磁界中の検体に磁気モーメン
    トを生じさせる励起用磁界を印加する第1のステップ
    と; (2) 位置表示用勾配磁界の印加により位置情報が付与さ
    れた磁気共鳴信号を発生させる第2のステップと; (3) 前記励起用磁界の印加から前記磁気共鳴信号の発生
    までの期間中に前記検体中の磁気回転核に対して極性を
    反転することにより積分値が実質的にゼロとなるような
    大きさを有する運動表示用勾配磁界を印加する第3のス
    テップと; (4) 前記検体から発生する前記位置情報が付与された磁
    気共鳴信号を検出する第4のステップと; (5) 前記運動表示用勾配磁界の大きさを変化させて前記
    第1乃至第4のステップを繰り返す第5のステップと; (6) 検出された前記磁気共鳴信号から前記検体の画像を
    生成する第6のステップとを有することを特徴とする核
    磁気共鳴イメージング方法。
  2. 【請求項2】 前記第5のステップは、少なくとも1方
    向について前記運動表示用勾配磁界の大きさを変化させ
    て繰り返すものであり、 前記第6のステップは、前記第5のステップにより発生
    する複数の磁気共鳴信号から、前記検体内の特定の位置
    で発生する複数の異なる運動の値を求めるステップを含
    むことを特徴とする請求項1記載の核磁気共鳴イメージ
    ング方法。
  3. 【請求項3】 前記第6のステップで生成される画像
    は、前記検体中の特定の位置における運動表示用勾配磁
    界の方向に特定の速度を持つ密度の割合に従って分布さ
    れたスピン密度を表すものであることを特徴とする請求
    項1記載の核磁気共鳴イメージング方法。
  4. 【請求項4】 前記第5のステップは、前記第1乃至第
    4のステップを少なくとも2回繰返すことを特徴とする
    請求項1記載の核磁気共鳴イメージング方法。
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