JPH0595836A - コーヒー抽出器 - Google Patents

コーヒー抽出器

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JPH0595836A
JPH0595836A JP3264435A JP26443591A JPH0595836A JP H0595836 A JPH0595836 A JP H0595836A JP 3264435 A JP3264435 A JP 3264435A JP 26443591 A JP26443591 A JP 26443591A JP H0595836 A JPH0595836 A JP H0595836A
Authority
JP
Japan
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information
concentration
coffee
section
density
Prior art date
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Pending
Application number
JP3264435A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Oyabu
一 大藪
Noboru Naruo
昇 成尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3264435A priority Critical patent/JPH0595836A/ja
Publication of JPH0595836A publication Critical patent/JPH0595836A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は出来上がったコーヒーの濃度が精度
よく設定された濃度となるように調節することができる
コーヒー抽出器を提供することを目的とする。 【構成】 コーヒー抽出液の濃度を設定する操作部18
と、この操作部18の設定と関係して機能するヒータ9
と、抽出容器1内のコーヒー抽出液の導電率を検知する
電極12と、電極12に電力を供給する電源部13と、
電極に流れる電流値を測定する電流測定部14と、この
電流測定部14からの導電率情報を濃度情報に変換する
演算部15と、この演算部15からの濃度情報を得て前
記操作部18により設定された濃度となるようにヒータ
9を制御する制御部16とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭等で使用するコ
ーヒー抽出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコーヒー抽出器は、所定量のコー
ヒー豆を粉砕し、所定量の水を沸騰させてコーヒーの抽
出を行なうものである。しかし、コ−ヒ−は嗜好性の高
い飲料である。コーヒーの好みとしては、濃度・酸味・
苦味等いろいろあるが、その中でも濃度は特に大きい嗜
好項目である。例えば濃いコーヒーの好きな人や、薄い
コ−ヒ−の好きな人がいる。そのため、抽出されたコー
ヒー抽出液の濃度を調整する濃度切り替え機能を付加し
たものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、濃度切り替
え機能を付加したものは、豆の粒度や給湯条件をあらか
じめ変えるだけで、実際にどんな濃度のコーヒーができ
あがったのかはわからなかった。これは、濃度は豆の量
や粉砕された豆の粒度、あるいは給湯量、抽出に使用し
た水の温度、抽出時間等に影響されるためである。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決しよ
うとするものであって、出来上がったコーヒーの濃度が
精度よく設定された濃度となるように調節することがで
きるコーヒー抽出器を提供することを第一の目的とする
ものである。
【0005】また第一の目的に加え、コーヒー抽出液の
濃度を表示することができるコーヒー抽出器を提供する
ことを第二の目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、コーヒー抽出液の濃度を設
定する操作部と、この操作部の設定と関係して機能する
アクチュエータと、抽出容器内のコーヒー抽出液の導電
率を検知する電極と、電極に電力を供給する電源部と、
電極に流れる電流値を測定する電流測定部と、この電流
測定部からの導電率情報を濃度情報に変換する演算部
と、この演算部からの濃度情報を得て前記操作部により
設定された濃度となるようにアクチュエータを制御する
制御部とを備えたコーヒー抽出器としたものである。
【0007】また第二の目的を達成するための本発明の
第二の手段は、操作部はコーヒー抽出液の濃度を表示す
る濃度表示部を有するコーヒー抽出器としたものであ
る。
【0008】
【作用】上記した第一の手段によれば、コーヒー抽出液
の導電率情報から濃度情報を得て、この情報を初期に使
用者が設定した希望の濃度条件を実現するようにフィ−
ドバックし、残りの抽出条件を決定するものである。し
たがって使用者は設定した濃度のコーヒーを味わうこと
ができる。
【0009】また第二の手段によれば、コーヒー抽出液
の現在の濃度を表示することができるため、例えば来客
に対して自信を持って濃い目のコーヒーあるいは薄目の
コーヒーとしてすすめることができる。また自分自身の
好みの濃度を覚えておくことにより、より自分にあった
コ−ヒ−が楽しめる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1〜図3に
基づいて説明する。図に示すように、透光性部材からな
る抽出容器1は、その底部に連結パイプ2を一体に設
け、また抽出容器1の内底部には、連結パイプ2の開口
を覆ってフィルタ−3が着脱自在に設けられている。そ
して抽出容器1は、上部のカップリング上6と下部のカ
ップリング下5によって水容器4の上に着脱自在に載置
され、連結パイプ2が水容器4内に挿入されている。ま
た水容器4は機器の本体7の上面の加熱プレ−ト8上に
載置されており、加熱プレ−ト8の下に設けたアクチュ
エータを構成するヒータ9によって加熱される。また本
体7はアーム11を有するスタンド10を備えており、
このアーム11がカップリング上6を支持し、抽出容器
1を水容器4上に載置している。
【0011】また前記抽出容器1内面には、コーヒー抽
出液の導電率を検知する電極12が設けられ、そのリー
ド線12aが抽出容器1に取り付けたカップリング上6
に導かれている。このリード線12aは、アーム11が
カップリング上6を支持した際に、アーム11に設けた
電極11aと接触するようになっている。なお、電極1
1a、12およびリード線12aの配置構成は特に本実
施例に限定されるものではない。
【0012】前記構成のコーヒー抽出器の制御系統は図
2に示すとおりであり、全て本体7内に組み込まれてい
る。すなわち、電極12に所定周波数の一定電力を供給
する電源部13と、電極12に流れる微量電流値を測定
する電流測定部14と、この電流測定部14からの導電
率情報を濃度情報に変換する演算部15と、この演算部
15からの濃度情報を得て後記する操作部により設定さ
れた濃度となるようにアクチュエータ17を制御する制
御部16が設けられている。本実施例の場合、アクチュ
エ−タ17はヒ−タ9を示したがこれにに限定されるも
のではなく、例えば抽出温度や抽出容器1への熱湯の給
湯パタ−ン、蒸らし条件等を制御するポンプや流量制御
弁等であってもよい。
【0013】前記操作部を図3に示しているが、この操
作部18は本体7に設けられている。操作部18は使用
者がコーヒー抽出液の濃度等を設定する機能を有するも
のであり、本実施例ではオン,オフスイッチ20・スタ
ートスイッチ21・カップ数セットキー22・濃度セッ
トキー23を備えている。
【0014】以下本実施例の動作を説明する。水容器4
に必要な杯数の水を入れ、抽出容器1にフィルター3を
セットし、抽出容器1のカップリング上6を水容器4の
カップリング下5に嵌合する。こうして水容器4を加熱
プレート8に載せア−ム11を使用して抽出容器1を支
持する。次に予め準備した市販のばい煎・粉砕された豆
を、飲用するコーヒーの杯数に応じた量だけ抽出容器1
に投入する。
【0015】次に操作部18を操作して、コ−ヒのカッ
プ数をカップ数セットキ−21で、また希望の濃度を濃
度セットキ−23で入力する。準備が完了するとスター
トスイッチ21を押す。
【0016】行程がスタートすると、まずヒータ9が通
電され加熱プレート8を介して、水容器4の水が加熱さ
れる。この水が沸騰を開始すると、水容器4が密閉され
ているため水容器4の内部の蒸気圧が高まり、お湯が連
結パイプ2を上昇して抽出容器1に移動する。抽出容器
1内で粉砕された豆と湯が接触してコ−ヒ−の抽出が行
われる。
【0017】このとき本実施例では、抽出中のコーヒー
抽出液の導電率が、電源部13、電極12、リード線1
2a、電極11aにより、電流測定部14で測定され、
その情報が演算部15に送られる。演算部15は導電率
情報を濃度情報に変え制御部16に送られる。この濃度
情報を受けて、操作部18で設定された希望濃度に合致
するよう、アクチュエータであるヒータ9の通電を制御
する。なお、濃度セットキ−23の濃度の表示は、アメ
リカンやストロングという表現を使用しても、或は薄い
・普通・濃いという表現を用いたものであってもよい。
【0018】コーヒー抽出液のコーヒー濃度が希望の濃
度レベルに達すると、ヒータ9の通電が停止される。こ
うして水容器4の温度が下がってくると、水容器4の内
部の圧力が減圧され、抽出容器1に抽出されているコー
ヒー抽出液がフィルター3を介して吸引される。つまり
コーヒー抽出液は連結パイプ2を通って水容器4に戻り
抽出が完了する。
【0019】次に本発明の第二の実施例について図4に
基づいて説明する。特に第一の実施例と異なる操作部に
ついて示す。操作部18は使用者がコーヒー抽出液の濃
度等を設定するものであるが、本実施例では少なくとも
現在のコーヒー抽出液の濃度を表示する濃度表示部19
を備えている点が第一の実施例と異なる。
【0020】本実施例におけるコーヒーの抽出は第一の
実施例と同様であるが、抽出中の現在のコーヒーの濃度
が濃度表示部19に表示される。この濃度の表示は、コ
ーヒーの可溶性固形分量を%で表す方法でも、またアメ
リカンやストロングという表現を使用しても、或は薄い
・普通・濃いという表現を用いたものであってもよい。
そしてコーヒー抽出液のコーヒー濃度が希望の濃度レベ
ルに達すると、ヒータ9の通電が停止されるものであ
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の第一の手段によれ
ば、コーヒー抽出液の濃度を設定する操作部と、この操
作部の設定と関係して機能するアクチュエータと、抽出
容器内のコーヒー抽出液の導電率を検知する電極と、電
極に電力を供給する電源部と、電極に流れる電流値を測
定する電流測定部と、この電流測定部からの導電率情報
を濃度情報に変換する演算部と、この演算部からの濃度
情報を得て前記操作部により設定された濃度となるよう
にアクチュエータを制御する制御部とを備えたことによ
って、出来上がったコーヒーの濃度が設定された濃度と
なるコーヒー抽出器とすることができるものである。と
くに、コーヒー抽出液の導電率を直接検知して濃度情報
を得ているため、例えば光の透過、屈折、反射等により
濃度検出することも考えられるが、これらに比して精度
よく好みのコーヒーの抽出液が得られるものである。
【0022】また本発明の第二の手段によれば、前記本
発明の第一の手段の構成に加えて、操作部に少なくとも
現在のコーヒー抽出液の濃度を表示することができる濃
度表示部を有することによって、コーヒー抽出液の濃度
表示により、例えば来客に対して自信を持って濃い目の
コーヒーあるいは薄目のコーヒーとしてすすめることが
できる。また自分自身の好みの濃度を覚えておくことに
より、より自分にあったコーヒーが楽しめるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコーヒー抽出器の第一の実施例を示す
縦断面図
【図2】同制御部の概要図を示すブロック図
【図3】同操作部を示す示す正面図
【図4】本発明のコーヒー抽出器の第二の実施例の操作
部を示す示す正面図
【符号の説明】
9 ヒータ(アクチュエータ) 12 電極 14 電流測定部 15 演算部 16 制御部 18 操作部 19 濃度表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーヒー抽出液の濃度を設定する操作部
    と、この操作部の設定と関係して機能するアクチュエー
    タと、抽出容器内のコーヒー抽出液の導電率を検知する
    電極と、電極に電力を供給する電源部と、電極に流れる
    電流値を測定する電流測定部と、この電流測定部からの
    導電率情報を濃度情報に変換する演算部と、この演算部
    からの濃度情報を得て前記操作部により設定された濃度
    となるようにアクチュエータを制御する制御部とを備え
    たコーヒー抽出器。
  2. 【請求項2】操作部はコーヒー抽出液の濃度を表示する
    濃度表示部を有する請求孔1記載のコーヒー抽出器。
JP3264435A 1991-10-14 1991-10-14 コーヒー抽出器 Pending JPH0595836A (ja)

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JP3264435A JPH0595836A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 コーヒー抽出器

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JP3264435A Pending JPH0595836A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 コーヒー抽出器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016163581A (ja) * 2011-01-17 2016-09-08 サントリー食品インターナショナル株式会社 コーヒー抽出液の製造方法
WO2019021808A1 (ja) * 2017-07-28 2019-01-31 Koandro株式会社 抽出割合管理システム
JP2020509880A (ja) * 2017-03-17 2020-04-02 イーエヌイー ホールディングス エルティーディー. Tds測定による注水式コーヒーメーカ

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JPH02274208A (ja) * 1989-04-17 1990-11-08 Nakano Eng Kk 給茶装置
JPH0339114A (ja) * 1989-07-05 1991-02-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd コーヒ抽出器

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