JPH0595676A - トランス結合型2次直流電源生成装置 - Google Patents

トランス結合型2次直流電源生成装置

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JPH0595676A
JPH0595676A JP25351691A JP25351691A JPH0595676A JP H0595676 A JPH0595676 A JP H0595676A JP 25351691 A JP25351691 A JP 25351691A JP 25351691 A JP25351691 A JP 25351691A JP H0595676 A JPH0595676 A JP H0595676A
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JP
Japan
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winding
power supply
voltage
primary
control circuit
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Pending
Application number
JP25351691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Matsumoto
芳昭 松本
Shinichi Akimoto
信一 秋元
Shinichi Endo
慎一 遠藤
Toyoyasu Kusaka
豊康 日下
Minoru Sugaya
実 菅谷
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0595676A publication Critical patent/JPH0595676A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】商用電源電圧の高低変動と2次側の大負荷変動
とが重なる場合があっても、2次側直流電源電圧を安定
化した円滑運転ができるトランス結合型2次直流電源生
成装置を提供する。 【構成】電圧制御回路12の駆動電源CL12,CL1
3,D12,D13,R,C12が、1次巻線CL11
と巻回方向が同一の起動用巻線CL13と2次巻線CL
21と巻回方向が同一の常時用巻線CL12とを、電圧
制御回路12の入力端子Tと1次直流電源10の負極と
の間に並列接続し、かつ起動用巻線CL13と常時用巻
線CL12とのそれぞれを該入力端子Tに向って順方向
のダイオードD12,D13を介して接続する、ととも
に常時用巻線CL12で生成する電圧値が起動用巻線C
L13で生成する電圧値よりも大きくなるように選択さ
れた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランス結合型2次直
流電源生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来のトランス結合型2次直流
電源生成装置を示す。同図において、10は1次側直流
電源、20はトランス、30は2次側直流電源である。
【0003】1次側直流電源10は、整流器Refと平
滑コンデンサC11とからなり、スイッチング素子11
と直列接続されたトランス20の1次巻線CL11に接
続されている。
【0004】一方、2次側直流電源30は、2系統3
1,32とされ、各系31(32)はダイオードD21
(D22)、平滑コンデンサC21(C22)とを含
み、トランス20の1次巻線CL11と巻回方向が反対
の2次巻線CL21(CL22)に接続されている。
【0005】系31は、負荷変動が比較的大きくかつ大
負荷用で、例えばプリンタのキャリアモータの駆動電源
用とされ、系32は負荷変動が小さくかつ小負荷の例え
ば制御電源用とされる。さらに、複数(3以上)の系が
設けられる場合もある。
【0006】かかるトランス結合型の2次直流電源生成
装置では、2次側直流電源(31)の電圧安定化を図る
ために、最も大負荷や負荷変動の大きな系31にホトカ
プラ,制御素子等を含む電圧信号発生回路40を設け、
かつ1次側にスイッチング素子11をON−OFF制御
するPWMIC等からなる電圧制御回路12を設け、2
次側の電圧信号fをフィードバックしてスイッチング素
子11のON−OFF制御をしている。
【0007】ここに、電圧制御回路12の駆動電源は、
トランス20の1次巻線CL11と巻回方向が同じ3次
巻線CL13と、直列接続された抵抗R,ダイオードD
と、平滑コンデンサC12とからなり、その入力端子T
に接続されている。つまり、この駆動電源は、1次側直
流電源10(1次巻線CL11)から誘導生成されてい
る。したがって、1次側直流電源10をONすると同時
に駆動電源が立上るので、電圧制御回路12は速やかに
スイッチング素子11をON−OFF制御することがで
きる。
【0008】これにより、各2次直流電源(31,3
2)が生成される。そして、電圧信号fがフィードバッ
クされるので、スイッチング素子11のON−OFFデ
ュティーが適宜にコントロールされ、1次巻線CL11
から2次巻線CL21に伝達されるパワーが増減コント
ロールされて系31の直流電源が安定化される。
【0009】なお、この際、系32の直流電源は、1次
巻線CL11の電圧変化により、他動的に変動するが、
2次巻線CL21に比較して2次巻線CL22の巻回数
は少ない。つまり、そのような変動は影響ない2次電源
を生成するものとしているので問題はない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造によると、整流器Refの1次側商用電源や2次側負
荷(31)の変動の大きさによっては、下記のような問
題点が内在するといわざるを得ない。
【0011】すなわち、スイッチング素子11のONデ
ュティーが非常に小さく、かつ、工場内商用電源電圧が
低下することが重なった場合には、入力端子Tでの駆動
電源電圧が所定電圧に立上ることができず、電圧制御回
路12が不動作となってスイッチング制御できない場合
が生ずる。
【0012】一方、商用電源電圧が上昇し、かつスイッ
チング素子11のONデュティーが非常に大きくなるこ
とが重なると、入力端子Tでの駆動電圧が高圧となって
しまう。PWMIC(12)の保障電圧を越える運転を
続行することは実用上許され難い。
【0013】本発明の目的は、商用電源電圧の高低変動
と2次側の大負荷変動とが重なる場合があっても、2次
側直流電源電圧を安定化した円滑運転ができるトランス
結合型2次直流電源生成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来問題
点が、1次側電圧制御回路の駆動電源が運転開始時の立
上り特性確保のために、トランスの1次巻線から生成し
ていることに起因すると分析し、駆動電源を1次巻線と
トランス結合される起動用巻線と電圧制御されている2
次巻線とトランス結合される常時用巻線とを含み構成
し、前記目的を達成するものである。
【0015】すなわち、本発明は、電圧制御回路を有す
る1次直流電源側の1次巻線と電圧信号発生回路を有す
る2次直流電源側の該1次巻線と巻回方向が反対の2次
巻線とをトランス結合する、とともに2次直流電源側か
らの電圧信号を電圧制御回路にフィードバックして2次
直流電源の電圧安定化を図ったトランス結合型2次直流
電源生成装置において、前記電圧制御回路の駆動電源
が、前記1次巻線と巻回方向が同一の起動用巻線と前記
2次巻線と巻回方向が同一の常時用巻線とを前記電圧制
御回路の入力端子と前記1次直流電源の負極との間に並
列接続し、かつ起動用巻線と常時用巻線とのそれぞれを
該入力端子に向って順方向のダイオードを介して接続す
る、とともに常時用巻線で生成する電圧値が起動用巻線
で生成する電圧値よりも大きくなるように選択された構
成とされていることを特徴とする。
【0016】
【作用】上記構成の本発明では、1次側に設けた電圧制
御回路の駆動電源は、起動時(運転開始時)には1次巻
線とトランス結合された起動用巻線から生成され、通常
時には2次巻線とトランス結合された常時用巻線から生
成される。したがって、1次巻線電圧が2次直流電源電
圧を設定値に一定と保持するために大きく変動しても、
その2次直流電源が安定しているので、駆動電源電圧の
変動は非常に小さい。よって、電圧制御回路の安定動作
が保障され、2次直流電源電圧の安定化が図れる。ま
た、起動時は起動用巻線から得た駆動電源により円滑に
立上げられる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1を参照して説明
する。同図において、本トランス結合型2次直流電源生
成装置は、基本的構成(10,20,30)が従来例
(図2)と同様とされているが、1次側に設けた電圧制
御回路12の駆動電源を、トランス20の3次巻線を形
成する起動用巻線CL13と常時用巻線CL12を含み
構成し、円滑起動と通常運転時の2次直流電源電圧(3
1)の一層の安定化を図れるものと形成されている。
【0018】なお、従来例(図2)と同一または共通す
る部分には、同一の符号を付し、それらの説明は簡略ま
たは省略する。
【0019】さて、起動用巻線CL13は、1次巻線C
L11とコイル巻回方向が同一とされ、その巻回数は従
来例の3次巻線CL13よりも少ない。つまり、1次巻
線CL11より誘導生成される電圧値は低い。
【0020】一方、常時用巻線CL12は、2次巻線C
L21とコイル巻回方向が同一とされ、電圧制御された
2次直流電源系31つまり2次巻線CL21から誘導生
成するように形成されている。この常時用巻線CL12
の巻回数は、従来例において3次巻線CL13が1次巻
線CL11より誘導生成する電圧値と同じ電圧値を2次
巻線CL21から誘導生成可能として選択されている。
【0021】そして、両巻線CL12,CL13は、電
圧制御回路(PWMIC)12の入力端子Tと1次直流
電源の負極との間に、入力端子Tの方向に順方向にそれ
ぞれのダイオードD12,D13を介して並列接続さ
れ、かつ共通の抵抗Rを介して入力端子Tに接続されて
いる。
【0022】かかる構成のトランス結合型2次直流電源
生成装置では、起動指令によりトランス20の1次巻線
CL11に電流が流れると、1次巻線CL11と起動用
巻線CL13との協働により駆動電源が誘導生成され
る。この場合、常時用巻線CL12も駆動電源の一部を
誘導生成するが2次巻線CL21の電圧が低いので、そ
の値は小さい。
【0023】その後、所定時間が経過すると、入力端子
Tの電圧値が高くなり電圧制御回路12が動作可能とな
る。
【0024】したがって、電圧制御回路12は、2次側
(31)に設けた電圧信号発生回路40からの電圧信号
fをフィードバック信号として2次直流電源電圧(3
1)を予め設定された電圧値とするようにスイッチング
素子11をON−OFF制御する。
【0025】かくして、2次直流電源電圧(31)が設
定電圧値に安定化するころには、常時用巻線CL12が
電圧安定化制御されている2次巻線CL21から電圧制
御回路12の駆動電源を誘導生成し、入力端子Tを所定
電圧に保持する。
【0026】したがって、1次側の商用電源電圧が大き
く変動することがあっても、またスイッチング素子11
のONデュティーが高低変動し、かつ両変動が重複した
としても、入力端子Tの電圧値を電圧制御回路12の使
用保障電圧範囲内でかつ安定動作する範囲内に保持でき
る。もとより、起動用巻線CL13もその駆動電源の確
保を補助する。
【0027】しかして、この実施例によれば、トランス
20の1次巻線CL11に対応する起動用巻線CL13
と電圧安定化制御される2次巻線CL21に対応する常
時用巻線CL12とを含み、電圧制御回路12の駆動電
源を構成しているので、円滑な立上り起動と通常時の2
次直流電源の電圧安定化制御を正確に行える。
【0028】また、起動用巻線CL13と常時用巻線C
L12とは、ダイオードD13,D12を介して入力端
子Tに並列接続されているので、起動時、通常時ともに
相互補完して駆動電源を安定保持することができる。
【0029】さらに、通常時における電圧制御回路12
の駆動電源電圧は、フィードバック信号fを発生する電
圧信号発生回路40を設けた2次直流電源つまり電圧安
定化制御されている系31の2次巻線CL21より誘導
する常時用巻線CL12を主体として誘導生成されるの
で、一段と大きな1次側商用電源電圧変動等があって
も、その影響がなく2次直流電源電圧をその負荷変動に
拘わらず所定設定電圧に保てる。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、トランス
の1次巻線から誘導生成する起動用巻線と電圧安定化制
御される2次側線から誘導生成する常時用巻線をダイオ
ードを介して1次側電圧制御回路の入力端子に並列接続
し、起動時は起動用巻線でかつ通常時は常時用巻線で駆
動電源を確保する構成とされているので、確実な起動を
保障しつつ1次側商用電源電圧の変動や2次側負荷変動
が大きくかつ重複したとしても、電圧制御回路を保障電
圧範囲内で安定動作でき、2次直流電源電圧を一段と安
定化制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 1次直流電源 11 スイッチング素子 12 電圧制御回路 20 トランス 30 2次直流電源 40 電圧信号発生回路 CL11 1次巻線 CL12 常時用巻線(駆動電源) CL13 起動用巻線(駆動電源) CL21 2次巻線 D12,D13 ダイオード(駆動電源) R 抵抗(駆動電源) C12 平滑コンデンサ(駆動電源) f 電圧信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日下 豊康 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内 (72)発明者 菅谷 実 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧制御回路を有する1次直流電源側の
    1次巻線と電圧信号発生回路を有する2次直流電源側の
    該1次巻線と巻回方向が反対の2次巻線とをトランス結
    合する、とともに2次直流電源側からの電圧信号を電圧
    制御回路にフィードバックして2次直流電源の電圧安定
    化を図ったトランス結合型2次直流電源生成装置におい
    て、 前記電圧制御回路の駆動電源が、前記1次巻線と巻回方
    向が同一の起動用巻線と前記2次巻線と巻回方向が同一
    の常時用巻線とを前記電圧制御回路の入力端子と前記1
    次直流電源の負極との間に並列接続し、かつ起動用巻線
    と常時用巻線とのそれぞれを該入力端子に向って順方向
    のダイオードを介して接続する、とともに常時用巻線で
    生成する電圧値が起動用巻線で生成する電圧値よりも大
    きくなるように選択された構成とされていることを特徴
    とするトランス結合型2次直流電源生成装置。
JP25351691A 1991-10-01 1991-10-01 トランス結合型2次直流電源生成装置 Pending JPH0595676A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002199725A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Hitachi Shonan Denshi Co Ltd スイッチング電源装置
JP2014003784A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Eye Lighting Syst Corp 照明用電源装置および照明器具

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JP2002199725A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Hitachi Shonan Denshi Co Ltd スイッチング電源装置
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