JPH0595668A - 電源装置の異常検知方式 - Google Patents

電源装置の異常検知方式

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JPH0595668A
JPH0595668A JP3210621A JP21062191A JPH0595668A JP H0595668 A JPH0595668 A JP H0595668A JP 3210621 A JP3210621 A JP 3210621A JP 21062191 A JP21062191 A JP 21062191A JP H0595668 A JPH0595668 A JP H0595668A
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voltage
supply device
cpu
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Satohiko Kitahara
聡彦 北原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は、トランスから複数の負荷にそれぞ
れに対応する電源が供給されている装置において、正確
な故障診断が可能な電源装置の異常検知方式を提供しよ
うとするものである。 【構成】 本発明においては、電源装置よりの出力電圧
を検出し、それを図2に示す各種ファジィ規則に従っ
て、各ファジィ規則毎のDを求める。そして、各々で検
出されたDに基づく範囲を合成し、その重心位置を求め
る。求められた重心位置に基づいて異常箇所を推論す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源装置の異常検知方
式、例えば複写機やプリンタ等の画像形成装置に使用さ
れる電源装置の異常検出方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機もしくはプリンタを例に取ると、
その電源ユニツトでは、電子写真プロセスのシーケンス
を実現する為の各種制御回路に供給する電源と、電子写
真プロセスを実現するための各種高圧電源や、露光ラン
プ用電源等を同一のトランスにて出力しているものがあ
る。
【0003】また、このトランスの出力を制御する高
圧、低圧等の各種電源制御回路は、複写機,プリンタの
シーケンスコントローラと同一のマイクロコンピュータ
(以降CPU)にて行なわれる場合もある。
【0004】上述の様な電源装置は比較的電源全体を小
型化できるので小型の機械で利用されているが、これま
では、電源自体に異常が起きた時に異常箇所を知るため
には、各部の回路ブロックごとに動作をさせて異常の有
無を確認していた。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
のような電源装置では、1つのトランスに複数巻線を設
けて出力を得ているため、例えば1つの出力回路に異常
が生じた場合に於ても、他の回路の出力に影響したりす
る場合が有り、原因を推定しにくい。また更に、シーケ
ンスコントローラと各種電源制御手段が同一CPUで制
御されている場合には、原因が電源側なのか、制御回路
のある特定の箇所なのかを判定しにくくなり、原因解析
に時間がかかってしまう。
【0006】またこの様な理由で、サービス等において
電源装置を修理しようとした場合にも電源回路及び電源
回路の動作を十分理解した上で行なわなければならな
い。従って、この様な場合、経験によることから各部分
の状態を見て異常を推定するといった事が必要であっ
た。
【0007】以上の様に、従来では、異常との関係を決
めるパラメータ(状態量)の数が多くなったり、装置構
成が複雑になった場合やパラメータのなかに電源装置の
異常状態との関係があいまいであるようなパラメータが
存在するような場合、パラメータと制御量との関係を定
式化する事が困難であり、CPUにての判断式では容易
に示す事が出来なかった。
【0008】本発明はかかる従来技術に鑑みなされたも
のであり、トランスから複数の負荷にそれぞれに対応す
る電源が供給されている装置において、正確な故障診断
が可能な電源装置の異常検知方式を提供しようとするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】この課題を解決するため、本発明の電源装置の
異常検知方式は以下に示す構成を備える。すなわち、ト
ランスを介して各回路に対応した電源を供給する電源装
置における異常検知方式であって、前記トランスが供給
する少なくとも2つの電源の状態量を検知する検知手段
と、該検出手段で検出する状態量の適合度を求める適合
度演算手段と、求められた適合度に基づいて、訂正的な
規則に適合させ、各々の規則の出力結果を合成する合成
手段と、該合成手段の合成結果によって得られた範囲内
の所定の位置を抽出する抽出手段とを備え、該抽出手段
によって抽出された位置に基づいて異常箇所を推論する
ことを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に従って、本発明にかかる実
施例を詳細に説明する。尚、実施例では、複写機やプリ
ンタの電源制御の構成について説明するが、本発明の主
旨からすればこれに限定されるものではない。
【0011】図5に実施例における複写機(またはプリ
ンタ)の電源制御の構成を示す。図示において、はシ
ーケンス制御及びプロセス制御また各種の電源制御を行
なうマイクロプロセッサであり、後述するアナログ信号
を受けてデジタルデータに変換する回路を内蔵し、それ
ら各アナログ信号を入力する端子等が設けられている。
は電源制御ドライバブロックであり、抵抗R1〜R
5,R7〜R9及びコンデンサC1,C2,C4,C1
3、ダイオードD1〜D3,D10、トランジスタQ
2,Q4,Q5、パワーモスFETQ3、パルストラン
スT2からの構成され、電源二次側のマイクロプロセッ
サのパルス出力を受けて、パルストランスT2にて一
次二次間の絶縁及び昇圧を行ない、前述した各部品でパ
ワーモスFETのドライバを構成している。
【0012】は商用波AC入力部であり、内部は入力
フイルタ部と、ダイオードブリッジD4及びコンデンサ
C3からなる整流部とで構成されている。
【0013】は各種電源電圧を発生させているメイン
トランスT1である。
【0014】本実施例中では、メイントランスT1の一
次側には、AC入力部が接続され、さらに他端は、電
源制御ドライバを介してパワーMOSFETにて接続
されてスイツチングが行なわれる。そして、ダイオード
D7,コンデンサC10,ダイオード8とコンデンサ1
1、ダイオードD6、コンデンサC9、コンデンサC5
〜C8とダイオードD5、3端子レギユレータQ6,コ
ンデンサC12,ダイオードD9などより、それぞれ整
流回路を構成し高圧、低圧等、各種電源電圧を各部に給
電している。
【0015】この整流後の各種電源電圧は、プロセス制
御に必要な帯電、現像、転写の各種高圧として、各部に
給電されるものや、各種の電気回路に給電する低圧電源
に対応しており、各部に給電されている。
【0016】一次側には前述した電源制御ドライバと
共に電流検出手段として、カレントトランスCT1が接
続されている。この出力となる電源二次側巻線には出力
保持手段とレベル変換手段を介して、マイクロコンピ
ュータのアナログ入力端子ADC0へと入力され、電
源一次側の電流検出を行なっている。
【0017】また、ダイオードD7とコンデンサC10
から成る回路では、巻線低圧側とグランド間に電流検出
抵抗RS1があり、これによつて高圧出力HV1の電流
検知を行ない、RS1とグランド間の電圧VS1は電圧
保持及びレベル変換手段を経て、マイクロコンピュー
タのアナログ入力端子ACD1へと入力される。ま
た、低圧電源の低圧側とグランド間にも同様に電流検出
の為の抵抗器RS2が接続され、その位置の電圧VS2
は電圧保持及びレベル変換手段を経て、マイクロコン
ピュータのアナログ入力端子ADC2に入力されてい
る。
【0018】は、電源の補助電源ブロックであり、マ
イクロコンピュータ等電源装置の起動時に必要な電源
VCC1を供給し、同時に電源一次側の入力電圧に比例し
た値をマイクロコンピュータに取込める値として出力
している。
【0019】本電源の主たる制御としては、ダイオード
C11,ダイオードD8とで構成される整流後電圧VS
を電圧検出部を介して、マイクロプロセッサのアナ
ログ入力端子ADC0へと接続する。尚、電圧検出部
の内部は、抵抗R10〜R15とコンデンサC12,C
13、ダイオードD8とで構成されており、マイクロプ
ロセッサに入力可能なレベルに変換して更にフイルタ回
路を構成して入力されている。
【0020】次に、上述した実施例の電源装置の基本動
作について説明する。
【0021】電源制御はマイクロプロセッサにて行な
う形となり、内部ではADCのアナログ入力端子から入
力された出力VS の分圧値と、内部データ保持手段(例
えばROM)に保持されている所定の値との比較によ
り、パルス幅制御を行ない、結果に基ずいたパルス幅制
御(PWM)出力がMOUT端子より出力され、フイー
ドバツクループが形成されて、トランスT1がPWM制
御する方式となる。
【0022】次に、図1に従い、電源装置の異常検知と
しての実施例を図2〜4と共に説明する。尚、図1はマ
イクロプロセッサの内部構成する主たるブロックに相
当している。
【0023】図示において、100はCPUで、適合算
出手段として、検知された状態量の適合度をROM10
1に記憶されている状態量のメンバーシップ関数に基づ
き算出する。そしてその演算手段として算出された適合
度に基づき所定の演算によりROM101に記憶されて
いる各規制の推論結果を求め、算出手段として決められ
た各規則の推論結果に基づき操作量を算出し、ファジィ
推論を行なうものである。100aはカウンタ、100
bはタイマで、検知された状態量、たとえば電源の出力
電圧から電源の出力電圧の変化率等を求める場合などに
それぞれ用いられる。
【0024】ROM101は、メンバーシップ関数記憶
手段およびファジィ規則手段としてのデータを記憶して
おり、ファジィ規則101aおよびメンバーシップ関数
101b,cの他に、シーケンス制御プログラム(CP
U100の動作プログラム)等をも記憶するものであ
る。
【0025】102はRAMで、ファジィ推論を行なう
際、作業領域として用いられる。103は外部との通信
を可能とするシリアルI/O、104は出力信号転送用
のインターフエース(I/O)で、CPU100からの
信号を表示手段108に出力する機能を持ち、ファジィ
推論によって算出された異常にかかる各種メッセージ等
を表示手段108へと転送している。
【0026】105は電源装置107の制御手段となる
回路ブロックであり、電源装置内の各種低圧電源や高圧
電源等の制御回路に相当している。電源装置107内の
107−aはドライバで、制御手段105の出力を電源
装置107内のトランスを駆動するドライバ等に相当す
る。そして、電源装置107は図5にて示したドライ場
107−aからの信号に基づき、負荷109の各々に電
源電圧を供給する。負荷109としては、例えばDCモ
ータ、高圧であれば電子写真プロセスの帯電器や現像器
が挙げられる。106は状態量検知手段としての出力電
圧検出手段であり、詳しくは電源装置107から出力さ
れる各種アナログ量(RS1〜RS3等)をCPUとし
て処理できるデイジタル量へと変換するA/D変換器で
あり、電源装置107の電源の各出力電圧を検出する。
【0027】なお、本実施例では、マイクロプロセッサ
は、図1に示した如く、CPU100、カウンタ10
0a,タイマ100b,ROM101.RAM102.
I/O103,104、電源制御手段105、A/D変
換手段106が同一チップ上に構成されたものを使用し
ている。
【0028】本実施例のファジィ制御には、状態量とし
て、電源一次側の入力電圧、低圧負荷の電流値、高圧電
源の負荷の電流、電源一次側の電流のうち、例えば、 (a)低圧電源の出力電流 (b)電源電圧の入力電圧 を用い、操作量として、 (c)電源装置の異常箇所又は、異常ブロックを用い
る。
【0029】それらの集合メンバーシップ関数を図3に
示す。
【0030】図3(a)は低圧電源の出力電流のメンバ
ーシップ関数、図3(b)は電源の入力電圧のメンバー
シップ関数、図3(c)は電源装置の異常箇所又は、異
常ブロックを示している。
【0031】図示から分るように、低圧電源の出力電
流、電源の入力電圧、電源装置の異常箇所又は異常ブロ
ックの集合は、夫々、3個のファジィ集合を有する。例
えば、低圧電源の出力電流の3個のファジィ集合に対し
て、ファジィラベルは、「IL」,「IM」,「IH」
が付しており、夫々、 IL;「低圧電源の出力電流が小さい」を表すファジィ
集合 IM;「低圧電源の出力電流が中くらい」を表すファジ
ィ集合 IH;「低圧電源の出力電流が大きい」を表すファジィ
集合 とする。
【0032】各々の集合に属する度合(縦軸)は、
「0」から「1」までの間の任意の値を取り、図3
(a)に示すファジィラベルIMを付したファジィ集合
の場合、低圧電源の出力電流2Aの集合に属する度合
い、即ち、適合度は「1.0」であり、低圧電源の出力
電流が小さい1.5Aまたは2.5Aの適合度は「0.
5」である。
【0033】電源装置の異常箇所又は異常ブロックの決
定には、例えば次の<ルール5>および<ルール6>の
ファジィ規則を用いる。
【0034】 <ルール5>IF(I=IM AND V=VM)TH
EN D=DM <ルール6>IF(I=IM AND V=VH)TH
EN D=DL ただし、 I=低圧電源の出力電流 V=電源装置の入力電圧 D=電源装置の異常箇所又は異常ブロック である。
【0035】全てのファジィ規則は図2に示す如くであ
る。
【0036】次に、電源装置の異常箇所又は異常ブロッ
クの特定を、<ルール5>,<ルール6>の推論方法に
基づいて説明する。
【0037】<ルール6>に従って推論すると、低圧電
源の出力電流Xは低圧電源の出力電流のメンバーシップ
関数よりμXの度合でIMの集合に含まれ、低圧電源の
出力電流Yは低圧電源の出力電流のメンバーシップ関数
によりμYの度合でIHの集合に含まれる。そして、求
められたμXとμYの最小値を取り、その最小値が<ル
ール6>の条件部が満たされる度合とし、その値との電
源装置の異常箇所又は、異常ブロック、メンバーシップ
関数とのMIN演算を取る。
【0038】演算結果は、図4に示す集合Sの斜線部で
示す台形となる。次いで、<ルール5>に従って推論す
ると、演算結果は図4に示す集合Tの斜線部で示す台形
となる。そして、求められた各規則の推論結果、即ち集
合Sの斜線部と、集合Tの斜線部とを合成する。合成結
果は図4に示す集合Uの斜線部となり、この集合の重心
(点P)を計算して、この結果を基にして電源装置の異
常箇所を求める。
【0039】尚、本実施例に於いては、ファジィ規則,
メンバーシップ関数,制御プログラム等をROMに格納
し、RAMを用いて演算を行なっているが、状態量の入
力に対応する操作量を出力するROMを用いてもよい。
【0040】また、状態量は低圧電源の出力電流や電源
装置の入力電圧に限らず、高圧電源の負荷電流、低圧電
源の負荷電流、電圧等、電源制御に関する状態量であれ
ば本発明の状態量として用いる事が出来る。
【0041】また、状態量の数は、2つに限らず、いく
つでも組合せる事が出来る。尚、上述のファジィ推論の
アルゴリズムは、一例であつてアルゴリズムを変形して
も差し支えない。例えば、複数の規則の合成時に面積の
重心を取る代わりに、縦軸が最大となる値に対する横軸
の値を推論結果としてもよい。また、ファジィ規則の数
や内容も、経験に基ずき、変形する事が可能である。
【0042】<第2の実施例の説明>前述の制御では、
現在の制御電圧と次に変化させる目的電圧に対してパル
ス幅周期をあらかじめ決められた値で変化させていた
が、これはCPUが行なっているので変化させる電圧幅
等によりCPU内に設定されている電圧幅に対応しての
パルス幅周期の変化幅のマップを使用する等の操作によ
るソフトで計算して変化幅を可変する事で、更に精度の
高い機能を実現する事ができる。
【0043】図6に第2の実施例におけるファジィ規則
を示す。尚、図示において、Eは高圧電源の負荷の電流
を示す。
【0044】また、EL,EM,EHは各々、 EL;「高圧電源の負荷の電流が小さい」を表すファジ
ィ集合 EM;「高圧電源の負荷の電流が中くらい」を表すファ
ジィ集合 EH;「高圧電源の負荷の電流が大きい」を表すファジ
ィ集合 である。
【0045】電源装置の異常箇所を求める方法は、第1
の実施例での方法と同様であるので、詳細は省略する。
【0046】<第3の実施例の説明>図7に第3の実施
例におけるファジィ規則を示す。図示において、Fは低
圧電源の負荷の電流の変化率を示す。これは、電源立上
げ時と立上がった後の状態の変化を見ようとするもの
で、負荷装置の異常により低圧電源電流が異常となった
りした場合等を想定している。
【0047】また、FL,FM,FHは、各々、 FL;「低圧電源の負荷の電流の変化率が小さい」を表
すファジィ集合 FM;「低圧電源の負荷の電流の変化率が中くらい」を
表すファジィ集合 FH;「低圧電源の負荷の電流の変化率が大きい」を表
すファジィ集合 である。
【0048】電源装置の異常箇所を求める方法は、第1
の実施例での方法と同様であるので、詳細は省略する。
【0049】<第4の実施例の説明>上述した実施例で
は、異常検知を電源制御を行なう制御CPUと同一のチ
ップにて行なう例について述べてきたが、本発明の主旨
からすれば同一チップでなくても良い。この場合、電源
制御用のCPUとはCPU内部のシリアルI/Oを利用
して外部で電源の状態量を検知して、これに基づいて異
常の検出を行なえばよい。この方法では、電源装置内部
のメモリ容量の制約で内部での異常箇所の検知を行なえ
ない場合有効であり、また電源装置の修理を目的とした
場合には、これらの構成のほうが有効である。
【0050】図8に本第4の実施例のブロック構成図を
示す。なお、異常箇所の推定方法に関しては図1の実施
例と同様であり、ここでは省略する。
【0051】以上の様に本実施例によれば、低圧負荷の
電流、電圧、高圧負荷の電流、一次側の入力電圧や電流
等の多くのあいまいな変動要因(状態量)に依って故障
要因が支配されている前述の複写機、プリンタ等の電源
装置の制御に於いて、これら複雑に関係する状態量から
最適な制御量を算出し、正確な故障診断が可能となり、
故障修理や解析を行なう事ができる。またその際、複数
のパラメータに基づいて故障箇所を決定するので、仮に
回路等の不具合状況により入力データの一部に誤差があ
ってとしても、異常箇所の診断には大幅な誤差が生じる
のを防止する事もできる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トランスから複数の負荷にそれぞれに対応する電源が供
給されている装置において、正確な故障診断が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の電源制御回路のブロック構成図
である。
【図2】第1の実施例におけるファジィ規則を示す図で
ある。
【図3】実施例におけるメンバーシップ関数の内容を示
す図である。
【図4】異常ブロック推論の具体的原理を説明するため
の図である。
【図5】第1の実施例における電源制御回路の回路図で
ある。
【図6】第2の実施例におけるファジィ規則を示す図で
ある。
【図7】第3の実施例におけるファジィ規則を示す図で
ある。
【図8】第4の実施例における電源制御回路のブロック
構成図である。
【符号の説明】
100 CPU 101 ROM 102 RAM 103 シリアルI/O 104 I/Oポート 105 パルス幅制御部 106 A/D変換部 107 電源装置 108 表示部 109 負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02H 7/20 A 7335−5G H02J 1/00 306 K 7373−5G H02M 1/00 C 8325−5H // G05B 13/02 N 9131−3H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスを介して各回路に対応した電源
    を供給する電源装置における異常検知方式であって、 前記トランスが供給する少なくとも2つの電源の状態量
    を検知する検知手段と、 該検出手段で検出する状態量の適合度を求める適合度演
    算手段と、 求められた適合度に基づいて、訂正的な規則に適合さ
    せ、各々の規則の出力結果を合成する合成手段と、 該合成手段の合成結果によって得られた範囲内の所定の
    位置を抽出する抽出手段とを備え、 該抽出手段によって抽出された位置に基づいて異常箇所
    を推論することを特徴とする電源装置の異常検知方式。
JP3210621A 1991-08-22 1991-08-22 電源装置の異常検知方式 Withdrawn JPH0595668A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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