JPH0595271A - エミツタ結合論理回路 - Google Patents

エミツタ結合論理回路

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JPH0595271A
JPH0595271A JP4059564A JP5956492A JPH0595271A JP H0595271 A JPH0595271 A JP H0595271A JP 4059564 A JP4059564 A JP 4059564A JP 5956492 A JP5956492 A JP 5956492A JP H0595271 A JPH0595271 A JP H0595271A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はCMOS回路に直結又はCMOS回路
から直結するECL回路を提案する。 【構成】ECL回路12は、CMOS回路10が発生す
る入力信号を受信する入力ノードを有する。入力信号は
第1の電位V0 及び第2の電位V1 間においてスイング
すなわち遷移する。さらにECL回路12はECLコア
回路Q3 、Q4 、RL を含み、このECLコア回路
3 、Q4 、RL は入力ノードに接続され、受信した信
号に応答して第3の電位V2 及びほぼ(V1 −V0 )の
2倍である第4の電位V3 間において振れる中間電気信
号を発生する。さらにECL回路は、CMOS回路の入
力端又は他のECL回路に結合する出力駆動回路を含
む。出力駆動回路は、ECLコア回路の出力端に結合さ
れた入力ノードを有すると共に、V2 及びV3 間におい
て振れる中間電気信号に応答してV0 及びV1 間におい
て振れる第1の出力信号を発生するエミツタフオロアE
1 、EF2 を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエミツタ結合論理回路に
関し、特に、相補型金属酸化膜半導体(Complementary
Metal Oxide Semiconductor,CMOS)回路及びエミツ
タ結合論理(Emitter-coupled logic,ECL)回路間を
電気的に直接結合する回路に適用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CMOS回路及びECL回路は、それぞ
れが使用する電圧の振れ(スイング)及び電圧レベルが
著しく異なるためコンパチブルではないと一般に考えら
れている。減衰器又は増幅器を設けることによりこのよ
うな差を克服することはできるが、こうした余分な部品
の使用は、信号遅延、電力消費量の増加という望ましか
らざる結果をもたらす上に余分な回路領域をも必要とす
る。
【0003】望ましい到達点は、特別なインタフエース
を必要とせずにCMOS回路及びECL回路が直接相互
に通信を行なうことができる構成を提供することであ
る。しかしながら従来の技術はこの到達点に達してはい
ない。
【0004】以下に述べる米国特許は、従来の種々のC
MOS/ECLインタフエース技術及びその関連技術を
示している。
【0005】米国特許第 4,656,375号においては、EC
L論理回路の論理レベルに対応する2つの電圧レベル間
において出力端子を切り換える相補型スイツチング回路
を提供する回路を開示している。通常は使用されないE
CL論理回路が相補型スイツチに2つの電圧レベルを与
えることにより温度補償機能を実行する。
【0006】米国特許第 4,782,251号においては、CM
OSのレベル信号をECLのレベル信号に変換するレベ
ル変換回路を説明している。差動増幅器回路は高電位電
源及び低電位電源間に挿入されて、両者の間を流れる電
流経路を選択する。1つのバイポーラトランジスタが複
数のバイポーラトランジスタのうちの1つのコレクタ電
位に接続され、そのエミツタ端子からECL論理レベル
を出力する。
【0007】米国特許第 4,794,317号においては、EC
LからCMOSへのレベルシフタを開示している。当該
レベルシフタはECLのバツフアに直結されたCMOS
変換器を使用する。抵抗両端の電圧降下は、ECL論理
レベルをCMOS変換器のトリツプ点まで低下させる。
CMOS変換器のトリツプ点がECLのバツフアの出力
電圧の半分になるように、この抵抗の両端の電圧降下が
設定される。
【0008】米国特許第 4,806,799号においては、EC
LからCMOSへの変換器を開示している。当該変換器
は、ECLの出力信号を受取るベースを有するNPNト
ランジスタを含む。制御回路はECLの出力信号のスイ
ツチングに応答して、NPNトランジスタのエミツタを
中間ノードに結合する。
【0009】米国特許第 4,864,159号においては、EC
L論理において使用される論理レベルをCMOS論理に
おいて使用される論理レベルに調整する増幅器を開示し
ている。この手法は、第1の供給電圧線及び第2の供給
電圧線間に結合され、かつ並列に配列された第1及び第
2のブランチを使用するものである。
【0010】米国特許第 4,890,019号においては、標準
CMOS信号を(0、+5)〔V〕の領域から(−0.8
、−1.6 )〔V〕の領域にある標準ECL信号に変換
する出力バツフアを説明している。当該出力バツフアは
一対の「接地ウエル」CMOSトランジスタを使用す
る。
【0011】米国特許第 4,897,564号においては、後段
のCMOS論理回路の電圧レベルに対してシフトされて
いる電圧スイングレベルを有するBICMOS駆動回路
を開示している。これによつてBICMOS駆動回路
は、CMOS論理のスレシヨルド電圧よりもかなり低い
低論理レベル及びCMOS論理をオーバードライブする
高論理レベルを生成することができる。
【0012】米国特許第 4,906,871号においては、AC
結合レベルシフト回路を開示しており、このAC結合レ
ベルシフト回路は第1の電極においてECL回路の出力
段に結合されたコンデンサ、当該コンデンサの第2の電
極に接続されたMOSインバータ及びCMOS回路の入
力段に結合される当該MOSインバータの出力ノードを
有する。このMOSインバータの入力ノードにバイアス
電圧を加えるためにバイアス回路が設けられる。
【0013】米国特許第 4,912,347号においては、CM
OSからECLへの出力バツフアを開示しており、この
CMOSからECLへの出力バツフアは、ECL論理の
「0」の出力電圧を発生する電流を供給する電流源を有
する。また当該電流源からの電流は、抵抗の抵抗値変化
を追跡してECLの論理「1」の出力電圧及びECLの
論理「0」の出力電圧間の電位差を本質的に一定に保持
する。
【0014】米国特許第 4,914,321号においては、共通
のバイアス網を有する差動回路を含むBIMOSレベル
変換器を開示している。当該差動回路の一部に含まれて
いるMOSトランジスタは、MOSレベルの入力信号を
受け取つてECLレベルの出力信号を出す。また差動回
路はバイポーラトランジスタを含んでおり、このバイポ
ーラトランジスタは、MOSトランジスタによつてバイ
アスされることにより相補型ECLレベル出力信号を発
生する。この組合せは差動ECLインタフエースに対し
てシングルエンデツドMOSを供給する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、CM
OS回路とECL回路が相互に直接的に駆動し得る構成
を提供することであり、このことは上述の米国特許には
教示されていない。
【0016】本発明の他の目的は、中間のインタフエー
ス回路なしにCMOS回路に直結することができるEC
L回路を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、CMOS回路10に直結するエミ
ツタ結合論理回路において、第1の電位V0及び第2の
電位V1 間において動作するCMOS回路10から入力
信号を受信する入力ノード手段と、入力ノード手段に結
合し、かつ受信した信号に応答して第3の電位V2 及び
ほぼV2 +(V1 −V0 )に等しい第4の電位V3 間に
おいて振れる中間電気信号を発生する手段と、上記第3
及び第4の電位V2 及びV3 間において振れる中間電気
信号に応答して、上記第1及び第2の電位V0 及びV1
間において振れる第1の出力信号を出力する中間電気信
号発生手段の出力端に結合された入力端を有する出力ノ
ード手段とを設けるようにする。
【0018】
【作用】CMOS回路により発生される入力信号を受信
する入力ノードを含むようにしたCMOS回路直結用E
CL回路によつて、本発明の目的が達成されると共に上
述の問題点及び他の問題点が解決される。この入力信号
は第1の電位V0 及び第2の電位V1 間においてスイン
グすなわち遷移する。さらにECL回路は入力ノードに
結合されているECLコア回路を含み、当該ECLコア
回路は受け取つた信号に応答して中間電気信号を発生す
る。この中間電気信号は第3の電位V2 及び第4の電位
3 間において振れる。V3 はほぼV2 +(V1
0 )に等しい。さらにECL回路はCMOS回路の入
力端又は他のECL回路に結合する出力ノードを含む。
ECLコア回路の出力ノードは、V2 及びV3 間におい
て振れる中間電気信号に応答してV0 及びV1 間におい
て振れる第1の出力信号を発生するECL出力駆動回路
に接続される入力端を有する。
【0019】ECLコア回路は、入力信号に結合するベ
ース端子及び第1の負荷を介して電力バス(VCC)に結
合されるコレクタ端子を有する第1のバイポーラトラン
ジスタを含む。さらにECLコア回路は、(V1
0 )/2の基準電位に結合されたベース端子、第2の
負荷を介して電力バスに結合されたコレクタ端子及び第
1のバイポーラトランジスタのエミツタ端子と共通に電
流源に結合されたエミツタ端子を有する第2のバイポー
ラトランジスタを含む。
【0020】出力駆動回路は、第1のバイポーラトラン
ジスタのコレクタに結合された入力端子及び第1の出力
信号を供給する出力端子を有する第1のエミツタフオロ
アを含む。さらに出力駆動回路は、第2のバイポーラト
ランジスタのコレクタに結合された入力端子及び第2の
出力信号を供給する出力端子を有する第2のエミツタフ
オロアを含み、第2の出力信号は第1の出力信号と相補
関係にある。各エミツタフオロアのコレクタ端子は、動
作中にエミツタフオロアを飽和させないよう保持するの
に十分な高電位に結合される。各エミツタフオロアは、
NチヤネルFETからなる能動エミツタ負荷を有する。
NチヤネルFETは、ハーフラツチ構成にクロス結合さ
れる。エミツタフオロアはECLコア信号(V2
3 )を外部出力信号(V0 〜V1 )にシフトする。
【0021】本発明の好適な実施例においては、V0
ほぼ0〔V〕(接地電位)であり、V1 は約 1.4
〔V〕、V2 もまた約 1.4〔V〕、V3 は約 2.8
〔V〕、基準電位は約 0.7〔V〕である。
【0022】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0023】図1は本発明の一実施例を示し、1つの例
としてはインバータであるが一般的には論理機能部であ
るCMOS回路10は、ECL回路12の入力端に接続
されている出力端を有する。このECL回路12は、や
はりインバータとして例示したが一般的には論理機能部
である。ECL回路12は、第1の出力(OUTPU
T)及び第2の相補出力(OUTPUT* )を有する。
当該明細書においてはアスタリスク(* )を用いて相補
出力を表す。従つて、OUTPUTが高レベル(これを
「H」レベルと呼ぶ)の場合にはOUTPUT* は低レ
ベル(これを「L」レベルと呼ぶ)であり、逆にOUT
PUTが「L」レベルの場合にはOUTPUT*
「H」レベルである。
【0024】CMOS回路10は、直列に接続された一
対のトランジスタQ1 、Q2 のゲートに結合された入力
端を有する。この実施例においてトランジスタQ1 及び
2 は、電位がV0 の電力バスの間に接続される。CM
OS回路10の出力は、Q1 及びQ2 の接合点において
得られ、従つてV0 及びこれより高い電位V1 との間で
振れる。図示のようにCMOS回路10の構成は本質的
に従来通りのものである。以下に詳述するように、V0
及びV1 の値に留意することが重要である。
【0025】ECL回路12は、一対の「コア」バイポ
ーラトランジスタQ3 及びQ4 を有する。トランジスタ
3 及びQ4 のコレクタは連携した負荷抵抗RL を介し
て電力レール(VCC)にそれぞれ接続される。トランジ
スタQ3 及びQ4 のエミツタは共に電流源IS に接続さ
れる。トランジスタQ4 のベースは基準電圧(REF)
に結合される。
【0026】本発明によれば、トランジスタQ3 のベー
ス、すなわちECL回路12の入力ノードはCMOS回
路10の出力端に直結される。
【0027】ECL回路12の高速動作を保持するには
トランジスタQ3 及びQ4 の飽和を防止することが重要
である。トランジスタQ3 及びQ4 の飽和を防止するに
は、電位がV2 からV3 に振れるようにECL回路12
をバイアスすると共に、CMOS回路10の出力をV0
からV1 に振れさせることによつて達成することができ
る。V3 はほぼV2 +(V1 −V0 )である。VCC、R
L 及びISの値を適切に選択することによつて得られる
この条件の下で、飽和を防止することができる。しかし
ながらCMOS回路10の出力レベルの中心は(V1
0 )/2にあり、トランジスタQ3 及びQ4 のコレク
タ出力の中心は(V3 −V2 )/2にあるので、ECL
回路12の出力端は他のCMOS回路の入力端にインタ
フエースするために必要な電位よりも大きな電位とな
る。
【0028】この状態を克服するため、ECL回路12
は、トランジスタQ3 及びQ4 のVbe以上の電位を降下
させる出力駆動回路を有する。特定的にはこの出力駆動
回路は、エミツタフオロア構成をなすトランジスタを含
む。1つのエミツタフオロアを使用して出力信号に1つ
のダイオード電圧降下要素を挿入する。図示した実施例
において各出力駆動回路は、共にダーリントン形エミツ
タフオロア構成をなすように接続された2つのエミツタ
フオロアを含むことにより、各ECLコアトランジスタ
3 及びQ4 の出力並びに出力ノード間に2つのダイオ
ード電圧降下要素を挿入する。他の実施例おいては、必
要に応じてエミツタフオロアを追加し、ダイオード電圧
降下要素をさらに挿入しても良い。図1においては、第
1のダーリントン形エミツタフオロア(EF1 )及び第
2のダーリントン形エミツタフオロア(EF2 )がそれ
ぞれ、トランジスタQ3 のコレクタ及びトランジスタQ
4 のコレクタに結合されていることが分かる。EF1
びEF2 はそれぞれトランジスタQ3 及びQ4 のベース
−エミツタパスにそれぞれ2つのダイオード電圧降下要
素すなわち約 1.4〔V〕を与える。さらに本発明によれ
ばECL回路12の出力はEF1 及びEF2 の出力エミ
ツタから取り出され、かつV0 及びV1 間において振れ
るが、これは、他のCMOS論理回路の入力端又はEC
L回路10に従つて構成された他のECL論理回路の入
力端に直接インタフエースするのに望ましい結果であ
る。その結果、特殊な増幅器及びレベル変換器を集積回
路に内蔵せずに、CMOS及びECLを混合した集積回
路を具体化することができる。
【0029】ダーリントン形エミツタフオロア構成との
関連で一般に必要とされる高い電力要求を克服するた
め、本発明の回路はさらに、ダーリントン形エミツタフ
オロア回路EF1 及びEF2 用の負荷として、特定的に
はnチヤネルFETでもよい能動エミツタ負荷素子を設
ける。第1のNチヤネルFET(NCH1 )は、V0 及び
EF1 のエミツタ間に結合される。FET(NCH1 )の
ゲートは、エミツタフオロア回路EF2 のエミツタ及び
第2のNチヤネルFET(NCH2 )のドレインからなる
ノードに結合される。FET(NCH2 )のゲートは、エ
ミツタフオロア回路EF1 のエミツタ及びFET(N
CH1 )のドレインからなるノードに結合される。従つて
エミツタ負荷となる各NチヤネルFETのゲートは、反
対側のエミツタフオロアの出力によつて駆動される。注
意すべきは、この回路構成にはハーフ−ラツチが内在し
ていることである。しかしながら各エミツタフオロアを
駆動することにより、導通しているNチヤネルFETに
逆らつて出力ノード(OUTPUT又はOUTPU
* )を十分容易に引き上げることができる。さらに導
通しているNチヤネル素子のスレシヨルド値に一度到達
すると、正帰還が出力ノードの上昇すなわち遮断を促進
する。
【0030】さらに詳述するため、トランジスタQ3
コレクタはV3 において「H」レベルであり、トランジ
スタQ4 のコレクタはV2 において「L」レベルである
という初期条件を考慮してこの正帰還動作を説明する。
その結果ノードOUTPUT* はエミツタフオロア回路
EF1 によつてプルアツプされてV1 において「H」レ
ベルとなり、ノードOUTPUTはエミツタフオロア回
路NCH2 によつてプルダウンされて「L」レベルとな
る。トランジスタQ3 のベースの入力がV0 からV1
上昇すると、トランジスタQ3 はオンになり、トランジ
スタQ4 はオフになる。かくしてトランジスタQ3 のコ
レクタ電圧は「H」レベル(V3 )から「L」レベル
(V2 )に下がると共に、トランジスタQ4 のコレクタ
電圧は「L」レベル(V2 )から「H」レベル(V3
に上昇する。トランジスタQ4 のコレクタ電圧の上昇は
エミツタフオロア回路EF2 をオンにし、ノードOUT
PUTをV0 レベルからプルアツプする。最初、エミツ
タフオロア回路EF2 がノードOUTPUTに供給する
電流の一部はFET(NCH2 )を介して接地に分流され
る。しかしながらノードOUTPUTが一度FET(N
CH1 )のしきい電圧まで上昇すればFET(NCH1 )は
オンとなり、ノードOUTPUT* をプルダウンし(ト
ランジスタQ3 のコレクタ電圧の低下によりエミツタフ
オロア回路EF1 がオフになつたので)、さらにFET
(NCH2)をオフにしてノードOUTPUTからV0
の電流の分流を遮断し、かくしてノードOUTPUTの
上昇を促進してエミツタフオロアのDC電力を遮断す
る。
【0031】図2は図1の回路の具体的な実施例を示
す。図2の回路において、素子がオンの場合のトランジ
スタQ3 及びQ4 のベース−エミツタ間の降下(Vbe
は 0.7〔V〕と考えられる。V1 及びV2 の値は共に2
beすなわち 1.4〔V〕であると考えられる。電位V3
は、VCCと同じ2.8〔V〕である。基準電圧REFの値
は(V1 −V0 )/2、すなわち 0.7〔V〕である。ダ
ーリントン形エミツタフオロア出力ドライバEF1 及び
EF2 はそれぞれ2Vbeに等しい電位を降下させ、その
結果、それぞれのエミツタ出力ノードは接地電位及びV
1 間、すなわち0〔V〕から 1.4〔V〕の間で振れる。
CMOS回路10の出力段は接地電位及び1.4〔V〕間
に結合されており、ECL回路12に対する入力である
0 及びV1 間の振れを与える。IS はECL回路12
に適切な電力及び又は性能を与えるように選択され、一
般的な値は1〔mA〕である。負荷抵抗RL の値は(RL
×I S =(V0 −V1 )= 1.4〔V〕)になるように選
択される。
【0032】さらに、本発明の好適な実施例に関するこ
の説明においては、動作中の飽和を防止するため、最小
コレクタ−エミツタ間電圧(minVce)はトランジス
タQ3 及びQ4 の最大ベース−エミツタ間電圧(max
be)に等しいと仮定してきた。しかしながらこれは概
略的であり控え目な制約である。すなわち、トランジス
タQ3 及びQ4 を飽和させないことを条件に、ECL回
路12への電力供給レベル及び電力消費量をさらに引き
下げるためVbeを下回るVceにおいて当該回路を動作さ
せてもよい。
【0033】現時点における好適な実施例との観点から
述べてきたが、本発明の教示から脱することなく、図1
及び図2に示した回路に多くの修正を加えてもよい。例
えば図2において、接地電位及び一段と高い電位との間
で動作させる以外に他の電位により回路を動作させても
よい。すなわち、接地電位バスが電圧電位バスに取つて
代わつてもよい。またエミツタフオロア回路EF1 及び
EF2 を含むエミツタフオロアの数は、1個からECL
回路12の出力ノードにおいて所望の電位を得るために
必要な数までのいずれの数であつてもよい。また電力消
費量の増加を伴なうがFET(NCH1 )及び(NCH2
をそれぞれ抵抗に置き換えてもよい。
【0034】上述の通り本発明をその最適な実施例に基
づいて特定的に図示、説明したが、本発明の精神及び範
囲から脱することなく形式及び詳細構成の双方について
種々の変更を加えても良い。
【0035】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、CMOS
回路から発生される入力信号を受信する入力モードをE
CL回路に設けることにより、中間のインタフエース回
路なしにCMOS回路及びECL回路を結合し、これに
よりCMOS回路及びECL回路が相互に直接的に駆動
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によるエミツタ結合論理回路の一
実施例を示す接続図である。
【図2】図2は図1の回路の一実施例を示し、そこで使
用される特定の電圧レベルを示す接続図である。
【符号の説明】
10……CMOS回路、12……ECL回路、Q1 、Q
2 、Q3 、Q4 ……トランジスタ、RL ……抵抗、EF
1 、EF2 ……ダーリントン形エミツタフオロア回路、
CH1 、NCH2 ……NチヤネルFET。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・ウイリアム・クツク アメリカ合衆国、ニユーヨーク州10596、 マウント・キスコ、レイクサイド・ロード ルート4 (72)発明者 ルイス・マデイソン・ターマン アメリカ合衆国、ニユーヨーク州10590、 サウス・セーラム、ボツクス178、アール アール1

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CMOS回路に直結するエミツタ結合論理
    回路において、 第1の電位V0 及び第2の電位V1 間において動作する
    CMOS回路から入力信号を受信する入力ノード手段
    と、 上記入力ノード手段に結合し、かつ上記受信した信号に
    応答して第3の電位V2 及びほぼV2 +(V1 −V0
    に等しい第4の電位V3 間において振れる中間電気信号
    を発生する手段と、 上記第3及び第4の電位V2 及びV3 間において振れる
    上記中間電気信号に応答して上記第1及び第2の電位V
    0 及びV1間において振れる第1の出力信号を出力する
    上記中間電気信号発生手段の出力端に結合された入力端
    を有する出力ノード手段とを具えることを特徴とするエ
    ミツタ結合論理回路。
  2. 【請求項2】上記中間電気発生手段は、上記入力信号に
    結合するベース端子及び負荷手段を介して電力バスに結
    合されたコレクタ端子を有する第1のバイポーラトラン
    ジスタを含み、上記出力ノード手段は、上記第1のバイ
    ポーラトランジスタのコレクタに結合された入力端子及
    び上記第1出力信号を供給する出力端子を有する第1の
    エミツタフオロア手段を含むことを特徴とする請求項1
    に記載のエミツタ結合論理回路。
  3. 【請求項3】上記出力ノード手段は上記第1のバイポー
    ラトランジスタのVbe以上の電圧を降下させる手段を含
    み、上記電圧降下手段は出力信号を供給する出力端子を
    有することを特徴とする請求項1に記載のエミツタ結合
    論理回路。
  4. 【請求項4】上記第1の電位V0 は約0〔V〕、上記第
    2及び第3の電位V1 及びV2 はいずれも約 1.4〔V〕
    及び上記第4の電位V3 は約 2.8〔V〕であることを特
    徴とする請求項1に記載のエミツタ結合論理回路。
  5. 【請求項5】CMOS回路に直結するECL回路におい
    て、 第1の電位V0 及び第2の電位V1 間において動作する
    CMOS回路によつて発生される入力信号を受信し、上
    記第1の電位V0 及び上記第2の電位V1 間において振
    れる入力ノード手段と、 上記入力ノード手段に結合し、かつ上記受信した信号に
    応答して第3の電位V2 及びほぼV2 +(V1 −V0
    に等しい第4の電位V3 間において振れる中間電気信号
    を発生する手段と、 他のECL回路の入力端又はCMOS回路の入力端に結
    合し、上記第3及び第4の電位V2 及びV3 間において
    振れる上記中間電気信号に応答して、上記第1及び第2
    の電位V0 及びV1 間において振れる第1の出力信号を
    出力する上記中間電気信号発生手段の出力端に結合され
    た入力端を有する出力ノード手段とを具え、 上記中間電気信号発生手段は、 入力信号に結合するベース端子及び負荷手段を介して電
    力バスに結合されたコレクタ端子を有する第1のバイポ
    ーラトランジスタと、 基準電位に結合されたベース端子、第2の負荷手段を介
    して電力バスに結合されたコレクタ端子及び上記第1の
    バイポーラトランジスタのエミツタ端子と共通に電流源
    手段に結合されたエミツタ端子を有する第2のバイポー
    ラトランジスタとを含み、 上記出力ノード手段は、 上記第1のバイポーラトランジスタのコレクタに結合さ
    れた入力端子及び第1の出力信号を供給する出力端子を
    有する第1のエミツタフオロア手段と、 上記第2のバイポーラトランジスタのコレクタに結合さ
    れた入力端子及び上記第1の出力信号と相補関係にある
    第2の出力信号を供給する出力端子を有する第2のエミ
    ツタフオロア手段とを具えることを特徴とするECL回
    路。
  6. 【請求項6】さらに、 上記第1の電位V0 及び上記第1のエミツタフオロア手
    段の出力端子間に結合された第1の能動負荷手段と、 上記第1の電位V0 及び上記第2のエミツタフオロア手
    段の出力端子間に結合された第2の能動負荷手段を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載のECL回路。
  7. 【請求項7】上記第1の電位V0 は約0〔V〕、上記第
    2及び第3の電位V1 及びV2 はいずれも約 1.4
    〔V〕、上記第4の電位V3 は約 2.8〔V〕及び基準電
    位は約 0.7〔V〕であることを特徴とする請求項5に記
    載のECL回路。
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