JPH0594701A - 水中照明装置 - Google Patents

水中照明装置

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JPH0594701A
JPH0594701A JP3280375A JP28037591A JPH0594701A JP H0594701 A JPH0594701 A JP H0594701A JP 3280375 A JP3280375 A JP 3280375A JP 28037591 A JP28037591 A JP 28037591A JP H0594701 A JPH0594701 A JP H0594701A
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JP
Japan
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battery
outer casing
support plate
underwater
lamp
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JP3280375A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Fukumoto
鉄朗 福元
Hiroshi Yokoyama
宏 横山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0594701A publication Critical patent/JPH0594701A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 防水機構を有する外筺体1の前方側にランプ
ハウス部7を設け、この外筺体1の後方側に、ランプハ
ウス部7を支持する支持板11に一体的に電池支持板1
4を設けた。 【効果】 外筺体1の開口部を必要最小限度となし、ま
た、外筺体1を軸対称の形状とすることにより、この外
筺体1の防水機能を確実なものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中カメラ装置による
水中撮影等に際して使用する水中照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】防水機構を有する外筺体を有して構成さ
れたいわゆる水中スチルカメラ装置や水中ビデオカメラ
装置を用いて、水中撮影を行うと、水の分光透過率等に
起因するカラーバランスの崩れが生じ、撮影された映像
は、全体に青みの強い映像となる。また、水中撮影にお
いては、潜水深度が深くなるほど、明度が不足しがちと
なり、充分な明るさを有した映像を撮影することが困難
となる。
【0003】そこで、従来、水中撮影に際しては、水中
照明装置が用いられている。この水中照明装置は、ハロ
ゲンランプ等の光源を防水機構を有する外筺体内に内蔵
して構成されている。この水中照明装置の外筺体には、
上記光源の発する光束が外方に照射され得るようになす
ため、ガラス板により閉蓋された開口部が設けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な水中照明装置の外筺体に設けられている防水機構は、
該外筺体内への水の侵入が起こり得る部分、すなわち、
開閉操作可能となされた蓋体部の周囲部や、スイッチ摘
子等が挿通された開口部等に設けられている。この防水
機構は、弾性材料よりリング状に形成されたいわゆるO
−リングと、このO−リングを収納するために上記外筺
体に設けられた溝部とを有して構成される。
【0005】このような、水中照明装置においては、蓋
体部や開口部の全てに対応して上記防水機構を設ける必
要があるため、該蓋体部や開口部の数が多くなるほど、
多くの防水機構を備える必要が生じ、構成が複雑化す
る。また、この水中照明装置においては、防水機構の数
が多くなると、この防水機構の保守、点検が煩雑とな
る。そして、防水機構の保守、点検が不十分となると、
これら防水機構が不具合を生ずる可能性が大きくなり、
上記外筺体内への水の侵入を確実に防止できなくなる虞
れがある。
【0006】したがって、水中照明装置の外筺体は、蓋
体部や開口部が極力少なくなされて構成されることが望
ましい。ところが、この水中照明装置においては、少な
くとも、上記光源の発する光束を外方に照射させるため
の開口部のみならず、該光源に電源を供給する電池装置
の着脱、交換を行うための開口部を設けることが必要で
ある。そして、これら開口部は、上記外筺体に水圧が加
わっても該外筺体に歪みが生じないようにするため、位
置関係や大きさが、該外筺体を軸対称や線対称の形状と
なすように設けられることが望ましい。
【0007】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、外筺体の開口部を必要最小限の
数となし、また、該外筺体を軸対称や線対称の形状とな
すことが容易に行えて、該外筺体の防水機能の確実化を
図ることができる水中照明装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係る水中照明装置は、防
水機構を有する外筺体と、この上記外筺体内の前方側に
内蔵されたランプハウス部と、上記外筺体内の略々中央
部に内蔵され上記ランプハウス部の少なくともランプを
支持する支持板と、この支持板に一体的に形成され上記
外筺体内の後方側に内蔵された電池支持板とを備え、上
記電池支持板は、電池を内蔵した電池装置を係止する係
止機構を有してなるものである。
【0009】また、本発明は、上述の水中照明装置にお
いて、上記係止機構を、上記電池装置の筺体に設けられ
た係合溝に係合する一対の係合突条と上記筺体に設けら
れた係止孔に嵌入係合する係止突起とを用いて構成し、
この係止突起を、電池支持板の一部であってこの電池支
持板の主面部に垂直な方向に弾性変位可能となされた舌
片部上に突設したものである。
【0010】
【作用】本発明に係る水中照明装置においては、防水機
構を有する外筺体内の前方側にランプハウス部が内蔵さ
れ、後方側に電池支持板が内蔵されるため、該外筺体
は、上記ランプハウスより発せられる光束を前方側に放
射させる開口部と上記電池支持板を外方側に臨ませるた
めの開口部とを前後方向に亘る同一軸線上に設けること
によって、該軸線に対して軸対称の形状となすことがで
きる。
【0011】また、この水中照明装置においては、上記
係止機構が、上記電池装置の筺体に設けられた係合溝に
係合する一対の係合突条と上記筺体に設けられた係止孔
に嵌入係合する係止突起とを備えて構成され、この係止
突起が、電池支持板の一部であってこの電池支持板の主
面部に垂直な方向に弾性変位可能となされた舌片部上に
突設されているので、該舌片部を弾性変位させることに
より、上記筺体と上記電池支持板との着脱操作が容易に
行える。
【0012】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。本発明に係る水中照明装置は、図
1、図2及び図5に示すように、本体部外筺体1と電池
室外筺体2とからなる外筺体を有して構成されている。
【0013】上記本体部外筺体1は、合成樹脂等の材料
により、両端側が開放された略々円筒形状に形成されて
いる。この本体部外筺体1の一端側の開口部である前方
側開口部は、ランプハウス部を構成するガラス板3によ
り閉蓋されている。このガラス板3は、上記本体部外筺
体1の前端側にネジ止め等の手段により取付けられたフ
ード部4の後端部に周囲側を押さえられて、上記本体部
外筺体1の前端側に支持されている。上記フード部4
は、合成樹脂等の材料により、上記本体部外筺体1の径
に略々等しい径の円環状に形成されている。
【0014】そして、上記ガラス板3と上記本体部外筺
体1との間には、防水機構となる第1のO−リング5が
介在配設されている。この第1のO−リング5は、シリ
コンゴム等の弾性に富む材料により、上記本体部外筺体
1に対応した径の円環状に形成されている。この第1の
O−リング5は、上記外筺体1の前端側に設けられた円
環状の溝部内に収納され、該溝部と上記ガラス板3とに
挟持されて、配設されている。この第1のO−リング5
により、上記ガラス板3と上記本体部外筺体1との間へ
の水の侵入が防止されている。
【0015】上記本体部外筺体1の後端側開口部には、
上記電池室外筺体2が着脱可能に取付けられている。こ
の電池室外筺体2は、合成樹脂等の材料により、上記本
体部外筺体1の径に略々等しい径を有する略々円筒形状
に形成され、一端側が開放され、他端側が閉塞されてい
る。この電池室外筺体2は、開放された一端側を前方側
となして、上記本体部外筺体1の後端部に突き合わせる
ようにして、該本体部外筺体1に取付けられている。こ
の電池室外筺体2の外側面部には、前方側の両側側位置
に、一対のバックルレバー39,39が取付けられてい
る。また、上記本体部外筺体1の外側面部には、後方側
の両側側位置に、一対のバックル掛止爪38,38が取
付けられている。上記電池室外筺体2は、上記各バック
ルレバー39,39を、上記各バックル掛止ピン38,
38に対応して掛止させることにより、上記本体部外筺
体1に取付けられる。
【0016】そして、上記本体部外筺体1と上記電池室
外筺体2との間には、防水機構となる第2のO−リング
17が介在配設されている。この第2のO−リング17
は、上記本体部外筺体1の後端側開口部の周囲側に設け
られた溝部内に収納されて、上記本体部外筺体1に取付
けられている。この第2のO−リング17が収納される
溝部は上記本体部外筺体1の外方側に向けて形成されて
おり、該第2のO−リング17は、この溝部の周囲側に
外巻装されるようにして、取付けられている。そして、
上記電池室外筺体2は、前端側部分を、上記第2のO−
リング17の外側側に覆い被せるようにして、上記本体
部外筺体1に取付けられる。この第2のO−リング17
は、上記本体部外筺体1と上記電池室外筺体2との間へ
の水の侵入を防止している。
【0017】このように構成された外筺体内には、ラン
プを支持する支持板となるランプ支持板11が配設され
ている。このランプ支持板11は、合成樹脂等の材料に
より、上記本体部外筺体1の内径に略々対応する円盤状
に形成され、中央部に透孔を有している。このランプ支
持板11は、上記本体部外筺体1内にこの本体部外筺体
1に一体的に突設された複数の支持突条6に対し、複数
の止めネジ18により外周側部分を固定されて、上記本
体部外筺体1内の後方側位置となされて支持されてい
る。
【0018】上記ランプ支持板11の後面側の略々中央
部には、ソケット取付け板11aが、一対の取付けネジ
12,12により取付けられている。このトケット取付
け板11aには、ランプソケット9が取付けられてい
る。そして、このソケット取付け板11aは、上記ラン
プソケット9を、上記ランプ支持板11の中央部の透孔
を介して、上記ランプ支持板11よりも前方側に突出さ
せている。
【0019】上記ランプソケット9には、ランプハウス
部を構成するランプであるハロゲンランプ8が、該ラン
プソケット9より前方側に突出されるようにして、取付
けられている。このハロゲンランプ8は、フィラメント
を収納したガラス球内に沃素ガス等のハロゲン元素ガス
を封入して構成されたランプである。
【0020】そして、上記本体部外筺体1内には、上記
各支持突条6の前端側の押さえ部6aに支持されて、ラ
ンプハウス部を構成するリフレクタ7が配設されてい
る。このリフレクタ7は、合成樹脂や金属等の材料によ
り、略々コーン形状に形成され、内面部が、鍍金処理等
の手段により、表面反射率が高められて構成されてい
る。このリフレクタ7は、拡径された側を前方側の上記
ガラス板3に近接させ、この前端部近傍を上記各押さえ
部6aにより支持されている。そして、このリフレクタ
7は、縮径された側を後方側となし、この後端側に形成
された透孔内に上記ハロゲンランプ8を挿通させてい
る。すなわち、上記ハロゲンランプ8は、上記リフレク
タ7内に収納されるようにして、取付けられている。
【0021】一方、上記ランプ支持板11の後方側に
は、該ランプ支持板11に一体的に、電池支持板14が
突出形成されている。この電池支持板14の一面側に
は、回路部カバー13が取付けられている。この回路部
カバー13内には、電子回路部が収納されている。そし
て、上記電池支持板14の他面側には、図6に示すよう
に、電池装置40が着脱可能に取付けられる。
【0022】上記電池支持板14の他面部には、上記電
池装置40を係止する係止機構が構成されている。すな
わち、この電池支持板14の他面部の前方側及び後方側
には、互いに相対向するように、互いに平行となされて
対をなす係合突条24a,24bが突設されている。こ
れら係合突条24a,24bは、断面鉤形状となるよう
に、互いの対向する側に向けて屈曲された形状に形成さ
れている。
【0023】また、上記電池支持板14の他面部には、
上記各係合突条24a,24bの間となる位置に、一対
の電極端子23,23が突出形成されている。そして、
上記電池支持板14の他面部には、上記各係合突条24
a,24bの間となる位置に、一側側より略々中央部に
亘って一対の切り込み部が形成されている。これら切り
込み部同士の間の部分は、上記電池支持板14の主面部
に垂直な方向に弾性的に変位可能な舌片部21となされ
ている。この舌片部21上には、係止突起22が、該舌
片部21に一体的に突出形成されている。また、この舌
片部21の先端側、すなわち、上記電池支持板14の一
側側となる部分は、押圧操作部20となされている。す
なわち、上記押圧操作部20を上記電池支持板14の主
面部に垂直な方向に押圧操作することにより、上記舌片
部21を弾性的に変位させ、上記係止突起21を、上記
電池支持板14の主面部に対して、没入操作することが
できる。
【0024】上記電池装置40は、複数の蓄電式電池
と、これら蓄電式電池を収納する筺体とを有して構成さ
れている。上記蓄電式電池としては、例えば、起電力
1.2VのいわゆるNi−Cd電池等を用いることがで
きる。そして、このNi−Cd電池を互いに直列に接続
して、上記筺体内に5本収納することにより、6Vの電
源電圧を得ることができる。このように、5本のNi−
Cd電池を用いて構成された電池装置40は、1時間程
度の時間で、充電を完了することができる。
【0025】上記電池装置40の筺体には、上記各蓄電
式電池の電極に接続された一対の電極部が設けられてい
る。また、この電池装置40の筺体には、上記各係合突
条24a,24bに対応する係合溝と、上記係止突起2
2に対応する係合孔とが設けられている。この電池装置
40の筺体は、上記各係合溝に上記各支持突条24a,
24bが対応して挿入され、また、上記係合孔に上記係
止突起22が嵌入されることにより、図6に示すよう
に、上記電池支持板14に取付けられる。
【0026】上記電池支持板14に取付けられた上記電
池装置40を該電池支持板14より取り外すには、ま
ず、図5中矢印Cで示すように、上記押圧操作部20を
該電池装置40より離間する方向に押圧操作して、上記
係止突起22を上記電池支持板14の主面部より没入さ
せる。すると、上記電池装置40は、上記電池支持板1
4上を、上記各支持突条24a,24bに沿う方向に移
動することが可能となされる。そして、上記電池装置4
0を、図6中矢印Dで示すように、上記各支持突条24
a,24bに沿って移動させると、これら支持突条24
a,24bが上記各係合溝より抜き取られて、この電池
装置40は、上記電池支持板14より取り外される。
【0027】上記電池支持板14、上記回路部カバー1
3及び上記電池装置40は、上記本体部外筺体1より後
方側に突出されるように配設されており、上記電池室外
筺体2内に収納される。
【0028】そして、この水中照明装置は、上記電池室
外筺体2の外側側に取付けられた摘み部材29と上記回
路部カバー13内に配設されて電子回路部の一部をなす
リードスイッチ60とを有して構成されるスイッチ機構
を備えている。
【0029】上記摘み部材29は、合成樹脂等の材料に
より、略々円盤上に形成され、中央部に摘み部となる突
条部を有している。この摘み部材29は、上記電池室筺
体2の後端面部に、上記摘み部を後方側となして、回転
可能に取付けられている。すなわち、この摘み部材29
は、中央部に支持孔を有しており、この支持孔に上記電
池室外筺体2の後端面部に突設された支持筒を嵌入させ
て、該支持筒の軸回りに回転可能となされている。そし
て、この摘み部材29は、上記支持筒に螺入された止め
ネジ31により、上記支持筒よりの抜け止めが図られて
いる。この止めネジ31の頭部は、上記支持孔の上記摘
み部側に形成された拡径部を係止している。
【0030】なお、上記電池室外筺体2の後端面部に
は、上記摘み部材29の周囲側部分に対応した摘み部材
取付け凹部が形成されている。また、上記摘み部材29
の支持孔の上記摘み部上に開口した後端部は、閉蓋板3
0により、閉蓋されている。
【0031】そして、上記摘み部材29の周囲側の、上
記電池室外筺体2に対向する側には、磁石27が取付け
られている。この磁石27は、上記摘み部材29の回転
に伴って、上記支持筒の軸を中心とする円弧状の軌跡上
を移動する。
【0032】また、上記摘み部材29の上記摘み部の一
端側となる部分と、上記摘み部材取付け凹部内には、ロ
ック機構が構成されている。
【0033】すなわち、上記摘み部材には、上記摘み部
の一端側部分に対応して、ロック解除釦取付け凹部が形
成されている。このロック解除釦取付け凹部内には、ロ
ック解除釦26が嵌合されて配設されている。このロッ
ク解除釦26は、上記ロック解除釦取付け凹部内におい
て上記摘み部材29の中心軸に対する接離方向に移動可
能となされるとともに、圧縮コイルバネが上記摘み部材
29との間に介在されることにより、上記摘み部材29
の外周側方向に弾性付勢されている。
【0034】上記ロック解除釦26の上記電池室外筺体
2に対向する側には、図示しないロック突起が突設され
ている。一方、上記摘み部材取付け凹部内には、上記ロ
ック突起に対応するロック溝が形成されている。このロ
ック溝は、上記支持筒の軸回りの略々90°の角度範囲
に亘って形成されている。そして、このロック溝は、一
端側部分に、溝幅が上記摘み部材29の外周側方向に拡
大されて形成されたロック凹部を有している。
【0035】上記摘み部材29は、図3に示すように、
上記ロック突起が上記ロック溝部のロック凹部に対応す
る位置である第1の回動位置となっているときには、該
ロック突起が上記圧縮コイルバネの付勢力により該ロッ
ク凹部内に嵌入するため、上記電池室外筺体2に対する
回転が阻止される。
【0036】そして、上記摘み部材29は、図3中矢印
Aで示すように、上記ロック解除釦26が上記圧縮コイ
ルバネの付勢力に抗して該摘み部材29の中心方向に押
圧操作されると、上記ロック突起が上記ロック凹部内よ
り退出されてロック解除されるため、図4中矢印Bで示
すように、上記電池室外筺体2に対して一方方向に回転
可能となされる。
【0037】そして、上記リードスイッチ60は、上記
摘み部材29が、図4に示す第2の回動位置であるとき
に、上記磁石27により上記電池室外筺体2の後壁部を
介して対向される位置となされて、上記回路部カバー1
3内に配設されている。したがって、上記磁石27は、
上記摘み部材29が上記第2の回動位置の他の回動位置
となっているときには、上記リードスイッチ60に対向
しない。
【0038】このリードスイッチ60は、上記磁石27
の発する磁力を検出し、この検出結果に応じて、導通状
態と遮断状態とが切換えられるようになされたスイッチ
である。すなわち、このリードスイッチ60は、第1乃
至第3の3つの端子と、第1の端子に接続され、第2ま
たは第3の端子に選択的に接触可能となされた可動切片
とを有して構成されている。そして、上記可動切片は、
磁力により吸引され得るように、磁性材料により形成さ
れている。このリードスイッチ60は、上記回路部カバ
ー13内において、上記第2の端子が前方側となり、上
記第3の端子が後方側すなわち上記磁石27の側となる
ように配設されている。すなわち、このリードスイッチ
60においては、上記可動切片は、このリードスイッチ
60に上記磁石27が対向しているときには上記第3の
端子に接触し、このリードスイッチ60に上記磁石27
が対向していないときには上記第2の端子に接触してい
る。
【0039】そして、上記回路部カバー13内に収納さ
れた電子回路部は、上記リードスイッチ60及び上記一
対の電極端子23,23に接続された電源回路を有して
いる。この電源回路においては、上記リードスイッチ6
0において上記第1の端子と上記第3の端子とが接続さ
れると、上記電池装置40により上記ハロゲンランプ8
に電流が供給されて、該ハロゲンランプ8は、点灯す
る。また、上記リードスイッチ60において上記第1の
端子と上記第2の端子とが接続されると、上記電池装置
40による上記ハロゲンランプ8への電流供給は行われ
ず、該ハロゲンランプ8は、消灯する。
【0040】そして、この電源回路においては、上記電
池装置40が放電により消耗し、該電池装置40の起電
力が、例えば5ボルト未満となると、上記第1の端子と
上記第3の端子とが接続されていても、上記ハロゲンラ
ンプ8への電流供給が遮断され、該ハロゲンランプ8が
消灯するようになされている。したがって、この電源回
路は、上記電池装置40の過放電による該電池装置40
の特性劣化を防止する。
【0041】この水中照明装置においては、上記外筺体
をなす本体部外筺部1は、上記ハロゲンランプ8より発
せられる光束を前方側に放射させる開口部である前方側
開口部と、上記電池支持板14を外方側に臨ませるため
の開口部である後端側開口部とが、前後方向に亘る同一
軸線上に設けられており、該軸線に対して軸対称の形状
となされている。
【0042】上述のように構成された水中照明装置は、
図7に示すように、支持アーム32を介して、水中ビデ
オカメラ装置外筺体101に取付けられて使用される。
【0043】上記電池室外筺体2の外側面部には、図2
に示すように、上記支持アーム32を取付けるための一
対のアーム取付け突片16,16が、該電池室外筺体2
に一体的に突設されている。これらアーム取付け突片1
6,16は、互いに相対向するようにして並列されて設
けられており、それぞれ互いに同軸線上となる挿通孔を
有している。一方のアーム取付け突片16には、アーム
取付けナット15が取付けられている。そして、上記支
持アーム32は、先端側の取付け部35を、上記各アー
ム取付け突片16,16間に挿入させている。この取付
け部35には、ボルト挿通孔36が設けられている。こ
のボルト挿通孔36は、上記各アーム取付け突片16,
16の挿通孔と同軸上となされる。そして、上記各アー
ム取付け突片16,16の挿通孔と上記取付け部35の
ボルト挿通孔36には、他方のアーム取付け突片16の
側より、アーム取付けボルト33が挿通されている。こ
のアーム取付けボルト33は、上記アーム取付けナット
15に螺入されて、上記支持アーム32を上記電池室外
筺体2に対して固定する。なお、上記アーム取付けボル
ト33は、回転操作用把手部34を有している。
【0044】そして、上記支持アーム32の基端側に
は、図5に示すように、アーム固定溝39が設けられて
いる。このアーム固定溝39は、上記水中ビデオカメラ
装置外筺体101の一対のグリップ部103,103上
に設けられたライト取付け部104,104に嵌合され
るように形成されている。また、この支持アーム32の
基端側には、先端側を上記アーム固定溝39内に臨ませ
たアーム固定ネジ37が螺入されて取付けられている。
このアーム固定ネジ37は、上記支持アーム32に対し
て螺入されることにより、先端部を上記ライト取付け部
104に押圧させ、上記支持アーム32を該ライト取付
け部104に対して固定させる。
【0045】上記水中ビデオカメラ装置は、防水機構を
有する上記水中ビデオカメラ装置外筺体101を有し、
この水中ビデオカメラ装置外筺体101内に、撮影レン
ズ、固体撮像素子、電子回路部及び機構部等を収納して
構成されている。上記撮影レンズは、上記水中ビデオカ
メラ装置外筺体101に設けられた開口部がガラス板に
より閉蓋されてなる窓部102を介して、該水中ビデオ
カメラ装置外筺体101の外方側を撮影する。
【0046】なお、上記電池装置40は、本発明に係る
水中照明装置の電源及び上記水中ビデオカメラ装置の動
作電源として、共通に使用される。
【0047】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る水中照明装
置においては、防水機構を有する外筺体内の前方側にラ
ンプハウス部が内蔵され、後方側に電池支持板が内蔵さ
れている。
【0048】そのため、この水中照明装置においては、
上記外筺体は、上記ランプハウスより発せられる光束を
前方側に放射させる開口部と、上記電池支持板を外方側
に臨ませるための開口部とを、前後方向に亘る同一軸線
上に設けることによって、容易に、該軸線に対して軸対
称の形状となすことができる。
【0049】また、この水中照明装置においては、上記
係止機構が、上記電池装置の筺体に設けられた係合溝に
係合する一対の係合突条と上記筺体に設けられた係止孔
に嵌入係合する係止突起とを備えて構成され、この係止
突起が、電池支持板の一部であってこの電池支持板の主
面部に垂直な方向に弾性変位可能となされた舌片部上に
突設されている。
【0050】そのため、この水中照明装置においては、
上記舌片部を弾性変位させることにより、上記筺体と上
記電池支持板との着脱操作が容易に行える。
【0051】すなわち、本発明は、外筺体の開口部を必
要最小限の数となし、また、該外筺体を軸対称や線対称
の形状となすことが容易に行えて、該外筺体の防水機能
の確実化を図ることができる水中照明装置を提供するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水中照明装置の構成を示す拡大縦
断面図である。
【図2】上記水中照明装置の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図3】上記水中照明装置の構成を示す拡大背面図であ
る。
【図4】上記水中照明装置において点灯スイッチが操作
された状態を示す拡大背面図である。
【図5】上記水中照明装置の構成を示す背面側より臨ん
だ斜視図である。
【図6】上記水中照明装置の電池室外筺体を外した状態
を示す斜視図である。
【図7】上記水中照明装置を水中ビデオカメラ装置に取
付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本体部外筺体 2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電池室外筺体 3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガラス板 5・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1のO−リング 7・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リフレクタ 8・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハロゲンランプ 9・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ランプソケット 11・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ランプ支持板 14・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電池支持板 17・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2のO−リング 21・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・舌片部 22・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・係止突起 24a,24b・・・・・・・・・・一対の係合突条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水機構を有する外筺体と、 上記外筺体内の前方側に内蔵されたランプハウス部と、 上記外筺体内の略々中央部に内蔵され、上記ランプハウ
    ス部の少なくともランプを支持する支持板と、 上記支持板に一体的に形成され、上記外筺体内の後方側
    に内蔵された電池支持板とを備え、 上記電池支持板は、電池を内蔵した電池装置を係止する
    係止機構を有してなる水中照明装置。
  2. 【請求項2】 係止機構は、電池を内蔵した電池装置の
    筺体に設けられた係合溝に係合する一対の係合突条と、
    上記筺体に設けられた係止孔に嵌入係合する係止突起と
    を備え、上記係止突起は、電池支持板の一部であって、
    この電池支持板の主面部に垂直な方向に弾性変位可能と
    なされた舌片部上に突設されてなる請求項1記載の水中
    照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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