JPH0594692A - ダイナミツク型半導体記憶装置 - Google Patents

ダイナミツク型半導体記憶装置

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JPH0594692A
JPH0594692A JP3278686A JP27868691A JPH0594692A JP H0594692 A JPH0594692 A JP H0594692A JP 3278686 A JP3278686 A JP 3278686A JP 27868691 A JP27868691 A JP 27868691A JP H0594692 A JPH0594692 A JP H0594692A
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JP
Japan
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bit line
sense amplifier
cell array
bit
bit lines
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JP3278686A
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Daizaburo Takashima
大三郎 高島
Daisuke Kato
大輔 加藤
Yukito Owaki
幸人 大脇
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小さいセル面積で、チップサイズの増大を招く
ことなくセンスアンプ配列ピッチを緩和することができ
るDRAMを提供することを目的とする。 【構成】第1のビット線SBLとワード線WLの各交差
点にDRAMメモリセルMCが設けられたセルアレイ1
を有し、このセルアレイ1の第1のビット線SBLの一
端に第1,第2のトランスファゲートQn3,Qn4を介し
て並列接続されて対をなす第2,第3のビット線BL,
/BLが設けられ、これら第2,第3のビット線BL,
/BLの間に差動型のセンスアンプ回路2が接続された
セルアレイ構成を有する。メモリセル・データは第1の
ビット線SBLに読出されて第2のビット線BLに転送
され、トランスファゲートQn3,Qn4が閉じた状態で第
2,第3のビット線BL,/BL間の電位差をセンスア
ンプ回路2が検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック型半導体
記憶装置(DRAM)に係り、特にセルアレイ構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】DRAMのセルアレイ方式には、良く知
られているように、折り返しビット線(Folded BL)
方式とオープンビット線(OpenBL)方式がある。図
9は、折り返しビット線方式のセルアレイ構成を示し、
図10はオープンビット線方式のセルアレイ構成を示
す。
【0003】折り返しビット線方式の長所は、ビット線
対の信号を増幅するセンスアンプ回路がビット線4本に
一つのピッチで配置できるため、センスアンプ部の設計
ルールが緩いこと、対をなすビット線が隣接してためノ
イズに強いこと、等である。欠点としては、ビット線と
ワード線の交差点の全てにメモリセルを配置することが
できず、メモリセル一個当りの面積が大きくなることが
挙げられる。
【0004】これに対して、オープンビット線方式は、
ビット線とワード線の全ての交点にメモリセルを配置す
ることができ、メモリセル一個当りの面積を小さくする
ことかできるという利点がある。反面、ビット線一本に
つき一個のセンスアンプを配置しなければならないの
で、センスアンプの設計ルールが厳しいという難点があ
る。
【0005】現在のDRAMは、折り返しビット線方式
が主流である。しかしながら、DRAMの大容量化,高
密度化を更に進める上でメモリセルサイズの縮小がます
ます望まれるため、同じ設計ルールでメモリセルサイズ
の縮小が容易なオープンビット線方式が今後主流になる
ことが予想される。その場合には、センスアンプの設計
ルールが厳しいという難点が障害になる。
【0006】そこで考えられるのが、図11に示すリラ
ックスト・オープンビット線(Relaxed Open BL)
方式である。センスアンプの両側にビット線対が配設さ
れたオープンビット線ではあるが、センスアンプ列の間
に挟まれたあるセルアレイ・ブロックに着目すると、奇
数番目のビット線は左側のセンスアンプにつながり、偶
数番目のビット線は右側のセンスアンプにつながるとい
う配置になっている。したがってセンスアンプの配列ピ
ッチはビット線2本分となり、センスアンプの設計ルー
ルが緩和される。
【0007】ところがこの方式では、複数のセルアレイ
・ブロック(図11の場合ブロック1〜5)のうち両端
のブロック1,5は、面積の半分しか有効利用していな
い。言換えれば、1ブロック分の面積の無駄がある。こ
れは、DRAMチップサイズの増大を招く。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のD
RAMのセルアレイ方式は、一長一短があり、メモリセ
ルサイズの縮小,センスアンプ配列ピッチの緩和,およ
びチップ面積の有効利用を同時に満たすことができな
い、という問題があった。
【0009】本発明はこの様な事情を考慮してなされた
もので、小さいセルサイズで、チップサイズの増大を招
くことなくセンスアンプ配列ピッチを緩和することがで
きるDRAMを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るDRAM
は、第1のビット線とワード線の各交差点にDRAMメ
モリセルが設けられたセルアレイを有し、このセルアレ
イの第1のビット線の一端に第1,第2のトランスファ
ゲートを介して並列接続されて対をなす第2,第3のビ
ット線が設けられ、これら第2,第3のビット線の間に
差動型センスアンプ回路が接続されたセルアレイ構成を
有することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によるセルアレイ構成は、シングル・エ
ンデ型ビット線(Single Ended BL)方式を改良
して、容量アンバランスのない状態で差動型のセンスを
可能としている。すなわち、メモリセル・データが読み
出される前に第1〜第3のビット線が予め等電位にプリ
チャージされる。ワード線により第1のビット線に読み
出されたデータは第2のビット線に転送される。そして
第1,第2のトランスファゲートがオフの状態で第2,
第3のビット線の電位差を差動型センスアンプが増幅す
る。第2,第3のビット線は対をなして配設され、かつ
センスアンプ動作時は、いずれも第1のビット線とは切
り離されるからセンスアンプの二つのノードにつながる
容量は等しくなる。したがってシングル・エンド型ビッ
ト線方式であっても、容量アンパランスのない状態で微
小電位差を確実に検出することができる。
【0012】本発明の方式では、オープンビット線方式
と同様に、ワード線と第1のビット線の全ての交点にメ
モリセルを配置することができるから、メモリセルサイ
ズを小さくすることができる。また、セルアレイの両側
にセンスアンプ回路を分割配置すれば、センスアンプ配
列ピッチをビット線2本分とすることができるから、セ
ンスアンプの設計ルールも緩和される。さらに、シング
ル・エンド型であるために、メモリセルが半分しか配置
できないセルアレイ・ブロックが生じることはなく、チ
ップ面積の有効利用が可能であり、したがってチップサ
イズの増大が防止できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係るDRAM
のセルアレイの要部構成である。セルアレイ1には、第
1のビット線SBLとワード線WLが交差して配設さ
れ、その交点にMOSトランジスタQM とキャパシタC
M からなるメモリセルMCが配置される。図では、一本
ずつのビット線SBLとワード線WLを代表的に示して
いるが、実際にはそれぞれ複数本ずつ配設されて、各交
点に同様にメモリセルが配置される。
【0015】第1のビット線SBLの一方の端部には、
第1のトランスファゲートMOSトランジスタQn3,第
2のトランスファゲートMOSトランジスタQn4を介し
て、対をなす第2のビット線BLと第3のビット線/B
Lが並列接続されている。第2のビット線BLと第3の
ビット線/BLとはほぼ等しい容量を持つ。この第2,
第3のビット線BL,/BLの間に、NMOSトランジ
スタQn1,Qn2からなるNMOSセンスアンプNSAと
PMOSトランジスタQp1,Qp2からなるPMOSセン
スアンプPSAにより構成されたフリップフロップ型の
差動型センスアンプ回路2が接続されている。第1のビ
ット線SBLにはまた、プリチャージ用NMOSトラン
ジスタQn5が設けられている。
【0016】このように構成されたDRAMの動作を図
2を参照しながら次に説明する。プリチャージサイクル
において、クロックφT1,φT2がVccであって第1,第
2のトランスファゲートMOSトランジスタQn3,Qn4
がオン状態にあり、また制御信号/EQLがVccであっ
て、プリチャージ用MOSトランジスタQn5を介して第
1のビット線SBLおよび第2,第3のビット線BL,
/BLがVBL=(1/2)Vccにプリチャージされる。
この間、NMOSセンスアンプNSA,PMOSセンス
アンプPSAの共通ソースノードも、/SAN=SAP
=(1/2)Vccに保たれる。
【0017】アクティブサイクルに入って先ず、時刻t
1 でクロックφT1がVccからVssになり、第2のトラン
スファゲートMOSトランジスタQn4がオフになって、
第3のビット線/BLがフローティングになる。ついで
時刻t2 で制御信号/EQLがVssになってプリチャー
ジ用MOSトランジスタQn5がオフになる。時刻t3で
ワード線WLが立ち上がり、これによりメモリセルデー
タが第1のビット線SBLに読み出される。このとき第
1のトランスファゲートMOSトランジスタQn3はオン
状態にあるから、第1のビット線SBLに読み出された
データは第2のビット線BLまで転送される。
【0018】時刻t5 でクロックφT2がVssになって第
1のトランスファゲートMOSトランジスタQn3もオフ
になり、第2,第3のビット線BL,/BLは、読み出
されたデータに対応する微小電位差を保ったまま、とも
に第1のビット線SBLから切り離された状態になる。
【0019】そして時刻t6 で制御信号/SAN,SA
Pがそれぞれ“L”レベル,“H”レベル側に遷移して
センスアンプ回路2が活性化され、第2,第3のビット
線BL,/BL間の電位差が増幅されラッチされる。セ
ンスアンプ回路2にラッチされたデータは、図示してい
ないが通常のDRAMと同様に、カラム選択ゲートによ
りデータ入出力線に転送され、出力バッファを介して外
部に読み出される。
【0020】また時刻t7 でクロックφT2が昇圧された
電位例えばVcc+αになり、第1のトランスファゲート
MOSトランジスタQn3がオンになって、第2のビット
線BLのデータが第1のビット線SBLを介してメモリ
セルにリストアされる。
【0021】そして時刻t8 でワード線WLがVssに戻
り、時刻t9 で制御信号/EQL,/SAM,SAPが
Vcc、クロックφT1もVccになり、第1のビット線SB
L,第2,第3のビット線BL,/BLがプリチャージ
される。その後時刻t10でクロックφT2がVccに戻る。
【0022】この実施例では、セルアレイ1とセンスア
ンプ回路2の関係はシングル・エンド型であるが、セル
アレイ1の第1のビット線SBLには第1,第2のトラ
ンスファゲートMOSトランジスタを介して第2,第3
のビット線BL,/BLが並列接続されて、これら第
2,第3のビット線BL,/BLの間にセンスアンプ回
路2が接続されている。そしてセンスアンプ回路2の活
性化時は、第1,第2のトランスファゲートMOSトラ
ンジスタQn3,Qn4共にオフの状態で、センスアンプ回
路2の二つのノードの容量が等しい状態でデータセンス
が行われる。従って通常のオープンビット線方式や折り
返しビット線方式の場合と同様に、フリップフロップ型
のセンスアンプ回路で微小なメモリセルデータを読出す
ことができる。
【0023】なお、図1の実施例に類似のシングル・エ
ンド型であって、トランスファゲートMOSトランジス
タQn3がない形式のものは、既に知られている。これ
は、ビット線/BLに参照電位を与えてこれをフローテ
ィング状態にして、連続するビット線SBL,BLにデ
ータを読出してセンスするものである。しかしこの方式
では、センスアンプ回路動作時、センスアンプ回路の一
方のノードにはビット線/BL、他方のノードにはビッ
ト線SBLとBLがつながっているため、容量アンバラ
ンスが非常に大きく、正確なデータ検出が困難になる。
微小電位差を正確に検出するためには、図1に示すよう
に、第2,第3のビット線BL,/BLが共にトランス
ファゲートMOSトランジスタQn3,Qn4によって、第
1のビット線SBLと切り離しできるようになっている
事が不可欠である。
【0024】ところで、図2の動作においては、トラン
スファゲートMOSトランジスタQn3,Qn4の動作によ
る第2,第3のビット線BL,/BLに対する容量結合
ノイズが同じではない。すなわちクロックφT1が“L”
レベルになる時には、MOSトランジスタQn4の容量結
合によって、第1のビット線SBL,第2,第3のビッ
ト線BL,/BLが電位低下する。これに対して、クロ
ックφT2が“L”レベルになる時には、MOSトランジ
スタQn4はオフになっているから、MOSトランジスタ
Qn3の容量結合ノイズは第1のビット線SBLと第2の
ビット線BLに対してのみに与えられ、第3のビット線
/BLの電位低下はない。この結果、これらのトランス
ファゲートMOSトランジスタQn3,Qn4の動作による
第2,第3のビット線BL,/BLの電位変化を比較す
ると、第2のビット線BLの方がより大きく電位低下す
る。これはセンスアンプ感度の低下の原因となる。
【0025】この対策として図2においては、クロック
φT1が“L”レベルになる時にはプリチャージの制御信
号/EQLを“H”レベルのまま保ち、トランスファゲ
ートMOSトランジスタQn4の容量結合によるビット線
電位の低下を防止している。しかしながら、プリチャー
ジ電位VBLを出力する電源の駆動能力が十分でない場合
には、上述した容量結合の影響を確実になくすことがで
きず、第2,第3のビット線BL,/BLの間に電位の
アンバランスを生じる。
【0026】図3は、この点を改良した同じDRAMア
レイでの別の動作波形である。図2と異なる点は、ビッ
ト線プリチャージが終了した後、まずクロックφT2をV
ssにし、ついでクロックφT1をVssにした後、再度クロ
ックφT2をVccに上げ、その後ワード線WLを立ち上げ
るようにしていることである。その後は、図2と変わら
ない。
【0027】プリチャージ用MOSトランジスタQn5を
オフにし、次にクロックφT1が“H”レベルの状態でク
ロックφT2を一旦“L”レベルにすることで、第1のビ
ット線SBL,第2,第3のビット線BL,/BLはM
OSトランジスタQn3の容量結合により電位低下する。
そしてクロックφT2が“L”レベルの状態のままクロッ
クφT1を“L”レベルにすことにより、MOSトランジ
スタQn3の容量結合による第3のビット線/BLの電位
低下が保持される。その後、クロックφT2を再度“H”
レベルにして、ワード線WLを立ち上げてデータ読出し
を行い、再びクロックφT2を“L”レベルにしてMOS
トランジスタQn3をオフにすると、このクロックφT2の
2回目の“L”レベル遷移の時のMOSトランジスタQ
n3による容量結合は、MOSトランジスタQn4がオフで
あるため、第1のビット線SBLと第2のビット線BL
のみに与えられる。
【0028】結局この実施例の場合、第2,第3のビッ
ト線BL,/BLについて見ると、MOSトランジスタ
Qn3,Qn4の動作による容量結合による電位低下は等し
い。したがって、第2,第3のビット線BL,/BL間
に電位のアンバランスがない状態でセンスアンプを動作
させることができる。
【0029】図4は、図2の動作を基本とした別の動作
波形である。図2では、リストアの時のみクロックφT2
を昇圧電位Vcc+αにしている。これに対して図4で
は、クロックφT1,φT2の全てを昇圧電位としている。
【0030】以上の実施例は、(1/2)Vccプリチャ
ージであるが、プリチャージレベルはこれに限らず、V
cc或いはVss等を用いることが可能である。またダミー
セルの付加の自由である。たとえば、Vccプリチャージ
の場合、トランスファゲートMOSトランジスタQn4が
オフする前に(1/2)Vccのダミーセルを読出してこ
れを第3のビット線/BLに転送し、その後ワード線を
立ち上げてメモリセルのデータを第2のビット線BLに
入れてセンスを行う。
【0031】とくにVccプリチャージ方式では、オール
“1”読出し時、第1のビット線SBLはVccのまま電
位変化がなく、電力消費がほとんど無視できるという利
点がある。たとえば、利用しないメモリバンクでは全メ
モリセルに“1”書込みをしておくと、DRAM動作の
電力消費が大幅に低減できる。
【0032】また本発明では、メモリセルが繋がるビッ
ト線は第1のビット線SBL一本であるので、全メモリ
セルを“0”にするクリア動作が容易であるという利点
もある。
【0033】図1は、セルアレイの基本構成についての
み示したが、図5は、実際に二次元的に拡張したセルア
レイについての好ましい実施例である。セルアレイ1
は、第1のビット線SBL(SBL0 ,SBL1 ,…)
が複数本配列され、これと交差するワード線WL(WL
1 ,WL2 ,…)が複数本配列されて、その各交点にメ
モリセルMCが配置される。第2,第3のビット線B
L,/BLおよびセンスアンプ回路(SA)2は、第1
のビット線SBLの両側に、第1のビット線SBLの奇
数番目と偶数番目とで異なる端部に分割されて配置され
ている。
【0034】この様なレイアウトにすれば、メモリセル
はオープンビット線方式と同様に小さい面積に配置する
ことができ、しかもオープンビット線方式と異なってセ
ンスアンプ回路ピッチはビット線2本に一個の割合にな
り、センスアンプ設計ルールも緩和される。
【0035】図6は、図5を更に拡張してセルアレイを
複数のブロックに分割した実施例である。図では、二つ
のセルアレイ・ブロック11,12が設けられ、各セル
アレイ・ブロックについて図5と同様のセンスアンプ配
置を採用している。セルアレイ・ブロック11と12の
間にある第2,第3のビット線BL,/BLおよびセン
スアンプ回路2は、両ブロック11,12で共有されて
いる。
【0036】この実施例を図11のリラックスト・オー
プンビット線方式と比較すると、図11のようなセルア
レイ両端部での無駄な面積がない。したがってこの実施
例によれば、オープンビット線方式と同様にセルサイズ
を縮小することができ、しかもセンスアンプ配列ピッチ
を緩和することもでき、無駄なセルアレイ領域がないた
めチップサイズの増大を招くこともない、といった優れ
た効果が得られる。
【0037】図7は、図5の実施例を変形した実施例で
ある。この実施例では、セルアレイ1の第1のビット線
SBL0 ,SBL1 …をそれぞれ2本ずつ(SBL01,
SBL02),(SBL11,SBL12),…に分岐させて
平行に配置し、これらに対してメモリセルMCを折り返
しビット線方式と同様に配置している。
【0038】この実施例ではセンスアンプ配列ピッチは
ビット線4本に一つになり、センスアンプ設計ルールが
緩和される。
【0039】図8は、図7を変形した実施例である。2
本に分岐した第1のビット線SBLにトランスファゲー
トMOSトランジスタQn6,Qn7を介在させて、これを
クロックSW0 ,SW1 により選択駆動するようにして
いる。例えば、二本の第1のビット線SBL01,SBL
02のうち、SBL01につながるメモリセルを選択する時
には、クロックSW0 を“H”レベル,SW1 を“L”
レベルとして、SBL02を切り離す。このようにすれ
ば、二本あって容量の大きい第1のビット線SBLの容
量をデータ読出し時は半分しか見えない状態とすること
ができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明のDRAMセ
ルアレイ方式によれば、メモリセル面積の縮小が可能で
しかもセンスアンプ回路の設計ルールが緩く、また無駄
な面積のセルアレイ領域がないためチップ面積の増大を
防止することができるといった優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るDRAMセルアレ
イの構成を示す図。
【図2】同実施例の動作波形を示す図。
【図3】同実施例の別の動作波形を示す図。
【図4】同実施例の別の動作波形を示す図。
【図5】図1の構成を拡張した第2の実施例のDRAM
セルアレイを示す図。
【図6】図5の構成を拡張した第3の実施例のDRAM
セルアレイを示す図。
【図7】図5の構成を変形した第4の実施例のDRAM
セルアレイを示す図。
【図8】図7の構成を変形した第5の実施例のDRAM
セルアレイを示す図。
【図9】折り返しビット線方式のDRAMセルアレイを
示す図。
【図10】オープンビット線方式のDRAMセルアレイ
を示す図。
【図11】リラックスト・オープンビット線方式のDR
AMセルアレイを示す図。
【符号の説明】
1…セルアレイ、 2…センスアンプ回路、 11,12…セルアレイ・ブロック、 SBL…第1のビット線、 MC…メモリセル、 BL…第2のビット線、 /BL…第3のビット線、 Qn3,Qn4…トランスファゲートnチャネルMOSトラ
ンジスタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のビット線とワード線が交差して配設
    され、その交差点にダイナミック型メモリセルが設けら
    れたセルアレイと、 前記第1のビット線の一端に第1,第2のトランスファ
    ゲートを介して並列接続されて対をなす第2,第3のビ
    ット線と、 前記第2,第3のビット線の間に接続された差動型セン
    スアンプ回路と、を備えたことを特徴とするダイナミッ
    ク型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】それぞれ複数本ずつの第1のビット線とワ
    ード線が交差して配設され、その各交差点にダイナミッ
    ク型メモリセルが設けられたセルアレイと、 前記第1のビット線のうち奇数番目のビット線の一方の
    端部,偶数番目の他方の端部にそれぞれ第1,第2のト
    ランスファゲートを介して並列接続されて対をなす第
    2,第3のビット線と、 前記第2,第3のビット線の間に接続されて前記セルア
    レイの両側に配置された差動型センスアンプ回路と、を
    備えたことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】前記セルアレイがビット線方向に複数のセ
    ルアレイ・ブロックに分割され、隣接するセルアレイ・
    ブロック間で前記第2,第3のビット線およびセンスア
    ンプ回路を共有していることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
JP3278686A 1991-09-30 1991-09-30 ダイナミツク型半導体記憶装置 Pending JPH0594692A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6301175B1 (en) 2000-07-26 2001-10-09 Micron Technology, Inc. Memory device with single-ended sensing and low voltage pre-charge
JPWO2007029333A1 (ja) * 2005-09-09 2009-03-26 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路

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