JPH0594585U - サンプリングバルブ - Google Patents
サンプリングバルブInfo
- Publication number
- JPH0594585U JPH0594585U JP3981192U JP3981192U JPH0594585U JP H0594585 U JPH0594585 U JP H0594585U JP 3981192 U JP3981192 U JP 3981192U JP 3981192 U JP3981192 U JP 3981192U JP H0594585 U JPH0594585 U JP H0594585U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- flow path
- sampling
- sampling valve
- branch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液溜りの無いサンプリングバルブを提供す
る。 【構成】 弁箱3,7に直線流路2と分岐流路6とを形
成し、これらの分岐点に弁体5及び弁座4を配置してな
り、前記直線流路21をライン配管に介設し、弁体5を
開放状態にすることで、ライン配管内の流体が抽出でき
るサンプリングバルブ。
る。 【構成】 弁箱3,7に直線流路2と分岐流路6とを形
成し、これらの分岐点に弁体5及び弁座4を配置してな
り、前記直線流路21をライン配管に介設し、弁体5を
開放状態にすることで、ライン配管内の流体が抽出でき
るサンプリングバルブ。
Description
【0001】
本考案はライン配管内の流体を抽出することができるサンプリングバルブに関 する。
【0002】
図5は従来のライン配管のサンプリングバルブ取付図であり、ライン配管10 0にソケット101、ニップル102及びサンプリングバルブ103を取付け、 適宜サンプリングバルブ103をオープンすることでライン配管100内の流体 を抽出し、分析等を為せるようにしている。
【0003】
しかし、ソケット101及びニップル102には液Wが溜まり、長く放置する とこの液Wは変質する恐れがある。
【0004】 そこで、本考案の目的は液溜りの無いサンプリングバルブを提供することにあ る。
【0005】
上記目的を達成するべき本考案は、弁箱に直線流路とこの直線流路から分岐し た分岐流路とを形成することでサンプリングバルブを構成する。
【0006】 分岐流路に、洗浄液吹込み口を設けることは好ましい。
【0007】
サンプリングバルブの直線流路をライン配管に介設し、弁体を開放状態にする ことで、ライン配管内の流体を抽出する。
【0008】 サンプリングバルブの分岐流路に設けた洗浄液吹込み口から洗浄液を吹込み、 分岐流路を洗浄する。
【0009】
本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。
【0010】 図1は本考案のサンプリングバルブの断面図であり、サンプリングバルブ1は 、直線流路2が形成されている第1弁箱3と、厚肉の樹脂リングからなる弁座4 と、この弁座4に接離する皿形状の弁体5と、分岐流路6が形成され前記第1弁 箱3にボルト締めされて大きな弁箱を形成するところの第2弁箱7と、前記弁体 5と一体とされたステム8と、ヨーク9と、ステム8を駆動するエアシリンダ1 0とからなる。
【0011】 弁座4は適当な柔軟性と剛性とを備えたポリ四ふっ化エチレンに代表される樹 脂製で厚肉略角断面をなし、一遇に当り面4aを有する。 ヨーク9は第2弁箱7とエアシリンダ10とを連結する部材であると共に、グ ランド押え17の締め付け調整を可能にするために中空構造となっている。
【0012】 エアシリンダ10は有底円筒状のシリンダ11にピストン12を摺動自在に収 納したものであるが、ピストン12に円筒部13が一体形成され。この円筒部1 3の一端がシリンダ11から常に突出していることに特徴がある。
【0013】 長いステム8はグランドパッキン15,16、グランド押え17、ヨーク9、 ピストンの円筒部13を貫通し、ロックピン18で円筒部13と連結されている 。 従って、上記ロックピン18を引き抜くことで、ステム8を弁箱3,7に残し た状態でエアシリンダ10を外すことができる。よって、エアシリンダ10を分 解することなく弁体5の点検、交換、修理が可能である。 なお。図中、19はヨーク9にスナップリング20,20で固定されたガイド である。21は第2弁箱7の分岐流路6に望んで設けられた洗浄液吹込み口であ る。
【0014】 上記グランドパッキン15は図下から上への圧力に耐え、又、グランドパッキ ン16は図上から下への圧力に耐えるので本実施例のサンプリングバルブ1は真 空/加圧両用弁である。
【0015】 以上の構成からなるサンプリングバルブの作用を次に述べる。 図2は本考案のサンプリングバルブにて流体のサンプリングを行なう説明図で あり、ライン配管23にサンプリングバルブ1を図のように取付ける。即ち、直 線流路2をライン配管23に介設し、分岐流路6を下位とし、分岐流路6の先端 (下端)に排出管24および弁25を取付ける。
【0016】 エアシリンダ10のピストン12を(図では下から上へ)前進させると、弁体 5が弁座4からリフトし、結果ライン配管23内の流体の一部が分岐流路6、排 出管24を介してサンプリングトレイ26へ抽出される。 この後、ピストン12を後退させ、弁体5を弁座4に押圧すれば図1の状態と なり、流体は直線流路2を円滑に流れる。
【0017】 図3は本考案のサンプリングバルブの分岐流路等を洗浄する説明図であり、サ ンプリングはその時のライン配管23を流れる流体を抽出して、それの特性を調 べるものであるから、前回の流体の一部が分岐流路6や排出管24に残っている ことは好ましくない。そこで、分岐流路6等をサンプリング終了時に洗浄するこ とが重要である。 図3において、弁体5を閉じ、洗浄液吹込み口21から適当な洗浄液を吹込む 。洗浄液は矢印の如く分岐流路6、排出管24及び弁25を洗浄する。この作業 中、弁体5が弁座4に押圧されているために、洗浄液が直線流路2に進入するこ とはない。よって、洗浄作業はライン配管に流体を流したままで実施でき、生産 作業を妨げることはない。
【0018】 図4は図3の別実施例図であり、洗浄液吹込み口21に盲プラグ27を取付け 、代りに洗浄液供給管28を分岐流路6の下端に接続したものであり、洗浄液供 給管28から洗浄液を吹込み、排出管24で排出する。 この例では第2弁箱7の洗浄液吹込み口21を省略できるので第2弁箱7の形 状を簡単にすることができる。
【0019】
以上に述べたとおり本考案は、サンプリングバルブの弁箱に直線流路と分岐流 路とを形成し、これらの分岐点に弁体及び弁座を配置したので、弁を開けて随時 流体をサンプリングすることができ、弁を閉じた状態でライン配管の流体を円滑 に流すことができ、液溜まり部分がないので取扱液体を変質させる恐れもない。 そして弁を閉じた状態で分岐流路の洗浄がライン配管に無関係にできる。
【0020】 また、分岐流路に洗浄液吹込み口を設ければ分岐流路の洗浄がより容易になる 。
【図1】本考案のサンプリングバルブの断面図
【図2】本考案のサンプリングバルブで流体のサンプリ
ングを行なう説明図
ングを行なう説明図
【図3】本考案のサンプリングバルブの分岐流路等を洗
浄する説明図
浄する説明図
【図4】図3の別実施例図
【図5】従来のライン配管のサンプリングバルブ取付図
1…サンプリングバルブ、2…直線流路、3,7…弁
箱、4…弁座、5…弁体、6…分岐流路、10…エアシ
リンダ、21…洗浄液吹込み口、23…ライン配管、2
4…排出管。
箱、4…弁座、5…弁体、6…分岐流路、10…エアシ
リンダ、21…洗浄液吹込み口、23…ライン配管、2
4…排出管。
Claims (2)
- 【請求項1】 弁箱に直線流路とこの直線流路から分岐
した分岐流路とを形成し、これらの分岐点に弁体及び弁
座を配置してなり、前記直線流路をライン配管に介設
し、弁体を開放状態にすることで、ライン配管内の流体
が抽出できるサンプリングバルブ。 - 【請求項2】 前記分岐流路には、洗浄液吹込み口が設
けられていることを特徴とした請求項1記載のサンプリ
ングバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3981192U JPH0594585U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | サンプリングバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3981192U JPH0594585U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | サンプリングバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0594585U true JPH0594585U (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=12563356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3981192U Pending JPH0594585U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | サンプリングバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0594585U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100734196B1 (ko) * | 2000-09-08 | 2007-07-02 | 가부시키가이샤 엔프라스 | 면광원장치 및 화상표시장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51137920A (en) * | 1975-05-23 | 1976-11-29 | Hitachi Plant Eng & Constr Co | Snapping type sampling valve |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP3981192U patent/JPH0594585U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51137920A (en) * | 1975-05-23 | 1976-11-29 | Hitachi Plant Eng & Constr Co | Snapping type sampling valve |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100734196B1 (ko) * | 2000-09-08 | 2007-07-02 | 가부시키가이샤 엔프라스 | 면광원장치 및 화상표시장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991209 |