JPH059414U - 口紅おさえ用シート - Google Patents
口紅おさえ用シートInfo
- Publication number
- JPH059414U JPH059414U JP40702190U JP40702190U JPH059414U JP H059414 U JPH059414 U JP H059414U JP 40702190 U JP40702190 U JP 40702190U JP 40702190 U JP40702190 U JP 40702190U JP H059414 U JPH059414 U JP H059414U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lipstick
- powder
- lips
- sheet
- attached
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】口紅が唇から離脱するのを防止するための口紅
おさえ用シートに関するもので、粉体の唇への付着を別
途用具等を必要とすることなく容易に行わしめるととも
に、口紅の油分の吸着を速やかに行え、また携帯が便利
でティッシュペーパーによるおさえを不要にすることを
目的とする。 【構成】口紅の油分を吸着しうるシート本体1に、口紅
の転着を防止しうる粉体2が添着されてなることを特徴
とする。
おさえ用シートに関するもので、粉体の唇への付着を別
途用具等を必要とすることなく容易に行わしめるととも
に、口紅の油分の吸着を速やかに行え、また携帯が便利
でティッシュペーパーによるおさえを不要にすることを
目的とする。 【構成】口紅の油分を吸着しうるシート本体1に、口紅
の転着を防止しうる粉体2が添着されてなることを特徴
とする。
Description
【0001】
本考案は、口紅おさえ用シート、さらに詳しくは、口紅が唇から離脱するのを 防止するための口紅おさえ用シートに関する。
【0002】
一般に、口紅が使用される場合、唇から食器等の他の場所へ転着するのを緩和 するために、たとえば粉体を付着することが行われている。
【0003】
しかし、このような粉体の付着によると、次のような問題点が生じていた。 (a)粉体の付着のために何らかの用具が必要となり、その準備が結構煩雑であ る。 (b)唇に付着する際に粉体が飛散し、周囲のメイクの仕上げを損ない、また被 服 を汚すおそれがあり、或いは粉体を誤って吸入するおそれがある。 (c)唇に適当な量を定着状態で付着させるのが容易ではない。 (d)粉体を容器等に充填して携帯しなければならず、その携帯が必ずしも容易 ではなく、また使用の際に鏡等も必要であり、化粧なおし時等に手軽に使用でき ない。 (e)粉体使用の前にティッシュペーパー等を用い、唇をおさえて余分な油分を 吸着して除去する作業が必要となっていた。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、粉体の唇への 付着を別途用具等を必要とすることなく容易に行わしめるとともに、口紅の油分 の吸着を速やかに行え、また携帯が便利でティッシュペーパーによるおさえを不 要にすることを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、このような課題を解決せんとしてなされたもので、その課題を解決 するための手段は、口紅の油分を吸着しうるシート本体1に、口紅の転着を防止 しうる粉体2が添着されてなることにある。
【0006】
本考案の口紅おさえ用シートは、上記のような構成なるために、これを唇に付 着すると、口紅の油分はシート本体1によって速やかに吸着されることとなる。 また、シート本体1に添着された粉体2が、口紅に吸着し、それによって口紅 の離脱が防止されることとなるのである。
【0007】
以下、本考案の実施例について説明する。実施例1 図1において、1は油取り紙からなるシート本体で、その表面には、口紅おさ え用の粉体2が添着されてなる。 尚、この扮体2の組成は次のとおりである。
【0008】実施例2 本実施例においては、シート本体1の構成は上記実施例1と同様であるが、粉 体2の組成が異なる。 その組成は次のとおりである。
【0009】実施例3 本実施例においては、シート本体1の構成は上記実施例1と同様であるが、粉 体2の組成が異なる。 その組成は次のとおりである。
【0010】調製例 上記のような実施例1〜3の成分を、ヘンシルミキサーにて均一に分散させ、 耐圧スプレー管でフロン11,フロン12に振りながら処理粉体を分散させ、1 0cm2 の紙片に噴霧して粉体が均一に付着した口紅おさえ用シートを、上記実施例1〜 3についてそれぞれ作成した。付着量は、0.5g/10cm2とした。
【0011】試験例1 上記のようにして作成された口紅おさえ用シートの効果を確認する試験を次の ように行った。 すなわち唇に口紅を約0.013g塗布し、上記実施例1〜3の口紅おさえ用 シートを使用した後、紙片を唇に軽く押し当て、口紅の転着量を重量にて測定し た。 一方、口紅おさえ用シートを使用せずに紙片を唇に軽く押し当て、口紅の転着 量を重量にて測定し、上記実施例1〜3の場合と比較した。 その測定結果を次表1に示す。 この表1からも明らかなように、口紅おさえ用シートを使用しない場合に比べ て、上記実施例1〜3のような口紅おさえ用シートを用いることによって、その 転着量を著しく軽減できることとなった。
【0012】試験例2 上記のような実施例1〜3の口紅おさえ用シートについて、使用官能評価を行 った。 評価パネル数は13名で行った。 その結果は次表2のとおりである。
【表2】 この結果からも明らかなように、実施例1〜3の口紅おさえ用シートを使用す ると、口紅塗布のみの場合に比べて、食器への付着性、化粧持ち,口紅のよれ, 口紅の滲み,べとつきのなさ等において評価の差異が認められた。
【0013】その他の実施例 尚、上記実施例では、シート本体1が油取り紙にて構成されていたが、シート 本体1の材質はこれに限定されるものではなく、要は、口紅を吸着しうるような 材質で構成されていればよい。 また、粉体の組成も上記実施例1〜3に限定されるものではなく、要は、口紅 の転着を防止しうるような粉体が用いられていればよい。
【0014】
叙上のように、本考案は、口紅の油分を吸着しうるシート本体に、口紅の転着 を防止しうる粉体を添着したものであるため、次のような効果を有する。 (イ)従来のように、粉体付着のための用具を別途準備する必要がなく、付着の ための作業が従来に比べて非常に容易になる。 (ロ)必要な部分(唇)に、適当な量の粉末を添着することができる。 (ハ)唇に付着する際にも従来のように粉体が飛散することもなく、従って周囲 のメイクの仕上げを損なうことがなく、また被服を汚すおそれもなく、さらには 粉体を誤って吸入するおそれもない。 (ニ)携帯に便利で、化粧なおし時にも簡単に使用できる。 (ホ)シート状物で口紅をおさえることで、口紅の余分な油分を吸着して自然な 仕上がりになる。従って、従来のようにティッシュペーパー等を用いて余分な油 分を除去する作業が不用となる。 (ヘ)シートで軽く押えることにより、粉末がより口紅上に安定して定着するこ ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての口紅おさえ用シート
の平面図。
の平面図。
1…シート本体 2…粉末 3…口紅おさえ用シート
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 口紅の油分を吸収しうるシート本体1に、口紅の転着を
防止しうる粉体2が添着されてなることを特徴とする口
紅おさえ用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990407021U JPH0710672Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 口紅おさえ用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990407021U JPH0710672Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 口紅おさえ用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059414U true JPH059414U (ja) | 1993-02-09 |
JPH0710672Y2 JPH0710672Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=18516650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990407021U Expired - Lifetime JPH0710672Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 口紅おさえ用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710672Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4913180U (ja) * | 1972-05-11 | 1974-02-04 | ||
JPS53108172U (ja) * | 1977-02-07 | 1978-08-30 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP1990407021U patent/JPH0710672Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4913180U (ja) * | 1972-05-11 | 1974-02-04 | ||
JPS53108172U (ja) * | 1977-02-07 | 1978-08-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0710672Y2 (ja) | 1995-03-15 |
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