JPS602046B2 - 艶出し具 - Google Patents

艶出し具

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Publication number
JPS602046B2
JPS602046B2 JP10197077A JP10197077A JPS602046B2 JP S602046 B2 JPS602046 B2 JP S602046B2 JP 10197077 A JP10197077 A JP 10197077A JP 10197077 A JP10197077 A JP 10197077A JP S602046 B2 JPS602046 B2 JP S602046B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax
polishing
powder
sponge
polishing tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10197077A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5436065A (en
Inventor
孝明 片倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NICHIMARU SANGYO KK
Original Assignee
NICHIMARU SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NICHIMARU SANGYO KK filed Critical NICHIMARU SANGYO KK
Priority to JP10197077A priority Critical patent/JPS602046B2/ja
Publication of JPS5436065A publication Critical patent/JPS5436065A/ja
Publication of JPS602046B2 publication Critical patent/JPS602046B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車、大型器具類の艶出し具に関するもので
、一般的に多くの労力を要する自動車や大型器具類のワ
ックスがけ作業を簡易ならしめることを主目的としてい
る。
通常、自動車や大型器具類のワックスがけ作業はまずス
ポンジや布等でワックスを被作業面、例えば塗装面等に
塗布し、適宜乾燥させた後に余分なワックスを布等で拭
取りながら磨き上げるものであるが、この拭取り作業は
ワックスが硬化したり、ねばりを生じたりするために非
常な労力を要し、しかも余分なワックスを拭取るので不
経済でもある。
このような不都合を生ずる理由は、塗布の段階でワック
スが必要量以上に厚く、かつ不均一に塗布されることに
よる。
すなわち磨き上げた後のワックス膜の厚さはほとんど1
〆以下の薄いものであるのに対し、塗布の段階で塗り付
けられるワックスの厚さはなるべく薄く塗るように注意
しても20〜200A程度に達し、その拭き取り抵抗が
大きいことによるものである。また手順的にも容器中の
ワックスを一旦スポンジや布に塗り付けてから塗布面に
塗ることは重複動作であり、それだけ煩わしいばかりか
手が汚れやすく、容器を置いて塗装面を傷付けたりする
こともあり、また経済的にも容器内のワックスが途中か
ら汚れたり、硬化したりして完全に使いきることのでき
ない場合も少なくないので併せて不経済でもある。従来
一般に行なわれている方法で、ワックスを塗る場合に厚
くかつ不均一に塗布される理由を、さらに詳しく図面に
ついて説明すると、塗布はまずスポンジや布に外部から
ワックスを塗り付けるので、ワックスはその表面に多く
付着して内部には充分に含浸されないのにこの状態で塗
装面に塗り付けるので、ワックスは始めに過分に流出し
て後が続かず、したがって同じ手順を頻繁に繰返す必要
があり、結果的に塗装面には厚く、かつ不均一にワック
スが塗布されることとなる。
またさらにこれを拡大して観察すると第1図および第2
図に示すごとくスポンジイや布口の表面には多数の凹凸
があるからこれで塗装面ハにワックスを塗り付けるとい
くら丁寧に塗ってもワックス二は第3図および第4図に
示すごとく上記凹凸に対応して凹凸に付着し、いわゆる
綱目状に付着する。これを避けるため仮りに目の繊密な
スポンジや布を使用するとワックスの保持含浸能力が低
下するので益々始めに厚くつきかつ伸びが悪くなる。し
かも塗装面には必ず存在する無数のほこり等の異物を噛
み込んだ場合の逃げ場がなくなるので擦過作業によって
塗装面が傷付きやすく、結局あまり目の鰍密な素材は使
用できないこととなる。本発明は上記の点に鑑み、1回
のワックスがけに必要な量のワックスが始めから極めて
薄く、かつ均一に塗布され、以後軽くから拭き程度に拭
くことにより容易かつ迅速にワックスがけ作業が完了す
るごときワックスがけ麹出し具を提供しようとするもの
である。
本発明の実施例を図面について説明すると第5図におい
て、1は予め艶出し剤例えばワックス、ポリッシャ一等
を含浸させた連続多孔質弾性体例えばスポンジ、2は繊
維質膜例えば布、不織布等、3は連続多孔質弾性体1と
繊維質膜2との間に厚さ0.5〜2脚程度の層状に介遣
した天然または合成高分子物質の粉体で、性質は被作業
面を損傷しない程度の柔軟性と弾力を有しt艶出し剤や
塗料と相互に反応せずかつ被作業面にねばり付かず、各
粒子間および粒子と繊維質膜間の運動がある程度自由で
、しかも適度の摩擦を有する例えばセルローズ「たん白
質例えば皮革、合成皮革、ベータ−、でん粉のミセル、
ねばり付きの少ないゴム例えばテフロン、軟質合成樹脂
等の粉末で、粒径が5〜500仏程度のものである。
4は台座、5は繊維質膜2を台座4に固定する枠体で、
台座4に固く圧入されている。
上記のごとく構成した本発明の艶出し臭において「 こ
れを使用する場合はまず台座4の部分を手に持ち、繊維
質腰2の面を被作業面に接触させて擦過すれば連続多孔
質弾性体1に含浸した敷出し剤(以下ワックス分と記す
)が粉体3および繊維質腰2を通過して通量づつ流出し
、極めて薄い均一な被膜となって被作業面に塗布される
この状態をさらに詳しく説明すると、上記使用状態にお
いては第7図に示すごとく粉体3が繊維質膜2の目や被
作業面6との間の空隙を一杯に埋め、ワックス分の流出
を微量に制限すると共に被作業面6に塗布されるワック
ス分を一様にならすので、第8図に示すごとく塗布され
たワックス分の被膜7は極めて薄く、かつ平坦となるの
である。
上記作用は目の繊密なスポンジ等を使用した場合と異な
り、ワックス分の流通が粉体3の粒子間で自在であるた
めワックス分の流出が継続的で、かつ円滑に行なわれ、
スポンジーに含浸したワックス分がほとんど無くなるま
で終始伸びがよくスムーズな塗布作業が行なえる。
また塵挨等の異物を噛込んでも、それを粉体3の間に吸
収するので塗装面を損傷するようなことも起らない。ま
た本発明における粉体3は作業中に脱落飛散することは
ない(実験的に)。勿論予め過分に付着させたような場
合は始めにその分だけ脱落するが、この脱落した粉体は
その後のワックスがけ作業に何らの支障も与えない。本
艶出し具の保管方法はワックス分が乾燥しないようにパ
ックあるいは鰹等に入れて密封し、使用直前に取出して
使うものである。
またワックス分の使用量について実施例を挙げると次の
通りである。スポンジ1の寸法が70&×15側の場合
は約402程度のワックス分を含浸させられるが自動車
1台分のワックスがけに必要な消費量は20〜30夕で
あるから1個でワックス分の補充ないこ自動車1台分程
度のワックスがけができる。
また含浸させる麹出し剤(ワックス分)は液状、ゾル、
ゲル、W/○ェマルジョン等のいずれの状態のものも使
用できる。例えばゲルであっても使用中に手で圧下され
ることによってゾルになるのでいわゆる固形ワックスと
称せられているものでも使用可能である。第9図ないし
第11図は本発明の他の実施例で「第9図に示すものは
スポンジ1と粉体3を布2で覆ってこれを台座4′に接
着剤あるいは熱可塑性樹脂8により接着または融着した
ものであり、第10図に示すものは台座への取付けを金
属環9により台座4″にかしめ付けることによって固定
したものである。
また第11図に示すものは上記台座に代えラミネート。
アルミ箔10,に融着し、さらに上部をラミネート。ア
ルミ箔102で覆ってパックしたもので、使用時は上部
のアルミ箔】02を破り取って使用するものである。以
上実施例には丸形のものを示したが丸形に限らず方形そ
の他任意の形状のものもできることはいうまでもない。
上述のように本発明によるときは塗装面等の艶出し作業
を簡易かつ迅速に遂行でき、しかも艶出し具自体は必要
量の艶出剤が連続多孔質弾性体に含浸保持され、かつそ
の表面が天然または合成高分子物質の粉体層および繊維
質膜で被われているので、艶出剤の流出、塗布状態良好
で、過塗布の憂いがなく経済的であるのみか手の汚れも
少なく、取扱いも容易である等この種艶出し臭として優
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のワックス塗布方法の説明図
、第3図および第4図は同上塗布面の説明図、第5図は
本発明艶出し具の実施例を示す一部裁断側面図、第6図
は同上平面図、第7図は同上要部の一部拡大断面図、第
8図は同上塗布面の説明図、第9図ないし第11図は同
上他例を示す縦断側面図である。 1…・・・連続多孔質弾性体、2・・…・繊維質膜、3
……粉体。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 連続多孔質弾性体に艶出剤を含浸させ、かつ表面を
    天然または合成高分子物質の粉体層および繊維質膜で被
    って成る艶出し具。
JP10197077A 1977-08-25 1977-08-25 艶出し具 Expired JPS602046B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10197077A JPS602046B2 (ja) 1977-08-25 1977-08-25 艶出し具

Applications Claiming Priority (1)

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JP10197077A JPS602046B2 (ja) 1977-08-25 1977-08-25 艶出し具

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Publication Number Publication Date
JPS5436065A JPS5436065A (en) 1979-03-16
JPS602046B2 true JPS602046B2 (ja) 1985-01-18

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ID=14314715

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JP10197077A Expired JPS602046B2 (ja) 1977-08-25 1977-08-25 艶出し具

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WO2001054826A1 (fr) 2000-01-26 2001-08-02 Taiho Industries Co., Ltd. Dispositif de traitement de surface

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5959967U (ja) * 1982-10-12 1984-04-19 山口 七三 艶出しシ−ト
DE69719362T2 (de) 1996-12-09 2003-10-16 Kao Corp Mit reinigungsmitteln imprägnierter gegenstand

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WO2001054826A1 (fr) 2000-01-26 2001-08-02 Taiho Industries Co., Ltd. Dispositif de traitement de surface

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JPS5436065A (en) 1979-03-16

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