JPH0594130U - 飲料用缶 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲料用缶において飲用が最後まで容易にでき
るようにする。 【構成】 底板の付いた円筒形の飲料用缶の（３）内側
底板をひづめ形に形成したことにより（２）従来の内側
底板と（１）円筒形主体部側面の角度が９０度からひづ
め形の角度に変わることで最後まで飲用が容易になる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、清涼飲料水・ビール・ジュース等の飲料用缶に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、飲料用缶の内側底板の形状は、円柱底面のため側面に対して角度が直角 になっていた。したがって、最後まで飲用しょうとすると直角の部分に水分が残 り缶の底面を上向きにしなければ飲用が困難であった。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

従来の飲料用缶は、飲用に際し最後まで飲料水等を飲もうとすれば缶の底を上 向きにしないと飲み干すことができない不便さがあり、他人の前では鼻の穴を見 せなければならず、とくに女性には気の毒であるなどの問題点がある。 本考案は、前記のような課題に対処するために開発されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

底板の付いた円筒形の飲料用缶において、前記の飲料用缶の飲み口の下側部の 内側底板の形状をひづめ形に形成したものである。

【０００５】

【作用】

飲料用缶の内側底板の形状をひづめ形にすることにより、円柱の底面にひづめ 形の角度ができ飲用する時に缶を横にするだけで最後まで飲み干すことができる のである。

【０００６】

【実施例】

本考案を図面について説明すれば、図中（１）は円筒形の飲料用缶の主体部、 （２）は円筒形の飲料用缶の従来の内側底板、（３）は円筒形の飲料用缶のひづ め形に形成した内側底板。 本考案は、以上の構造であるから、円筒形の飲料用缶の内側底板をひづめ形に 形成することにより、従来の飲料用缶においての飲み終わりの欠点は解消されて 、飲用が最後まで容易にできる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、前述のような構成になっており、円筒形の飲料用缶の内側底板をひ づめ形に形成したことにより、飲用が最後まで容易にできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示した斜視図である。

【図２】従来例を示した斜視図である。

【符号の説明】

１ 円筒形主体部 ２ 従来の内側底板 ３ ひづめ形に形成した内側底板

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 底板の付いた円筒形の飲料用缶におい
   て、前記円筒形主体部の飲み口の下側部の内側底板の形
   状をひづめ形に形成したことを特徴とする飲料用缶。