JPH0594087A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0594087A
JPH0594087A JP3278875A JP27887591A JPH0594087A JP H0594087 A JPH0594087 A JP H0594087A JP 3278875 A JP3278875 A JP 3278875A JP 27887591 A JP27887591 A JP 27887591A JP H0594087 A JPH0594087 A JP H0594087A
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toner
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JP3278875A
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Daisuke Murata
大輔 村田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤ボックス内に複数の現像剤搬送手段を
設け、各現像剤搬送手段をきめ細かく制御して適正量の
現像剤を搬送できるようにする。 【構成】 トナー残量検出部11からのトナー残量デー
タをCPU10へ送り、トナーボックス21内のトナー
残量及びトナー残量の分布を判別し、各スパイラルギア
24、25の最適な駆動方法を割り出す。また、画像出
力データ全体中の黒ドットデータの割合を画像メモリ黒
データ算出部18で算出してCPU10へ送り、前述し
た駆動方法データと最適化演算後、スパイラル回転制御
部14へ各スパイラルギアの駆動態様、駆動時間等を指
示する命令信号を送る。この命令信号をスパイラル回転
動作部15を通じてクラッチ付ギアボックス29及び駆
動用モータ30へ出力し、スパイラルギア24、25を
所定の態様で所定の時間回転駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式、静電記録
方式等の複写機、プリンタなどの画像形成装置に関し、
詳しくいうと、像担持体上に潜像を形成し、この潜像を
現像剤で現像して可視画像にし、この可視画像を記録材
に転写する形式の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子写真方式の複写機、
プリンタなどの画像形成装置では、像担持体上に形成さ
れた静電潜像に現像剤(トナー)を付着させて可視画像
を形成している。従来、現像装置の現像剤を収納する現
像剤ボックス(以下、トナーボックスと呼ぶ)は、例え
ば図8に示すように構成されている。図示するように、
トナーボックス1内には現像剤搬送手段(トナー搬送手
段)であるトナー搬送ベルト2が、一対のガイドローラ
3、3間に架張された状態で設けられており、ガイドロ
ーラ3の一方がモータ5によって駆動されることにより
トナー搬送ベルト2は無端移動し、ボックス内のトナー
を移動及び撹拌する。また、トナーボックス1内にはト
ナー残量を検知する板状の検知導体(アンテナ導体)4
が設置されており、潜像の現像により減少する現像剤の
残量を静電容量の変化に応じた電圧信号の変化として常
時検出している。モータ5の駆動制御及び検出されたト
ナー残量の計測はCPU(中央処理装置)6によって行
なわれる。
【0003】トナー搬送ベルト2は画像形成装置自体が
作動中、つまり印字動作を行なっている間中、トナーボ
ックス1内のトナーが内部のある一部に片寄ってしまう
のを防止する為、モータ5によって常に無端駆動され、
トナーを撹拌している。また、このときのトナー残量は
アンテナ導体4で検出される。検出されたトナー残量デ
ータは電気信号としてCPU6に送られ、ここで具体的
な数値量に変換された後、外部へ出力される。この値は
プリンタコントローラ(図示せず)に伝送され、設定さ
れた規定量を基準としてトナーの有無を判別し、トナー
無し(トナー残量が規定値以下)のときにはユーザーに
警告する。
【0004】トナー搬送ベルト2はトナーの残量とは関
係なしに、印字動作時に無端駆動され、トナーの撹拌及
び搬送作業を行なう。トナー搬送手段にはベルト型やス
パイラルギア型などがあり、図8ではベルト型の(メッ
シュタイプのベルトを使用した)トナー搬送手段を示し
たが、図9に示すようにスパイラルギア型のトナー搬送
手段を使用しても、その他の形式のトナー搬送手段を使
用しても良い。
【0005】スパイラルギア型のトナー搬送手段を使用
する場合には、図9に示すように、スパイラルギア7を
モータ8で回転駆動し、このスパイラルギア7の回転に
よりトナーボックス1内のトナーをトナー排出口の方向
へ押し出し、トナーの搬送と撹拌を行なう。モータ8は
制御装置9から駆動信号が印加されることによって回転
駆動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、トナー搬送手段が単一のため、トナーボック
ス内のトナー搬送手段近傍のトナーのみが送り出され、
トナー搬送手段より遠方にあるトナーは送り出されずに
ボックス内に残留してしまう。また、この欠点を解消す
るためにトナー搬送手段を大型化すると、トナーの排出
口付近に必要以上の量のトナーが集まり、排出口を詰ま
らせたり、外部へトナーが流出する可能性がある。さら
に、印字されるべき画像中に黒データが多く存在しない
場合、さらには、黒データの少ない画像の印字が連続し
て行なわれる場合などはトナーボックス内から排出され
ない余分なトナーを搬送することになり、同じく上述の
問題が生じてしまう。
【0007】従って、本発明の目的は、複数の現像剤搬
送手段を設けると共に、現像剤ボックス内の現像剤の残
量を検知する手段及び画像データ中の印字ドットデータ
の割合を算出する手段を設け、現像剤の残量及び印字ド
ットデータの割合に応じて、各現像剤搬送手段の動作を
きめ細かく制御し、常時適正量の現像剤が現像剤ボック
ス内で搬送されるようにした画像形成装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置によって達成される。要約すれば、本発明
は、像担持体上に記録されるべき画像に対応する潜像を
形成し、該潜像に現像剤を付着させて現像を行ない、該
現像された可視画像を記録材に転写して画像を記録する
画像形成装置において、前記現像剤を収納する現像剤ボ
ックス内に複数のほぼ同一構成の現像剤搬送手段を設置
し、前記現像剤ボックス内の現像剤を前記現像剤搬送手
段により現像剤排出口近傍へ搬送することを特徴とする
画像形成装置である。
【0009】本発明の一実施態様においては、前記現像
剤ボックス内の現像剤の量を複数の位置で検知する現像
剤残量検知手段が設けられ、該現像剤残量検知手段で検
知した現像剤の残量に応じて、前記現像剤搬送手段によ
る現像剤の搬送量が制御される。
【0010】本発明の他の実施態様においては、記録さ
れるべき画像中の印字ドットデータの割合を、印字直前
に算出するドットデータ割合算出手段が設けられ、該ド
ットデータ割合算出手段により算出された印字ドットデ
ータの割合に応じて、前記現像剤搬送手段による現像剤
の搬送量が制御される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照して詳細に説明する。
【0012】図1は本発明による画像形成装置の第1の
実施例の制御系を示すブロック図、図2は本発明の第1
の実施例の現像剤ボックス、即ちトナーボックスを示す
概略斜視図である。まず、図2を参照して本実施例のト
ナーボックスについて説明する。
【0013】図示するように、本実施例のトナーボック
ス21はその内部に、現像剤搬送手段、即ちトナー搬送
手段として、平行に間隔を置いて配置されたほぼ同一構
成の2つのスパイラルギア24、25を有し、これらス
パイラルギア24、25はそれらの駆動軸22、23が
図示しないモータによって回転駆動されることによって
互いに独立に回転し、トナーをトナー排出口方向へ搬送
すると共に撹拌する。各スパイラルギア24、25のそ
れぞれ一側にはトナーボックス21内のトナー残量を検
出するためのトナー残量検知装置26、27が設置され
ており、各トナー残量検知装置26、27からは複数
本、本例では8本の棒状のアンテナ導体28が互いに間
隔を置いて平行に各スパイラルギア方向へ延在してい
る。
【0014】このように各トナー残量検知装置26、2
7からそれぞれ多数本のアンテナ導体28が延在してい
るので、これらアンテナ導体28によりトナーボックス
21内のあらゆる場所でのトナー残量を検出することが
可能となる。アンテナ導体28で検出されたトナー残量
はトナー残量検知装置26、27を通じて外部へ伝送さ
れる。
【0015】次に、図1を参照して本実施例の制御系に
ついて説明する。トナー残量検出部11(図2のトナー
残量検知装置26、27に相当する)で検出されたトナ
ー残量データはトナーデータ出力部12を通じてCPU
(中央処理装置)10のトナーデータ判別及びスパイラ
ル回転命令部13へ送られる。このトナーデータ判別及
びスパイラル回転命令部13はトナーボックス21内の
トナー残量及びトナー残量の分布を判別した後、各スパ
イラルギア24、25の最適な駆動方法を割り出す。例
えば、トナー残量が非常に多ければ2つのスパイラルギ
ア24、25を同時に動作させる。また、トナーが一方
に片寄ってしまっている場合には、トナー残量の多い方
のスパイラルギアを高速回転させ、少ない方のスパイラ
ルギアを停止させる。或は、これらスパイラルギアを間
欠的にフィードバックをかけながら駆動し、トナーボッ
クス内のトナー量を均一に減らすことも可能である。
【0016】一方、画像出力データは画像メモリ17に
蓄えられるわけであるが、このデータを走査して画像デ
ータ全体中の印字ドットデータ、本例では黒色トナーが
使用されるので黒ドットデータ、の割合を算出するのが
画像メモリ黒データ算出部18である。ここで算出され
た黒ドットデータの割合はトナーデータ判別及びスパイ
ラル回転命令部13へ送られ、前述した駆動方法データ
と最適化演算後、CPU10のスパイラル回転制御部1
4へ各スパイラルギアの駆動態様、駆動時間等を指示す
る命令信号が送られる。この命令信号はスパイラル回転
動作部15を通じて駆動伝達系及び駆動用モータへ出力
され、スパイラルギア24、25を所定の態様で所定の
時間回転駆動する。
【0017】なお、トナーデータ判別及びスパイラル回
転命令部13でトナーデータ出力部12から入力された
トナーデータよりトナーボックス21内のトナー残量が
規定値以下であると判別された場合には、CPU10の
トナー無しデータ出力部16を通じてトナー無し信号が
外部へ出力され、ユーザに警告する。
【0018】図3は図1の制御系と図2のトナーボック
ス内のトナー搬送手段の関係を図示したものである。2
つのスパイラルギア24、25はそれらの駆動軸22、
23がこれらスパイラルギア24、25の作動、停止を
制御するクラッチ付ギアボックス29を介して駆動用モ
ータ30に接続されており、上述したようにトナー残量
検知装置26、27でトナー残量が検出されると、CP
U10はトナーボックス21内のトナー残量及びトナー
残量の分布を判別し、各スパイラルギア24、25の最
適な駆動方法を割り出す。例えば、トナー残量が非常に
多ければ2つのスパイラルギア24、25を同時に動作
させる駆動方法データを作成する。また、トナーが一方
に片寄ってしまっている場合には、トナー残量の多い方
のスパイラルギアを高速回転させ、少ない方のスパイラ
ルギアを停止させる駆動方法データを作成する。このよ
うに、CPU10はトナー残量検知装置26、27で検
出されたトナー残量に基づいて、動作するスパイラルギ
ア、動作時間、回転速度等を決定し、駆動方法データを
作成する。さらに、CPU10は画像メモリ黒データ算
出部18で算出された黒ドットデータの割合を示すデー
タと、前述した駆動方法データとを比較演算処理し、各
スパイラルギアの駆動態様、駆動時間等を指示する命令
信号をクラッチ付ギアボックス29に伝送する。CPU
10からの動作命令信号によって駆動用モータ30が駆
動された後、クラッチ付ギアボックス29はCPU10
からの命令信号に従ってクラッチ動作を行ない、いずれ
か一方又は両方のスパイラルギアを所定時間の間、所定
の回転速度で回転させる。
【0019】以上の本実施例の動作を図4のフローチャ
ートを用いてさらに説明する。
【0020】まず、ステップS1において、図2のトナ
ー残量検知装置26、27がトナーボックス21内のト
ナー残量の検知を行ない、また、図1の画像メモリ黒デ
ータ算出部18が画像データ中の黒ドットデータの割合
を算出すると、ステップS2において、2つのスパイラ
ルギアの一方をA、他方をBとした場合、スパイラルギ
アAの付近(Aゾーン)にトナーが存在するか否かを判
断する。Aゾーンにトナーが存在しない場合には、ステ
ップS5においてスパイラルギアBの付近(Bゾーン)
にトナーが存在するか否かを調べる。Bゾーンにもトナ
ーが残存していない場合には、CPU10はトナー無し
データ出力部16を通じて外部に対しトナー無しの警告
を出力する(ステップS6)。次いで、ステップS7で
AB両スパイラルギアを動作させ、残存トナーを排出口
付近へ押しやる。ここで最終的にトナーが無くなった場
合、トナー無しとして動作を終了する。これに対し、A
B両ゾーンどちらかにトナーが残存している場合(ステ
ップS3のNO及びステップS5のYES)には、それ
ぞれトナーが残存している方のスパイラルギアを、前記
ステップS1でのデータに基づいて、ステップS9及び
ステップS8でそれぞれ動作させる。また、AB両ゾー
ンともにトナーが残存している場合(ステップS3のY
ES)には、ステップS4においてスパイラルギアの動
作を停止する。ただし、この場合にはある一定のタイミ
ングを持って両方のスパイラルギアの動作を行なう。こ
れは、スパイラルギアによりトナーボックス内のトナー
の撹拌作用をもたらせる必要があるためである。
【0021】このように、本実施例によれば、トナーボ
ックス内に2つのスパイラルギアを設け、これらスパイ
ラルギアを、トナーボックス内のトナー残量、トナー分
布状態等の駆動態様データと画像データ中の黒ドットの
割合データとの最適化演算により決定された各スパイラ
ルギアの駆動態様、駆動時間、駆動速度等に基づいて駆
動するものであるから、各スパイラルギアの動作が正確
に制御され、適正量の現像剤がトナーボックス内で搬送
される。また、トナーボックス内に2つのスパイラルギ
アが設けられているので、ボックス内のあらゆる位置に
存在するトナーを排出口へ確実に送り出すことができ
る。従って、トナー搬送手段を大型化する必要がなく、
トナーの排出口付近に必要以上の量のトナーが集まり、
排出口を詰まらせたり、外部へトナーが流出する恐れも
ない。さらに、印字されるべき画像中に黒ドットデータ
が多く存在しない場合、或は、黒ドットデータの少ない
画像の印字が連続して行なわれる場合などでも、トナー
ボックス内から排出されない余分なトナーを搬送するよ
うなことはない。
【0022】次に、図5及び図6を参照して本発明の第
2の実施例について詳細に説明する。本実施例は、画像
中のどの部位に黒ドットデータが多く存在するかを認識
し、数値化する黒データエリア認識部19を図1に示す
上記第1の実施例の制御系に追加したもので、画像メモ
リ黒データ算出部18からのデータだけでなくこの黒デ
ータエリア認識部19からのデータをも考慮することに
より、各スパイラルギアの回転動作をさらに高精度に制
御できるようにしたものである。従って、他の構成要素
は図1の制御系と同じであるので、対応する部分に同一
符号を付して必要のない限りその説明を省略する。
【0023】上述したように、画像メモリ17に記憶さ
れた画像出力データは画像メモリ黒データ算出部18で
走査されて画像データ全体中の黒ドットデータの割合が
算出され、また、黒データエリア認識部19で画像中の
どの部位に黒ドットデータが多く存在するか(黒ドット
データの分布状況)を認識し、これを数値化する。これ
らデータはCPU10のトナーデータ判別及びスパイラ
ル回転命令部13へ送られ、トナー残量検出部11で検
出されたトナー残量データと最適化演算(比較演算処
理)後、CPU10のスパイラル回転制御部14へ各ス
パイラルギアの駆動態様、駆動時間等を指示する命令信
号が送られる。スパイラル回転制御部14は命令信号に
基づいたスパイラル回転信号をスパイラル回転動作部1
5を通じて駆動モータ30へ出力し、クラッチ付ギアボ
ックス29を通じてスパイラルギア24、25を所定の
態様で所定の時間回転駆動する。
【0024】次に、黒データエリア認識部19が画像出
力データをどのようにして数値化するかについて図6を
参照して説明する。画像メモリ17に記憶された画像出
力データ、即ち印字データが図6の(A)に示すもので
あるとすると、この印字データを例えば同図(B)に示
すように縦方向に2つ(スパイラルギアが2つであるの
で)、横方向に8つの16の領域に分割し、分割された
各領域を同図(C)に示すように数値化する。即ち、多
数の領域に分割された印字データに対し、各領域の黒ド
ットデータの割合を、例えばメモリスキャン方式により
算出し、これらを数値化する。この数値データが図5中
のトナーデータ判別及びスパイラル回転命令部13へ送
られる。トナーデータ判別及びスパイラル回転命令部1
3は入力された領域と領域毎の濃度データをもとに、ス
パイラルギアの回転制御態様を決定する。この場合、濃
度データが45、82、75のところでは、対応するス
パイラルギアを多く回転させ、トナーの搬送量を増加さ
せる。また、濃度データが0のところではスパイラルギ
アの回転を停止させ、トナーの搬送を停止する等、濃度
データに応じて各スパイラルギアの回転をきめ細かく制
御する。
【0025】このように、本実施例では黒データエリア
認識部19で画像中のどの部位に黒ドットデータが多く
存在するかを認識し、これを数値化して各スパイラルギ
アの回転をきめ細かく制御するようにしたので、上記第
1の実施例よりもトナーの搬送、撹拌が高精度に行なえ
るという利点がある。
【0026】上記各実施例では単色の現像剤により単色
の画像を形成する画像形成装置に本発明を適用した場合
について説明したが、カラー複写機、カラープリンタ等
のカラー画像形成装置の場合には、各色の現像剤を収納
するそれぞれの現像剤ボックスに対して前述したように
本発明を適用すればよい。
【0027】次に、図7を参照して本発明をカラー画像
形成装置に適用した本発明の第3の実施例について説明
する。
【0028】図7は本発明の第3の実施例を説明するた
めのブロック図であり、図示しないホストコンピュータ
からRGBカラー画像データが転送されると、これらデ
ータはそれぞれR(レッド)画像メモリ31、G(グリ
ーン)画像メモリ32、B(ブルー)画像メモリ33に
いったん記憶される。記憶された各データはLUT(ル
ックアップテーブル)、UCR等の処理によりプロセス
カラーであるY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シ
アン)及びBK(ブラック)データにそれぞれ変換され
た後、対応するイエロー画像メモリ34、マゼンタ画像
メモリ35、シアン画像メモリ36、黒画像メモリ37
にそれぞれ記憶される。次いで、これら各画像メモリ3
4〜37のデータから、各カラードットデータの全画像
領域に対する割合が画像メモリドットデータ割合抽出部
38によってそれぞれ算出される。これに加えて、画像
メモリドットデータエリア抽出部39によって、各画像
メモリ34〜37のデータのエリア分割された各領域毎
のカラードットデータの分布状況が数値化される。これ
ら処理はイエロー、マゼンタ、シアン、黒のすべての画
像メモリ34〜37に対して実行される。このときの各
画像メモリ34〜37のスイッチングは制御CPU52
からの命令により実行される。
【0029】画像メモリドットデータ割合抽出部38及
び画像メモリドットデータエリア抽出部39によって抽
出されたそれぞれのデータは対応するイエロートナーデ
ータ判別及びスパイラル回転命令部41、マゼンタトナ
ーデータ判別及びスパイラル回転命令部43、シアント
ナーデータ判別及びスパイラル回転命令部45及び黒ト
ナーデータ判別及びスパイラル回転命令部47に送ら
れ、ここで上記第1及び第2の実施例において説明した
のと同様にしてイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の各
トナーデータ出力部40、42、44及び46からのト
ナー残量データと比較演算処理(最適化演算処理)さ
れ、処理結果(即ち、各色のトナーボックス内の2つの
スパイラルギアの駆動態様、駆動時間等を指示する命令
信号)がイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の各色のス
パイラル回転動作部48、49、50及び51に出力さ
れ、各色のトナーボックス内の2つのスパイラルギア
を、例えばクラッチ付ギアボックスを介して選択的に駆
動する駆動モータを通じて、各色のトナーボックス内の
スパイラルギアを所定の態様で所定の時間回転駆動し、
各ボックス内のトナーをきめ細かに搬送及び撹拌させ
る。
【0030】なお、上記各実施例では本発明を電子写真
方式の画像形成装置に適用したが、本発明は静電記録方
式などの他の方式の画像形成装置にも等しく適用できる
ものである。また、制御系の構成や現像剤ボックスの構
造、使用する構成素子等は実施例のものに限定されず、
必要に応じて種々に変更、変形できることは言うまでも
ない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、現像剤ボックス内に現像剤搬送手段が複
数設置され、各現像剤搬送手段が、現像剤残量検知装置
からの現像剤残量データと、少なくとも全画像領域中の
印字ドットデータの割合を示すデータとの比較演算処理
により、きめ細かく、高精度に制御されるので、適正量
の現像剤が現像剤ボックス内で搬送されることになる。
その上、現像剤ボックス内に複数の現像剤搬送手段が設
けられているので、あらゆる位置に存在する現像剤を排
出口へ確実に送り出すことができる。従って、現像剤搬
送手段を大型化する必要がなく、しかも現像剤の現像剤
ボックス内での搬送、撹拌効率を高め、現像剤ボックス
内から排出口に至るまでの現像剤搬送の最適化をはかる
ことができる等の顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の第1の実施例の制
御系を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の現像剤ボックスを示す
概略斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例の制御系とトナーボック
ス内のトナー搬送手段との関係を示す概略構成図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】本発明による画像形成装置の第2の実施例の制
御系を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例において黒データエリア
認識部が画像出力データを数値化する態様を説明するた
めの概略図である。
【図7】本発明による画像形成装置の第3の実施例の制
御系を示すブロック図である。
【図8】従来の画像形成装置の現像剤搬送手段の一例を
説明するための概略構成図である。
【図9】従来の画像形成装置の現像剤搬送手段の他の例
を説明するための概略構成図である。
【符号の説明】
10 CPU 11 トナー残量検出部 12 トナーデータ出力部 13 トナーデータ判別及びスパイラル回
転命令部 14 スパイラル回転制御部 15 スパイラル回転動作部 16 トナー無しデータ出力部 17 画像メモリ 18 画像メモリ黒データ算出部 19 黒データエリア認識部 21 トナーボックス 22、23 駆動軸 24、25 スパイラルギア 26、27 トナー残量検知装置 28 アンテナ導体 29 クラッチ付ギアボックス 30 駆動用モータ 31 R(レッド)画像メモリ 32 G(グリーン)画像メモリ 33 B(ブルー)画像メモリ 34 イエロー画像メモリ 35 マゼンタ画像メモリ 36 シアン画像メモリ 37 黒画像メモリ 38 画像メモリドットデータ割合抽出部 39 画像メモリドットデータエリア抽出
部 40 イエロートナーデータ出力部 41 イエロートナーデータ判別及びスパ
イラル回転命令部 42 マゼンタトナーデータ出力部 43 マゼンタトナーデータ判別及びスパ
イラル回転命令部 44 シアントナーデータ出力部 45 シアントナーデータ判別及びスパイ
ラル回転命令部 46 黒トナーデータ出力部 47 黒トナーデータ判別及びスパイラル
回転命令部 48 イエロースパイラル回転動作部 49 マゼンタスパイラル回転動作部 50 シアンスパイラル回転動作部 51 黒スパイラル回転動作部 52 制御CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に記録されるべき画像に対応
    する潜像を形成し、該潜像に現像剤を付着させて現像を
    行ない、該現像された可視画像を記録材に転写して画像
    を記録する画像形成装置において、前記現像剤を収納す
    る現像剤ボックス内に複数のほぼ同一構成の現像剤搬送
    手段を設置し、前記現像剤ボックス内の現像剤を前記現
    像剤搬送手段により現像剤排出口近傍へ搬送することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤ボックス内の現像剤の量を複
    数の位置で検知する現像剤残量検知手段を有することを
    特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤残量検知手段で検知した現像
    剤の残量に応じて、前記現像剤搬送手段による現像剤の
    搬送量を制御することを特徴とする請求項2の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 記録されるべき画像中の印字ドットデー
    タの割合を、印字直前に算出するドットデータ割合算出
    手段を有することを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ドットデータ割合算出手段により算
    出された印字ドットデータの割合に応じて、前記現像剤
    搬送手段による現像剤の搬送量を制御することを特徴と
    する請求項4の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101980A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Canon Inc 現像装置及び画像形成装置
JP2014056267A (ja) * 2013-11-22 2014-03-27 Canon Inc 画像形成装置

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JP2010101980A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Canon Inc 現像装置及び画像形成装置
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