JPH0593535A - クリーンルームおよびクリーンルームシステム - Google Patents

クリーンルームおよびクリーンルームシステム

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Publication number
JPH0593535A
JPH0593535A JP3253396A JP25339691A JPH0593535A JP H0593535 A JPH0593535 A JP H0593535A JP 3253396 A JP3253396 A JP 3253396A JP 25339691 A JP25339691 A JP 25339691A JP H0593535 A JPH0593535 A JP H0593535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
pollutant
clean room
floor
ceiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3253396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Yamao
達彦 山尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Publication of JPH0593535A publication Critical patent/JPH0593535A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単で作業性がよく、汚染の影響の少ないク
リーンルームおよびクリーンシステムを提供する。 【構成】 ワーキングエリア1に設置された設備7より
発生した汚染物9は床のグレーティング8を通って床下
のサービスエリア2に移動する。床下では、遮蔽板21
に遮られ、汚染物9は発生した設備7の属するクリーン
システムのリターンエリア4に導かれ、さらにチャンバ
ーダクト3へと移動する。天井裏の遮蔽板21によって
遮られた汚染物9は再びワーキングエリア1に導かれる
が、必ず、汚染物9を発生した設備7近傍のワーキング
エリア1に導かれる。汚染物9を発生する可能性のない
エリア23の圧力を、発生するエリアよりも高くするこ
とにより、エアーの流れ22は矢印方向のようになり、
エリア23の領域には汚染物9が移動しない。このため
汚染物9によるクリーンルームへの影響を最少限にとど
めることができ、安全上にも良い。またワーキングエリ
ア1に遮蔽板を設けないため、作業性もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体等の製造時に使
用するクリーンルームおよびクリーンルームシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、クリーンルームのクリーンレベル
を上げると共にランニングコストの安い構造としてFF
U(ファン・フィルター・ユニット)を用いた全面ダウ
ンフローの3層構造が普及している。以下に従来のクリ
ーンルーム構造について述べる。
【0003】図2は従来のクリーンルームの構造を表わ
す。図において、1はクリーン度の良いワーキングエリ
ア、2は床下のサービスエリア、3はチャンバーダク
ト、4はリターンエリア、5はFFU(ファン・フィル
ター・ユニット)、6はドライコイル、7は設備、8は
グレーチング、9は汚染物(パーティクル,ガスな
ど)、10は天井裏に拡散した汚染物、11はワーキン
グエリア1に拡散した汚染物である。
【0004】以上のように構成されたクリーンルームに
ついて以下どの動作について説明する。ワーキングエリ
ア1に設置された設備7から発生した汚染物(パーティ
クル,ガスなど)9は層流のエアーの流れにのって、床
下のサービスエリア2に拡散する。さらに汚染物9はリ
ターンエリア4を通りチャンバーダクト3内に拡散す
る。拡散された汚染物は、FFU5を通ってワーキング
エリア1全体に拡散する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成で
は、1台の設備から発生した汚染物がたちどころにクリ
ーンルーム全体に拡散されてしまう。汚染物の内容によ
っては、生命に危険のある場合やクリーンルームすべて
を汚染して使用不可能にしてしまう場合がある。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、簡単で汚染物の影響を最少限に抑えると共に、使用
しやすいワーキングエリアを有するクリーンルームおよ
びクリーンルームシステムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、天井裏エリアおよび床下エリアに遮蔽板を
設けた構成である。さらにワーキングエリア内の所定部
間に圧力差を設けて作動させると一層効果がでる。
【0008】
【作用】この構成によって、簡素で使いやすく汚染の影
響のないワーキングエリアを有するクリーンルームおよ
びクリーンルームシステムが可能となる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1において、図2は従来例と同一
部分には同一番号を付し、説明を省略する。すなわち本
発明の特徴は遮蔽板21を設けたこと、エアーの流れ2
2が矢印方向となるようにワーキングエリア1内の所定
時間に圧力差を設けたことである。23は汚染物を発生
する可能性のないエリアである。
【0010】以上のように構成されたクリーンルームに
ついて、以下その動作を説明する。ワーキングエリア1
に設置された設備7より発生した汚染物9は床のグレー
ティング8を通って床下のサービスエリア2に移動す
る。床下では、遮蔽板21に遮られ、汚染物9は発生し
た設備7の属するクリーンシステムのリターンエリア4
に導かれ、さらにチャンバーダクト3へと移動する。天
井裏の遮蔽板21によって遮られた汚染物9は再びワー
キングエリア1に導かれるが、必ず、汚染物9を発生し
た設備7近傍のワーキングエリア1に導かれる少なくと
も汚染物9を発生する可能性のないエリア23の圧力
を、発生するエリアよりも高くすることにより、エアー
の流れ22は矢印方向のようになり、エリア23の領域
には汚染物9が移動しない。このため汚染物9によるク
リーンルームへの影響を最少限にとどめることができ、
安全上にも良い。またワーキングエリア1に遮蔽板を設
けないため、作業性もよい。遮蔽板21を天井裏にのみ
設けた構造の場合、床下での作業性はさらに増す。外気
の取り込み量を変えることにより、十分な圧力差が保て
る場合、天井裏のみ遮蔽板21を設ける構造がとれる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明は、天井裏および床
下に遮蔽板を設けた構成により、またさらにワーキング
エリア内の所定部間に圧力差を設けて作動させることに
よって、簡素で作業性がよく、汚染の影響のないワーキ
ングルームを有するクリーンルームおよびクリーンルー
ムシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーンルームの概略断面図
【図2】従来のクリーンルームの概略断面図
【符号の説明】
1 ワーキングエリア 2 サービスエリア 3 チャンバーダクト 4 リターンエリア 5 FFU(ファン・フィルター・ユニット) 6 ドライコイル 7 設備 8 グレーティング 9 汚染物 21 遮蔽板 22 エアーの流れ 23 汚染物を発生する可能性のないエリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全面ダウンフローの3層構造からなるク
    リーンルームにおいて、天井裏エリアと床下エリアの所
    定部に形成されたエアーの流れを遮る遮蔽板を有するこ
    とを特徴とするクリーンルーム。
  2. 【請求項2】 全面ダウンフローの3層構造からなるク
    リーンルームにおいて、天井裏エリアのみの所定部に形
    成されたエアーの流れを遮る遮蔽板を有することを特徴
    とするクリーンルーム。
  3. 【請求項3】全面ダウンフローの3層構造からなるクリ
    ーンルームシステムにおいて、天井裏エリアおよび床下
    エレアのうち少なくとも一つのエリアの所定部に形成さ
    れたエアーの流れを遮る遮蔽板を有し、かつ少なくとも
    ワーキングエリア内の所定部門に圧力差を設けて作動す
    ることを特徴とするクリーンルームシステム。
JP3253396A 1991-10-01 1991-10-01 クリーンルームおよびクリーンルームシステム Pending JPH0593535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3253396A JPH0593535A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 クリーンルームおよびクリーンルームシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3253396A JPH0593535A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 クリーンルームおよびクリーンルームシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0593535A true JPH0593535A (ja) 1993-04-16

Family

ID=17250793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3253396A Pending JPH0593535A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 クリーンルームおよびクリーンルームシステム

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JP (1) JPH0593535A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293864A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Takenaka Komuten Co Ltd クリーンルーム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293864A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Takenaka Komuten Co Ltd クリーンルーム

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