JPH0592691U - バイアルサンプラ - Google Patents

バイアルサンプラ

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JPH0592691U
JPH0592691U JP3368692U JP3368692U JPH0592691U JP H0592691 U JPH0592691 U JP H0592691U JP 3368692 U JP3368692 U JP 3368692U JP 3368692 U JP3368692 U JP 3368692U JP H0592691 U JPH0592691 U JP H0592691U
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JP
Japan
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valve
pipe
tank
vacuum pump
coupler
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Application number
JP3368692U
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English (en)
Inventor
晋 加増
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本考案のバイアルサンプラは、注射針2のほ
かにカプラ32を設け、このカプラ32をバルブA33
およびバルブB7を介し真空ポンプ9に配管接続し、バ
ルブA33とバルブB7との間の配管と、プロセスライ
ンからの配管3のバルブC4とバルブD5との間の配管
を連通する連通配管34を設けるようにしたものであ
る。 【効果】 排ガスを採取すべきタンク10をカプラ32
により真空ポンプ9に配管を介し接続できるため、バル
ブ操作によりタンク10内を十分な真空度まで真空引き
することが可能となり、真空引き完了後接続はそのまま
でバルブ操作により排ガスをタンク10内に導入採取で
きる。これにより、校正ガス循環装置に真空ポンプを設
ける必要がなくなり、校正ガス循環装置が軽くなり、運
搬困難の問題を解消できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、原子力発電所等のプラントから発生する排ガス(オフガス)を採取 する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のバイアルサンプラを図2に示す。図示のように、従来のバイアルサンプ ラ1は、バイアル瓶(図示せず)のゴムキャップを介して瓶内部と接続するため の注射針2が設けられ、この注射針2にはプロセスラインからの配管3が接続さ れ、この配管3にバルブC4とバルブD5とが間隔をおいてシリーズを設けられ ている。さらに、バルブC4とバルブD5の間の配管から分岐した配管6にバル ブB7が設けられ、バルブB7を介した配管に真空ポンプ9が接続されている。 このバイアルサンプラ1によってタンク10に排ガスを採取するときには、タ ンク10の配管に設けられたカプラ11に導入アダプタ12を接続し、導入アダ プタ12を注射針2に接続する。バルブD5は予め閉にしておき、バルブC4, バルブB7を開にして真空ポンプ9を動かし、タンク10内を真空引きする。タ ンク10の内圧は配管接続されている圧力計13により監視する。タンク10の 真空引きが済んだら、真空ポンプ9を止め、バルブB7を閉にする。次に、バル ブD5を開にし、プロセスラインからの配管3を介した排ガスを注射針2,導入 アダプタ12,カプラ11を介してタンク10内に採取する。
【0003】 この際、注射針2を経由してタンク10内を排気しているため、排気に長い時 間がかかる上、十分な真空度が得られない難点がある。そのため、原子力発電プ ラントの放射線検出器を校正するために使用されている校正ガス循環装置(図3 )に同等仕様の真空ポンプを設け、それによってタンク10の真空引きを行なっ ていた。
【0004】 図3に校正ガス循環装置21を示す。校正ガス循環装置21は、循環ポンプ2 2,真空ポンプ28を具備しており、カプラ23,24によりプラント31のガ スサンプラ32,Geサンプラ33に接続可能となっている。また、循環ポンプ 22の吸込側の配管に設けられたカプラ16と、吐出側の配管に設けられたカプ ラ11との間にタンク10を接続できるようになっている。そして、真空ポンプ 28は、循環ポンプ22の吸込側配管から分岐した配管に接続されている。
【0005】 タンク10内にプラントの排ガスを採取する場合には、タンク10をカプラ1 1,16により接続し、バルブ14,25,29を閉にし、バルブ15,26, 27を開にし、真空ポンプ28を運転してタンク10の真空引きを行なう。真空 引きが終ったら、真空ポンプ28を止め、バルブ15を閉にしてタンク10を校 正ガス循環装置21から外し、図2に示すように、タンク10にカプラ11によ り導入アダプタ12を接続し、この導入アダプタ12を注射針2に接続し、バイ アルサンプラ1により排ガスをタンク10内に導入する。
【0006】 排ガスを採取したタンク10を再び図3に示す校正ガス循環装置21にカプラ 11,16により接続し、校正ガス循環装置21をカプラ23,24によりプラ ント31のガスサンプラ32,Geサンプラに接続する。次に、バルブ26を閉 にし、バルブ14,15,25を開にして循環ポンプ22を動かし、排ガスをガ スサンプラ32からGeサンプラ33へと流し、循環ポンプ22からタンク10 への方向で希釈,循環させ、ガスサンプラ32とGeサンプラ33の検出器の測 定値を比較することにより検出器の校正を行なっていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、従来のバイアルサンプラ1は、真空ポンプ9と直接接続されて いるのは注射針2のみであったので、注射針2を経由しないと真空引きすること ができないため、内容量の大きいタンク10の場合、十分な真空度が得られなか った。そこで、図3に示す校正ガス循環装置21にも同じ仕様の真空ポンプ28 を設けなければならなかった。このため、可搬形である校正ガス循環装置の重量 が増し、運搬が困難であるという問題があった。
【0008】 そこで本考案は、校正ガス循環装置に真空ポンプを設けなくて済むように、内 容量の大きいタンクを十分な真空度まで真空引きすることができるバイアルサン プラを実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のバイアルサンプラは、配管の接続,分離が可能なカプラと、このカプ ラと配管を介し接続された真空ポンプと、この真空ポンプから前記カプラへの配 管に間隔をおいてシリーズに設けられたバルブBおよびバルブAと、プロセスラ インからの配管に間隔をおいてシリーズにバルブDおよびバルブCが設けられこ のバルブCの出口側に配管を介し接続された注射針と、前記バルブCとバルブD との間の配管と前記バルブAとバルブBとの間の配管を連通して設けられた連通 配管とを具備している。
【0010】
【作用】
本考案のバイアルサンプラにおいては、バルブC,Dを閉にし、タンクをカプ ラにより接続し、バルブA,Bを開にし、真空ポンプを運転してタンク内を真空 引きする。タンク内が所定の真空度になったら真空ポンプを止め、バルブBを閉 にした後、バルブDを開にしてプロセスラインからの排ガスをタンクに導き採取 する。このように、タンクを注射針を介することなくしてカプラによりバイアル サンプラの真空ポンプに接続できるため、十分な真空度まで真空引きすることが 可能となり、校正ガス循環装置に真空ポンプを設ける必要がなくなり、従来の運 搬困難の問題が解消する。
【0011】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基いて本考案を詳細に説明する。
【0012】 図1に本考案一実施例のバイアルサンプラを示す。バイアルサンプラ31は、 配管の接続,分離が可能なカプラ32が設けられ、このカプラ32に配管を介し 真空ポンプ9が接続されている。前記カプラ32と真空ポンプ9との間の配管に バルブA33およびバルブB7が間隔をおいてシリーズに設けられている。また 、プロセスラインからの配管3に間隔をおいてシリーズにバルブD5およびバル ブC4が設けられ、このバルブC4の出口側に配管を介し注射針2が接続されて いる。さらに、前記バルブC4とバルブD5との間の配管と、前記バルブA33 とバルブB7との間の配管を連通して連通配管34が設けられている。
【0013】 このように構成された本考案一実施例のバイアルサンプラ31においては、タ ンク10にプラントの排ガスを採取する場合は、バルブC4とバルブD5を閉に し、タンク10をカプラ32により接続し、バルブ14を閉にし、バルブ15, バルブA33,バルブB7を開にし、真空ポンプ9を運転して配管を介してタン ク10内を真空引きする。タンク10内が所定の真空度になったら真空ポンプ9 を止め、バルブB7を閉にした後、バルブD5を開にしてプロセスラインからの 配管3を介しプラントの排ガスをタンク10に導き採取する。
【0014】 このように、本考案一実施例のバイアルサンプラ31によれば、タンク10を 注射針2を介することなくしてカプラ32によりバイアルサンプラ31の真空ポ ンプ9に配管を介し接続できるため、十分な真空度まで真空引きすることが可能 となり、校正ガス循環装置21(図3)に真空ポンプ28を設ける必要がなくな る。したがって、校正ガス循環装置21が軽くなり、可搬性が向上し、運搬困難 の問題を解消できる。
【0015】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、従来は、実装されている真空ポンプには 注射針を介してしか接続できなかったバイアルサンプラに、カプラを設け、この カプラをバルブAおよびバルブBを介し真空ポンプに配管接続し、このバルブA とバルブBとの間の配管と、注射針に接続されているプロセスラインからの配管 に設けられたバルブCとバルブDとの間の配管を連通する連通配管を設けるよう にしたバイアルサンプラを実現したことにより、排ガスを採取すべきタンクをカ プラにより真空ポンプに配管を介し接続できるため、バルブ操作によりタンク内 を十分な真空度まで真空引きすることが可能となり、真空引き完了後接続はその ままでバルブ操作により排ガスをタンク内に導入採取できる。これにより、校正 ガス循環装置に真空ポンプを設ける必要がなくなり、校正ガス循環装置が軽くな り、運搬困難の問題を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例のバイアルサンプラを示す管系
図である。
【図2】従来のバイアルサンプラを示す管系図である。
【図3】従来の校正ガス循環装置を示す管系図である。
【符号の説明】
2…注射針 3…プロセスラインからの配管 4…バルブC 5…バルブD 7…バルブB 9…真空ポンプ 10…タンク 31…バイアルサンプラ 32…カプラ 33…バルブA 34…連通配管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管の接続,分離が可能なカプラと、こ
    のカプラと配管を介し接続された真空ポンプと、この真
    空ポンプから前記カプラへの配管に間隔をおいてシリー
    ズに設けられたバルブBおよびバルブAと、プロセスラ
    インからの配管に間隔をおいてシリーズにバルブDおよ
    びバルブCが設けられこのバルブCの出口側に配管を介
    し接続された注射針と、前記バルブCとバルブDとの間
    の配管と前記バルブAとバルブBとの間の配管を連通し
    て設けられた連通配管とを具備して成るバイアルサンプ
    ラ。
JP3368692U 1992-05-22 1992-05-22 バイアルサンプラ Pending JPH0592691U (ja)

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JP3368692U JPH0592691U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 バイアルサンプラ

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ID=12393317

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JP3368692U Pending JPH0592691U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 バイアルサンプラ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008076357A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Taiyo Nippon Sanso Corp ガスサンプリング装置およびガスサンプリング方法

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