JPH0592545A - 熱転写機等の安全装置 - Google Patents

熱転写機等の安全装置

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JPH0592545A
JPH0592545A JP3280631A JP28063191A JPH0592545A JP H0592545 A JPH0592545 A JP H0592545A JP 3280631 A JP3280631 A JP 3280631A JP 28063191 A JP28063191 A JP 28063191A JP H0592545 A JPH0592545 A JP H0592545A
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JP
Japan
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transfer
switches
thermal transfer
transfer machine
operator
Prior art date
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Application number
JP3280631A
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English (en)
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JPH085180B2 (ja
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Hiroshi Izumihara
博 泉原
Shigeo Murata
重男 村田
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Navitas Co Ltd
Original Assignee
Navitas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 左右2個のスタートスイッチのON操作より
プレス動作を行なわせるものにおいて、左右のスタート
スイッチを押している手が同一作業者のものであるとき
のみプレス動作を可能にすることにより安全性を向上さ
せる。 【構成】 左右2個のスタートスイッチ9,10にそれ
ぞれ指紋検出手段11,12を設け、スタートスイッチ
を作業者がほぼ同時にON操作したときに、メモリ14
に記憶されている指紋と、検出された指紋とをコントロ
ーラ13で照合し、作業者の一致、不一致を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス機構を備えた熱
転写機等の操作についての安全を確保する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、卓上プレス機などのプレス装置
では、下降ラムの加圧部に作業者の手を侵入させないよ
うに、たとえば2個の押しボタンスイッチを同時にタッ
チ操作することでプレス動作をスタートさせる安全装置
が知られている(特開昭64−40793号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
にスタート用のスイッチを左右2個設けて、これら2個
のスイッチを一定時間ONすることでスタートさせる安
全装置を講じたとしても、作業者が操作性を良くするた
めに、たとえば一方のスタートスイッチを常にON状態
とする改良を加え、他方のスタートスイッチを押すだけ
でプレス動作が開始するようになされた場合には、プレ
ス動作中の作業者の片方の手が自由になって安全確保が
期し難くなる。また上記他方のスイッチが誤まって腕と
か、他の異物などによって押されたりして不慮に2個の
スイッチが同時操作されたことになる事態も予想される
のである。
【0004】そこで、本発明は、左右2個のスタート用
の認識スイッチの継続して行う押圧操作が特定作業者の
両手の指によるものであることを確認して行なえるよう
にした安全装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右2個のス
タートスイッチをほぼ同時に押すことによってプレス動
作が開始される熱転写機等の安全装置であって、上記各
スイッチを押圧する右の指が同一人のものであるか否か
を判別する手段と、同一人の指によるものでないときに
プレス動作を非開始とする制御手段とを備えたことを特
徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、左右のスタートスイッチを押
すことによって、これら左右のスイッチに置かれている
左右の指が同一人のものであることが判別され、同一人
によるものであることを確認して作業が実行されるので
ある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0008】図1はプレス装置としてのホットスタンプ
式熱転写機1を示し、ワークWがセットされる転写テー
ブル2の上方にラム3によって昇降駆動される転写ユニ
ット4が備えられる。この転写ユニット4には熱盤5の
下面に転写板6が取付けられると共に、フィルム供給手
段7からフィルム巻取り手段8に架け渡された転写フィ
ルムXが転写板6の下方に供給されている。
【0009】そして、後述するスタート用の認識スイッ
チ9,10をONさせたときに、転写ユニット4が下降
し、転写板6が転写フィルムXを介しワークWに押しつ
けられて、その押しつけ圧と熱とによって、転写板6に
形成されている転写パターンが転写フィルムXの転写層
によってワークWに転写されて給付され、次に転写ユニ
ット4が待機位置に上昇復帰するように構成されてい
る。
【0010】上記熱転写機1の作動は、該機の前面の転
写テーブル近傍の左右に配置された一対のスタート用認
識スイッチ9,10によって行なわれ、これら両スイッ
チ9,10がほぼ同時に押されて(若干のON操作の時
間のズレを含む)、所要時間経過後の信号により実行さ
れる。
【0011】その場合、上記スイッチ9,10には操作
する作業者を認識する手段として、これらのスイッチ
9,10に指紋検出手段11,12(図2に示す)が内
蔵されている。これを図2で説明すると、コントローラ
13には上記認識スイッチ9,10および指紋検出手段
11,12が接続されると共に、前述の転写ユニット4
を昇降駆動する駆動モータ14、ならびに当該熱転写機
1を取扱いうる作業者の両指の指紋を記憶したメモリ1
5が接続されている。そして、認識スイッチ9,10が
ほぼ同時に、一定時間押されて、指紋検出手段11,1
2が読み出した指紋がメモリ15に記憶されている作業
者指紋と比較されて、同一であるときに駆動モータ14
が起動されるようになされている。
【0012】次に、第3図のフローチャートを用いて転
写動作における制御を説明する。
【0013】第1ステップS1において左右のスタート
用認識スイッチ9,10が或る許容された時間範囲でO
Nされると第2,第3ステップS2,S3では指紋検出
手段11,12によって検出された作業者の指紋とメモ
リ15に記憶されている指紋とを照合し、不一致のと
き、つまり登録されていない作業者によって操作された
か、2人掛かりで操作されたために左右の検出指紋のい
ずれかが異なる場合は、転写動作の実行が不能とされ
る。
【0014】そして、上記指紋照合によって登録作業者
が認識されたときに、第4ステップS4において駆動モ
ータ14が起動されて転写ユニット4が下降し、指紋照
合の結果、不一致であるときは駆動モータが起動せず転
写ユニット4は作動しない。
【0015】さらに、第5ステップS5では、転写動作
中左右の認識スイッチ9,10がONされ続けているか
否かを判定し、何んらかの理由で一方の認識スイッチの
押圧状態が解除されるようなことがあると、第6ステッ
プS6に移行して転写ユニット4を急速上昇させる。つ
まり転写動作を中断させる。
【0016】認識スイッチ9,10が押し続けられてい
る場合は、転写ユニット4は下降限に達して停止し、前
述の転写板6が転写フィルムXを介しワークWに押しつ
けられる。そして、転写板6による正常転写に必要な時
間が確保されたのち、第7ステップS7で転写ユニット
4が反転上昇され、処理を終了する。
【0017】このように左右の認識スイッチ9,10が
押されたときであって、これら両スイッチ9,10を操
作した作業者がメモリ15に指紋を記憶させている者で
ある場合にのみ転写動作が可能とされている。したがっ
て、作業者の手の遊びのない状態で熱転写機1は駆動さ
れることになると共に、登録されていない人間による操
作を排することによって、安全性を高めることができ
る。
【0018】尚、上記実施例では、熱転写機の例につい
て説明したが、一般のプレス機であってもよいのであ
る。また上記実施例において、作業者を特定する手段と
して指紋を用いたが、人体の抵抗値(インピーダン
ス)、また指先に装着物を付けることによって、該装着
物の形状パターン、電磁波、磁気、光などを検出するこ
とによっても可能である。
【0019】
【発明の効果】以上の記載によって明らかなように、本
発明によれば左右に設けたスタート用認識スイッチを押
圧する作業者の手が同一人のものであるか否かを判断
し、これが同一人であるときにのみ転写動作が可能とさ
れるので、作業者は左右の認識スイッチを押さねばなら
ず、このため手の遊びがなくなると共に、同一人以外
の、たとえば2人操作などの誤操作を排除することによ
って熱転写機の操作の安全を期しうるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用する熱転写機の正面図。
【図2】 上記熱転写機の制御回路図。
【図3】 上記制御回路に基づくフローチャート図。
【符号の説明】
1 熱転写機 4 転写ユニット 9,10 スイッチ 11,12 指紋検出手段 13 コントローラ 14 メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右2個のスタートスイッチをほぼ同時
    に押すことによってプレス動作が開始される熱転写機等
    の安全装置であって、上記各スイッチを押圧る左右の指
    が同一人のものであるか否かを判別する手段と、同一人
    の指によるものでないときにプレス動作を停止させる制
    御手段とを備えたことを特徴とする熱転写機等の安全装
    置。
JP3280631A 1991-09-30 1991-09-30 熱転写機等の安全装置 Expired - Lifetime JPH085180B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3280631A JPH085180B2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 熱転写機等の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3280631A JPH085180B2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 熱転写機等の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0592545A true JPH0592545A (ja) 1993-04-16
JPH085180B2 JPH085180B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=17627744

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3280631A Expired - Lifetime JPH085180B2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 熱転写機等の安全装置

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JP (1) JPH085180B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030033795A (ko) * 2001-10-25 2003-05-01 주식회사 에스에프시스템 표면이 열전사된 금속패널을 제조하는 시트전사장치와 그제조방법
CN113478002A (zh) * 2021-07-13 2021-10-08 章双凤 一种可实现工件定长分割的裁切设备
CN115283811A (zh) * 2022-08-01 2022-11-04 珠海市连盛电子科技有限公司 一种硒鼓焊接装置

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CN113478002B (zh) * 2021-07-13 2022-09-06 深圳市宏展科技有限公司 一种可实现工件定长分割的裁切设备
CN115283811A (zh) * 2022-08-01 2022-11-04 珠海市连盛电子科技有限公司 一种硒鼓焊接装置
CN115283811B (zh) * 2022-08-01 2023-12-19 珠海市连盛电子科技有限公司 一种硒鼓焊接监测控制方法

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Publication number Publication date
JPH085180B2 (ja) 1996-01-24

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