JPH0592373U - 車両用遠隔制御装置 - Google Patents

車両用遠隔制御装置

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JPH0592373U
JPH0592373U JP3855292U JP3855292U JPH0592373U JP H0592373 U JPH0592373 U JP H0592373U JP 3855292 U JP3855292 U JP 3855292U JP 3855292 U JP3855292 U JP 3855292U JP H0592373 U JPH0592373 U JP H0592373U
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JP
Japan
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code
identification code
vehicle
remote control
portable transmitter
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Pending
Application number
JP3855292U
Other languages
English (en)
Inventor
富男 茨木
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第三者による識別コードの解読を困難にし、
第三者による車両用遠隔制御装置への介入を防止する。 【構成】 車両夫々に対し特定された識別コードを含む
コード情報を送信する携帯用送信機1と、その携帯用送
信機1から送信されたコード情報を受信し、受信したコ
ード情報の中から上記識別コードを抽出し、抽出した識
別コードを設定コードと比較して一致したときに一致信
号を出力する受信手段3と、その受信手段3から出力さ
れる一致信号に基づいて制御信号を生成して出力する制
御信号生成手段36とを備えてなる車両用遠隔制御装置
において、上記携帯用送信機1と受信手段3の間で行わ
れた上記コード情報の送受信の回数に応じて上記識別コ
ードおよび設定コードのうちの少なくとも一部を所定の
アルゴリズムに従い変化させるコード遷移手段33を設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両用遠隔制御装置に関し、さらに詳しくは、識別コードの第三 者による解読を防止し、第三者による遠隔操作を困難にすることの出来る車両用 遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電波式の施錠・解錠装置としては、例えば図6に示すような車両用ドア 錠のキーレス開閉装置がある。
【0003】 この車両用ドア錠のキーレス開閉装置は、送信機51と受信機52および受信 機52からの受信出力である制御信号によってドアロック・アンロックを行うド アロックシステム53とから構成されている。
【0004】 送信機51は、送信電波の識別コードを設定する識別コード設定回路51aと ,識別コード設定回路51aで設定された識別コードを送信するための送信アン テナ51bに接続された送信回路51cと、送信回路51cを作動させる送信ス イッチ51eとからなっている。
【0005】 また、受信機52は、受信アンテナ52aと、送信機51から送られてきた電 波を受信する受信回路52bと,識別コード判別回路52cと,ドア錠の開閉を 判別するロック・アンロック判別回路52dと,ドアロック・アンロック制御回 路52eとから構成されている。
【0006】 この車両用ドア錠のキーレス開閉装置では、送信機51と受信機52との間で 識別コードが送受信され、受信機52で受信した識別コードが正しいとドアロッ ク・アンロック制御回路52eから制御信号がドアロックシステム53に出力さ れ、ドアロックが解錠あるいは施錠される。
【0007】 また、このような現在一般に提供されている遠隔操作装置によるドア施錠解錠 では、送信機と受信機との間で送受信される識別コードは、単一周波数で変調し 、あるいはFSKまたはAM方式により変調しているものがほとんどである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような車両用遠隔操作装置によるドア施錠解錠では、送信 アンテナから送信された識別コードは、第三者により容易に傍受されてしまい、 傍受した識別コードを第三者が複製して改めて送信することにより、ドア操作に 第三者が容易に介入できることになり、車両に用いたときには車両盗難の危険性 が大きくなる問題点があった。
【0009】 この考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、送信機と受 信機との間で行われたコード情報の送受信回数に応じて識別コードおよび設定コ ードを所定のアルゴリズムに従い変化させるコード遷移手段を設けることにより 、上記問題点を解決することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案の車両用遠隔制御装置は、携帯用送信機と受信手段の間で行われたコ ード情報の送受信の回数に応じて識別コードおよび設定コードのうちの少なくと も一部を所定のアルゴリズムに従い変化させるコード遷移手段を設けたことを構 成上の特徴とする。
【0011】
【作用】
この考案における車両用遠隔制御装置は、コード情報の送受信の回数に応じて 識別コードおよび設定コードのうちの少なくとも一部を所定のアルゴリズムに従 い変化させ、第三者による識別コードの解読を困難にし、第三者による介入を防 止する。
【0012】
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。 図1は、この考案の車両用遠隔制御装置の一実施例を示すブロック図である。 この車両用遠隔制御装置は、携帯用送信機1と車に積載された受信機3とから 構成されている。
【0013】 携帯用送信機1は、ドア解錠操作キー1aとドア施錠操作キー1bとルームラ ンプ操作キー1cと、マイクロプロセッサーユニット1dと、IDコード設定用 スイッチ群1eと送信回路1fおよび送信アンテナ1gとから構成されている。 また、受信機3は、受信アンテナ3aと受信回路3bとマイクロプロセッサユ ニット3cとIDコード設定用スイッチ群3dとアクチュエータ駆動回路3eと アクチュエータ3fとから構成されている。
【0014】 また、携帯用送信機1のIDコード設定用スイッチ群1eの各スイッチのオン /オフのセットパターンは、受信機3のIDコード設定用スイッチ群3dの各ス イッチのオン/オフのセットパターンと同一にセットされる。
【0015】 図2は、車両用遠隔制御装置をさらに詳細に示す機能ブロック図であり、図1 と同一または相当部分については同一の符号を付してある。
【0016】 図において、11はエンコーダであり、前記ドア解錠操作キー1aとドア施錠 操作キー1bとルームランプ操作キー1cのいずれかが操作されると、操作され たキーに応じたファンクションコードを生成し出力する。
【0017】 12はI/Oポートであり、入力ポートには夫々IDコード設定用スイッチ群 1eを構成するスイッチが接続されており、IDコード設定用スイッチ群1eに より設定されたIDコードを出力する。
【0018】 13はレジスタであり、次に説明する加算処理部14が前回出力した暗号化さ れたIDコードデータを記憶している。 14は加算処理部であり、今回送信するIDコードとレジスタ13に記憶され ているIDコードデータとを加算して、今回送信するIDコードを暗号化し出力 する。
【0019】 15はパラレル/シリアル変換部であり、前記エンコーダ11から出力される ファンクションコードと今回送信する暗号化されたIDコードとを、図3に示す シリアルなコード情報に変換し、送信回路1fへ出力する。 送信回路1fは、所定の周波数により図3に示すコード情報を変調し、送信ア ンテナ1gから送信する。
【0020】 一方、31は受信機3のシリアル/パラレル変換部であり、受信アンテナ3a で受信したコード情報をパラレルなコード情報に変換する。 32はレジスタであり、前回受信したコード情報の中から抽出した暗号化され たIDコードデータが記憶されている。
【0021】 33は減算処理部であり、前記シリアル/パラレル変換部31から出力される コード情報の中の暗号化されたIDコードから前記レジスタ32に記憶されてい るIDコードデータを減算し、真のIDコードを生成する。
【0022】 34はI/Oポートであり、入力ポートには夫々IDコード設定用スイッチ群 3dを構成するスイッチが接続されており、IDコード設定用スイッチ群3dに より設定されたIDコードを出力する。
【0023】 35は比較部であり、前記減算処理部33で生成された真のIDコードとI/ Oポート34から出力されるIDコードとを比較し、一致すると一致信号を出力 する。
【0024】 36はデコーダであり、携帯用送信機1から送られてきたコード情報からファ ンクションコードを抽出し、抽出したファンクションコードをでコードすること によりドア解錠操作キー1aとドア施錠操作キー1bとルームランプ操作キー1 cのうちで操作されたキーを示す操作キー識別信号を生成しアクチュエータ駆動 回路3eに出力する。
【0025】 アクチュエータ駆動回路3eは、操作キー識別信号により対応するアクチュエ ータを駆動する。
【0026】 なお、図4は携帯用送信機1におけるIDコードの暗号化処理を示すフローチ ャート、図5は受信機3において、暗号化されたIDコードから真のIDコード を生成する復号化処理を示すフローチャートである。
【0027】 以上説明したようにこの実施例では、携帯用送信機1から送信されるIDコー ドは、前回の送信の際に暗号化されたIDコードデータが加算され暗号化されて おり、一方、受信機3では、携帯用送信機1から送られてきた暗号化されたID コードから前回送られてきた暗号化されたIDコードデータを減算し、真のID コードを生成する。 この場合、携帯用送信機1で暗号化に使用されるIDコードデータは、前回の 送信の際に暗号化されたIDコードであり、さらにそれ以前に暗号化されたID コードを基礎として構成されている。 また、受信機3において元のIDコードを生成するのに使用されるIDコード データは、携帯用送信機1で暗号化に使用されるIDコードデータと同様に、前 回受信した暗号化されたIDコードであり、さらにそれ以前に暗号化されたID コードを基礎として構成されている。
【0028】 このように、IDコードを暗号化あるいは復号化する際に使用されるデータは 履歴性を有しているので、暗号化されたIDコードを解読するためには、携帯用 送信機1あるいは受信機3のレジスタに記憶されている前回の暗号化されたID コードデータを知らなければ不可能であり、携帯用送信機1と受信機3との間で 送受信されているIDコードを傍受し、あらためてこのIDコードを受信機3に 送信したとしても受信機3では真のIDコードが生成されず、この車両用遠隔制 御装置に第三者が介入することは出来ない。
【0029】 なお、以上説明した実施例では、IDコード全体を暗号化するものであったが 、IDコードの一部を暗号化するようにしてもよく、また携帯用送信機1と受信 機3との間で送受信される度にIDコードに所定の数が加算され暗号化されるよ うなものであってもよい。
【0030】 また、コード情報(IDコードとファンクションコードとの直列データ)全体 を暗号化するものであってもよいことは言うまでもないことである。
【0031】 さらに他の実施例として、携帯用送信機および受信機にカウンタを設け、構成 し、コード情報の送受信される回数を前記カウンタで計数し、この計数値が例え ば奇数あるいは偶数さらには所定の条件を満足する値となったときにレジスタ内 のデータを書き換えるように構成してもよい。
【0032】 また、別の実施例として、IDコードとのオフセット値を暗号として使用する ようにしてもよく、送信側では送信データとしてIDコード,ファンクションコ ード,暗号コード,オフセット値を送信し、受信側では受信したデータからオフ セット値を分離し、IDコードと加味して暗号コードを生成し、暗号コードの照 合を行うようにしてもよい。
【0033】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成を暗号化された識別コ ードの少なくとも一部が送受信される回数に応じて異なるように、送受信される 回数に応じて暗号化に使用するデータを変えるので、送受信される識別コードを 第三者が傍受し、改めて第三者がこの識別コードを受信機に送信したとしてもそ のときの識別コードは異なったものになっているので、受信機では真の識別コー ドが生成されず、第三者による識別コードの解読を困難にし、車両用遠隔制御装 置に第三者が介入することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の車両用遠隔制御装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】車両用遠隔制御装置の機能ブロック図である。
【図3】送受信されるコード情報の構成を示す説明図で
ある。
【図4】携帯用送信機におけるIDコードの暗号化処理
を示すフローチャートである。
【図5】受信機におけるIDコードの復号化処理を示す
フローチャートである。
【図6】従来の車両用ドア錠のキーレス開閉装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 携帯用送信機 3 受信機(受信手段) 3e アクチュエータ駆動回路 14 加算処理部 33 減算処理部(コード遷移手段) 36 デコーダ(制御信号生成手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 5/00 7117−5K H04L 9/32 H04Q 9/00 311 A 7170−5K

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両夫々に対し特定された識別コードを
    含むコード情報を送信する携帯用送信機(1)と、その
    携帯用送信機(1)から送信されたコード情報を受信
    し、受信したコード情報の中から上記識別コードを抽出
    し、抽出した識別コードを設定コードと比較して一致し
    たときに一致信号を出力する受信手段(3)と、その受
    信手段(3)から出力される一致信号に基づいて制御信
    号を生成して出力する制御信号生成手段(36)とを備
    えてなる車両用遠隔制御装置において、上記携帯用送信
    機(1)と受信手段(3)の間で行われた上記コード情
    報の送受信の回数に応じて上記識別コードおよび設定コ
    ードのうちの少なくとも一部を所定のアルゴリズムに従
    い変化させるコード遷移手段(33)を設けたことを特
    徴とする車両用遠隔制御装置。
JP3855292U 1992-05-14 1992-05-14 車両用遠隔制御装置 Pending JPH0592373U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003249929A (ja) * 2001-12-20 2003-09-05 Nti:Kk 通信装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02282587A (ja) * 1989-04-21 1990-11-20 Omron Corp リモートコントロール装置

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