JPH0591956U - 動力作業車における走行制御装置 - Google Patents

動力作業車における走行制御装置

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JPH0591956U
JPH0591956U JP3424192U JP3424192U JPH0591956U JP H0591956 U JPH0591956 U JP H0591956U JP 3424192 U JP3424192 U JP 3424192U JP 3424192 U JP3424192 U JP 3424192U JP H0591956 U JPH0591956 U JP H0591956U
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JP
Japan
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armrest
drive device
parking brake
work vehicle
power work
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Application number
JP3424192U
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English (en)
Inventor
博史 川渕
昭彦 中矢
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 HST駆動装置を有する動力作業車の運転操
作を容易にする。 【構成】 HST駆動装置(5) により機体の走行駆動を
行う動力作業車において、機体上に設ける運転者用座席
(3) のアームレスト(9) を起立状態と倒伏状態に起伏自
在とすると共に、同アームレスト(9) の起伏を検出する
検出用センサー(10)、及び駐車ブレーキ解除手段(13A)
、並びにHST駆動装置(5) の変速手段(7A)を設け、
上記アームレスト(9) が起立状態では、同変速手段(7A)
は、HST駆動装置(5) を停止位置に戻し、しかも駐車
ブレーキ解除手段(13A) を非作動状態とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、農作業や運搬作業などを行う動力作業車の走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、HST駆動装置を介して走行移動する動力作業車においては、運転席側 に設置するジョイスティック方式の操作レバーとコントローラによりHST駆動 装置のHST用電磁ソレノイドを制御して機体の走行及び旋回を行うものであっ た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例のものは、エンジンを回動させた状態で機体上より運転 者が降りたり乗り込んだりする場合に、操作レバーに運転者の手や身体の一部が 不測に触れただけで機体が作動して危険であった。
【0004】 また、上記のHST駆動装置では、駐車ブレーキの連動連結が不十分であった から、同駐車ブレーキの作動が円滑にできないといった問題点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、HST駆動装置により機体の走行駆動を行う動力作業車 において、機体上に設ける運転者用座席のアームレストを起立状態と倒伏状態に 起伏自在とすると共に、同アームレストの起伏を検出する検出用センサー、及び 駐車ブレーキ解除手段、並びにHST駆動装置の変速手段を設け、上記アームレ ストが起立状態では、同変速手段は、HST駆動装置を停止位置に戻し、しかも 駐車ブレーキ解除手段を非作動状態にする如く構成してなる動力作業車における 走行制御装置を提供せんとするものである。
【0006】
【実施例】 本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明すると、1は農作業などに使用す る動力作業車であって、機体2の前部には運転者用座席3を設けている。4はク ローラ型走行装置であって、HST駆動装置5と連動連結している。また、同H ST駆動装置5は、コントローラ6、及びHST用電磁ソレノイド7、並びにジ ョイスティック方式の操作レバー8と連動連結して、これらにより作動・停止が 自在となっている。
【0007】 そして、HST用電磁ソレノイド7や操作レバー8によって変速手段7Aを構成 しており、同変速手段7AによってHST駆動装置5は前進・後進・停止の各状態 に変速される。
【0008】 9は運転者用座席3に設けるアームレストであって、上記操作レバー8を設け た操作盤9-1 と一体的に構成されている。
【0009】 また、同アームレスト9は基部9-2 を中心に、前部が上方に回動して起伏可能 に構成されており、しかも、機体上に運転者が乗車する場合、又は機体上より運 転者が降車する場合は必ずアームレスト9を上方に起立状態Bとして乗降を行う ものである。そして、運転者が運転者用座席3に着席したときのみアームレスト 9を倒して倒伏状態Aとする。
【0010】 10は、上記アームレスト9の倒伏状態Aと、起立状態BとでON・OFF作動 する検出用センサーで、運転者が乗車状態、即ち、アームレスト9が倒伏状態A ではONとなり、降車状態、即ち、アームレスト9が起立状態BではOFFに作 動する。11はアームレスト9を支持する支持具、12は機体2の停止状態を保持す る駐車ブレーキで、同駐車ブレーキ12は、駐車ブレーキ解除手段13A に連動連結 している。13は、同駐車ブレーキ解除手段13A を構成する駐車ブレーキ解除用ソ レノイドである。そして、同駐車ブレーキ解除手段13A は、上記検出用センサー 10と連動連結して、同検出用センサー10がON状態では、駐車ブレーキ解除用ソ レノイド13がOFF状態となって、駐車ブレーキ12を解放して非作動状態とし、 かつ、検出用センサー10がOFF状態では、駐車ブレーキ解除用ソレノイド13が ON状態となって、駐車ブレーキ12を作動状態とする。
【0011】 14は機体2上に搭載するエンジン、15はエンジン14に直結する油圧ポンプ、16 はエンジン14の上部を覆うボンネット、17は運転者用座席3の前部に設ける計器 パネル、18は、運転室19を構成する前部フレームである。
【0012】 また、20は左右の走行速度比を変更する制御ダイヤル、21はHST用電磁ソレ ノイド7に設ける左側用電磁ソレノイド、22は右側用電磁ソレノイドである。
【0013】 本考案の実施例は上記の如く構成されており、運転者が乗車してアームレスト 9を倒伏状態Aにすると、上記検出用センサー10がON状態となり、コントロー ラ6の電源がONとなる。これにより、変速手段7Aである操作レバー8やHST 用電磁ソレノイド7が操作可能となると共に、駐車ブレーキ解除手段13A をON 状態にする。
【0014】 したがって、駐車ブレーキ12は解除されて非作動状態となり、機体2はHST 駆動装置5により前後進方向に走行が可能である。
【0015】 また、運転者が機体2より降車する際にアームレスト9を起立状態Bにすると 、上記検出用センサー10がOFF状態となってコントローラ6の電源がOFFと なる。これにより、変速手段7AであるHST用電磁ソレノイド7をニュートラル 位置に戻して、HST駆動装置5 を停止状態にし、同時に、駐車ブレーキ解除手 段13A をOFF状態にして駐車ブレーキ12を作動状態とする。
【0016】 以上の如く上記実施例によれば、起伏自在のアームレスト9の位置を検出セン サー10にして検出してコントローラ6の電源をON・OFFし、同時に駐車ブレ ーキ12を作動させることにより、機体より運転者が降りてアームレスト9 が起立 した場合は、機体の走行を自動的に停止させると共に、駐車ブレーキを作動させ て確実に機体を静止することができるから安全性が向上する。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、HST駆動装置により機体の走行駆動を行う動力作業車にお いて、機体上に設ける運転者用座席のアームレストを起立状態と倒伏状態に起伏 自在とすると共に、同アームレストの起伏を検出する検出用センサー及び駐車ブ レーキ解除手段、並びにHST駆動装置の変速手段を設け、上記アームレストが 起立状態では同変速手段は、HST駆動装置を停止位置に戻し、しかも駐車ブレ ーキ解除手段を非作動状態にする如く構成してなる動力作業車における走行制御 装置であるから、アームレストの位置を検出用センサーにて検出してHST油圧 駆動装置を制御し、同時に駐車ブレーキを作動させることにより、機体より運転 者が降りた場合は、機体の走行を自動的に停止させると共に、駐車ブレーキを作 動させて確実に機体を静止することができるから安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を装備する動力作業車の斜視図。
【図2】本考案要部の側面図。
【図3】本考案の電気回路図。
【符号の説明】
3 運転者用座席 5 HST駆動装置 7A 変速手段 9 アームレスト 10 検出用センサー 12 駐車ブレーキ 13A 駐車ブレーキ解除手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HST駆動装置(5) により機体の走行駆
    動を行う動力作業車において、機体上に設ける運転者用
    座席(3) のアームレスト(9) を起立状態と倒伏状態に起
    伏自在とすると共に、同アームレスト(9) の起伏を検出
    する検出用センサー(10)、及び駐車ブレーキ解除手段(1
    3A) 、並びにHST駆動装置(5) の変速手段(7A)を設
    け、上記アームレスト(9) が起立状態では、同変速手段
    (7A)は、HST駆動装置(5) を停止位置に戻し、しかも
    駐車ブレーキ解除手段(13A) を非作動状態にする如く構
    成してなる動力作業車における走行制御装置。
JP3424192U 1992-05-22 1992-05-22 動力作業車における走行制御装置 Pending JPH0591956U (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001066977A1 (fr) * 2000-03-10 2001-09-13 Tcm Corporation Dispositif de deplacement par entrainement pour dispositif industriel et dispositif de frein du dispositif de deplacement par entrainement
US8898855B2 (en) 2010-09-30 2014-12-02 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US8991001B2 (en) 2009-03-31 2015-03-31 Dyson Technology Limited Canister vacuum cleaner
US9095246B2 (en) 2009-03-31 2015-08-04 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US9414726B2 (en) 2010-09-30 2016-08-16 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
CN113302146A (zh) * 2018-12-27 2021-08-24 三菱物捷仕株式会社 叉车

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