JPH0591798U - 積木玩具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 くるくる廻せるようにしたので、０才からの
幼児が関心を持ち、文字を無理なく覚えさすことができ
る。 【構成】 １個の積木を、上下２個に分割し中心で連結
し、くるくる廻せるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、１個の積木を上下２個に分割し中心で連結し、くるくる廻せるよ うにした積木玩具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、正方体や長方体をなし、その外面の六面に文字や絵を書いた積木玩具が あった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ）各個体は、サイコロ状をなし、単調で、使用する子供達にあまり人気が なかった。 （ロ）六面には、文字や絵を書いてあるが変化に乏しく、幼児の学習意識を動 かす程ではなかった。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

六角形をした上部（２）の裏面の中心に、穴（７）を開ける。 もう一方の下部（３）の裏面の中心には、突起物（４）を設ける。上部（２） と下部（３）を連結して１個の個体（１）となる積木玩具である。

【０００５】

【作用】

この積木玩具は、上部と下部を２個に分割しているため、くるくる廻せるので 、側面の６個のくい違った文字や絵を正しく合わせて遊ぶ。

【０００６】

【実施例】

合成樹脂材や木等を用いて作れるが、以下、合成樹脂材で作った場合の実施例に ついて説明する。 （イ）上下が平面で、側面が六面体をした上部（２）の下部（３）と接する面の 中心に下部（３）の突起物（４）が入り込む穴（７）を開ける。 （ロ）上部（２）と同じ形状をなした下部（３）の上部（２）と接する面の中心 に突起物（４）設ける。 （ハ）文字や絵が一致したとき、安定するように、上部（２）の外周近くに小さ な穴（８）を開け、下部（３）にはその穴に入り込む小さな突起物（５）を設け る。 （ニ）上部（２）と下部（３）を連結して１個の積木個体（１）とし、六角形を したその上面には平仮名、６個の側面には片仮名・アルファベットの大文字小文 字・漢字・世界の国旗等を書き入れる。 下面には、順番通りに全部の積木個体（１）を並べると、図３のように１枚の 絵となる部分絵を書き入れる。 （ホ）パズル絵を組み合わせる場合や、収納する場合、積木玩具を安定させ易い よう補助部品の安定枠（６）を付ける。 （ヘ）積木玩具個体（１）の数は、あいうえお から んまでの４４個と、持ち 主の名前を入れる１個、紛失した場合の予備１個、合計４６個とする。

【０００７】 本案は以上のような構成でこれを使用するときは、側面のくい違った文字や、 絵・色を正しく合わせたり、積み上げたり、安定枠に組み上げて１枚の絵を完成 させたりして遊べる。

【０００８】

【考案の効果】

子供は動くもの、動かせるものにより興味を抱くので、従来の文字入り積木に 比べより関心を持ち、０才からの幼児に与えれば、手や指の運動にもなり文字を 早く覚えさすことができる。 幼児が少し成長すれば、自分自信でパズル絵も完成できるようになり、１つの 積木玩具で長期間遊べる積木玩具である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の個体の斜視図である。

【図２】本考案の個体の連結部を示す斜視図である。

【図３】本考案の収納した状態を示す平面図である。

【図４】本考案の補助部品の安定枠の一部を示す斜視図
である。

【符号の説明】

１ 個体 ２ 上部 ３ 下部 ４ 下部の突起物 ５ 下部の小さな突起物 ６ 安定枠 ７ 中心の穴 ８ 小穴

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上下の面が六角形をなし、上下２個に分
   割し中心で連結し、各表面に文字やパズル絵を書き入れ
   た積木玩具。