JPH0591795U - 子供用の乗物玩具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、安全で、障害物を傷つけるこ
となく遊べる、所定形状の弾力性スポンジをつないだ無
限軌道の子供用の乗物玩具に関するものである 【構 成】 弾力性のあるリング状の帯１に所定形状の
弾力性スポンジ２をキャタピラー（登録商標）のように
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、多少の障害でも（屋内の敷居や布団、座布団など）軌道を妨げら れる事のない無限軌道の子供用の乗物玩具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、またがって乗る乗物があったが、敷居や壁、他のものをいためたり、頭を うったり、転倒したりしてあぶない事がしばしばあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

本考案は、その欠点を除き、まわりのものをいためず、けがの少ない乗物 を開発しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまその解決手段を図面に追いながらせつめいすれば、 弾力性のあるリング状の帯１に、所定形状の弾力性スポンジ２をキャタピラーの ように設ける。

【０００５】

【作 用】

本案は以上のような構造であるから、これを使用するときは、中に四つんばい になって入り、ハイハイする事によってリング状の帯、所定形状の弾力性スポン ジが押され、回転し前進する。

【０００６】

【実施例】

なお、本考案の実施に当たって次の如きことができる。 （イ） 弾力性のあるリング状の帯の外側に、所定形状の弾力性スポンジをしっ かりと固定する。（請求項１記載） （ロ） 所定形状の凹凸を組み合わせピンで連結すれば、無理なくスムーズに曲 がるため、連結部をいためることがなく、丈夫で長持ちする。（請求項２記載） （ハ） 所定形状の弾力性スポンジを二つに分け、中央部に無色透明のものを設 けつなぎあわせ、弾力性のあるリング状の帯も二つに分け、両端の弾力性スポン ジに接する部分を接着する。（請求項３記載）

【０００７】

【考案の効果】

本来、ハイハイという動作は、子供にとって条件反射的行動であるから、本考案 は、違和感なく子供に受け入れられる。 また、頭をうったり、転倒したりすることなく安全で、多少の障害も乗り越えら れる楽しみもあり、弾力性のあるリング状の帯て子供の手やひざを保護し、弾力 性スポンジで周囲の障害物を保護するため、敷居やタンスや壁など傷つける事な く遊べる。 また、弾力性スポンジの中央部を無色透明にすることによって、進行方向を見 易くする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用側面図

【図２】本考案の正面図

【図３】本考案の他の実施例を示す正面図

【図４】本考案の他の実施例の所定形状の弾力性スポン
ジの正面図

【図５】本考案の平面図

【図６】本考案の所定形状の凹凸を設けた弾力性スポン
ジの平面図

【図７】本考案の所定形状の凹凸を用いた連結部の拡大
図

【符号の説明】

１は弾力性のあるリング状の帯 ２は所定形状の弾力性スポンジ ３は所定形状の凹凸 ４はピン

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 弾力性のあるリング状の帯１に、所定形
   状の弾力性スポンジ２を、キャタピラーの様に設けた無
   限軌道の子供用の乗物玩具。
2. 【請求項２】 所定形状の凹凸３を設けた所定形状の弾
   力性スポンジ２を、ピン４によってキャタピラーのよう
   につないだ請求項１記載の無限軌道の子供用の乗物玩
   具。
3. 【請求項３】 弾力性スポンジ２の中央部が無色透明で
   ある請求項１記載の無限軌道の子供用の乗物玩具。