JPH0591592A - 永久磁石による変換 - Google Patents

永久磁石による変換

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JPH0591592A
JPH0591592A JP4050013A JP5001392A JPH0591592A JP H0591592 A JPH0591592 A JP H0591592A JP 4050013 A JP4050013 A JP 4050013A JP 5001392 A JP5001392 A JP 5001392A JP H0591592 A JPH0591592 A JP H0591592A
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JP
Japan
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transducer
input
core
permanent magnet
signal
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Application number
JP4050013A
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English (en)
Inventor
Thomas A Froeschle
トーマス・エー・フレシユル
Ricardo F Carreras
リカルド・エフ・カレラス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bose Corp
Original Assignee
Bose Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bose Corp filed Critical Bose Corp
Publication of JPH0591592A publication Critical patent/JPH0591592A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/002Damping circuit arrangements for transducers, e.g. motional feedback circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/025Magnetic circuit

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】動作周波数帯域において、平坦な周波数応答特
性を示し、しかも非常に高い効率で動作する音響再生シ
ステムを提供する。 【構成】低い磁気抵抗を有する磁性体材料によるコア
(11)を含み、狭いギャップ(14)を有するトラン
スジューサーが提供される。第1及び第2の導電性材料
のコイル(12、13)を具備し、このコイルは前記ギ
ャップの隣接する対向面付近のコア(11A、11B)
に巻かれる。ギャップ内でそのギャップを実質的に充填
する永久磁石は、コア(11)には接触しておらず、永
久磁石とコアの間の運動が可能なように支持される。コ
ア(11)は一般にU形、C形又は8の字型で、永久磁
石とコア間に相対運動経路を有し、この運動経路は一般
にコア面に直交している。永久磁石の運動平面内にコア
は存在しない。永久磁石は、好適に第1及び第2の永久
磁石(15、16)を具備し、これら磁石の異なる磁極
が隣接して設けられ、その境界線は相対運動の方向に沿
ったコアの対向面間にある空間の実質的に中心部に位置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は永久磁石による変換に関
し、特に永久磁石と低い磁気抵抗の磁石コア上のコイル
との間の相対運動を利用して、機械的及び電気的エネル
ギを交換する新しい装置及びその技術に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的な従来の可動磁石の電気・機械変
換器は、米国特許Nos.3,798,391, 3,
917,914及び3,937,904に開示されてい
る。後者の特許は、磁気透過性材料を用いたU形状のコ
アを有するトランスジューサを開示しており、このコア
にはギャップから離れたU形状の湾曲部に、ギャップと
静的電気コイルを定義する極部材が設けられている。永
久磁石はギャップの中心部で動くように配置され、ギャ
ップはU形状のコアの平面内にあり、このコアは湾曲部
のコイルの方向に向かい、しかもコイルから離れた位置
に設けられる。永久磁石は対面する磁極を有し、極部材
の一つに面する一対の北・南極、及び他の極部材に面し
てそれを補償する一対の南・北極を提供する。
【0003】
【課題を解決するための手段と作用】永久磁石による改
善された変換を提供するのはこの発明の重要な特徴であ
る。本発明によれば、狭いギャップが形成される低い磁
気抵抗の磁気材料コアが設けられる。導電性材料の第1
及び第2コイルが設けられ、これらコイルはギャップの
両側でギャップに近接するコアに巻かれる。ギャップ内
で実質的にギャップを充填する永久磁石は、コアとの接
触関係はなく、永久磁石とコアの間で相対運動ができる
ように支持される。一般にコアは、U形状、C形状又は
8の字形状であり、永久磁石とコア平面に対して一般に
直交する方向の相対運動経路が設けられる。永久磁石の
運動空間内にコア部分はない。好適に永久磁石は第1及
び第2の接近した永久磁石要素を具備し、これらの要素
は異なる磁極が接近させて設けられ、この接近する磁極
はコアの対向する面の間にある運動経路の中心部に位置
する。
【0004】この発明の一局面によれば、永久磁石に接
続されるダイアフラムが設けられ、そして、第1及び第
2巻線に電気信号が供給されることにより、ギャップ内
に信号に対応する磁場が発生する。そして永久磁石とコ
アの間に、信号に対応する相対力が生し、それゆえ信号
に対応するダイアフラムの変位が生じる。第1及び第2
の端部を有するフレームが提供され、ダイアフラムの縁
はこのフレームの第2の端部に位置する第1サスペンシ
ョン要素に接続され、フレーム内に支持される。第2サ
スペンション要素はこのダイアフラムと第2サスペンシ
ョン要素間のフレーム内部に支持される。永久磁石はフ
レーム内の第1及び第2サスペンション要素間に接続さ
れる。
【0005】好適に本発明装置には、一つの信号入力
と、一つのフィードバック入力と、前記信号入力と前記
フィードバック入力の加算値に比例する結合信号を供給
する出力とを有する結合器が設けられる。又、制御信号
源が提供され、この信号源の一つの入力は前記結合器出
力に接続され、一つの出力は前記巻線の少なくとも一つ
に結合され、出力に制御信号を発生する。又、トランス
ジューサー(transducer)とフィードバック入力を接続す
るフィードバック回路が提供され、永久磁石アッセンブ
リの速度又は加速度に比例するフィードバック信号、又
は前記巻線を流れる電流に比例するフィードバック信号
が好適に供給される。
【0006】
【実施例】図面中の特に図1に、本発明によるトランス
ジューサーの斜視図が示される。軟鉄のような低い磁気
抵抗材料のC形コア11は導電材料の第1巻線12及び
第2巻線13を有し、これらは足部11A及び11Bに
巻かれている。これら足部はギャップ14に近接してお
り、ギャップ14は可動磁石支持部17に設けられる永
久磁石15及び16により実質的に満たされている。永
久磁石15及び16は、同極ではない隣接する極を有
し、巻線12及び13を流れる電流が実質的に0で他の
外力のないとき、極の境界は相対運動18の方向に沿っ
て、コア11の対向する面の中心に位置している。
【0007】図2は図1に示したトランスジューサーを
具備するすスピーカ駆動部の軸方向断面図である。同一
参照番号はこれら図面を通して、対応する同一部品を示
す。金属、プラスチック又は他の適当な材料で作られた
スピーカ・バスケット21では、バスケット部の対向す
る側にある三脚サスペンション要素23及び24に、ス
ピーカのコーン、つまりダイアフラム22が取り付けら
れている。同図に示されるようにバスケット部11はコ
ア11を有する図1のトランスジューサーを囲んでお
り、コアはバスケット21の内部壁面に設けられる。永
久磁石支持部17の一端は三脚サスペンション要素24
に接続され、他端は三脚サスペンション要素23とコー
ンつまりダイアフラム22に接続される。長方形磁石ア
ッセンブリは、永久磁石支持部17、及び長方形磁石1
5及び16を有し、これら磁石は逆の磁化極性を有し、
C形コア11のギャップ中心に吊されている。コイル1
2及び13は直列に接続され、それらを流れる電流によ
り発生する磁場が増加的に加算するように極性が設定さ
れる。この構成により、コイル12及び13内の電流は
磁場を発生し、この磁場は、2つの長方形磁石の極領域
の1つを引き付け、逆極性の領域に反発し、C形コア1
1の平面を横切る矢印18によって示される方向に力を
発生する。その結果、力はコイル12及び13に供給さ
れた電流に線形に比例し、この力は、磁石の磁極領域間
の境界線19がC形コア11のエッジに到達するまで、
運動方向内の磁石アッセンブリの位置に無関係に発生す
る。
【0008】図3は、図1及び2に示すトランスジュー
サーの理想的な等価電気回路モデルを示す。このモデル
は、トランスジューサー30、抵抗31、インダクタン
ス32、及びコンデンサ33を具備する。インダクタン
ス32及びコンデンサ33は、トランスジューサーの帯
域幅を制限する要素として見なされる。
【0009】図1に示すトランスジューサーの最大帯域
幅は次式により示される。
【0010】
【数2】 ここでωB は最大帯域幅、Bm は永久磁石15及び16
により発生する残存、つまり定在のインダクション、h
は永久磁石アッセンブのリピ−ク・ツー・ピーク(peak-
to-peak)の行程、dm は永久磁石15及び16の密度、
そしてμm は磁石15及び16の透磁率である。この最
大帯域幅を達成するために、磁石15と16、及び支持
部17で構成される可動永久磁石アッセンブリと、C形
状コア11の間の隙間は極小で、磁力線漏れはなく、そ
して永久磁石アッセンブリの質量は単に2つの逆極性長
方形磁石領域15及び16から構成される。つまり、支
持三脚及びコーンの質量は磁石に比べ無視できるほど小
さい。
【0011】可動磁石15及び16の最小質量は、トラ
ンスジューサーによって発生される(又は供給される)
機械的ワークにより定義される。質量は次のように示さ
れる。
【0012】
【数3】 ここでfmax は永久磁石アッセンブリ17により生じる
最大力、及びHm は永久磁石15及び16本体の最大磁
界、Mm は可動磁石16及び15の質量である。 図4
はコア11内のギャップ14の一部分を示す。磁石の厚
みはtm として定義されている。C形状コア11内のギ
ャップ14の総合厚みはtm +ta であり、taはC形
状コア11と、磁石15及び16の間の空間幅である。
コイル12及び13の中心間距離はtc である。インダ
クタ32に蓄えられた誘導エネルギは磁石の規模に依存
し、従ってその機械的細工に依存する。インダクタ32
に蓄えられる最大誘導性エネルギは最大力のときに発生
する。
【0013】
【数4】 ここでVm は磁石15及び16の体積で、μ0 は空気の
透磁率である。
【0014】トランスジューサーの帯域幅を最大にする
ために、この蓄えられる誘導性エネルギを最小に押さえ
なければならない。これは、空気ギャップ幅ta を極小
にすることで達成される。永久磁石アッセンブリを全て
の動作条件及び環境的条件の下で中心に維持できる23
及び24などの精密サスペンション要素を使用して、空
気ギャップ幅は最小にできる。スピーカの駆動のような
応用において、そのサスペンションシステムは静的摩擦
を示してはならない。なぜなら、そのような摩擦は非線
形で、音響的歪みを発生するからである。サスペンショ
ン要素23及び24を磁石アッセンブリの端部に各々配
置することにより、中心合わせは正確で理想的なものと
なり、永久磁石アッセンブリとC形状コア11の間に発
生する運動方向に対して直交する力に対抗できる。これ
ら直交する力は”クラッシュ力(crashing forces) ”と
呼ばれる。クラッシュ力は、C形状コア11のギャップ
14の中心に磁石アッセンブリが完全に位置するように
トランスジューサーが作られたならば零である。しか
し、不完全な中心位置となる実際のアッセンブリでは、
クラッシュ力が存在する。さらに、クラッシュ力は完全
中心から変位している程度に比例して増加する。事実、
磁力は、ネガティブなスプリング特性を示し、この特性
により、ギャップ14周辺で近い方の極面に向かう力が
発生する。実験的構造において、このネガティブなスプ
リング力は、250,000N/mと測定された。完全
中心からのオフセットはわずか0.0001mであるか
ら、力の絶対値は小さく、一般に約25Nである。サス
ペンションは、トランスジューサーの寿命を通して、1
2.5Nの継続負荷で、0.05mm以内の中心合わせ精
度を維持できるのが望ましい。
【0015】コイル中心間の空間tc が、インダクタン
スを最小にするために重要であることも発見された。実
験的なトランスジューサーでは、インダクタンスはコイ
ル空間を極小にできないとき、2の因数以上で増加され
ることが発見された。従って、コイル12及び13は実
用上できる限りギャップ14と同じくらい接近して配置
され、多層巻線を具備でき、更に所望の抵抗値を維持し
ながら、与えられたtc 及び巻き数に対する結果的イン
ダクタンスが減少される。
【0016】本発明の他の特徴は、スピーカ駆動に応用
されるとき、その構造が4チャンネルステレオ、又は他
のアナログ多チャンネル入力信号を結合するのに使用で
きることで、例えば左チャンネル信号をコイル12へ供
給し、右チャンネル信号をコイル13に供給することに
より、サブウーファーとしてこのトランスジューサーを
使用するシステムに適したモノラル再生を実現できる。
トランスジューサーによって生じた力は、左チャンネル
と右チャンネル信号を加算したものに比例する。
【0017】図5は図1のトランスジューサーをタンデ
ムに2つ使用して、増加した力を発生する本発明の他の
実施例の斜視図である。図6は図5のトランスジューサ
ーを具備するスピーカドライバの軸方向断面図である。
【0018】図7は両側の716のような固定部材によ
り互いに結合されたU形状コア11´及び11”を使用
する本発明の他の実施例を示す斜視図である。図8は図
7に示すトランスジューサーを組み込んだスピーカドラ
イバの軸方向断面図である。図9は固定部材41´によ
り互いに保持されたU形状コア11´及び11”を使用
した本発明の他の実施例を示す斜視図で、永久磁石アッ
センブリは平行に配置され支持部17´により保持され
る。図10は図9のトランスジューサーを具備するスピ
ーカドライバの軸方向断面図である。
【0019】図11は、8の字形コア11”の構造を採
用する本発明の他の実施例を示す斜視図で、中心交差部
材11”´C内にギャップを有する。図12は図11の
トランスジューサーを具備するスピーカドライバの軸方
向断面図である。
【0020】この発明の他の特徴は、アクティブフィー
ドバック及びスイッチングアンプの新しい応用である。
熱的エネルギ損失をできる限り効果的に押さえたスピー
カ・モータを提供することが望まれる。この特徴を達成
することは、ドライバの所望帯域幅に対する平坦な周波
数応答を得ることが難しくなる。広い周波数帯域にわた
り、ドライバを含むエンクロージャーは、スピーカモー
タに対して変化する機械的負荷を示す。この変化する機
械的負荷を、比較的滑らかな結果的周波数応答を維持し
ながら、スピーカモータにより駆動するのが望ましい。
【0021】従来の方法では、所望帯域幅にわたって滑
らかな音響的応答を示すスピーカモータのパラメータが
選ばれた。一般にこれらのパラメータにより、スピーカ
モータは高い熱的ストレスを受け、このストレスはスピ
ーカエンクロージャーシステムの音響的性能に制限を与
える。アクティブフィードバックを用いることにより、
所望される音響的応答(システム調整)が、スピーカモ
ータのパラメータを妥協せずに達成できることが発見さ
れた。
【0022】図13は、従来のスピーカ及びその駆動部
の理想的な電気モデルである。入力101での再生され
る電気的音響信号は、アンプ102を駆動し、増幅され
た音響信号が提供される。この増幅信号はトランスジュ
ーサーの入力端子115に入力される。電流は抵抗10
3及びスピーカモータのインダクタンス104を流れ、
トランス105を介してコーンの機械的運動に結合され
る。スピーカモータの運動質量はコンデンサ106とし
てモデル化され、コーンからエンクロージャー108へ
の結合はコーン領域のトランス107を介して行われ
る。負荷モデルの音響エンクロージャー108とコーン
領域のトランス107を結合して、等価インピーダンス
Z´114を仮定するのが便利である。
【0023】
【数5】 ここでZは音響エンクロージャー108によって示され
っるインピーダンス。Asは有効のコーンつまりダイア
フラム面積である。等価インピーダンスZ´114によ
り特徴付けられる与えられた音響エンクロージャー、及
びコーン面積に関して、δλ/δx、Ms 、L及びR
は、所望周波数応答が、選択された周波数帯域で発生す
るように選ばれる。入力電圧vから出力本体の速度Vに
関する関数は、
【数6】 ここでLはインダクタンス、Rは抵抗値、Ms はスピー
カの総合運動質量、sはjω(ωは周波数の2π倍)、
δλ/δxは力係数、Gはゲインである。この等式はシ
ステムの応答に関するモータパラメータの影響を完全に
説明している。なぜなら、音響負荷Z´114はスピー
カモータには関係しないからである。
【0024】スピーカモータの効率βは、機械的な力の
生成とこの力を発生するときに生じる熱損失の比として
表すことができる。
【0025】
【数7】 ここでiはインダクタ−104を流れる電流、δλ/δ
xは力結合係数105、及びRは抵抗値103である。
熱的には、βをできる限り大きくするのが望ましい。し
かし、式(5)が式(6)内の比を示すβで置き換えら
れ、修正されるならば、
【数8】 この結果的等式は、スピーカモータの効率βはスピーカ
の音響応答に影響することを示す。
【0026】特定帯域幅に対する比較的滑らかな周波数
応答を達成するための従来の方法は、βに関する値を最
適効率以下に選択したものである。
【0027】図14は図13の等価回路モデルにおける
3つの異なるβによる代表的な周波数応答を示すグラフ
である。βの小さい値に対して、応答は鋭いピークを示
し、これは理想的応答より少ない結果になる。スピーカ
モータのパラメータβが増加するにつれ、滑らかな応答
部分が増加する。しかし、βが更に高い効率値に増加す
ると、滑らかな応答部分は減少する。βの中間的妥協値
は、入力エネルギを音響エネルギに変換するときの効率
が低くなり、スピーカモータの熱が上昇する。線形電力
アンプを高いβのモータと共に使用できる。このような
場合、周波数応答を改善するためにイコライゼーション
(equalization)を使用できる。ある程度の電力消費がス
ピーカからアンプに移動し、イコライズされた周波数応
答はスピーカパラメータ内の変化に感度を有する。
【0028】本発明の特徴によれば、米国特許Nos.
3,294,981及び4,456,872の様なスイ
ッチドモード(switched mode)のアンプによるモータ駆
動は、本明細書に参考例として含まれており、アクティ
ブフィードバックを使用することで、システムの音響的
所望性能を維持しながら、高いβのモータを使用でき
る。
【0029】図15はこの発明によるアクティブ音響シ
ステムの電気回路モデルを示す。入力201の入力信号
は、アンプ202を駆動して、結合器203の1つの入
力が増幅される。ライン215上の結合器203の出力
は制御される電流源204を駆動する。結合器203の
他の入力は、所望の音響応答を達成するために選択され
る速度フィードバック信号209及び加速フィードバッ
ク信号210を受信する。入力ライン201から、トラ
ンス205の第2巻線214の出力までの伝達関数は、
【数9】 ここでM´s はスピーカの総合運動質量、Ki は電圧か
ら電流へのゲイン、Km は加速フィードバックゲイン、
B は速度フィードバックゲイン、
【数10】 及びKは電圧ゲインである。図13の従来の零インダク
タンスを有するモデルでは、入力101からインピーダ
ンスZ´114までの伝達関数は、
【数11】 従来と同様なスピーカモータ、及び次式に示す特性の電
流アンプ204に関する電圧から電流へのゲインKi
与えられると、
【数12】
【数13】
【数14】 伝達関数式(8)は、式(9)と全く同じものとなる。
この関係は、図13の従来システムと同じ音響的応答
は、図15に示す本発明によるアクティブシステムによ
り実現できることを意味する。式(9)と(8)を比較
することにより、式(8)から得られる次の項目
【数15】 は、システムの音響的応答に及ぼす影響に関して、式
(9)のβに等しい。
【0030】しかし、アクティブシステムの実際の効率
はまだ、
【数16】 であり、これは抵抗Rを小さくすることにより、所望応
答に影響しないで、非常に大きな値にできる。この結果
は、式(13)がこの発明によるアクティブシステムの
有効システムβであることを意味する。
【0031】
【数17】 アクティブシステムのスピーカモータの質量M´s の運
動質量206に対しても同一の条件が当てはまる。この
結果、有効なシステム運動質量として、
【数18】 ここで実際の運動質量は次式により示される。
【0032】
【数19】 これらのパラメータβeffective 及びM
s effective は、KB 及びKm を適切に選択することに
より各々別々に合成される。図16はKB のシステム音
響応答に及ぼす影響を説明するための周波数応答を示す
グラフである。KB が小さければ、応答は鋭いピークを
有する。KB が減少するにつれ、応答は所望の平坦応答
に近付く。この発明の隠された特徴は、β
effective (見掛け上の効率)がKB により決定される
一方で、実際のβ(真のスピーカモータ効率)は変化せ
ず、抵抗Rを小さくすることにより、非常に高い値にで
きることである。抵抗が小さければ、熱損失も小さく、
従ってこの発明によるアクティブシステムは、選択され
た帯域幅で望ましい滑らかな周波数応答を提供しなが
ら、更に効果的に電気エネルギを音響的エネルギに変換
できる。
【0033】図17は周波数応答を示すグラフで、Km
は大きな実際運動質量を有するスピーカに対する音響的
応答を示す。Km の増加に伴って、システムは、更に少
ない有効運動質量であるかのように動作し、従ってより
高い上部1/2電力周波数を達成でき、その帯域の上限
周波数を伸ばすことができる。安定性に関する理由か
ら、有効運動質量は常にポジティブにするのが望まし
い。
【0034】図18は本発明による他の実施例を示し、
二次側320を介して速度Vs に比例する信号を、モー
タコア上のセンスコイル323により測定されるバック
電圧から抽出する。センスコイル323はモータコア内
の磁束変化を測定する。この磁束はインダクタ315に
蓄えられた誘導エネルギと、二次側320を介したモー
タ速度Vs との関数である。インダクタンス315の電
圧に依存するライン323上のセンスされた電圧の成分
は、インダクタ315を流れる電流の時間微分に比例
し、微分器309により提供される信号で減算すること
により除去される。従ってスピーカモータの二次側32
0を介した速度Vs はライン319上の結合器310の
出力から使用でき、この出力はトランス305の巻き数
比に対応する力係数δλ/δxにより拡大または縮小さ
れている。ネットワーク312及び311が、力係数δ
λ/δxをとり入れて、有効β及び有効運動質量の合成
のために各々選択される。入力301から二次側320
の出力へのシステムの伝達関数は、式(8)と全く同一
である。
【0035】図15及び18に示す実施例には、電圧制
御電流源204及び304が各々設けられている。電流
制御スイッチングパワーアンプを、電圧制御電流源を組
み込むときに使用して、スピーカモータに関する誘導性
成分の影響を効果的に除去できる。スイッチングパワー
アンプは、2つの電位間をスイッチするものであり、こ
の2つの電位の1つは所望平均出力電圧より大きな電圧
で、第2の電位は所望平均出力電圧より小さい電圧であ
る。他の方法は3つの電位を提供することである。即
ち、前述の2つの電位と、第3の電位はほぼ零に等しい
電位である。このような方法は米国特許No.4,02
0,361に説明されている。2つの電位による方法と
3つの電位による方法の両方は、電気的エネルギを非常
に効果的に実用出力に変換する。抵抗216及び314
が小さい値に設定されると、βrealは大きく、スイッチ
ングアンプを使用することで、極めて効率的な音声再生
システムを製作できる。アクティブフィードバックを有
する電気的駆動システムとスピーカドライバを組み合わ
せて使用することにより、高い効率で所望周波数応答を
示す音響システムを実現できる。
【0036】図19は本発明の他の実施例で、これは電
圧制御電圧源を使用している。この実施例で、音響シス
テムの応答に及ぼすスピーカモータのインダクタンス4
10の影響は、ゲインKL の微分ネットワーク407、
408、418を流れるモータ電流の微分に比例する信
号をフィードバックすることにより除去できる。抵抗4
09は、スピーカモータ内の熱損失を減少するために、
小さい値に設定される。フィードバックネットワーク4
17にゲインKR を与えることにより、音響応答に及ぼ
す抵抗409の減少による影響は打ち消される。ライン
401上の入力と二次側414(KV は大きいと仮定す
る)の出力間の伝達関数は、
【数20】 式18における項
【数21】 は音響システムの有効インダクタンスである。この特徴
によって、微分ネットワーク418のゲインKL を適切
に選択することにより、有効インダクタンスを合成でき
る。式(18)内の項
【数22】 はシステムの有効βの逆数である。小さい値の抵抗R、
及びその結果の小さい熱損失に関して、フィードバック
ネットワークの値KR を調節することにより、この音響
システムの所望周波数応答を達成できる。この結果は大
きな値の実βを維持しながら、有効βを合成するのと同
じことである。この構成により、所望システム周波数応
答を維持しながら、大きなインダクタンス及び大きなβ
のスピーカモータを使用できる。スイッチングアンプも
このシステムに使用できる。
【0037】電圧制御電圧源406及び積分器404
は、電圧制御スイッチングアンプのシステム動作を示す
モデルとなる。電圧は3電位又は2電位のスイッチング
アンプとして前述のように供給できる。スイッチングア
ンプは電気エネルギの変換において非常に効率的に製作
でき、この発明による大きなβのスピーカモータ及びフ
ィードバックシステムを組み合わせて、音声再生システ
ムの効率は総合的に非常に高い。図20はこの発明によ
るトランスジューサーの簡単な電気的モデルの概略図で
ある。要素R 2001はコイル12及び13の抵抗を
示し、L 2002はコイル12及び13のインダクタ
ンス、(δλ/δx)2003は電気的カップリング、
及びM 2004はトランスジューサーの運動質量であ
る。このモデルはトランスジューサーの帯域幅を決定す
るときに役立つ。
【0038】このモデルの特性式は、
【数23】 そして、この二次方程式を解くことにより、電気・機械
的システムの重要な値(極)が得られる。
【0039】
【数24】
【数25】 周波数帯域をs1 とs2 の幾何学平均として定義すると
便利である。
【0040】
【数26】 この式はトランスジューサーの理想的な条件における周
波数帯域幅に関する上限を定義する。
【0041】図21は理想的な条件における最小インダ
クタンスLmin 及び質量Mmin を判断するときに役立つ
トランスジューサーを示す。
【0042】
【数27】
【数28】 ここでNは巻き数、 ωは角速度、ラジアン/秒 hは磁石の高さ、メータ、 μm は磁石材料の透磁率、ヘンリー/メータ tm は磁石の厚さ、メータ dm は磁石材料の密度、Kg/m3 最大の(δλ/δx)は理想的な条件の下で、
【数29】 式24内のパラメータを置換することにより、図21の
トランスジューサーの理想的な条件の下での最大周波数
帯域幅(ラジアン/秒)、B.W.max が求まる。
【0043】
【数30】 スピーカトランスジューサーは与えられた最大音圧レベ
ル(ラウドネス)に関する所望帯域幅について、最大体
積変移(maximum volume displacement) Vmax を発生す
る。この最大体積変移は、モータのピーク・ツーピーク
変位とスピーカダイアフラムの有効面積の積で表現でき
る。
【0044】
【数31】 ここでAsはスピーカダイアフラムの有効面積である。
与えられたスピーカとエンクロージャーの組み合わせ
で、最大面積変移Vmax は一定なので、式28はこの制
限を説明するために表現できる。
【0045】
【数32】 この式は、スピーカのトランスジューサーが固定Vmax
を発生すると予想されると、コーン面積の増加により帯
域幅が増加されることを示す。この特徴は従来の可動コ
イルスピーカモータについてもいえるが、この結果的利
点を使用する可動コイル形スピーカでは、その磁石構造
体は高い音圧レベル(SPL)のバスの再生には余りに
も大きすぎる。この発明によるスピーカトランスジュー
サーは又、この結果的利点を実際的な形で利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明によるスピーカドライバの軸方向断面
図。
【図3】本発明によるトランスジューサーに適用される
回路の等価回路。
【図4】図1のトランスジューサーのギャップを示す部
分断面図。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図で、2つの平
行C形コアを有するトランスジューサーを含んでいる。
【図6】図5のトランスジューサーを含むスピーカドラ
イバの軸方向断面図。
【図7】本発明の他の実施例を示す斜視図で、一対のコ
アを具備しており、これらのコアはその足部端の間に位
置する一対のギャップを互いに定義している。
【図8】図7のトランスジューサーを具備するスピーカ
ドライバの断面図。
【図9】本発明の他の実施例を示す斜視図で、U形コア
を具備しており、これらコアは、平行に設けられる一対
の磁気透過性部材により各ギャップを所定の関係に位置
させることでギャップを定義している。
【図10】図9のトランスジューサーを具備するスピー
カドライバの軸方向断面図。
【図11】本発明による他の実施例を示す斜視図で、8
の字形コアを使用しており、ギャップは中心棒材の間に
ある。
【図12】図11のトランスジューサーを使用するスピ
ーカドライバの軸方向断面図。
【図13】従来装置の等価回路。
【図14】本発明によるスピーカドライバに関する代表
的周波数応答を示すグラフ。
【図15】本発明によるシステムの結合された略回路ブ
ロック図で、この発明によるトランスジューサーを具備
している。
【図16】図15のシステムより得られる周波数応答を
示すグラフで、変数KB による影響を示す。
【図17】周波数応答を示すグラフで、変化するパラメ
ータKm の影響が示されている。
【図18】本発明による他のシステムを示す結合された
略回路ブロック図。
【図19】本発明による更に他のシステムを示す略回路
ブロック図。
【図20】本発明によるトランスジューサーの簡単な電
気・機械的モデルを示す図。
【図21】本発明によるトランスジューサーを解析する
ときに参照する図。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスジューサーにおいて、 ギャップを有する低い磁気抵抗材料のコアと、 前記ギャップに近接する前記コア部分に巻かれる少なく
    とも一つのコイルと、 前記空気ギャップ内に設けられ、実質的に前記ギャップ
    を充填する永久磁石アッセンブリと、ここで前記永久磁
    石アッセンブリは前記コアとは接触しておらず、この永
    久磁石アッセンブリと前記コア間の相対運動を可能とす
    るように支持され、 を具備することを特徴とするトランスジューサー。
  2. 【請求項2】 前記コアはC形状であることを特徴とす
    る請求項1記載のトランスジューサー。
  3. 【請求項3】 前記コアは8の字形状であることを特徴
    とする請求項1記載のトランスジューサー。
  4. 【請求項4】 前記コアはU形状であることを特徴とす
    る請求項1記載のトランスジューサー。
  5. 【請求項5】 第1及び第2端部を有するフレームと、 前記第2端部に設けられる第1サスペンション要素と、 第2サスペンション要素と、 を更に具備し、 前記永久磁石アッセンブリは前記第1及び第2サスペン
    ション要素間に接続されることを特徴とする請求項1記
    載のトランスジューサー。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2サスペンション要素
    と、前記永久磁石アッセンブリは前記フレームに搭載さ
    れることを特徴とする請求項5記載のトランスジューサ
    ー。
  7. 【請求項7】 前記永久磁石は、第1及び第2の近接す
    る永久磁石要素を具備し、これら磁石要素は、前記コア
    の対向する面間の実質的に中央に、異なる磁極を近接さ
    せて設けられることを特徴とする請求項1記載のトラン
    スジューサー。
  8. 【請求項8】 前記永久磁石アッセンブリに接続される
    スピーカダイアフラムを更に具備することを特徴とする
    請求項1記載のトランスジューサー。
  9. 【請求項9】 前記永久磁石に接続されるスピーカダイ
    アフラムを更に具備し、前記第1及び第2サスペンショ
    ン要素は三脚形状であることを特徴とする請求項5記載
    のトランスジューサー。
  10. 【請求項10】 信号入力、フィードバック入力、及び
    前記信号入力と前記フィードバック入力を結合した信号
    が発生される結合器出力を有する結合器と、 前記結合器の出力に接続される入力と一つの信号出力を
    有する制御信号源であって、前記信号出力は前記制御信
    号源の入力信号に対応する制御信号を提供し、 前記制御信号源は前記コイルの少なくとも一つに接続さ
    れ、 前記トランスジューサーと前記結合器のフィードバック
    入力を内部結合するフィードバック回路と、 を更に具備することを特徴とする請求項1記載のトラン
    スジューサー。
  11. 【請求項11】 前記フィードバック回路は、前記永久
    磁石アッセンブリの速度または加速度に対応するフィー
    ドバック信号を供給することを特徴とする請求項10記
    載のトランスジューサー。
  12. 【請求項12】 前記フィードバック回路は、 前記速度に対応する速度信号を発生する信号源と、 前記制御信号源により供給される信号の時間微分に比例
    する微分信号を提供する微分器と、 前記微分信号を受信する微分入力と、前記速度信号を受
    信する速度入力と、前記速度と微分入力信号を結合した
    値を拡大又は縮小した速度信号を提供する出力とを有す
    る入力結合器と、 前記入力結合器の出力に接続される入力と、有効ベータ
    信号を供給する出力を有する有効ベータネットワーク
    と、 前記入力結合器の出力に接続される入力と、有効運動質
    量信号を供給する出力を有する有効運動質量ネットワー
    クと、 前記有効ベータネットワークの出力に接続される有効ベ
    ータ入力と、前記有効運動質量ネットワークの出力に接
    続される有効運動質量入力と、前記有効ベータ入力と前
    記有効運動質量入力の入力信号に対応する信号を供給
    し、前記結合器のフィードバック入力に接続される出力
    結合器と、 を具備することを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記制御信号源は制御電圧源であるこ
    とを特徴とする請求項10記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記制御信号源は制御電流源であるこ
    とを特徴とする請求項10記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記制御信号源はスイッチングアンプ
    であることを特徴とする請求項10記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記制御信号源は線形アンプであるこ
    とを特徴とする請求項10記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記制御信号源は電流制御マルチステ
    ート変調アンプであることを特徴とする請求項15記載
    の装置。
  18. 【請求項18】 前記制御信号源は電圧制御マルチステ
    ート変調アンプであることを特徴とする請求項15記載
    の装置。
  19. 【請求項19】 前記ギャップに近接し且つ前記ギャッ
    プの対向する2つの側の前記コアに巻かれる第1及び第
    2コイルを有することを特徴とする請求項1記載のトラ
    ンスジューサー。
  20. 【請求項20】 動作周波数範囲内で前記トランスジュ
    ーサーの周波数応答における不均一性を減少し、前記ト
    ランスジューサーと共に動作するイコライザー回路を更
    に具備することを特徴とする請求項16記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記フィードバック回路は、 前記トランスジューサーと前記結合器を相互結合し、前
    記コイルの少なくとも一つを流れる電流に比例するフィ
    ードバック信号を供給するように構成される微分器ネッ
    トワークと、 前記トランスジューサーと前記結合器を相互接続し、前
    記コイルの少なくとも一つの抵抗による影響を減少する
    ためのフィードバック信号を提供するように構成される
    抵抗検知ネットワークと、 を具備することを特徴とする請求項13記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記トランスジューサーの動作周波数
    帯域は、 【数1】 のオーダーの帯域幅を有する基本周波数帯域内にあるこ
    とを特徴とする請求項1記載のトランスジューサー。
  23. 【請求項23】 前記トランスジューサーは前記永久磁
    石アッセンブリ両端部に各々接続される第1及び第2サ
    スペンション要素を更に具備し、 前記スピーカダイアフラムと前記サスペンション要素の
    合成質量は前記永久磁石アッセンブリの質量の2倍を越
    えることはなく、 前記トランスジューサーは、前記ギャップ内に蓄えられ
    た磁気エネルギに起因するインダクタンスの少なくとも
    1/3のインダクタンスを有するコイルを具備すること
    を特徴とする請求項8記載のトランスジューサー。
  24. 【請求項24】 前記永久磁石アッセンブリの前記質量
    は少なくとも10グラムであることを特徴とする請求項
    8記載のトランスジューサー。
  25. 【請求項25】 前記ダイアグラムの面積は0.015
    2 以上であることを特徴とする請求項24記載のトラ
    ンスジューサー。
  26. 【請求項26】 前記コイルの少なくとも一つに接続さ
    れるアンプと、ここで前記アンプはポジティブな抵抗及
    びネガティブなインダクタンスの少なくとも一方によっ
    て特徴付けられる出力インピーダンスを有し、 前記ポジティブな抵抗は少なくとも一つの前記コイルの
    抵抗値の少なくとも1/5であることを特徴とする請求
    項1記載のトランスジューサー。
  27. 【請求項27】 前記アンプはスイッチングアンプであ
    ることを特徴とする請求項26記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記ネガティブなインダクタンスの値
    は少なくとも前記一つのコイルのインダクタンスの少な
    くとも1/2であることを特徴とする請求項26記載の
    装置。
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