JPH059120Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH059120Y2 JPH059120Y2 JP8981088U JP8981088U JPH059120Y2 JP H059120 Y2 JPH059120 Y2 JP H059120Y2 JP 8981088 U JP8981088 U JP 8981088U JP 8981088 U JP8981088 U JP 8981088U JP H059120 Y2 JPH059120 Y2 JP H059120Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- stage impeller
- tank
- casing
- sludge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims description 18
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 17
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 15
- 230000029087 digestion Effects 0.000 description 8
- 238000010907 mechanical stirring Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 2
- 239000010801 sewage sludge Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、下水汚泥の消化槽等に使用される
機械撹拌用の撹拌ポンプに関するものである。
機械撹拌用の撹拌ポンプに関するものである。
下水汚泥等を処理する消化槽において、効果的
な消化、ガス発生を行うには、消化槽内に共存す
る有機物と微生物との接触を良好にし、槽底部へ
の堆積を防止し、槽内温度を均一化することが必
要であることから、消化槽内の撹拌がおこなわれ
る。撹拌方法としては、消化ガスの吹込み、ポン
プによる汚泥循環、撹拌ポンプを用いた機械撹拌
等がある。
な消化、ガス発生を行うには、消化槽内に共存す
る有機物と微生物との接触を良好にし、槽底部へ
の堆積を防止し、槽内温度を均一化することが必
要であることから、消化槽内の撹拌がおこなわれ
る。撹拌方法としては、消化ガスの吹込み、ポン
プによる汚泥循環、撹拌ポンプを用いた機械撹拌
等がある。
機械撹拌法では、従来第3図に示すように、ケ
ーシング1と、駆動モータ2で正逆回転が与えら
れる軸3の上下2個所に取付けられたいずれもス
クリユー形状のインペラ4,5とを備えた撹拌ポ
ンプが使用されていた。この撹拌ポンプは正転時
に上昇流、逆転時に下降流を生じさせて、槽6内
の汚泥を循環させると共に、正転時に上段のイン
ペラ4の上側に設けた整流デイスク7の作用で液
面Lに浮積するスカムを破砕し、逆転時には、ド
ラフトチユーブ8から吐出される下降流で槽6底
部6bへの汚泥堆積を防止する。
ーシング1と、駆動モータ2で正逆回転が与えら
れる軸3の上下2個所に取付けられたいずれもス
クリユー形状のインペラ4,5とを備えた撹拌ポ
ンプが使用されていた。この撹拌ポンプは正転時
に上昇流、逆転時に下降流を生じさせて、槽6内
の汚泥を循環させると共に、正転時に上段のイン
ペラ4の上側に設けた整流デイスク7の作用で液
面Lに浮積するスカムを破砕し、逆転時には、ド
ラフトチユーブ8から吐出される下降流で槽6底
部6bへの汚泥堆積を防止する。
しかし、このような撹拌ポンプを使用すると、
液面Lが、上段のインペラ4より上にあつても逆
転時に上段のインペラ4の下降流作用により槽6
内のガスをドラフトチユーブ8内に吸込み、下降
流の流量を減少させて消化に悪影響を与えること
がある。また、液面Lの下段設定が低いと下段の
インペラ5の作用で槽6内のガスをドラフトチユ
ーブ8内に吸込むようになり、ドラフトチユーブ
内のガス量が更に増加して、ガス量と汚泥量の比
率如何によつては、軸3に振動が発生してケーシ
ング1と下段のインペラ5との接触事故を起こす
おそれがあるため液面制御が難しいという問題が
ある。
液面Lが、上段のインペラ4より上にあつても逆
転時に上段のインペラ4の下降流作用により槽6
内のガスをドラフトチユーブ8内に吸込み、下降
流の流量を減少させて消化に悪影響を与えること
がある。また、液面Lの下段設定が低いと下段の
インペラ5の作用で槽6内のガスをドラフトチユ
ーブ8内に吸込むようになり、ドラフトチユーブ
内のガス量が更に増加して、ガス量と汚泥量の比
率如何によつては、軸3に振動が発生してケーシ
ング1と下段のインペラ5との接触事故を起こす
おそれがあるため液面制御が難しいという問題が
ある。
この考案は、機械撹拌用の撹拌ポンプにおける
かかる問題を解決するものであつて、逆転時の槽
6のガスのドラフトチユーブ8への吸込みをなく
して、流量減少による消化効率の低下や振動発生
を防止し、液面制御を容易にする。撹拌ポンプを
提供することを目的とする。
かかる問題を解決するものであつて、逆転時の槽
6のガスのドラフトチユーブ8への吸込みをなく
して、流量減少による消化効率の低下や振動発生
を防止し、液面制御を容易にする。撹拌ポンプを
提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、この考案の撹拌ポン
プは、上段インペラは正転時の正圧面側が凹とな
る反りを有する翼形羽根を取り付け、下段インペ
ラは右回りねじのスクリユー羽根を取り付けると
ともに下段インペラよりも上方位置のケーシング
側面に汚泥導入孔を設けている。
プは、上段インペラは正転時の正圧面側が凹とな
る反りを有する翼形羽根を取り付け、下段インペ
ラは右回りねじのスクリユー羽根を取り付けると
ともに下段インペラよりも上方位置のケーシング
側面に汚泥導入孔を設けている。
正転時には、下段のインペラが上昇流を発生さ
せ、上段のインペラが上昇流をブーストして槽内
の汚泥を循環させる。このとき上段のインペラに
よる上昇流が大きいため、汚泥導入孔の影響は少
なく、槽内には強い循環流を生ずる。
せ、上段のインペラが上昇流をブーストして槽内
の汚泥を循環させる。このとき上段のインペラに
よる上昇流が大きいため、汚泥導入孔の影響は少
なく、槽内には強い循環流を生ずる。
逆転時には、下段のインペラが下降流を発生さ
せるが、上段のインペラによる下降流は殆ど生じ
ないため、上段のインペラにより槽内のガスを吸
込むおそれはない。また、液面が上段のインペラ
より下まで下がつた場合でも、ケーシングに設け
た汚泥導入孔から汚泥を吸込んで下降流を形成す
るため、下段のインペラが液面からガスを吸込ん
で振動を発生させるようなトラブルは生じない。
せるが、上段のインペラによる下降流は殆ど生じ
ないため、上段のインペラにより槽内のガスを吸
込むおそれはない。また、液面が上段のインペラ
より下まで下がつた場合でも、ケーシングに設け
た汚泥導入孔から汚泥を吸込んで下降流を形成す
るため、下段のインペラが液面からガスを吸込ん
で振動を発生させるようなトラブルは生じない。
以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明
する。
する。
第1図は、この考案の一実施例で、ケーシング
の一部を断面で示す撹拌ポンプの側面図、第2図
はケーシングの横断面図である。
の一部を断面で示す撹拌ポンプの側面図、第2図
はケーシングの横断面図である。
撹拌ポンプは、円筒形のケンーシング11と、
駆動モータ12で正逆回転が与えられる上下方向
の中心軸線をもつ軸13に取付けられる上段のイ
ンペラ14と、下段のインペラ15とを備えてい
て、槽16内に設置されている。上段インペラ1
4はケーシング11の上端よりも上方の液内に配
置され、下段インペラ15のみがケーシング11
内に収容されている。上段のインペラ14の上部
には整流デイスク17が設けられており、ケーシ
ング11の下端にはドラフトチユーブ18が連設
されている。
駆動モータ12で正逆回転が与えられる上下方向
の中心軸線をもつ軸13に取付けられる上段のイ
ンペラ14と、下段のインペラ15とを備えてい
て、槽16内に設置されている。上段インペラ1
4はケーシング11の上端よりも上方の液内に配
置され、下段インペラ15のみがケーシング11
内に収容されている。上段のインペラ14の上部
には整流デイスク17が設けられており、ケーシ
ング11の下端にはドラフトチユーブ18が連設
されている。
上段のインペラ14は、ターボポンプのインペ
ラの羽根として知られている翼形羽根が取り付て
ある(JIS・B0131参照)。この羽根は軸13の正
転時(図1に矢印で示す時計回り方向)において
正圧面側が凹となる反りを有し、軸13の正転時
には大きい上昇流を生ずるが、逆転時には小さい
下降流を生ずる。
ラの羽根として知られている翼形羽根が取り付て
ある(JIS・B0131参照)。この羽根は軸13の正
転時(図1に矢印で示す時計回り方向)において
正圧面側が凹となる反りを有し、軸13の正転時
には大きい上昇流を生ずるが、逆転時には小さい
下降流を生ずる。
下段のインペラ15は、いわゆるスクリユーコ
ンベヤ等に用いられている右回りねじのスクリユ
ー羽根が取り付けてあり、正転時における上昇流
と逆転時における下降流との大きさに変わりはな
い。
ンベヤ等に用いられている右回りねじのスクリユ
ー羽根が取り付けてあり、正転時における上昇流
と逆転時における下降流との大きさに変わりはな
い。
ケーシング11には、下段のインペラ15より
上側に、汚泥導入孔19を設けている。この汚泥
導入孔19は、外下りの傾斜がつけられており、
正転時の上昇流はケーシング11から外へ漏れに
くく、逆転時には、汚泥がケーシング11内に流
入しやすいようになつている。20は軸13を支
持する軸受である。
上側に、汚泥導入孔19を設けている。この汚泥
導入孔19は、外下りの傾斜がつけられており、
正転時の上昇流はケーシング11から外へ漏れに
くく、逆転時には、汚泥がケーシング11内に流
入しやすいようになつている。20は軸13を支
持する軸受である。
正転運転を行う場合には、下段のインペラ15
がドラフトチユーブ18内に上昇流を発生させ、
ドラフトチユーブ外に下降流が生ずるため汚泥は
槽16内を循環する。上昇流は上段のインペラ1
4でブーストされて液面上に押し上げられ、整流
デイスク17に当たつて落下し、液面Lに浮積す
るスカムを破砕する。
がドラフトチユーブ18内に上昇流を発生させ、
ドラフトチユーブ外に下降流が生ずるため汚泥は
槽16内を循環する。上昇流は上段のインペラ1
4でブーストされて液面上に押し上げられ、整流
デイスク17に当たつて落下し、液面Lに浮積す
るスカムを破砕する。
逆転の際には、下段のインペラ15がドラフト
チユーブ18内に下降流を発生させ、下端から吐
出された汚泥が槽底16bをブローし、堆積を防
止する。このとき、上段のインペラ14の下降流
作用は小さいため、液面Lより上方に存在する槽
内ガスを吸込むことはなく、また汚泥はケーシン
グ11上部と汚泥導入孔19の両方から吸込まれ
るため、液面Lが上段のインペラ14より低い下
限LLまで下がつてもガス吸込みによる事故は生
じない。
チユーブ18内に下降流を発生させ、下端から吐
出された汚泥が槽底16bをブローし、堆積を防
止する。このとき、上段のインペラ14の下降流
作用は小さいため、液面Lより上方に存在する槽
内ガスを吸込むことはなく、また汚泥はケーシン
グ11上部と汚泥導入孔19の両方から吸込まれ
るため、液面Lが上段のインペラ14より低い下
限LLまで下がつてもガス吸込みによる事故は生
じない。
この考案の撹拌ポンプは、上述の如く構成され
ているため、逆転時の槽内ガスのドラフトチユー
ブ内への吸込みを防止して、流量減少による消化
効率の低下や振動発生等のトラブルをなくすこと
ができる。また、従来のものに比べ、液面の下限
設定を低くしても事故を生ずる虞れがないため、
液面制御が容易となる。
ているため、逆転時の槽内ガスのドラフトチユー
ブ内への吸込みを防止して、流量減少による消化
効率の低下や振動発生等のトラブルをなくすこと
ができる。また、従来のものに比べ、液面の下限
設定を低くしても事故を生ずる虞れがないため、
液面制御が容易となる。
第1図は、この考案の一実施例である撹拌ポン
プの側面図、第2図はケーシングの横断面図、第
3図は従来の撹拌ポンプの説明図である。 図中、11はケーシング、13は軸、14,1
5はインペラ、16は槽、18はドラフトチユー
ブ、19は汚泥導入孔である。
プの側面図、第2図はケーシングの横断面図、第
3図は従来の撹拌ポンプの説明図である。 図中、11はケーシング、13は軸、14,1
5はインペラ、16は槽、18はドラフトチユー
ブ、19は汚泥導入孔である。
Claims (1)
- 正逆回転が可能な上下方向の中心軸線をもつ軸
と、該軸に隔離して設けた2段のインペラと、下
段のインペラを収容する円筒形のケーシングとを
備えた撹拌ポンプであつて、上段インペラは正転
時の正圧面側が凹となる反りを有する翼形羽根を
取り付け、下段インペラは右回りねじのスクリユ
ー羽根を取り付けるとともに、下段インペラより
も上方位置のケーシング側面に汚泥導入孔を設け
たことを特徴とする撹拌ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8981088U JPH059120Y2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8981088U JPH059120Y2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0212499U JPH0212499U (ja) | 1990-01-25 |
JPH059120Y2 true JPH059120Y2 (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=31314346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8981088U Expired - Lifetime JPH059120Y2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059120Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-06 JP JP8981088U patent/JPH059120Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0212499U (ja) | 1990-01-25 |
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