JPH0591189A - テナントビルにおける通信制御処理方式 - Google Patents

テナントビルにおける通信制御処理方式

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JPH0591189A
JPH0591189A JP5473391A JP5473391A JPH0591189A JP H0591189 A JPH0591189 A JP H0591189A JP 5473391 A JP5473391 A JP 5473391A JP 5473391 A JP5473391 A JP 5473391A JP H0591189 A JPH0591189 A JP H0591189A
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JP
Japan
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tenant
communication device
building
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extension number
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Withdrawn
Application number
JP5473391A
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English (en)
Inventor
Kenichi Oshima
健一 大島
Hiroaki Shirai
宏明 白井
Koichi Abe
幸一 阿部
Shigeru Imai
繁 今井
Koichi Maeda
浩一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0591189A publication Critical patent/JPH0591189A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、テナントビルに設置される通信機器
の発着信処理を制御するテナントビルにおける通信制御
処理方式に関し、各テナントが、共用会議室等に設置さ
れる通信機器を自テナント専用として使用できるように
することを目的とする。 【構成】テナントビルの共用スペースに設置される通信
機器にテナント固有の加入者データを割り付けること
で、その通信機器を特定のテナントの特定の内線番号の
通信機器として設定する設定手段と、設定手段により割
り付けられる加入者データの割り付けを解除する解除手
段とを備え、設定手段の設定処理に従って、共用スペー
スに設置される通信機器を特定のテナントの特定の内線
番号の通信機器として機能させるとともに、解除手段の
解除処理に従ってその機能を解除していくように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テナントビルに設置さ
れる通信機器の発着信処理を制御するテナントビルにお
ける通信制御処理方式に関し、特に、各テナントが、共
用会議室等に設置される通信機器を自テナント専用とし
て使用できるようにするテナントビルにおける通信制御
処理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のテナントが入居するテナントビル
においては、会議室等の共用スペースが備えられること
がある。現在、このような共用スペースには公衆電話機
が設置されることはあっても、各テナントへの課金情報
の把握が困難であるという理由により、各テナントの内
線用として機能する電話機は設置されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、公衆電話機しか設置されていないと、会議室を使
用する者は、自テンナトの者と内線でもって電話できな
いとか、自テナントの内線にかかってきた電話を転送し
てもらえないとかいったように極めて不便なことが起こ
る。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、複数のテナントが入居するテナントビルにお
いて、各テナントが、共用会議室等に設置される通信機
器を自テナント専用として使用できるようにする新たな
テナントビルにおける通信制御処理方式の提供を目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は構内交換機、2は公衆回線網で
ある。構内交換機1は、複数のテナントの入居するテナ
ントビルに備えられて、各テナントの備える1つ又は複
数の電話機等の通信機器と、そのテナントビルの共用ス
ペースに備えられる1つ又は複数の電話機等の通信機器
と、公衆回線網2に接続される電話機等の通信機器とを
交換対象として、これらの通信機器間の通信接続処理を
実行する。この構内交換機1に接続される各テナントの
通信機器には、テナント固有の内線番号が割り付けられ
ている。
【0006】3は構内交換機1の備える加入者データ管
理手段であって、各テナントの通信機器の発信処理の実
行のために用いる発信加入者データ4と、各テナントの
通信機器の着信処理の実行のために用いる着信加入者デ
ータ5とを管理するもの、6は構内交換機1の備える交
換手段であって、加入者データ管理手段3の管理する加
入者データに従って、交換対象となっている通信機器間
の通信接続処理を実行するもの、7は構内交換機1の備
える設定手段であって、共用スペースの通信機器に対し
て発信及び着信加入者データ4,5を割り付けること
で、その共用スペースの通信機器を特定のテナントの特
定の内線番号の通信機器として設定するもの、8は構内
交換機1の備える解除手段であって、設定手段7の実行
した設定処理を解除して共用スペースの通信機器を共用
状態に戻すものである。
【0007】9は共用スペースに備えられる入室カード
リーダであって、テナントの保有するカードが挿入され
るときに、共用スペースへの入室を許可するとともに、
設定手段7に対して設定処理の実行を指示するもの、1
0は共用スペースに備えられる退室カードリーダであっ
て、テナントの保有するカードが挿入されるときに、共
用スペースからの退室を許可するとともに、解除手段8
に対して解除処理の実行を指示するもの、11は入力手
段であって、テナントの保有するカードに記録されるべ
き番号の一部又は全部をカードに記録しない構成を採る
ときに、それらの番号を設定手段7及び解除手段8に通
知するものである。
【0008】
【作用】本発明では、共用スペースの通信機器から、テ
ナント識別番号及びテナント内線番号を指定してその通
信機器のテナント使用要求があると、設定手段7は、そ
のテナント識別番号及びテナント内線番号の指す加入者
データ管理手段3の加入者データを、共用スペースの通
信機器の加入者データとして設定するとともに、その加
入者データを用いる本来の通信機器によるその加入者デ
ータの使用禁止を設定する。この設定手段7の設定処理
に従って、共用スペースの通信機器は、指定された特定
のテナントの特定の内線番号の通信機器として機能す
る。
【0009】このようにして、共用スペースの通信機器
が特定のテナントの特定の内線番号の通信機器として機
能しているときに、共用スペースの通信機器から、テナ
ント識別番号及びテナント内線番号を指定してその通信
機器のテナント使用解除要求があると、解除手段8は、
その通信機器の使用している加入者データを、指定され
たテナント識別番号及びテナント内線番号の指す通信機
器の使用する加入者データへと戻していく。この解除手
段8の解除処理に従って、共用スペースの通信機器は共
用状態へと復帰するとともに、共用スペースの通信機器
に内線番号を貸し与えていた本来の通信機器は定常状態
へと復帰する。
【0010】このように、本発明を用いることで、共用
スペースの通信機器を、ある時間帯ではAテナントの内
線番号“2000”の通信機器として機能させ、別の時
間帯ではZテナントの内線番号“3000”の通信機器
として機能させるといったことが可能になる。これによ
り、共用スペースにいるテナントの入居者は、自分のデ
ィスクにいるのと同じ通信サービスを受けることが可能
になるのである。
【0011】このとき、共用スペースの通信機器に割り
付ける内線番号として、各テナントで定常的に用いられ
ていない専用の内線番号を割り付ける構成を採ることも
可能である。この構成を採るときには、各テナント毎に
用意されて、専用の内線番号を規定するそれ専用の加入
者データを予め加入者データ管理手段3に格納しておく
構成を採り、かつ、共用スペースの通信機器から設定手
段7に対してテナント識別番号のみを指定させるととも
に、解除手段8に対して使用解除要求指示のみを指定
(テナント識別番号を含ませてもよい)させる構成を採
る。そして、設定手段7は、共用スペースの通信機器か
らテナント識別番号を指定してその通信機器のテナント
使用要求があると、そのテナント識別番号の指す加入者
データを共用スペースの通信機器の加入者データとして
設定することで、その通信機器をテナント専用の内線番
号を持つ通信機器として設定し、一方、解除手段8は、
共用スペースの通信機器からその通信機器のテナント使
用解除要求があると、その通信機器の使用している加入
者データの使用を解除していく処理を実行する。
【0012】このように、本発明を用いることで、共用
スペースの通信機器を、ある時間帯ではAテナントの共
用スペース専用の内線番号“2003”の通信機器とし
て機能させ、別の時間帯ではZテナントの共用スペース
専用の内線番号“3003”の通信機器として機能させ
るといったことが可能になる。これにより、テナント側
のディスクにいるテナントの入居者は、共用スペースの
通信機器の内線番号を常時把握できることから、共用ス
ペースにいる自テナントの者へ簡単に通信処理を実行で
きるようになるのである。
【0013】更に、本発明では、入室カードリーダ9に
挿入されるカードに従って共用スペースの使用要求があ
ると、設定手段7は、カードの記録するテナント識別番
号及びテナント内線番号の指す加入者データ管理手段3
の加入者データを、共用スペースの通信機器の加入者デ
ータとして設定するとともに、その加入者データを用い
る本来の通信機器によるその加入者データの使用禁止を
設定する。この設定手段7の設定処理に従って、共用ス
ペースの通信機器は、指定された特定のテナントの特定
の内線番号の通信機器として機能することになる。
【0014】このようにして、共用スペースの通信機器
が特定のテナントの特定の内線番号の通信機器として機
能しているときに、退室カードリーダ10に挿入される
カードに従って共用スペースの使用解除要求があると、
解除手段8は、共用スペースの通信機器の使用している
加入者データを、カードの記録するテナント識別番号及
びテナント内線番号の指す通信機器の使用する加入者デ
ータへと戻していく。この解除手段8の解除処理に従っ
て、共用スペースの通信機器は共用状態へと復帰すると
ともに、共用スペースの通信機器に内線番号を貸し与え
ていた本来の通信機器は定常状態へと復帰する。
【0015】このように、本発明を用いることで、共用
スペースへの入退室を許可するカード挿入と連携させ
て、共用スペースの通信機器を、ある時間帯ではAテナ
ントの内線番号“2000”の通信機器として機能さ
せ、別の時間帯ではZテナントの内線番号“3000”
の通信機器として機能させるといったことが可能にな
る。これにより、共用スペースにいるテナントの入居者
は、自分のディスクにいるのと同じ通信サービスを受け
ることが可能になるのである。
【0016】このとき、共用スペースの通信機器に割り
付ける内線番号として、各テナントで定常的に用いられ
ていない専用の内線番号を割り付ける構成を採ることも
可能である。この構成を採るときには、各テナント毎に
用意されて、専用の内線番号を規定するそれ専用の加入
者データを予め加入者データ管理手段3に格納しておく
構成を採り、かつ、カードから設定手段7に対してテナ
ント識別番号のみを指定させるとともに、解除手段8に
対して使用解除要求指示のみを指定(テナント識別番号
を含ませてもよい)させる構成を採る。そして、設定手
段7は、カードからテナント識別番号を指定して共用ス
ペースの通信機器のテナント使用要求があると、そのテ
ナント識別番号の指す加入者データを共用スペースの通
信機器の加入者データとして設定することで、その通信
機器をテナント専用の内線番号を持つ通信機器として設
定し、一方、解除手段8は、カードから共用スペースの
通信機器のテナント使用解除要求があると、その通信機
器の使用している加入者データの使用を解除していく処
理を実行する。
【0017】このように、本発明を用いることで、共用
スペースへの入退室を許可するカード挿入と連携させ
て、共用スペースの通信機器を、ある時間帯ではAテナ
ントの共用スペース専用の内線番号“2003”の通信
機器として機能させ、別の時間帯ではZテナントの共用
スペース専用の内線番号“3003”の通信機器として
機能させるといったことが可能になる。これにより、テ
ナント側のディスクにいるテナントの入居者は、共用ス
ペースの通信機器の内線番号を常時把握できることか
ら、共用スペースにいる自テナントの者へ簡単に通信処
理を実行できるようになるのである。
【0018】以上に説明した処理構成にあって、共用ス
ペースの通信機器に対して各テナントで定常的に使用す
る内線番号を割り付ける処理構成を採る場合には、解除
手段8は、共用スペースの通信機器の使用している加入
者データを本来の通信機器に戻していくために、戻し先
となるテナント識別番号及びテナント内線番号の指定を
要求することになる。このような指定の要求を避けるた
めに、解除手段8は、設定手段7の要求したテナント識
別番号及びテナント内線番号を記録する構成を採って、
テナント使用解除要求があるときに、共用スペースの通
信機器の使用している加入者データを、この記録データ
の指す通信機器のものへと戻していくように構成するこ
とが好ましい。
【0019】また、以上に説明した処理構成にあって、
解除手段8が何の指定を要求することなく、自分自身で
共用スペースの通信機器の使用している加入者データを
本来の通信機器に戻していける構成を採る場合には、解
除手段8は、解除処理の指示がない状態であっても、設
定手段7が次の設定処理に入るときには、前に共用スペ
ースを使用した者の操作忘れであることに対応させて、
設定手段7の実行する今回の設定処理に先立って、今ま
で設定されていた加入者データを本来の通信機器に戻し
ていくように構成することが好ましい。
【0020】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図2に、本発明を実現するためにテナントビルで備
えることになる構内交換機のシステム構成を図示する。
図中、20は交換シェルフ、21は交換シェルフ20の
備える加入者回路装置、22は交換シェルフ20の備え
るラインプロセッサ、23は交換シェルフ20の備える
マルチプレクサ/デマルチプレクサ、24は交換ネット
ワーク、25はシステム全体を制御する中央制御装置、
26は加入者情報等を展開するメインメモリ、27は補
助記憶装置を構成するファイルメモリ、28はファイル
メモリ27を制御するファイルメモリ制御装置、29は
ホストシステム等との間のデータ通信を制御するデータ
通信制御装置、30は運用処理を制御する運用制御装
置、31は後述するシステム監視制御装置33の備える
ランプの点灯制御等を実行する信号分配装置、32は構
成機器の障害情報を監視する走査装置、33は運用情報
を管理するシステム監視制御装置である。
【0021】図3に示すように、この構内交換機には、
テナントビルに入居する複数のテナントの持つ1つ又は
複数の電話機やファクシミリ等の通信機器と、テナント
ビルの共用の会議室に備えられる1つ又は複数の電話機
やファクシミリ等の通信機器と、公衆回線網に接続され
る電話機等の通信機器とが交換対象の通信機器として接
続されることになる。この図3では、一例として、A,
B,Cという3つのテナントがテナントビルに入居し
て、Aテナントが内線“2000”と“2001”という2台の
電話機を持ち、Bテナントが内線“2000”ないし“200
4”という5台の電話機を持ち、Cテナントが内線“300
0”ないし“3002”という3台の電話機を持つととも
に、共用会議室に1台の電話機が備えられることを想定
している。
【0022】図4に、本発明の構内交換機が実行する交
換処理の状態遷移図の一実施例を図示する。次に、この
状態遷移図に従って本発明について詳細に説明する。こ
こで、図中の“○”は、テナントビル内の電話機が発着
信可能な状態にあることを表し、“×”は、テナントビ
ル内の電話機が発着信不可能な状態にあることを表し、
“△”は、テナントビル内の共用会議室の電話機がテナ
ント専用の電話機に登録可能な状態にあることを表して
いる。
【0023】共用会議室が使用されていないときには、
通常、ステップ1で示すように、テナント内の電話機は
発着信可能な状態にあるとともに、共用会議室の電話機
はテナント専用の電話機に登録可能な状態にある。この
状態にあるときに、テナントの入居者から電話機が発信
されると、構内交換機は、ステップ2で、その発信分析
を実行する。この分析処理により、発信可能な状態にあ
る電話機からの発信処理である場合には、続くステップ
3で、そのままその発信処理を実行することでテナント
の専用の電話機として動作させる。
【0024】一方、ステップ2の発信分析により、発信
が共用会議室の電話機からの登録/解除依頼である場合
には、ステップ4で、この依頼が、共用状態にある共用
会議室(以下、特殊テナントと称することがあり、これ
とは反対に、特定のテナントが共用会議室の電話機を内
線として占有している状態にあるときを非特殊テナント
と称することがある)の電話機からの登録依頼であるか
否かを判断する。この判断により、特殊テナントからの
登録依頼であると判断するときには、ステップ5に進ん
で、発信されてきたものが登録用特番であるか否かを判
断し、登録用特番以外のものが発信されてきたことを判
断すると、ステップ8に進んで、登録失敗を表示すべく
共用会議室の電話機にNG音を発生し、ステップ1と同
様の状態を維持する。
【0025】ここで、構内交換機は、この登録用特番
に、登録者の自テナント識別番号と、登録者のテナント
内線番号とを合わせて入力するように要求する構成を採
るので、登録者は、登録用特番の入力時に、自テナント
識別番号及び自テナント内線番号を合わせて入力してい
くことになる。なお、共用会議室に備えられる電話機
が、現在普及しつつあるカード付電話機である場合に
は、これらの入力番号情報の一部又は全部をこのカード
に記録させる構成を採って、この記録データに従ってこ
れらの入力番号情報を入力していく構成を採ることも可
能である。
【0026】一方、ステップ5の判断で、登録用特番が
発信されてきたことを判断すると、構内交換機は、ステ
ップ6に進んで、登録用特番と、登録用特番に対応付け
て入力されてくるテナント識別番号及びテナント内線番
号の正常性のチェックを実行する。そして、正常性が確
認されないと、ステップ8に進んで、登録失敗を表示す
べく共用会議室の電話機にNG音を発生し、ステップ1
と同様の状態を維持する。これとは反対に、正常性が確
認されると、ステップ7に進んで、共用会議室の電話機
をテナント専用の電話機に登録するための登録専用処理
を実行する。すなわち、図5に例示するように、共用会
議室の電話機の発信加入者データとして、登録用特番に
対応付けて入力されてくるテナント識別番号及びテナン
ト内線番号の指定する発信加入者データを用いるように
設定するとともに、そのテナント識別番号及びテナント
内線番号の指定する電話機が発信不可になるように設定
する。更に、図6に例示するように、そのテナント識別
番号及びテナント内線番号の指定する電話機への着信が
あるときに、共用会議室の電話機への着信となるように
するために、そのテナント識別番号及びテナント内線番
号の指定する着信加入者データ中に記述される着信先の
収容位置情報を、そのテナント識別番号及びテナント内
線番号の指定する電話機の収容位置から共用会議室の電
話機の収容位置へと書き替える処理を実行するのであ
る。
【0027】このステップ7の登録専用処理を終了する
と、構内交換機は、ステップ9に進んで、共用会議室の
電話機がテナント専用の電話機に登録されたことを表示
すべく、共用会議室の電話機に確認音を発生して登録専
用処理を終了する。これにより、ステップ9及びステッ
プ10で示すように、共用会議室の電話機は、特殊テナ
ントでなく特定のテナントの特定の内線番号の電話機と
して発着信可能な状態に入るとともに、この共用会議室
の電話機に内線番号を貸し与えたテナントの電話機は、
発着信不可能な状態に入ることになる。
【0028】このステップ10の状態にあるときに、テ
ナントの入居者から電話機が発信されると、構内交換機
は、ステップ2で、その発信分析を実行する。この分析
処理により、発信可能な状態にある電話機からの発信処
理である場合には、続くステップ3で、発信処理を実行
することでテナントの専用の電話機として動作させる。
このとき、発信が共用会議室の電話機からの登録/解除
依頼である場合には、ステップ4で、この依頼が、特殊
テナントからの登録/解除依頼であるか否かを判断す
る。ステップ10を経由してくる場合には、共用会議室
は非特殊テナントとなっているので、このステップ4で
は、非特殊テナントからの登録/解除依頼であることが
判断される。このように判断されると、ステップ11に
進んで、数字分析を行って、発信されてきたものが登録
用特番であるのか、登録解除用特番であるのかを判断
し、登録用特番である場合には、ステップ6で正常性チ
ェックを行ってから、ステップ7に進んで、上述の登録
専用処理を実行する。なお、このステップ11を経由し
てステップ6を進むルートを通るのは、具体的には、前
会議室使用のテナントが解除操作をしなかった場合で、
次の使用テナントがその状態で登録操作を実行した場合
である。このような場合に対処するためには、先の登録
処理のテナント識別番号及びテナント内線番号を記録す
る構成を採って、ステップ7での登録専用処理に先立っ
て、後述するステップ13で実行する登録解除専用処理
を実行していくことになる。
【0029】ここで、構内交換機は、この登録解除用特
番に、共通会議室の電話機をテナント専用とする登録処
理に用いたテナント識別番号及びテナント内線番号を合
わせて入力するように要求する構成を採るので、登録者
は、登録解除用特番の入力時に、この登録処理に用いた
自テナント識別番号及び自テナント内線番号を合わせて
入力していくことになる。なお、共用会議室に備えられ
る電話機が、現在普及しつつあるカード付電話機である
場合には、これらの入力番号情報の一部又は全部をこの
カードに記録させる構成を採って、この記録データに従
ってこれらの入力番号情報を入力していく構成を採るこ
とも可能である。
【0030】一方、ステップ11の判断で、登録解除用
特番が発信されてきたことを判断すると、構内交換機
は、ステップ12に進んで、登録解除用特番と、登録解
除用特番に対応付けて入力されてくるテナント識別番号
及びテナント内線番号の正常性のチェックを実行する。
そして、正常性が確認されないと、ステップ14に進ん
で、登録解除失敗を表示すべく共用会議室の電話機にN
G音を発生し、ステップ10と同様の状態を維持する。
これとは反対に、正常性が確認されると、ステップ13
に進んで、共用会議室の電話機を元の特殊テナントの電
話機にするための登録解除専用処理を実行する。すなわ
ち、共用会議室の電話機で用いていた発信加入者データ
を、登録解除用特番に対応付けて入力されてくるテナン
ト識別番号及びテナント内線番号の指定する電話機であ
る元の電話機のものに戻すように設定するとともに、そ
のテナント識別番号及びテナント内線番号の指定する電
話機がその加入者データを使えるように設定する。更
に、共用会議室の電話機で用いていた着信加入者データ
中に記述される着信先の収容位置についても、そのテナ
ント識別番号及びテナント内線番号の指定する電話機で
ある元の電話機の収容位置へと書き替える処理を実行す
るのである。
【0031】このステップ13の登録解除専用処理を終
了すると、構内交換機は、ステップ15に進んで、共用
会議室の電話機がテナント専用の電話機から解除された
ことを表示すべく、共用会議室の電話機に確認音を発生
して登録解除専用処理を終了する。これにより、ステッ
プ15及びステップ1で示すように、共用会議室の電話
機に内線番号を貸し与えていたテナントの電話機は、元
の発着信可能な状態に戻るとともに、共用会議室の電話
機は、元のテナント専用の電話機に登録可能な状態に戻
ることになる。
【0032】このように、本発明では、共用会議室の電
話機を、ある時間帯ではあるテナントのある内線番号の
電話機として機能させ、別の時間帯では別のテナントの
別の内線番号の電話機として機能させることが可能にな
るのである。これにより、共用会議室にいるテナントの
入居者は、自分のディスクにいるのと同じ通信サービス
を受けることが可能になるのである。
【0033】以上に説明した実施例では、共用会議室の
電話機からの操作によって、テナントビルの共用会議室
の電話機を特定のテナントの特定の内線番号の電話機と
して機能させていくものを開示した。最近では、社内秘
密を保持するために、テナントビルの入居者に自テナン
トの部屋への入室を許可するカードを保有させて、この
カードに従って部屋への入室を許可するカードシステム
を採用することが多くなっている。
【0034】図7に、このようなカードシステムと連携
する構成を採る本発明の実施例を図示する。図中、図2
で説明したものと同じものについては同一の記号で示し
てある。40はテナントビル、41は図2にシステム構
成を図示した構内交換機、42はカードシステム、43
-iは各テナント部屋への入室を許可するか否かを決定す
るテナント部屋用カードリーダ、44-iはテナント部屋
用カードリーダ43-iの指示に従ってテナント部屋のロ
ック装置を制御するテナント部屋用錠制御部、45は共
用会議室への入室を許可するか否かを決定する共用会議
室用入室カードリーダ、46は共用会議室用入室カード
リーダ45の指示に従って共用会議室のロック装置を制
御する共用会議室用入室錠制御部、47は共用会議室か
らの退室を許可するか否かを決定する共用会議室用退室
カードリーダ、48は共用会議室用退室カードリーダ4
7の指示に従って共用会議室のロック装置を制御する共
用会議室用退室錠制御部である。
【0035】この共用会議室用入室カードリーダ45及
び共用会議室用退室カードリーダ47に挿入されるカー
ドには、持参者の所属するテナントのテナント識別番号
と、持参者の利用している電話機のテナント内線番号と
が記録される構成が採られることになる。
【0036】カードシステム42は、従来のカードシス
テムと同様に、CPUと、メインメモリ(MM)と、ハ
ードディスク(HD)と、CRTと、キーボード(K
B)と、カードリーダ43-i, 45,47とのインタフ
ェース処理を実行するインタフェース回路(CI/F)
と、構内交換機とのインタフェース処理を実行するイン
タフェース回路(PI/F)とを備える構成を採る。
【0037】図8に、この図7の実施例の実行する処理
の一実施例を図示する。次に、この処理例に従って本発
明について詳細に説明する。ここで、図中の「カードリ
ーダ」は、共用会議室用入室カードリーダ45及び共用
会議室用退室カードリーダ47を表し、「錠制御部」
は、共用会議室用入室錠制御部46及び共用会議室用退
室錠制御部48を表している。
【0038】テナントの入居者は、共用会議室を利用す
る場合、テナントビルの管理者に対して、使用する時間
帯を指定して共用会議室の予約を依頼する。この依頼を
受け取ると、テナントビルの管理者は、キーボードを操
作して、共用会議室を使用するテナント名とその使用時
間帯とをカードシステム42に入力し、この入力情報を
受け取ると、カードシステム42は、共用会議室の使用
が重複しないか否かを検索して、重複しない場合には、
その予約を受け付けて入力されてきた予約情報をメイン
メモリに展開する。
【0039】共用会議室の使用を予約したテナントの入
居者は、予約時間になると、共用会議室に出向いて、図
8に示すように、持参したカードを共用会議室用入室カ
ードリーダ45に挿入する。このカード挿入があると、
カードシステム42は、図8に示すように、カードの記
録データを読み込み、カードを挿入した者の所属するテ
ナント名を特定する。そして、メインメモリに展開して
ある予約情報との突き合わせを行って、予約をした者が
カード挿入をしてきたのかをチェックする。このチェッ
ク処理により、予約をした者が共用会議室用入室カード
リーダ45にカードを挿入したことを確認すると、カー
ドシステム42は、図8に示すように、共用会議室用入
室錠制御部46に対して解錠依頼を発行することで、カ
ードを挿入した者の共用会議室への入室を許可するとと
もに、構内交換機41に対して共用会議室の電話機の一
時移動依頼を発行することで、共用会議室の電話機をカ
ードに記録されるテナントのテナント内線番号の電話機
として機能させる依頼を発行する。
【0040】この一時移動依頼を受け取ると、構内交換
機41は、図4の状態遷移図のステップ7で実行した登
録専用処理を実行することで、共用会議室の電話機を共
用会議室を利用するテナント専用の電話機に設定する。
すなわち、上述したように、共用会議室の電話機の発信
加入者データとして、カードに記録されるテナント識別
番号及びテナント内線番号の指定する発信加入者データ
を用いるように設定するとともに、そのテナント識別番
号及びテナント内線番号の指定する電話機がその発信加
入者データを使わないように設定し、更に、そのテナン
ト識別番号及びテナント内線番号の指定する電話機への
着信があるときに、共用会議室の電話機への着信となる
ようにするために、そのテナント識別番号及びテナント
内線番号の指定する着信加入者データ中に記述される着
信先の収容位置を、そのテナント識別番号及びテナント
内線番号の指定する電話機の収容位置から共用会議室の
電話機の収容位置へと書き替える処理を実行する。
【0041】このようにして、共用会議室の電話機をあ
たかも自ディスク上の電話機として利用して会議を行っ
て退室する段になると、共用会議室の使用者は、図8に
示すように、持参したカードを共用会議室用退室カード
リーダ47に挿入する。このカード挿入があると、カー
ドシステム42は、図8に示すように、カードの記録デ
ータを読み込み、正常退室であるかの分析を行って、正
常退室であることを確認すると、図8に示すように、共
用会議室用退室錠制御部48に対して解錠依頼を発行す
ることで、カードを挿入した者の共用会議室からの退室
を許可するとともに、構内交換機41に対して共用会議
室の電話機の一時移動解除依頼を発行することで、共用
会議室の電話機を元の状態に戻す依頼を発行する。
【0042】この一時移動解除依頼を受け取ると、構内
交換機41は、図4の状態遷移図のステップ13で実行
した登録解除専用処理を実行することで、共用会議室の
電話機を元の状態に解除するための登録解除専用処理を
実行する。すなわち、上述したように、共用会議室の電
話機で用いていた発信加入者データを、カードの記録す
るテナント識別番号及びテナント内線番号の指定する電
話機である元の電話機のものに戻すように設定するとと
もに、そのテナント識別番号及びテナント内線番号の指
定する電話機がその加入者データを使えるように設定
し、更に、共用会議室の電話機で用いていた着信加入者
データ中に記述される着信先の収容位置についても、そ
のテナント識別番号及びテナント内線番号の指定する電
話機である元の電話機の収容位置へと書き替える処理を
実行する。
【0043】このように、本発明では、共用スペースへ
の入退室を許可するカード挿入と連携させて、共用会議
室の電話機を、ある時間帯ではあるテナントのある内線
番号の電話機として機能させ、別の時間帯では別のテナ
ントの別の内線番号の電話機として機能させることが可
能になるのである。これにより、共用会議室にいるテナ
ントの入居者は、自分のディスクにいるのと同じ通信サ
ービスを受けることが可能になるのである。
【0044】図示実施例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、実施例では、
共用会議室の電話機に対して定常的に用いられている専
用の内線番号を割り付ける構成でもって開示したが、定
常的に用いられていない共用会議室専用の内線番号をテ
ンナト毎に割り付ける構成を採ることも可能である。こ
の構成を採ると、テナント側のディスクにいるテナント
の入居者は、会議室の電話機の内線番号を簡単に把握で
きるので、共用会議室にいる自テナントの者へ簡単に電
話連絡をとることができるようになる。
【0045】また、実施例では、共用会議室の電話機の
使用している加入者データを本来の電話機に戻していく
ために、戻し先となるテナント識別番号及びテナント内
線番号の指定を要求するもので開示したが、この戻し先
となるテナント識別番号及びテナント内線番号を登録段
階の指定の際に記憶する構成を採って対応していくこと
も可能である。この構成を採ると、再度指定しなくても
済むことになるので、利用者の操作性が簡単になるとと
もに指定ミスをなくすことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テナントビルに入居する各テナントが、テナントビルの
共用会議室等に設置される通信機器を自テナント専用と
して使用できるようになり、共用会議室にいるテナント
の入居者は、自分のディスクにいるのと同じ通信サービ
スを受けることが可能になる。そして、カードシステム
と連携することで、このサービスを極めて簡単な操作性
でもって実現できるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実現のために備える構内交換機のシス
テム構成図である。
【図3】構内交換機に接続される通信機器の説明図であ
る。
【図4】本発明が実行する処理の状態遷移図の一実施例
である。
【図5】登録専用処理の説明図である。
【図6】登録専用処理の説明図である。
【図7】本発明の一実施例である。
【図8】図7の実施例の処理の一実施例である。
【符号の説明】
1 構内交換機 2 公衆回線網 3 加入者データ管理手段 4 発信加入者データ 5 着信加入者データ 6 交換手段 7 設定手段 8 解除手段 9 入室カードリーダ 10 退室カードリーダ 11 入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 繁 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 前田 浩一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テナントビルに設置される通信機器の発
    着信処理を制御するテナントビルにおける通信制御処理
    方式において、 テナントビルの共用スペースに設置される通信機器にテ
    ナント固有の加入者データを割り付けることで、該通信
    機器を特定のテナントの特定の内線番号の通信機器とし
    て設定する設定手段(7) と、 上記設定手段(7) により割り付けられる加入者データの
    割り付けを解除する解除手段(8) とを備え、 上記設定手段(7) の設定処理に従って、上記共用スペー
    スに設置される通信機器を特定のテナントの特定の内線
    番号の通信機器として機能させるとともに、上記解除手
    段(8) の解除処理に従って該機能を解除していくよう処
    理することを、 特徴とするテナントビルにおける通信制御処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテナントビルにおける通
    信制御処理方式において、 解除手段(8) は、解除処理の指示がない状態のときに、
    設定手段(7) が次の設定処理に入るときには、該設定手
    段(7) が前回設定した機能を今回の設定処理に先立って
    解除していくよう処理することを、 特徴とするテナントビルにおける通信制御処理方式。
  3. 【請求項3】 テナントビルに設置される通信機器の発
    着信処理を制御するテナントビルにおける通信制御処理
    方式において、 テナントビルの共用スペースに設置される通信機器か
    ら、テナント識別番号及びテナント内線番号を指定して
    該通信機器のテナント使用要求があるときに、該2つの
    番号の指す通信機器の使用する加入者データを該共用ス
    ペースの通信機器のものとして設定するとともに、該2
    つの番号の指す通信機器による該加入者データの使用禁
    止を設定する設定手段(7) と、 上記共用スペースに設置される通信機器から、テナント
    識別番号及びテナント内線番号を指定して該通信機器の
    テナント使用解除要求があるときに、該通信機器の使用
    している加入者データを該2つの番号の指す通信機器の
    ものへと戻す解除手段(8) とを備え、 上記設定手段(7) の設定処理に従って、上記共用スペー
    スに設置される通信機器を特定のテナントの特定の内線
    番号の通信機器として機能させるとともに、上記解除手
    段(8) の解除処理に従って該機能を解除していくよう処
    理することを、 特徴とするテナントビルにおける通信制御処理方式。
  4. 【請求項4】 テナントビルに設置される通信機器の発
    着信処理を制御するテナントビルにおける通信制御処理
    方式において、 テナントビルの共用スペースに設置される通信機器か
    ら、テナント識別番号を指定して該通信機器のテナント
    使用要求があるときに、該テナント識別番号の指定する
    テナントの専用の加入者データであって、専用のテナン
    ト内線番号を規定する加入者データを該共用スペースの
    通信機器のものとして設定する設定手段(7) と、 上記共用スペースに設置される通信機器から、該通信機
    器のテナント使用解除要求があるときに、該通信機器の
    使用している加入者データの使用を解除する解除手段
    (8) とを備え、 上記設定手段(7) の設定処理に従って、上記共用スペー
    スに設置される通信機器を特定のテナントの特定の内線
    番号の通信機器として機能させるとともに、上記解除手
    段(8) の解除処理に従って該機能を解除していくよう処
    理することを、特徴とするテナントビルにおける通信制
    御処理方式。
  5. 【請求項5】 テナントビルに設置される通信機器の発
    着信処理を制御するテナントビルにおける通信制御処理
    方式において、 カード入力に従って、テナントビルの共用スペースの使
    用要求があるときに、該カードの記録するテナント識別
    番号及びテナント内線番号の指す通信機器の使用する加
    入者データを、該共用スペースに設置される通信機器の
    ものとして設定するとともに、該2つの番号の指す通信
    機器による該加入者データの使用禁止を設定する設定手
    段(7) と、 カード入力に従って、上記共用スペースの使用解除要求
    があるときに、上記共用スペースに設置される通信機器
    の使用している加入者データを、該カードの記録するテ
    ナント識別番号及びテナント内線番号の指す通信機器の
    ものへと戻す解除手段(8) とを備え、 上記設定手段(7) の設定処理に従って、上記共用スペー
    スに設置される通信機器を特定のテナントの特定の内線
    番号の通信機器として機能させるとともに、上記解除手
    段(8) の解除処理に従って該機能を解除していくよう処
    理することを、 特徴とするテナントビルにおける通信制御処理方式。
  6. 【請求項6】 テナントビルに設置される通信機器の発
    着信処理を制御するテナントビルにおける通信制御処理
    方式において、 カード入力に従って、テナントビルの共用スペースの使
    用要求があるときに、該カードの記録するテナント識別
    番号の指定するテナントの専用の加入者データであっ
    て、専用のテナント内線番号を規定する加入者データを
    該共用スペースに設置される通信機器のものとして設定
    する設定手段(7) と、 カード入力に従って、上記共用スペースの使用解除要求
    があるときに、上記共用スペースに設置される通信機器
    の使用している加入者データの使用を解除する解除手段
    (8) とを備え、 上記設定手段(7) の設定処理に従って、上記共用スペー
    スに設置される通信機器を特定のテナントの特定の内線
    番号の通信機器として機能させるとともに、上記解除手
    段(8) の解除処理に従って該機能を解除していくよう処
    理することを、 特徴とするテナントビルにおける通信制御処理方式。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載のテナントビルにお
    ける通信制御処理方式において、 番号を入力する入力手段(11)を備えて、カードに記録す
    る番号の一部又は全部をカードに記録する構成を採らず
    に、該入力手段(11)に従って設定手段(7) と解除手段
    (8) に通知していくよう処理することを、 特徴とするテナントビルにおける通信制御処理方式。
  8. 【請求項8】 請求項3又は5記載のテナントビルにお
    ける通信制御処理方式において、 解除手段(8) は、設定手段(7) の要求したテナント識別
    番号及びテナント内線番号を記録する構成を採り、か
    つ、テナント識別番号及びテナント内線番号の指定を要
    求することなく、共用スペースに設置される通信機器の
    使用解除要求や共用スペースの使用解除要求を受け付け
    る構成を採って、該使用解除要求があるときには、該通
    信機器の使用している加入者データを該記録データの指
    す通信機器のものへと戻していくよう処理することを、 特徴とするテナントビルにおける通信制御処理方式。
JP5473391A 1991-03-19 1991-03-19 テナントビルにおける通信制御処理方式 Withdrawn JPH0591189A (ja)

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