JPH0591113U - L型端末引抜き工具 - Google Patents

L型端末引抜き工具

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JPH0591113U
JPH0591113U JP3356392U JP3356392U JPH0591113U JP H0591113 U JPH0591113 U JP H0591113U JP 3356392 U JP3356392 U JP 3356392U JP 3356392 U JP3356392 U JP 3356392U JP H0591113 U JPH0591113 U JP H0591113U
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shaped terminal
terminal
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rotary
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光章 柏本
好秋 阿部
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】L型端末を容易に引き抜けるL型端末引抜き工
具を提供する。 【構成】引抜くべきL型端末1を嵌合するL型端末嵌合
部23を有するボデイ24を設ける。ボデイ24の先端
には、L型端末1が接続されている機器に当接する当接
部26を設ける。ボデイ24には、回転は不能であるが
前後動は可能に回転運動・直線運動変換具27を支持さ
せる。回転運動・直線運動変換具27には、L型端末1
のフック係止部17に係止させるフック32を連結支持
させる。ボデイ24には、先端のネジ部35bを回転運
動・直線運動変換具27におけるクレビス30のネジ孔
31に螺合し且つ中間部をボデイ24に回転は可能であ
るが前後動は不能に支持させて回転軸35を設ける。ボ
デイ24の外に突出した回転軸35の基端には、回転用
ハンドル38を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気機器である例えば地上変圧器に接続してあるロードブレークエ ルボと呼ばれるL型端末を該地上変圧器から引抜くのに好適なL型端末引抜き工 具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、L型端末1の構造の一例を示したものである。該L型端末1に接続さ れているケーブル2は、その末端において段剥ぎされてケーブルシース3の中か らケーブル遮蔽層4,ケーブル絶縁層5,ケーブル導体6が順次露出されている 。露出されたケーブル遮蔽層4には、エンドシールアダプタ7を介して接地線8 が接続されている。露出されたケーブル絶縁層5には、スペーサ9が嵌合されて いる。露出されたケーブル導体6には、圧縮端子10が圧縮接続されている。圧 縮端子10の先端には、L型をなすように直交する向きでピンコンタクト11が 螺着されている。L型を成すように組立てられているこれらスペーサ9の先端部 ,圧縮端子10,ピンコンタクト11の基部に跨がって内部導電層12がL型状 に設けられている。スペーサ9の基部側,内部導電層12,ピンコンタクト11 の先端部に跨がってL型状に絶縁層13が設けられ、その外周には外部導電層1 4がL型状に設けられている。該外部導電層14も接地線15とボルト型コネク タ16を介して接地線8に接続されている。ピンコンタクト11の後側に位置さ せて外部導電層14には、フック係止部17がループ状をなすように設けられて いる。このフック係止部17に隣接させ且つ外部導電層14から切離して検電端 子18が設けられている。この検電端子18の先端部を覆うようにして検電カバ ー19が設けられている。
【0003】 図6は、上述したようなL型端末1を引き抜くのに用いた従来のL型端末引抜 き工具20の例を示したものである。即ち、従来のL型端末引抜き工具20は、 取手21の先端にフック22を取付けた構造になっている。
【0004】 従来は、このようなL型端末引抜き工具20のフック22を、L型端末1のフ ック係止部17に引っ掛け、取手21を握って引張ることにより該L型端末1の 引き抜きを行っていた。抜けない場合には、2〜3人がかりで該L型端末1の引 き抜きを行っていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のL型端末引抜き工具20を用いたL型端末1 の引き抜きでは、腕力にまかせて引張らなければならないため、L型端末1が抜 けた時には、作業者が後に倒れてしまい易い問題点があった。
【0006】 このような引き抜き作業の関係でL型端末1の取付け箇所に隣接して、大きな 作業スペースを必要とする問題点があった。
【0007】 本考案の目的は、L型端末を容易に引き抜くことができるL型端末引抜き工具 を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本考案の構成を説明すると、本考案に係るL型端末引抜 き工具は、引抜くべきL型端末を嵌合するL型端末嵌合部を有するボデイを備え 、前記ボデイの先端には前記L型端末が接続されている機器に当接する当接部が 設けられ、前記ボデイには回転は不能であるが前後動は可能に回転運動・直線運 動変換具が支持され、前記回転運動・直線運動変換具には前記L型端末のフック 係止部に係止させるフックが連結支持され、前記ボデイには先端のネジ部が前記 回転運動・直線運動変換具に螺合され且つ中間部が該ボデイに回転は可能である が前後動は不能に支持された回転軸が設けられ、前記ボデイの外に突出した前記 回転軸の基端には回転用ハンドルが設けられていることを特徴とする。
【0009】
【作用】 このようなL型端末引抜き工具は、ボデイのL型端末嵌合部をL型端末に嵌合 し、該L型端末のフック係止部にフックを係止する。かかる状態で、回転用ハン ドルをある方向に回すと、その回転力が回転運動・直線運動変換具で後退方向の 直線運動に変換され、これによりフックを介してL型端末が引かれ、該L型端末 が地上変圧器等の電気機器から引き抜かれる。
【0010】 従って、本考案に係るL型端末引抜き工具によれば、単に回転用ハンドルを回 す操作だけでL型端末を容易に引き抜くことができる。このため本考案によれば 、L型端末の取付け箇所に隣接して、大きな作業スペースを必要としない利点が ある。
【0011】
【実施例】
図1〜図4は、本考案に係るL型端末引抜き工具20の一実施例を示したもの である。本実施例のL型端末引抜き工具20は、前述した如き引抜くべきL型端 末1を嵌合するL型端末嵌合部23を有する筒状のボデイ24を備えている。該 ボデイ24の下面には、L型端末嵌合部23にL型端末1を嵌合するために、開 口部25が設けられている。該ボデイ24は、金属で形成されている。
【0012】 ボデイ24の先端には、L型端末1が接続されている機器(図示せず)に当接 する当接部26が設けられている。該当接部26は作業時に電気機器に傷等を付 けないようにプラスチック等で形成されている。
【0013】 ボデイ24には、回転は不能であるが前後動は可能に回転運動・直線運動変換 具27が支持されている。該回転運動・直線運動変換具27は、ボデイ24の左 右両側に長手方向に沿って設けられた長孔28と、これら長孔28に両端が嵌め られて前後に摺動するスライドピン29と、該スライドピン29の中央部に二股 部30aが嵌合されているクレビス30とで構成されている。クレビス30の基 部には、ネジ孔31があけられている。
【0014】 このような回転運動・直線運動変換具27のスライドピン29には、クレビス 30の二股部30aの間において、フック32の基部が回動自在に嵌合されて連 結支持されている。該フック32は、L型端末1のフック係止部17に係止させ るためのものである。該フック32は、スライドピン29に嵌合されたスプリン グ33によりフック係止部17から外れないように付勢されている。該フック3 2の先端側には、該フック32を図2で左側に移動させてフック係止部17に自 動的に係止させるときに滑らせるためのテーパ面32aが設けられている。該フ ック32がL型端末1のフック係止部17に係止されたのを確認するため、ボデ イ24には窓34があけられている。
【0015】 ボデイ24の基端側には、回転軸35の中間部が該ボデイ24に回転は可能で あるが前後動は不能に支持されている。即ち、回転軸35の中間部には小径部3 5aが設けられ、該小径部35aはボデイ24のフランジ部36で回転自在に支 持され、該フランジ部36は小径部35aに嵌合されたセットカラー37で両側 から把持されることにより、回転軸35が該ボデイ24に回転は可能であるが前 後動は不能に支持されている。
【0016】 回転軸35の先端側は、ネジ部35bとなっている。該回転軸35のネジ部3 5aは、クレビス30のネジ孔31に螺合されている。これにより回転運動・直 線運動変換具27には、回転軸35から正,逆の回転入力が与えられるようにな っている。
【0017】 ボデイ24の外に突出した回転軸35の基端には、該回転軸35を正,逆方向 に回転させるための回転用ハンドル38が設けられている。
【0018】 このようなL型端末引抜き工具20は、ボデイ24のL型端末嵌合部23をL 型端末1に嵌合し、回転用ハンドル38を例えば正方向に回し、回転運動・直線 運動変換具27で該正方向回転運動を直線前進運動に変換し、フック32を前進 移動させてL型端末1のフック係止部17に該フック32を係止する。このとき フック32は、前進移動中にフック係止部17に当たると、スプリング33の付 勢に抗して一端外向きに逃げ、フック係止部17の孔がフック係止部17の爪に 対向したとき、スプリング33の付勢で該フック係止部17の爪がフック係止部 17の孔に入り込み、係止状態になる。
【0019】 かかる状態で、回転用ハンドル38を例えば逆方向に回すと、その回転運動が 回転運動・直線運動変換具27で直線後退運動に変換され、これによりフック3 2を介してL型端末1が引かれ、該L型端末1が地上変圧器等の電気機器から引 き抜かれる。
【0020】 従って、このようなL型端末引抜き工具20によれば、単に回転用ハンドル3 8を回す操作だけでL型端末1を容易に引き抜くことができる。このため、かか るL型端末引抜き工具20によれば、L型端末1の取付け箇所に隣接して、大き な作業スペースを必要としない。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るL型端末引抜き工具によれば、ボデイのL型 端末嵌合部をL型端末に嵌合し、該L型端末のフック係止部にフックを係止し、 この状態で回転用ハンドルをある方向に回してその回転力を回転運動・直線運動 変換具で後退方向の直線運動に変換し、これによりフックを介してL型端末を引 くことができるので、該L型端末を地上変圧器等の電気機器から容易に引き抜く ことができる。このようにハンドルを回してL型端末の引抜きを行うL型端末引 抜き工具によれば、一人の作業者でも容易にL型端末を引き抜くことができ、ま た、L型端末の取付け箇所に隣接して大きな作業スペースを必要としない利点が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るL型端末引抜き工具の一実施例の
一部垂直縦断側面図である。
【図2】図1に示すL型端末引抜き工具の水平縦断側面
図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】図1の右側面図である。
【図5】L型端末の一例を示す縦断側面図である。
【図6】従来のL型端末引抜き工具の側面図である。
【符号の説明】
1 L型端末 11 ピンコンタクト 14 外部導電層 17 フック係止部 20 L型端末引抜き工具 23 L型端末嵌合部 24 ボデイ 25 開口部 26 当接部 27 回転運動・直線運動変換具 28 長孔 29 スライドピン 30 クレビス 30a 二股部 31 ネジ孔 32 フック 32a テーパ面 33 スプリング 34 窓 35 回転軸 35a 小径部 35b ネジ部 36 フランジ部 37 セットカラー 38 回転用ハンドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引抜くべきL型端末を嵌合するL型端末
    嵌合部を有するボデイを備え、前記ボデイの先端には前
    記L型端末が接続されている機器に当接する当接部が設
    けられ、前記ボデイには回転は不能であるが前後動は可
    能に回転運動・直線運動変換具が支持され、前記回転運
    動・直線運動変換具には前記L型端末のフック係止部に
    係止させるフックが連結支持され、前記ボデイには先端
    のネジ部が前記回転運動・直線運動変換具に螺合され且
    つ中間部が該ボデイに回転は可能であるが前後動は不能
    に支持された回転軸が設けられ、前記ボデイの外に突出
    した前記回転軸の基端には回転用ハンドルが設けられて
    いることを特徴とするL型端末引抜き工具。
JP3356392U 1992-05-21 1992-05-21 L型端末引抜き工具 Expired - Lifetime JP2534723Y2 (ja)

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JPH0591113U true JPH0591113U (ja) 1993-12-10
JP2534723Y2 JP2534723Y2 (ja) 1997-05-07

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