JPH0590848U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH0590848U
JPH0590848U JP036738U JP3673892U JPH0590848U JP H0590848 U JPH0590848 U JP H0590848U JP 036738 U JP036738 U JP 036738U JP 3673892 U JP3673892 U JP 3673892U JP H0590848 U JPH0590848 U JP H0590848U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
connector
housing
connectors
male housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP036738U
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English (en)
Inventor
和成 澤田
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP036738U priority Critical patent/JPH0590848U/ja
Publication of JPH0590848U publication Critical patent/JPH0590848U/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気部品のコネクタに関するもので、コネク
タを嵌合する際の両コネクタ相互のガイド構造に関する
ものである。コネクタの嵌合部となるハウジング11、
21を備えたコネクタにおいて、コネクタ相互の大きな
位置ずれを吸収することができるよりコンパクトなガイ
ド手段を得ることを課題としている。 【構成】 相互に接続されるコネクタ1、2の雌側ハウ
ジング21の外周両端にコネクタ嵌合方向のガイド溝2
3を設け、雄側ハウジング11のベース板12に雄側ハ
ウジング11の外周両端から間隔を隔ててコネクタ嵌合
方向に雄側ハウジング11より突出量の大きなガイドピ
ン13を立設し、このガイドピン13がガイド溝23で
若干の遊隙をもって案内されるようにし、少なくともそ
のいずれか一方の案内端に他方を案内する傾斜面31を
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電気部品のコネクタに関するもので、コネクタを嵌合する際の両 コネクタ相互のガイド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コネクタには接続される接点相互の位置を合わせてその接触状態を維持するた めの嵌合部が必要である。強電用のコネクタでは接点自体を嵌合部にできるが、 弱電用の特に高密度の多接点コネクタでは、接点が繊細で外力から保護する必要 があるので、接点群を包囲するハウジングを設け、このハウジングを嵌合部とし ている。
【0003】 嵌合部となるハウジング11、21には、接続されるコネクタ相互が若干ずれ た状態で押接されても円滑に嵌合されるように、少なくとも一方の嵌合端にガイ ド斜面3が形成されるのが普通である。
【0004】 しかし、プリント基板をその収納枠に水平に差し込んでその奥端にあるコネク タで接続する場合のように、コネクタの嵌合がその嵌合部を目視できない状態で 行われるときは、コネクタ相互がかなりずれた状態で押接されることが多くなる ため、より広範囲のずれを吸収できるガイド手段が必要になる。
【0005】 そこで従来は、図5に示すように、雄側ハウジング11の両側にその嵌合面か ら間隔を隔ててコネクタ嵌合方向のガイドピン13を立設し、雌側ハウジング2 1はその両側を延在するかあるいはハウジングのベース22からガイド受け32 を立設してその部分にガイド孔33を設け、ガイド孔33またはガイドピン13 の嵌合端に偏差の大きな傾斜面31を設けたガイド手段を設けていた。
【0006】 このようなガイド手段を設けてやれば、コネクタを接続するときにその相互が ずれた状態で押接されても、ガイドピン13とガイド孔33とが傾斜面31で案 内されてハウジング11、21が嵌合可能となる位置までコネクタの相対位置を 案内するので、目視できない状態でもコネクタの接続を円滑に行うことができる ようになる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
コネクタの相互位置を案内するガイドピン13及びガイド受け32などの孔部 材は、コネクタに作用する外力に耐える程度の機械的強度を備えたものとする必 要があるので、コネクタの接点そのものが高密度で設けられるにもかかわらず、 そのガイド手段のためにハウジング21やベース板12、22がコネクタの両側 に出っ張って大きなスペースを占める結果となり、回路の実装密度を高くしても 、コネクタが大きいために装置を小型化できないという問題が生ずることがあっ た。
【0008】 そこでこの考案は、コネクタの嵌合部となるハウジング11、21を備えたコ ネクタにおいて、コネクタ相互の大きな位置ずれを吸収することができるよりコ ンパクトなガイド手段を得ることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案では、相互に接続されるコネクタ1、2の雌側ハウジング21には、 その外周両端にコネクタ嵌合方向のガイド溝23を設け、雄側ハウジング11の ベース板12には、雄側ハウジング11の外周両端から間隔を隔ててコネクタ嵌 合方向に雄側ハウジング11より突出量の大きなガイドピン13を立設し、この ガイドピン13がガイド溝23で若干の遊隙をもって案内されるようにするとと もに、少なくともそのいずれか一方の案内端に他方を案内する傾斜面31を設け ることにより、上記課題を解決している。
【0010】 ガイドピン13とガイド溝23とは、断面が円形と円弧のものに限られる訳で はなく、また円形とV形のように、ガイド溝23がガイドピン13の断面の一部 をなす形状のものでなければならない訳でもない。
【0011】
【作用】
コネクタを嵌合させるためのガイド手段は、コネクタ挿入方向の軸まわりの回 転と挿入直角方向の面内での位置との3次元の相対位置関係をガイドできるもの でなければならず、またこの3次元の位置関係をガイドできれば充分である。ガ イドピン13とガイド孔33との遊嵌によるガイド対は、1個のガイド対で2次 元のガイドが可能であり、従ってガイドピン13とガイド孔33とを2対設けた 従来のガイド構造は、1次元分の無用なガイドを行っていたことになる。
【0012】 一方この考案のガイド溝23とガイドピン13とのガイド構造は、1個のガイ ド対でガイド溝23の幅方向両側と深さ方向一側との1.5次元のガイドが可能 なものであり、雌側ハウジング21の両端に断面の向きを互いに逆にした1対の ガイド溝23を設けることにより、コネクタ相互の案内に必要充分な3次元のガ イドを可能にしている。
【0013】 そして各ガイド対に従来余分であった0.5次元分のガイド要素、すなわち従 来のガイド対におけるガイド孔33の外側部分を除去することにより、ガイド手 段が占有するスペースを小さくし、コネクタを小型化することが可能となった。
【0014】
【実施例】
図1ないし4はこの考案の一実施例を示したものである。互いに接続されるコ ネクタ1、2の一方の雌側ハウジング21には、その対向する両端にコネクタ接 続方向の円弧断面のガイド溝23が形成されており、他方の雄側ハウジング11 のベース板12には、上記ガイド溝23の円弧の中心と軸心を一致させて2本の ガイドピン13が立設されている。ガイド溝23の円弧の半径とガイドピン13 のピンの半径は、前者を遊隙d分だけ大きくし、この遊隙はハウジング11、2 1とガイド対13、23との相対位置誤差を吸収できる大きさで、かつハウジン グ11、21自体によるずれの吸収能を考慮して決定する。
【0015】 そしてガイド溝23の深さは、一方のガイドピンをそのガイド溝の底に当接さ せたときに、他方のガイドピンがそのガイド溝から外れない深さとする。ガイド ピン13の先端は円錐面とされ、これによってガイド溝23とガイドピン13と の先端相互を案内する傾斜面31が形成される。ガイドピン13の長さは、雄側 ハウジング11の高さより長くし、ガイドピン13の先端が雄側ハウジング11 の先端から突出するようにする。
【0016】 なお図のコネクタ1、2はプリント板15、25に実装された状態で示されて おり、ハウジング11、21で包囲された空間内に配置した接点群16、26か ら伸びるリードピン群17、27がプリント板15、25のスルーホールに挿通 されてハンダ付けされることにより、コネクタ1、2がプリント板15、25に 固定されている。
【0017】
【考案の効果】
この考案の構造によれば、コネクタのハウジングの両端を延長したりガイド受 けを設けなくても相手側コネクタのガイドピンを案内することが可能となり、嵌 合されるコネクタ相互の位置ずれを矯正できるから、コネクタをより小型にする ことができ、コネクタが大きいためにプリント板等の実装スペースが大きくなる という問題を軽減できると共に、電気装置をより小型にすることができるという 効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のコネクタ対を示す斜視図
【図2】雌側コネクタの平面図
【図3】雌側コネクタの正面図
【図4】雄側コネクタの平面図
【図5】従来のコネクタ対を示す斜視図
【符号の説明】
1 雄側コネクタ 2 雌側コネクタ 11 雄側ハウジング 12 ベース板 13 ガイドピン 16 接点群 21 雌側ハウジング 22 ベース板 23 ガイド溝 26 接点群 31 傾斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点群(16),(26) を包囲するハウジング
    (11),(21) を備えたコネクタ(1),(2) において、相手側
    のハウジング(11)を収納する雌側ハウジング(21)の外周
    両端にコネクタ嵌合方向のガイド溝(23)が設けられてお
    り、雄側ハウジング(11)のベース板(12)には雄側ハウジ
    ング(11)の外周両端から間隔を隔ててコネクタ嵌合方向
    のガイドピン(13)が立設され、このガイドピン(13)は雄
    側ハウジング(11)より突出量が大きく、このガイドピン
    (13)がガイド溝(23)で若干の遊隙をもって案内されるよ
    うにするとともに、少なくともそのいずれか一方の案内
    端に他方を案内する傾斜面(31)が設けられていることを
    特徴とする、コネクタ。
JP036738U 1992-05-01 1992-05-01 コネクタ Pending JPH0590848U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP036738U JPH0590848U (ja) 1992-05-01 1992-05-01 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP036738U JPH0590848U (ja) 1992-05-01 1992-05-01 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0590848U true JPH0590848U (ja) 1993-12-10

Family

ID=12478077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP036738U Pending JPH0590848U (ja) 1992-05-01 1992-05-01 コネクタ

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JP (1) JPH0590848U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010068961A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
CN102687185A (zh) * 2009-12-17 2012-09-19 日本电气株式会社 壳体、电子装置及容纳显示面板的方法
JP2014004417A (ja) * 2013-08-09 2014-01-16 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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