JPH0590243U - 局所吹出し形空調機 - Google Patents

局所吹出し形空調機

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Publication number
JPH0590243U
JPH0590243U JP030972U JP3097292U JPH0590243U JP H0590243 U JPH0590243 U JP H0590243U JP 030972 U JP030972 U JP 030972U JP 3097292 U JP3097292 U JP 3097292U JP H0590243 U JPH0590243 U JP H0590243U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air conditioner
suction port
duct
suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP030972U
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English (en)
Inventor
見次 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Holdings Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP030972U priority Critical patent/JPH0590243U/ja
Publication of JPH0590243U publication Critical patent/JPH0590243U/ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】プレフィルタを長期間に亘って使用でき、ま
た、汚染空気の拡散を防止できる局所吹出し形空調機を
提供する。 【構成】吸い込みダクト15の先端を汚染空気の発生源
の近傍に配置しこの空調機を稼働する。これにより、汚
染空気の大部分が吸い込みダクト15を通ってプレフィ
ルタ13に至る。ここで、このプレフィルタ13の密度
を多少低く設定し、大きな塵埃のみを除去するようにす
る。このプレフィルタ13を通った微小な塵埃は電気集
塵装置14により更に浄化され、蒸発器9で冷却され
る。この冷却された清浄空気は吹出しダクト16を通じ
て局所、例えば作業者の顔或いは胸に向かって吹出され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は室内の一部をスポット冷却する局所吹出し形空調機に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、工場内はその工作機械等から発生する熱によりかなり高くなるため、 その工場内を大型の空調機により冷房している。この空調機の温度設定は作業者 の労働環境に適するよう設定しているが、その作業場所により異なるのが通例で ある。即ち、バ−ナ等の熱機器を使用している場所ではその温度が高く、また、 製品の冷却工程を行っている場所ではその温度が低くなる。
【0003】 このようなことから、工場全体を冷却する空調機とともに、或いは、この空調 機に代えてその温度の高い場所のみを冷却する局所吹出し形空調機として、実開 平1−125933号に開示されたものが提案されている。
【0004】 この空調機は、その空調機ケ−シング内に圧縮機、凝縮器、膨脹弁、蒸発器、 蒸発器用送風機、凝縮器用送風機等の冷却機器を設置する一方、冷却された空気 を所定箇所に案内する吹出しダクトを備えている。この空調機によれば、蒸発器 用送風機により空調機ケ−シング外の空気が蒸発器に吸い込まれ、この吸い込み 空気が冷却されその吹出しダクトを介して冷却すべき箇所、例えば作業者の顔や 胸に向かって吹出すようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、工場内の空気は工作機器等の稼働により、その空気が汚染されてお り、この汚染空気をそのまま冷却するだけでは人体に良好な冷風とはいえない。 このため、この空調機ケ−シングの吸い込み口に多少密度の高いプレフィルタを 装着し、このプレフィルタにより汚染空気の塵埃を除去している。
【0006】 しかしながら、このような塵埃除去作用をプレフィルタのみで行っているため 、このプレフィルタが短期間で目詰まりを起こし、空調空気の圧損が増大する。 このため、プレフィルタの交換が頻繁となり面倒なものとなっていた。また、こ の工場内で発生する汚染空気はその発生源から四方に拡散するが、この汚染空気 の拡散を放置するときは工場全体の労働環境を悪化させるという問題点を有して いた。
【0007】 本考案の目的は前記従来の課題に鑑み、プレフィルタを長期間に亘り使用でき 、また、汚染空気の拡散を防止できる局所吹出し形空調機を提供することにある 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するため、請求項1の考案は、空調機ケ−シングの外 の空気をプレフィルタを装着した吸い込み口を通じて吸い込み、この吸い込み空 気を冷却機器の蒸発器で冷却し吹出しダクトを介して所定箇所に吹出す局所吹出 し形空調機において、前記プレフィルタの近傍には吸い込み空気の塵埃を除去す る除塵装置を配置するとともに、前記吸い込み口には汚染空気を該吸い込み口に 案内する吸い込みダクトを着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
【0009】 請求項2の考案は、請求項1の局所吹出し形空調機において、前記吸い込み口 に装着される貫通穴を備えためくら板を有し、該めくら板の該吸い込み口への取 り付け構造を前記吸い込みダクトの該吸い込み口への取り付け構造と同一に構成 したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
請求項1の考案によれば、吸い込みダクトの先端を汚染空気の発生源の近傍に 配置してこの空調機を稼働する。これにより、汚染空気の大部分が吸い込みダク トを通ってプレフィルタに至る。ここで、このプレフィルタの密度を多少低く設 定し、大きな塵埃のみを除去するようにする。このプレフィルタを通った微小な 塵埃は除塵装置により更に浄化され、蒸発器で冷却される。この冷却された清浄 空気は吹出しダクトを通じて局所、例えば作業者の胸等に向かって吹出される。
【0011】 請求項2の考案によれば、吸い込み口に、吸い込みダクトとめくら板の両者を 同じ構造で取り付けることができ、両者の交換作業が簡単になっており、その交 換により、取り込まれる空気を任意に変更できる。
【0012】
【実施例】
図1及び図2は本考案に係る局所吹出し形空調機の一実施例を示すもので、図 1はこの局所吹出し形空調機の構造断面図、図2の(a)(b)は吸い込み口側の状態 を示す正面図である。
【0013】 図中、1は局所吹出し形空調機の空調機ケ−シングである。このケ−シング1 はその内部を仕切り板2により上下に仕切られ、その上部には機器設置室3を、 下部にはドレンタンク室4をそれぞれ形成している。
【0014】 この機器設置室3には、その中央に支持台5上に設置された送風機用モ−タ6 を有し、このモ−タ6の一方の軸にはシロッコファン7を、他方の軸には軸流フ ァン8をそれぞれ固定している。また、シロッコファン7側には蒸発器9が設置 され、他方、軸流ファン8側には凝縮器10が設置されている。
【0015】 この蒸発器9と対向するケ−シング1の側壁には吸い込み口11が穿設され、 他方、シロッコファン7と対向する上壁には吹出し口12が穿設されている。ま た、この吸い込み口11には多少密度を低く設定したプレフィルタ13が配置さ れ、このプレフィルタ13と蒸発器9との間には除塵装置、例えばコロナ放電に より微小の塵埃を除去する電気集塵装置14が配置されている。
【0016】 このように構成された空調機ケ−シング1内の機器に対して、フレキシブルな 吸い込みダクト15及び吹出しダクト16が次のように取り付けられている。
【0017】 即ち、吸い込みダクト15は図2の(a) に示すように、吸い込み口11と対向 する部分に方形状のフランジ部15aを形成し、このフランジ部15aを6個の ねじ17によりケ−シング1の側壁に固定している。また、このフランジ部15 aは吸い込み口11に配置されたプレフィルタ13の周縁を押えており、プレフ ィルタ13の押え板としても機能している。
【0018】 また、このフランジ部15aと同一の外形、ねじ穴及びねじ穴間隔を有するめ くら板18を吸い込み口11に設置できるようになっている。図2の(b) は、こ のめくら板18の設置状態を示しており、このめくら板18は多数のスリット1 8aを有し、ケ−シング1の周囲の空気をケ−シング1内に取り込むようになっ ている。
【0019】 他方、吹出しダクト16は吹出し口12と対向する部分にフランジ部16aを 形成しており、このフランジ部16aを図示しないねじにてケ−シング1の上壁 に固定している。
【0020】 なお、19はドレンタンク室4内に配置されたドレンタンクで、蒸発器9のド レン水をドレンパン20を通じて回収している。また、軸流ファン8と対向する ケ−シング1の上壁には吸入口21を、凝縮器10と対向するケ−シング1の側 壁には排熱口22を穿設して、軸流ファン8の稼働により図1の破線矢印に示す ようにケ−シング1外の空気を凝縮器10に取り込み、凝縮器10の排熱を行っ ている。
【0021】 このように構成された空調機において、この吸い込みダクト15の先端を汚染 空気の発生源に対向配置し、他方、吹出しダクト16の先端を冷却を必要とする 場所例えば作業者の胸等に対向して配置する。ここで、空調機を稼働するときは 、モ−タ6が駆動しシロッコファン7が回転する。これにより、図1の一点鎖線 矢印に示すように吸い込みダクト15の先端から汚染空気が吸い込まれ、更に、 吸い込み口11に流れてケ−シング1内に取り込まれる。このケ−シング1内に 流れた汚染空気はプレフィルタ13によりその大きな塵埃が除去され、更に電気 集塵装置14により微小の塵埃も除去される。このプレフィルタ13及び電気集 塵装置14で浄化された空気は蒸発器9に流れ冷却される。この清浄かつ冷却さ れた空気は吹出しダクト16を通じて作業者の胸等に吹出されスポット冷却が行 われる。
【0022】 このように、汚染発生源の空気を取り込みこれを清浄空気に再生するため、汚 染空気の拡散が防止され、また、この汚染空気はプレフィルタ13及び電気集塵 装置14により段階的に除去されるため、従来の如く短期間で目詰まりを起こす ことがない。
【0023】 また、吸い込みダクト15の吸い込み口11への取り付け構造とめくら板18 の取り付け構造が全く同一となっているため、その交換作業が簡単になっている 。
【0024】 更に、プレフィルタ13及び電気集塵装置14を交換するときは、吸い込みダ クト15或いはめくら板18を取り外してプレフィルタ13の押え機能を解除し プレフィルタ13を取り外す。しかる後、その奥に配置された電気集塵装置14 を取り出す。このような作業で交換されるが、ここで、この電気集塵装置14が プレフィルタ13の近傍に配置されているため、吸い込み口11から電気集塵装 置14を容易に取り外すことができる。
【0025】 なお、前記実施例では除塵装置として電気集塵装置14を使用しているが、こ れに限るものではなく微小の塵埃を除去する高性能フィルタを使用するようにし てもよい。
【0026】
【考案の効果】 以上説明したように、請求項1の考案によれば、吸い込みダクトの先端を汚染 空気発生源に対向させ、この汚染空気を取り込んで清浄空気に再生できるため、 汚染空気の拡散が防止される。また、この除塵装置がプレフィルタの近傍に配置 されているため、吸い込み口から容易に除塵装置を取り外すことができ、除塵装 置の交換が簡単にできる。更に、清浄空気の再生がプレフィルタ及び除塵装置に より段階的に除去できるため、従来の如く短期間で目詰まりを起こすことがない 。
【0027】 請求項2の考案によれば、吸い込み口に、吸い込みダクトとめくら板の両者を 同じ構造で取り付けることができ、両者の交換作業が簡単になっており、その交 換により、取り込み空気を任意に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る局所吹出し形空調機の構造断面図
【図2】局所吹出し形空調機の吸い込み口側の状態を示
す正面図
【符号の説明】
1…空調機ケ−シング、9…蒸発器、11…吸い込み
口、12…吹出し口、13…プレフィルタ、14…電気
集塵装置、15…吸い込みダクト、16…吹出しダク
ト。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調機ケ−シングの外の空気をプレフィ
    ルタを装着した吸い込み口を通じて吸い込み、この吸い
    込み空気を冷却機器の蒸発器で冷却し吹出しダクトを介
    して所定箇所に吹出す局所吹出し形空調機において、 前記プレフィルタ近傍には吸い込み空気の塵埃を除去す
    る除塵装置を配置するとともに、前記吸い込み口には汚
    染空気を該吸い込み口に案内する吸い込みダクトを着脱
    自在に取り付けたことを特徴とする局所吹出し形空調
    機。
  2. 【請求項2】前記吸い込み口に装着される貫通穴を備え
    ためくら板を有し、該めくら板の該吸い込み口への取り
    付け構造を前記吸い込みダクトの該吸い込み口への取り
    付け構造と同一に構成したことを特徴とする請求項1記
    載の局所吹出し形空調機。
JP030972U 1992-05-12 1992-05-12 局所吹出し形空調機 Pending JPH0590243U (ja)

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JP030972U JPH0590243U (ja) 1992-05-12 1992-05-12 局所吹出し形空調機

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Publication Number Publication Date
JPH0590243U true JPH0590243U (ja) 1993-12-10

Family

ID=12318584

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JP030972U Pending JPH0590243U (ja) 1992-05-12 1992-05-12 局所吹出し形空調機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198158A (ja) * 2007-07-31 2009-09-03 Daikin Ind Ltd 空気調和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009198158A (ja) * 2007-07-31 2009-09-03 Daikin Ind Ltd 空気調和装置

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