JPH059002Y2 - - Google Patents

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JPH059002Y2
JPH059002Y2 JP1988059071U JP5907188U JPH059002Y2 JP H059002 Y2 JPH059002 Y2 JP H059002Y2 JP 1988059071 U JP1988059071 U JP 1988059071U JP 5907188 U JP5907188 U JP 5907188U JP H059002 Y2 JPH059002 Y2 JP H059002Y2
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lamp
flange
cylinder
ultraviolet
reflector
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は紫外線殺菌装置に関し、例えば貯蔵タ
ンクの上壁の開口部に取り付けて使用される。
〈従来の技術〉 従来例えば特公昭62−52580号公報に示すよう
に、殺菌すべき流体を貯蔵するタンクの一部に窓
孔を形成し、その窓孔の外側に紫外線殺菌装置を
設けた装置が知られている。
〈考案が解決しようとする課題〉 このような従来例によれば、窓孔から紫外線照
射されるエリアが狭く、貯蔵タンクの液面全域を
完全に照射しようとすれば、複数個の殺菌装置を
配設しなければならないことになる。また、貯蔵
タンクの天井面に対し紫外線照射ができないとい
う難点がある。
また、紫外線殺菌灯は連続駆動されるためラン
プ及びその周辺の温度上昇が大きく、そのため、
ランプの寿命が非常に短く、しばしばランプ交換
を行わねばならなかつた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案の紫外線殺菌装置は、殺菌すべき物質を
貯蔵するタンクの上部壁に設けられた開口部に当
該殺菌装置を取り付けるための装着用フランジ
と、そのフランジよりも後方に設けられたシリン
ダと、そのシリンダの後縁と所定の空隙を保つて
支持され、且つ、中央部にランプ引き出し孔が穿
たれた反射板と、その反射板の背面に設けられた
ランプソケツト挟持具と、その挟持具に挟持され
た2個一対のタンプソケツトと、そのソケツトに
両側が接続され全体として円柱形をなし、且つ、
先端部が上記フランジよりも前方に突出した紫外
線ランプと、上記シリンダの前部に設けられ、上
記紫外線ランプの先端部へ向かつて冷却用空気を
送り込むノズルと、紫外線透過材料より成り上記
フランジと気密的に支持されそのフランジよりも
前方に突出したカツプ状であつて、上記シリンダ
及びシリンダと協同してランプハウジングを構成
するガラスグローブを有することを特徴としてい
る。
〈作用〉 ランプハウジングの前半部分を構成するガラス
グローブが装着用フランジよりも前方へ突出して
いるので、ランプが発する紫外線のうち、前方指
向の光は勿論のこと、側方指向の光の可成りの部
分がタンク内へ有効に照射され、しかも、照射エ
リアが半円球面又はそれ以上の広範囲に及ぶ。
また、ノズルからランプハウジング内へ送り込
まれる冷却用空気は、紫外線先端部に当つてこの
部分を冷却し、ランプの先端から後方へ流れて、
シリンダ後縁と反射板の間の空隙を通つて外部へ
放出されるので、ランプの冷却効率がよく、ラン
プ寿命が伸長され、しかもランプ先端部を冷却す
ることは発光効率をも向上させる。
〈実施例〉 第1図に本考案実施例の縦断面図を示し、第2
図に第1図のA−A断面図を示す。
装着用フランジ1には4個のボルト孔2…2が
設けられている。このフランジ1に、前方へ突出
するカツプ状のガラスグローブ4がパツキン3を
介して支持されている。このガラスグローブ4の
材料は紫外線透過材により構成されている。ま
た、フランジ1には、金属製のシリンダ5の前縁
の小フランジ6がビス7…7により固着され、シ
リンダ5の後縁8は内側に折り曲げられたフラン
ジ形をなし、その4個所にスペーサの機能を兼ね
るナツト9…9が溶接されている。このナツト9
…9の後面に金属製の円形反射板10が当接し、
4個のビス11…11により固着される。その結
果、円形反射板10の外周にはナツト9の厚みだ
けの空隙が形成される。シリンダ5及び反射板1
0の内面はメツキにより鏡面加工されている。ガ
ラスグローブ4、シリンダ5及び反射板10がラ
ンプハウジングを構成している。
この円形反射板10の中央に、ランプ17と当
接しない長円形のランプひき出し孔12が形成さ
れ、その孔12の長辺近傍の反射板背面上に、ラ
ンプ支持用の固定金具13が溶接され、この固定
金具13と協同して紫外線ランプのソケツト18
を挟持する着脱金具14がビス15,15により
固着されている。この着脱金具14にはその前縁
にランプソケツトを受ける棚部16が一体形成さ
れている。この固定金具13、着脱金具14等が
ランプソケツト挟持具を構成している。
ランプソケツト18は、並設された2個の円柱
形ソケツト18a,18bより成り、ランプ17
は、一方のソケツト18aから前方へ真直に伸び
る真直部17aとその真直部の周りにらせん形を
形成するらせん部17bが先端で連結された構造
であつて、全体として円柱形をしている。ソケツ
ト18a,18bから後方に4本のリード線19
が導出されている。らせん部17bの外径はガラ
スグローブ4の内径よりもやや小さく、ソケツト
18の前面から放電管先端までの軸方向長さはシ
リンダ5の軸方向長さとガラスグローブ4の軸方
向長さの和よりもやや小さい。
シリンダ5の外側面にはフランジ20が溶接さ
れ、その外周の所定個所に係止部21,21が設
けられている。一方、反射板10、ランプソケツ
ト18とその周辺部が二重円筒形の被覆体22に
より被われており、その外側円筒体23の前縁の
所定個所に係止金具24,24が設けられて上記
係止部21,21に係止され、背面板中央に設け
られた端子25からリード線19が外部導出され
る。内側円筒体26の前部とシリンダ5の間には
空隙27が形成され、内部円筒体26の前縁にも
空隙28が形成され、更に、内側円筒体26の後
部に複数個の空気孔29…29が形成され、内外
両円筒体の間の後方にも複数個の空気孔30…3
0が形成されている。また、シリンダ5の前部に
冷却用圧搾空気を送り込むためのノズル31が設
けられており、このノズル31の先端はランプ1
7の先端部を向いている。
第3図は使用状態を示す。
殺菌すべき物質を貯蔵するタンク32の上部壁
にフランジ付きの取付窓33が設けられており、
ここに本考案品Pのフランジ1が固着される。こ
の状態において紫外線ランプの前半部が取付窓3
3よりもタンク内部に突き出ているので、タンク
32の天井面34を含むタンク内部のあらゆる部
分に紫外線が照射される。
ランプを交換するときは、係止金具24,24
を外して被覆体22を抜き取り、次に反射板10
の外周のビス11…11を緩めて反射板10を第
2図の矢印方向に少し回動させれば、紫外線ラン
プ17とそのソケツト18、金具13,14共に
ランプハウジングから抜き取ることができ、その
後、着脱金具14を外して反射板10のランプ引
き出し孔12からランプを取り出すことができ
る。新しいランプを装着することきはランプを取
り外す手順と逆の手順で行われる。従つて、ラン
プ交換に際しても、フランジ1、シリンダ5及び
ガラスグローブ4がそのままの状態に維持される
ので、タンク30が外界に曝されることがなく、
他のいかなる部材も伴うことなくランプ17のみ
を交換することができる。
ノズル31から冷却用圧搾空気が強制的に送り
込まれると、まずランプ17の先端部に当り、屈
曲したランプの間を通り抜け、ナツト9…9によ
り形成されたシリンダ5の後縁と反射板10の間
に形成された空隙を通り、空気孔29…29又は
空隙27,28を通り、最後に空気孔30…30
を通り抜けて外部へ放出される。
本考案の他の実施例として、ガラスグローブ4
の前面平坦部の内面又は外面の全面又は一部に反
射体を設けることができる。この場合、タンク天
井面34への照射量を増大させることができる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、紫外線を透過するカツプ状の
ガラスグローブ、並びにその中の紫外線ランプの
一部が、タンク上部壁への装着用フランジよりも
前方に突出しているので、使用状態における照射
エリアが半円球面、もしくはそれ以上に拡がつ
て、タンクに貯蔵した液体の液面の全て、並びに
液面上のタンク内壁面をくまなく照射することが
可能となる結果、1個の装置で十分な殺菌効果を
得ることができる。また、冷却用空気をランプハ
ウジング内に送り込むノズルを設けて強制空冷を
行うとともに、ノズルから噴出された冷風が、ラ
ンプ先端部に当るよう構成されているから、ラン
プの過熱が防止されて寿命が伸長するとともに、
ランプの発光効率が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例を示す縦断面図、第2図
は第1図のA−A断面の拡大図、第3図は本考案
実施例の使用状態を示す図である。 1……装着用フランジ、4……ガラスグロー
ブ、5……シリンダ、10……反射板、13……
固定金具、14……着脱金具、17……紫外線ラ
ンプ、18……ランプソケツト、27,28……
空隙、29,30……空気孔、31……ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 殺菌すべき物質を貯蔵するタンクの上部壁に設
    けられた開口部に、当該殺菌装置を取り付けるた
    めの装着用フランジと、そのフランジよりも後方
    に設けられたシリンダと、そのシリンダの後縁と
    所定の空隙を保つて支持され、且つ、中央部にラ
    ンプ引き出し孔が穿たれた反射板と、その反射板
    の背面に設けられたランプソケツト挟持具と、そ
    の挟持具に挟持された2個一対のランプソケツト
    と、そのソケツトに両側が接続され全体として円
    柱形をなし、且つ、先端部が上記フランジよりも
    前方に突出した紫外線ランプと、上記シリンダの
    前部に設けられ、上記紫外線ランプの先端部へ向
    かつて冷却用空気を送り込むノズルと、紫外線透
    過材料より成り上記フランジと気密的に支持され
    そのフランジよりも前方に突出したカツプ状であ
    つて、上記シリンダ及びシリンダと協同してラン
    プハウジングを構成するガラスグローブを有する
    紫外線殺菌装置。
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