JPH058927U - 零相変流器 - Google Patents

零相変流器

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Publication number
JPH058927U
JPH058927U JP1031591U JP1031591U JPH058927U JP H058927 U JPH058927 U JP H058927U JP 1031591 U JP1031591 U JP 1031591U JP 1031591 U JP1031591 U JP 1031591U JP H058927 U JPH058927 U JP H058927U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
zero
annular
outer case
current transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1031591U
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English (en)
Inventor
一彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH058927U publication Critical patent/JPH058927U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】模擬漏電を発生させるテスト用巻線を備えた零
相変流器において、テスト用巻線の巻回位置を一定にす
るとともにテスト用巻線の巻回によって寸法が大きくな
らないようにする。 【構成】環状の外装ケース6の環状部分より突出する膨
出部6Aに溝部6Cを設け、この溝部6Cと外装ケース
6の中空部内周にまたがってテスト用巻線7を巻回す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は漏電遮断器などに用いられる零相変流器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の零相変流器の平面図、図4は図3の側面要部断面図である。環状 の鉄心1に絶縁性の環状のコアケース2を被せ、その内周から外周にまたがって 二次巻線3が巻回されており、この二次巻線3にはさらに環状のシールドケース 4が被せられる。また二次巻線3の端末3Aに口出線5が接続されている。外装 ケース6も環状であって外周の一部には膨出部6Aが設けられ、鉄心1,コアケ ース2,二次巻線3およびシールドケース4が組立てられて外装ケース6の環状 部分に収納され、二次巻線3の端末3Aと口出線5との接続個所5Aは外装ケー ス6の膨出部6Aに収納される。そして外装ケース6の環状部分と膨出部6Aの 隙間にはエポキシ樹脂Rを充填して固め絶縁保護の機能をもたせている。この状 態で外装ケース6の中空部6Bの内周から外周にまたがって模擬漏電を発生させ るためのテスト用巻線7が巻回され、この巻線7が外装ケース6の外周に沿った 個所は固定用テープが貼付けられている。
【0003】 この零相変流器を実際に使用するときは、外装ケース6の中空部6Bに測定し ようとする主回路線を貫通させてこれを変流器の一次巻線とする。この一次巻線 に漏電電流が流れると鉄心1が励磁されて二次巻線3に電流が流れ、これは口出 線5より取出される。この零相変流器をテストする際にはテスト用巻線7に模擬 漏洩電流を流せばテスト用巻線7は一次巻線として機能し、上述と同じように口 出線5より二次電流が取出されて零相変流器の良否がチェックされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような構造の零相変流器ではテスト用巻線7は外装ケース6の膨出部6A を除き組立上問題が少ない環状部分に巻回されているが、位置が一定しないこと と、巻回した個所の厚さが厚くなり、この厚さは限られたスペースの漏電遮断器 に組み込む際に障害となっていた。
【0005】 この考案の目的は上述した問題点に鑑み、テスト用巻線7を一定した個所に巻 回するようにし、かつ漏電遮断器に組み込む際に限られたスペースに容易に組み 込めるように外装ケース6の環状部分の外形寸法の縮少を図った零相変流器を提 供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案では上述した目的達成のため、環状の鉄心と、この鉄心を囲む環状の コアケースと、このコアケースを巻回する巻線と、この巻線を囲む環状のシール ドケースと、このシールドケースをさらに外装する樹脂性の環状の外装ケースと よりなり、この外装ケースは環状部分の一部に膨出部を備え、この部分から前記 巻線の口出線が引き出されるとともに前記外装ケースにテスト用巻線が巻回され ている零相変流器において、前記環状外装ケースの膨出部に溝部を形成し、この 溝部にテスト用巻線が収納された構成とする。
【0007】
【作用】
この考案によれば環状の外装ケースの膨出部に溝部を設け、この溝部にテスト 用巻線が前記環状外装ケースに巻回されて収納されるのでテスト用巻線が環状外 装ケースより出っ張ることはない。
【0008】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例である零相変流器の平面図、図2は図1の要部側面 断面図で、図3,図4と同一符号で示すものは同一部品である。この零相変流器 は環状の鉄心1,コアケース2,巻線3,シールドケース4および口出線5はす べて従来の零相変流器のものと同一で組合わせ構造も同じであり、環状の外装ケ ース6の環状部分も従来と同じであるが膨出部6Aに溝部6Cが設けられている 。模擬漏電を発生させるテスト用巻線7は環状の外装ケース6の中空部6Bの内 周から前記膨出部の溝部6Cにまたがって巻回され、この溝部6Cは固定用テー プ8にて閉塞されている。外装ケース6の環状部分と膨出部6Aの隙間にエポキ シ樹脂Rが充填されるのは従来と同様である。
【0009】
【考案の効果】
このように構成された零相変流器ではテスト用巻線は環状外装ケースの膨出部 の溝に収納されるのでその位置が一定するだけでなく、外装ケース中空部の内周 と突出形状部の溝部にまたがって巻回され外装ケースの部分を出っ張ることがな い。従って全体は前記環状部分の外形寸法を越えることなく、たとえば漏電遮断 器に装着する場合でもその限られた狭いスペースにも容易に組み込むことができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である零相変流器の平面図
【図2】図1の要部側面断面図
【図3】従来の零相変流器の平面図
【図4】図3の要部側面断面図
【符号の説明】
1 鉄心 2 コアケース 3 巻線 4 シールドケース 5 口出線 6 外装ケース 6C 溝部 7 テスト用巻線

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状の鉄心と、この鉄心を囲む環状のコア
    ケースと、このコアケースを巻回する巻線と、この巻線
    を囲む環状のシールドケースと、このシールドケースを
    さらに外装する樹脂性の環状の外装ケースとよりなり、
    この外装ケースは環状部分の一部に膨出部を備え、この
    部分から前記巻線の口出線が引き出されるとともに前記
    外装ケースにテスト用巻線が巻回されている零相変流器
    において、前記環状外装ケースの膨出部に溝部を形成
    し、この溝部にテスト用巻線が収納されたことを特徴と
    する零相変流器。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、外装ケース
    の膨出部とシールドケースとの隙間に樹脂が充填されて
    いることを特徴とする零相変流器。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のものにおいて、テ
    スト用巻線を収納した外装ケースの膨出部の溝部は固定
    用テープで閉塞されていることを特徴とする零相変流
    器。
JP1031591U 1991-03-01 1991-03-01 零相変流器 Pending JPH058927U (ja)

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JPH058927U true JPH058927U (ja) 1993-02-05

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