JPH0589152U - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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Publication number
JPH0589152U
JPH0589152U JP030544U JP3054492U JPH0589152U JP H0589152 U JPH0589152 U JP H0589152U JP 030544 U JP030544 U JP 030544U JP 3054492 U JP3054492 U JP 3054492U JP H0589152 U JPH0589152 U JP H0589152U
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JP
Japan
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covering member
steering wheel
covering
attached
recessed
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Pending
Application number
JP030544U
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English (en)
Inventor
友一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観の良いステアリングホイールを提供す
る。 【構成】 ステアリングホイール本体のリム部12および
スポーク部15の芯金12a,15a を覆う被覆層25の外周面
の一部を凹設し被装着部26を形成する。この被装着部26
の端部に沿って凹段部31をさらに凹設する。この被装着
部26に天然皮革などの被覆部材16を装着する。被覆部材
16の端縁部33を裏面側に折り返し、この端縁部33を凹段
部31に係合する。 【効果】 被覆部材16を被覆層25に段差なく装着でき
る。被覆部材16の収縮などによるずれを抑止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば天然皮革、合成皮革などの被覆部材を装着したステアリング ホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車などのステアリングホイールにおいて実開昭63−25676号 公報に記載された構造がある。
【0003】 このステアリングホイールでは、環状のリム部およびスポーク部の芯材の外周 に、図6に示すように、被覆層1が形成されてこれらの芯材が覆われているとと もに、この被覆層1の外周面のリム部およびスポーク部の一部に天然皮革などか らなる被覆部材2が装着されている。
【0004】 また、この被覆部材2が装着される被覆層1の被覆部分3は、この被覆部材2 が装着されない露出部分4に対して段部5を介して凹設されているとともに、こ の段部5近傍を除いてクッション材6が装着されている。そして、この被覆部材 2は、裏面側に折り返した端縁部7をこの段部5に沿って装着した状態で、クッ ション材6の外周面に装着されている。
【0005】 そして、このような構成により、被覆部材2の端縁部7を外部に露出させない とともに、被覆部材2の端部と被覆層1の露出部分4との間に段差が生じないよ うになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成によると、特にリム部からスポーク部に向かっ てスポーク部が幅広になる形状のステアリングホイールなどにおいて、熱などの 影響により被覆部材2が収縮した場合などに、被覆部材2と被覆層1の露出部分 4との間に段差あるいは間隙などが生じやすいとの問題を有している。
【0007】 また、被覆層1の被覆部分3に、段部5近傍を除いてクッション材6などの他 部材を装着する必要があり、このようなクッション材6を装着しないと、図7に 示すように、被覆部材2の折り返した端縁部7に沿って表面側に段差が生じてし まうなどの問題を有している。
【0008】 本考案は、このような点に鑑みなされたもので、被覆層の露出部分と被覆部材 との間に段差や間隙などを生じさせず外観を良好にできるステアリングホイール を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のステアリングホイールは、ステアリングホイール本体の少なくとも一 部にこのステアリングホイール本体の芯材を覆う被覆層が設けられているととも に、この被覆層の外面の少なくとも一部に被覆部材が装着されたステアリングホ イールにおいて、前記被覆層を前記被覆部材の厚さ寸法とほぼ同じ寸法だけ凹設 して形成された被装着部と、この被装着部の端部に沿ってこの被装着部からさら に凹設して形成された凹段部とを備え、前記被覆部材は、裏面側に折り返した端 縁部を前記凹段部に係合した状態で、前記被装着部に装着されたものである。
【0010】
【作用】
本考案のステアリングホイールでは、被覆層を被覆部材の厚さ寸法とほぼ同じ 寸法だけ凹設して形成された被装着部に被覆部材を装着したため、被覆部材を装 着した部分の外周面と被覆部材を装着しない部分の外周面とが同一面上に位置さ れる。また、被装着部の端部に沿ってこの被装着部からさらに凹段部を凹設し、 この凹段部に被覆部材の折り返した端縁部を係合したため、被覆層の外周に露出 した部分と被覆部材の端部とが段差なく連続されるとともに、この凹段部により 被覆部材の端部が係止される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案のステアリングホイールの一実施例の構成を図面を参照して説明 する。
【0012】 図2において、11はステアリングホイール本体で、このステアリングホイール 本体11は、環状のリム部(リング部)12と、その中心に位置したボス部14と、こ れらのリム部12およびボス部14を連結した複数のスポーク部(アーム部)15とな どから構成されている。そして、このリム部12の外周面のほぼ全体および各スポ ーク部15の外周面のリム部12側の一部に、天然皮革あるいは合成皮革などからな る被覆部材16が巻き付けられた状態で裏面側で縫い合わされて装着されている。
【0013】 また、図3において、21は金属製などのボスプレートで、このボスプレート21 は、ボス部14の車両側である下部に設けられている。そして、このボスプレート 21の下面中央部には、図示しないステアリングシャフトに取付けられるボスが溶 接などにより固定されているとともに、このボスプレート21の上部には図示しな いホーンスイッチ機構、エアバッグ装置、あるいは衝撃吸収体などが取付けられ 、さらに、これらのホーンスイッチ機構などの上部がホーンパッドを兼ねたカバ ー体23により覆われている。
【0014】 また、リム部12および各スポーク部15の略中心部にはそれぞれ芯材を構成する 芯金12a ,15a が設けられており、各スポーク部15の芯金15a は、一端部がリム 部12の芯金12a に溶接などにより固定されているとともに他端部がボスプレート 21の周辺部の下面に溶接などにより固定されている。
【0015】 そして、リム部12および各スポーク部15の芯金12a ,15a の外周部は、一体に 形成された被覆層25により覆われて、ステアリングホイール本体11が構成されて いる。
【0016】 また、図1、図3および図4に示すように、この被覆層25の外周面には、上記 の被覆部材16が装着される被装着部26と、この被覆部材16が装着されずに被覆層 25が外部に露出する露出部27とが形成されている。そして、被装着部26は、露出 部27から、被覆部材16の厚さ寸法とほぼ同じ寸法だけ内側に向かって凹設されて いる。
【0017】 さらに、この被覆層25の被装着部26には、露出部27に接する端部に沿って、被 覆部材16の厚さ寸法とほぼ同じ寸法だけさらに凹設され、被装着部26および露出 部27に段部を介して接する凹段部31が形成されている。
【0018】 そして、被覆部材16の端縁部(端末部)33は裏面側に折り返されており、この 端縁部33が凹段部31に挿入して係合され、被覆部材16の端部34が露出部27と段差 あるいは間隙を生じない状態で、被覆部材16が被装着部26に装着されている。
【0019】 なお、図3に示すように、ボス部14の下部および下側部は下部カバー36により 覆われている。
【0020】 そうして、本実施例のステアリングホイールによれば、リム部12およびスポー ク部15の一部に被覆部材16を装着したステアリングホイールにおいて、天然皮革 あるいは合成皮革などからなる被覆部材16の端縁部(端末部)33が裏面側に折り 返されて外部に露出しないようになっているため、被覆部材16の端部34の仕上り を良好にしてステアリングホイールの外観を良好にすることができる。
【0021】 また、この被覆部材16はこの被覆部材16の厚さ寸法とおなじ寸法だけ凹設され た被装着部26に装着されているため、被覆部材16とこの被覆部材16を装着しない 被覆層25の露出部27とを同一面上に位置させて外観を良好にできる。さらに、端 縁部33を折り返した被覆部材16の端部34は、被装着部26より被覆部材16の厚さ寸 法だけさらに凹設された凹段部31に装着されているため、被覆層25の露出部27の 端部と被覆部材16の端部34との間を段差や間隙なく連続して外観を良好にするこ とができる。
【0022】 また、凹段部31に被覆部材16の折り返した端縁部33を係合したため、この被覆 部材16の端部34が凹段部31に係止された状態になる。そこで、特にリム部12から スポーク部15に向かってスポーク部15が幅広になる形状のステアリングホイール などにおいて、熱などの影響により被覆部材16が収縮などした場合などにおいて も、被覆部材16がずれて被覆層25の露出部27と被覆部材16の端部34との間に段差 や間隙などが発生することが防止され、外観を良好に維持することができる。
【0023】 なお、本実施例では、被装着部26の端部に沿って形成した凹段部31は、凹設さ れた被装着部26からさらに被覆部材16の厚さ寸法と同じ寸法だけ凹設したが、図 5に示すように、被覆部材16の端縁部33a が削り取られるなどして薄肉に形成さ れている場合には、凹段部31a の被装着部26から凹設される寸法もこの端縁部33 a の厚さ寸法に応じて被覆部材16の厚さ寸法よりも小さい寸法に設定することが できる。
【0024】
【考案の効果】
本考案のステアリングホイールによれば、被覆層を被覆部材の厚さ寸法とほぼ 同じ寸法だけ凹設して形成された被装着部に被覆部材を装着したため、被覆部材 を装着した部分の外周面と被覆部材を装着しない部分の外周面とを同一面上に位 置させて、被覆部材が被覆層から外方に突出することなく外観を良好にできる。 また、被装着部の端部に沿ってこの被装着部からさらに凹段部を凹設し、この凹 段部に被覆部材の折り返した端縁部を係合したため、被覆層の被覆部材を装着し ない部分と被覆部材の端部とを段差なく連続させて外観を良好にできるとともに 、この凹段部によって被覆部材の端部を係止することにより被覆部材の収縮など による段差や間隙の発生を防止して外観を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のステアリングホイールの一実施例を示
す一部の断面図である。
【図2】同上ステアリングホイールの正面図である。
【図3】同上ステアリングホイールの図2のA−A断面
図である。
【図4】同上ステアリングホイールの一部の断面図であ
る。
【図5】本考案のステアリングホイールの他の実施例を
示す断面図である。
【図6】従来のステアリングホイールの一部を示す断面
図である。
【図7】従来のステアリングホイールの一部を示す断面
図である。
【符号の説明】
11 ステアリングホイール本体 12a ,15a 芯材を構成する芯金 16 被覆部材 25 被覆層 26 被装着部 31 凹段部 33 端縁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール本体の少なくとも
    一部にこのステアリングホイール本体の芯材を覆う被覆
    層が設けられているとともに、この被覆層の外面の少な
    くとも一部に被覆部材が装着されたステアリングホイー
    ルにおいて、 前記被覆層を前記被覆部材の厚さ寸法とほぼ同じ寸法だ
    け凹設して形成された被装着部と、 この被装着部の端部に沿ってこの被装着部からさらに凹
    設して形成された凹段部とを備え、 前記被覆部材は、裏面側に折り返した端縁部を前記凹段
    部に係合した状態で、前記被装着部に装着されたことを
    特徴とするステアリングホイール。
JP030544U 1992-05-11 1992-05-11 ステアリングホイール Pending JPH0589152U (ja)

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JP030544U JPH0589152U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 ステアリングホイール

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1884441A1 (en) * 2005-04-27 2008-02-06 Midori Anzen Co., Ltd. Leather and process for producing leather
JP2010070134A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Toyoda Gosei Co Ltd 革巻きステアリングホイール

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