JPH0588800A - Scsi装置を備えたコンピユータ周辺装置およびscsi装置の終端回路ユニツト - Google Patents

Scsi装置を備えたコンピユータ周辺装置およびscsi装置の終端回路ユニツト

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JPH0588800A
JPH0588800A JP3274594A JP27459491A JPH0588800A JP H0588800 A JPH0588800 A JP H0588800A JP 3274594 A JP3274594 A JP 3274594A JP 27459491 A JP27459491 A JP 27459491A JP H0588800 A JPH0588800 A JP H0588800A
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scsi
host computer
termination circuit
connector
power source
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JP3274594A
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Kazutaka Yamamoto
和孝 山本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別なケーブルや装置を追加する必要なし
に、ホストコンピュータの電源のオン/オフ動作に合せ
て、周辺装置の電源のオン/オフ動作が自動的に行える
ようにする。 【構成】 スイッチ微少信号によりその出力のオン/オ
フが可能な電源ユニットと、ホストコンピュータの電源
がオン状態であるか否か検知し、該状態検知結果により
電源ユニットの出力を制御するコントロール回路とを設
ける。 【効果】 電源のオン/オフ動作をホストコンピュータ
と連動させることによって、素速いシステムの立ち上げ
が可能となり、電源オンのシーケンス等によるトラブル
の発生も確実に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、SCSIインターフ
ェース回路を有するプリンタ装置、スキャナ装置、磁気
ディスク装置、光ディスク装置などの小型コンピュータ
周辺装置およびSCSI装置の終端回路ユニットに係
り、特に、電源のオン/オフ制御や、同一形式のSCS
Iケーブルによる相互接続、さらに、必要な終端回路の
簡単な付設を可能にしたSCSI装置を備えたコンピュ
ータ周辺装置およびSCSI装置の終端回路ユニットに
関する。
【0002】具体的にいえば、第1に、SCSI装置を
備えたコンピュータ周辺装置において、その電源のオン
/オフ動作を可能にしたコンピュータ周辺装置であり、
第2に、SCSI装置を備えたコンピュータ周辺装置に
おいて、異なる形式のプラグとソケットとを有する同一
の付属ケーブルによってシステム間の接続を可能にした
コンピュータ周辺装置であり、第3に、終端回路を必要
とするインターフェースや伝送路で使用するのに好適な
SCSI装置の終端回路ユニットである。
【0003】
【従来の技術】従来から、コンピュータ周辺装置、例え
ば、プリンタ装置、スキャナ装置、磁気ディスク装置、
光ディスク装置などの小型コンピュータ周辺装置には、
SCSI装置(Small Computer SystemInterface
)が使用されており、このSCSI装置を介してホス
トコンピュータとのシステムが構成されている。ホスト
コンピュータや周辺装置などに使用されるSCSI装置
は、共通のケーブル(SCSIバス)によって、デイジ
ーチェーン式に最大8台までの接続が可能である。ここ
で、SCSI装置を使用した従来のホストコンピュータ
と周辺装置からなるシステム構成について、その接続例
を説明する。
【0004】図8は、従来のホストコンピュータと周辺
装置からなるシステム構成の一例を示す機能ブロック図
である。図において、1はホストコンピュータ、2〜8
は周辺装置、9はSCSIバスを示す。
【0005】この図8に示すように、ホストコンピュー
タ1と周辺装置8には、終端回路ユニットが設けられて
おり、SCSIバス9によって、周辺装置2〜7と接続
されている。このように、SCSI装置を使用すること
によって、1台のホストコンピュータ1と、最大7台ま
での周辺装置2〜8とからなるシステムを構成すること
ができる。
【0006】このシステムの場合には、ホストコンピュ
ータ1の立ち上げと同時に、7台分(周辺装置2〜8)
もの電源スイッチをオンにする必要がある。従来の場合
には、システムの電源を一度に立ち上げる方法として、
次の4つの方法が用いられている。
【0007】第1は、手動操作によって、ホストコンピ
ュータと周辺装置の電源スイッチをオン/オフする方
法。第2は、本体部(ホストコンピュータ)の電源スイ
ッチをオン状態に保ち、パーソナルコンピュータのスイ
ッチ連動ACラインアウトによって、オン/オフ動作を
行う方法。
【0008】第3は、本体部(ACラインターミナル・
ボックス)の電源スイッチをオン状態に保ち、スイッチ
付きACラインターミナルによって、周辺装置の電源の
オン/オフ動作を行う方法。第4は、リモート・コント
ローラ付き装置の場合、専用コントロール信号を用い
て、同様に、パーソナルコンピュータなどにより、周辺
装置の電源のオン/オフ動作を行う方法。以上の4つの
方法が、従来から用いられている。
【0009】まず、第1の手動操作で行う方法は、周辺
装置の電源のオン/オフ動作のために特別の手段を設け
る必要はないが、操作が面倒である。また、第4の方法
では、リモート・コントローラ付き装置が必要であり、
操作は簡単であるが、装置のコストがアップする、とい
う問題がある。ここでは、比較的不都合が少ない第2と
第3の方法について、その長短を説明する。
【0010】図9は、従来のホストコンピュータと周辺
装置からなるシステムにおいて、ホストコンピュータの
電源スイッチに連動させて周辺装置の電源のオン/オフ
動作を行うシステムの一例を示す機能ブロック図であ
る。図において、11はホストコンピュータで、SWは
その電源スイッチ、12と13は周辺装置、SCSIは
SCSI装置、ACはAC回線を示す。
【0011】この図9では、第2の方法による周辺装置
の電源のオン/オフ動作を行うシステムについて示して
おり、ホストコンピュータ11の電源スイッチSWに連
動するACアウトレットを利用して、周辺装置12,1
3の電源のオン/オフ動作を行っている。しかし、通
常、このACアウトレットは、2個程度しか付いていな
いので、周辺装置の数が多くなると、利用することがで
きない。その上、このACアウトレットは、電源容量が
小さいので、利用できない場合も生じる。
【0012】図10は、従来のホストコンピュータと周
辺装置からなるシステムにおいて、スイッチ付きACラ
インターミナル・ボックスを利用して、周辺装置の電源
のオン/オフ動作を行うシステムの一例を示す機能ブロ
ック図である。図において、14はホストコンピュー
タ、15と16は周辺装置、17はACラインターミナ
ル・ボックスで、SWはその電源スイッチ、SCSIは
SCSI装置、ACはAC回線を示す。
【0013】この図10では、第3の方法による周辺装
置の電源のオン/オフ動作を行うシステムについて示し
ている。第3の方法は、スイッチ付きACラインターミ
ナル・ボックスを使用して、周辺装置の電源のオン/オ
フ動作を行っている。この場合には、周辺装置の数や電
流容量等に合せて、適切なACラインターミナル・ボッ
クスを選択することが可能である。しかしながら、スイ
ッチ付きACラインターミナル・ボックスが高価である
上に、スイッチがターミナル・ボックス7の本体部に付
いており、自由に設置できないので、操作上不便であ
る。
【0014】以上のように、従来のSCSI装置を使用
してホストコンピュータと周辺装置からなるシステムを
構成する場合、ホストコンピュータの立ち上げと同時
に、最大で7台分もの周辺装置の電源スイッチをオンに
し、また、立ち下げ時にオフにするために、第1から第
4の方法は、いずれも一長一短があり、操作が面倒であ
ったり、コストアップになったりする。したがって、周
辺装置の電源スイッチのオン/オフ動作を、安価かつ簡
略に、自動化することは困難であり、また、電源の入れ
忘れや切り忘れ等によるシステムのトラブルも発生す
る、という不都合があった(以上は、この発明が解決す
る第1の問題点で、後述の実施例1で説明する)。
【0015】次に、SCSI装置を使用した従来のホス
トコンピュータと周辺装置からなるシステム構成につい
て、他の接続例を説明する。
【0016】図11は、従来のホストコンピュータと周
辺装置からなるシステム構成の他の一例を示す機能ブロ
ック図である。図において、21はホストコンピュー
タ、22〜28は周辺装置、29はSCSIケーブルを
示す。
【0017】この図11に示すように、SCSI装置
は、最大8台までのイニシエータおよびターゲット装置
の接続が可能である。ホストコンピュータ21や、周辺
装置22〜28は、それぞれSCSI規格で指定された
形状のコネクタとケーブルによって接続される。
【0018】そのため、SCSI装置を備えた周辺装置
22〜28は、増設に備えて、通常は2個のSCSIコ
ネクタが装着されている。そして、図11の場合には、
7本のSCSIケーブル29により、各装置間をそれぞ
れ接続している。
【0019】ところが、SCSI規格には、複数種類の
形状の異なるコネクタが想定されているので、形状が違
うコネクタが装着された周辺装置22〜28同士の接続
や置き換えには、多くの困難が伴う。すなわち、SCS
I規格で決められているSCSIコネクタは、当初、シ
ールド型とノンシールド型の2種類であったが、装置の
小型化に伴ってコネクタのサイズが大き過ぎるのが障害
となり、さらに小型のSCSIコネクタが追加して規格
化され、計4種類のコネクタが、SCSIコネクタとし
て存在している。
【0020】そして、電源と外装ケースとを有する周辺
装置の場合には、一般に、シールド型のSCSIコネク
タが採用されている。その結果、この種の周辺装置に
は、シールド型低密度SCSIコネクタと、シールド型
高密度SCSIコネクタの2種類が混在することにな
る。
【0021】図12は、シールド型低密度SCSIコネ
クタの正面図である。図において、a〜cは寸法を示
す。低密度SCSIコネクタの寸法は、横幅aが64.
29mm(最大)、bが2.16mm、縦方向の厚さcが1
2.04mm(最大)である。
【0022】次の図13は、シールド型高密度SCSI
コネクタの正面図である。図において、d〜fは寸法を
示す。高密度SCSIコネクタの寸法は、横幅dが3
4.70mm(最大)、eが1.27mm、縦方向の厚さf
が5.54mm(最大)である。
【0023】この図12と図13から明らかなように、
高密度SCSIコネクタは、低密度SCSIコネクタの
ほぼ半分の大きさである。次に、このようなSCSIコ
ネクタが組み込まれた周辺装置の一例として、光ディス
クドライブ装置について説明する。
【0024】図14は、SCSI装置が組み込まれた光
ディスクドライブ装置の外観を示す図である。図におい
て、31は光ディスクドライブ、32はオン/オフ・コ
ントロール機能付き電源ユニット、33は終端回路&オ
ン/オフ・コントロール回路ユニット、34は冷却ファ
ン、35はカバーを示す。
【0025】この図14に示す光ディスクドライブ装置
は、SCSIコントローラを内蔵した光ディスクドライ
ブ31と、オン/オフ・コントロール機能付き電源ユニ
ット32、終端回路&オン/オフ・コントロール回路ユ
ニット33、および、冷却ファン34が、1つのケース
内に収納されている。なお、使用時には、カバー35に
よって覆われる。
【0026】図15は、光ディスクドライブ装置の背面
図である。図において、36は冷却ファンの排気口、3
7はACスイッチ、38はACコネクタ、39はID設
定・終端切換え用窓、40はSCSIコネクタを示す。
この図15に示すように、光ディスクドライブ装置の背
面には、2個のSCSIコネクタ40と、ID設定・終
端切換え用窓39、冷却ファンの排気口36、ACスイ
ッチ37、ACコネクタ38などが配置されている。
【0027】図16は、光ディスクドライブ装置につい
て、その要部構成の一例を示す機能ブロック図である。
図における符号は、図14および図15と同様である。
この図16で、オン/オフ・コントロール機能付き電源
ユニット32は、その+5Vと+12Vの出力を、AC
入力のオン/オフではなく、−(マイナス)オン/オフ
信号の微少信号入力によって制御する電源ユニットであ
る。このような電源ユニット32は、一般に広く使用さ
れている。
【0028】以上のように、図14から図16に関連し
て説明した従来の光ディスクドライブ装置では、2個の
SCSIコネクタ40が装着されている。そして、すで
に述べたように、このSCSIコネクタ40には、図1
2に示したシールド型低密度SCSIコネクタと、図1
3に示したシールド型高密度SCSIコネクタとがあ
る。
【0029】この場合に、2種類のSCSIコネクタの
内、一方の種類のSCSIコネクタを専用インターフェ
ースとして使用するシステムで、特定のSCSI装置や
同一のSCSI装置を1台または複数台接続するとき
は、格別の問題は発生しない。しかし、SCSIコネク
タを汎用インターフェースとして使用するシステムの場
合には、スキャナ装置、プリンタ装置、磁気ディスク装
置、光磁気ディスク装置、光ディスク装置などが、どの
形式のSCSI装置に接続されているのか特定できない
と、コネクタの規格が異なるSCSI装置が混在する可
能性がある。
【0030】もし、規格が異なるSCSI装置が混在し
ていると、接続時に付属のケーブルが使用できない、と
いう不都合が生じる。また、コネクタの形状により、接
続に可能・不可能が生じると、ユーザが購入する際の選
定条件となるので、販売上の制約にもなる。
【0031】図17は、ホストコンピュータと光ディス
クドライブ装置とからなるシステムについて、その接続
構成を示す図で、(1) と(2) はホストコンピュータに設
けられたSCSI装置がそれぞれ異なる場合を示す。図
において、41はホストコンピュータで、41aはSC
SI装置のA型ソケット、42はホストコンピュータ
で、42aはSCSI装置のB型ソケット、43は光デ
ィスクドライブ装置で、43aはSCSI装置のA型ソ
ケット、44は付属SCSIケーブルで、44aはA型
プラグ、45はオプションSCSIケーブルで、45a
はA型プラグ、45bはB型プラグを示す。
【0032】この図17(1) と(2) では、複数種類のS
CSI装置のコネクタ、すなわち、複数種類のソケット
とプラグとについて、一般的な表現として、A型とB型
の2種類が混在している場合を示している。例えば、図
17(1) のように、一種類のSCSIコネクタとして、
A型ソケットを専用インターフェースとして使用するシ
ステムでは、付属SCSIケーブル44によって、全て
の装置の接続が可能である。
【0033】この図17(1) の場合、ホストコンピュー
タ42には、A型ソケット42aを有するSCSIボー
ドが設けられており、また、2個の光ディスクドライブ
装置43にも、それぞれ各2個のSCSI装置のA型ソ
ケット43aが設けられている。したがって、その両端
にA型プラグ44aを有する付属SCSIケーブル44
を使用すれば、ホストコンピュータ42と光ディスクド
ライブ装置43とを接続することができる。
【0034】ところが、図17(2) のように、ホストコ
ンピュータ42には、B型ソケット42bを有するSC
SIボードが設けられており、他方、2個の光ディスク
ドライブ装置43には、それぞれ各2個のSCSI装置
のA型ソケット43aが設けられている場合には、両端
にA型プラグ44aを有する付属SCSIケーブル44
では、ホストコンピュータ42と光ディスクドライブ装
置43とを接続することはできない。このように、規格
が異なるSCSI装置が混在するときは、ユーザは、図
17(2) に示すような、一端にA型プラグ45a、他端
にB型プラグ45bを有するオプションSCSIケーブ
ル45を購入しなければならない。
【0035】以上の図17(1) と(2) で説明したよう
に、規格が異なるSCSI装置が混在していると、コネ
クタ変換プラグや両端がそれぞれの形状を有するケーブ
ルを付属品として付加するとか、オプション販売する等
の必要があり、メーカやユーザに余分な負担がかかって
しまう、という不都合がある(以上は、この発明が解決
する第2の問題点で、後述の実施例2で説明する)。
【0036】ところで、光ディスクドライブ装置には、
図14と図16に示したように、終端回路&オン/オフ
・コントロール回路ユニット33が設けられている。こ
の終端回路は、SCSI装置の内部に配置する形式と、
外部に配置する形式とがあり、前者は内部終端回路、後
者は外部終端回路などと呼ばれている。そして、前者の
内部終端回路は、終端抵抗の取りはずしやスイッチ等に
よって終端回路の接続,切断を行う。また、後者の外部
終端回路は、終端回路とプラグを組み合せた構成であ
り、SCSI装置の拡張用の空きソケットに取り付けて
使用する。
【0037】一般に、外部終端回路の方が、内部終端回
路に比べて、物理的には論理的にも理解し易く、使用し
易いので、現在のSCSIシステムの終端回路には、外
部終端回路が多く採用される傾向にある。ところが、こ
の外部終端回路は、SCSI装置の拡張用空きソケット
を利用しているため、拡張を想定していないシステム
や、システムの終端に位置することを前提としている周
辺装置には、SCSIコネクタのソケットが1つしか用
意されていない場合が多く、外部終端回路を利用するこ
とができない、という問題がある。
【0038】図18は、従来のホストコンピュータと周
辺装置からなるシステム構成の他の一例を示す機能ブロ
ック図である。図において、51はホストコンピュー
タ、52はそのアダプタボード、53は内部終端回路、
54〜56は周辺装置、57はSCSIバス、58は外
部終端回路ユニツトを示す。
【0039】この図18に示すように、ホストコンピュ
ータ51のアダプタボード52と終端の周辺装置56に
は、終端回路ユニットが設けられており、SCSIバス
57によって、ホストコンピュータ51と周辺装置54
〜56が接続されている。この図18に示すように、通
常、周辺装置54〜56には、SCSIコネクタ用のソ
ケットが2個設けられている。その一方は、ホストコン
ピュータ51と接続するためのソケットで、他方は、さ
らに別の周辺装置を増設するためのソケットである。
【0040】図19は、従来の外部終端回路ユニツト5
8について、その外観の一例を示す図で、(1) は正面
図、(2) は上面図を示す。図において、59はハウジン
グ、60はシールド部、61はコンタクトを示す。
【0041】この図19(1) に示すように、外部終端回
路ユニツト58には、2列に配列された各25個のコン
タクト61が設けられており、その周囲をシールド部6
0によって覆われている。
【0042】次の図20は、シングルエンド型SCSI
の信号の一例を示す図である。この図20に示すよう
に、外部終端回路ユニツト58のコンタクト61には、
各種の信号が印加される。
【0043】このような従来の終端回路については、S
CSI規格によって、2種類の回路が規定されている。
【0044】図21は、SCSI規格による終端回路を
示す接続図である。この図21に示す終端回路は、SC
SI規格の当初から規定されていた回路であり、2つの
抵抗器は、220Ωと330Ωである。この回路は、構
成が簡単で、低コストであるから、SCSI装置の内部
終端回路の大半は、この図21の回路が採用されてい
る。しかし、高データ転送レートのシステムの場合に
は、その特性上から問題もある。
【0045】次の図22は、SCSI規格による他の終
端回路を示す接続図である。図において、63はICを
示す。この図22に示した終端回路は、その後にSCS
I規格に追加された回路であり、高データ転送レートの
システムで、多く採用されている。この図22の終端回
路の方が、先の図21の終端回路に比べて、高データ転
送レート時の特性が良好である。
【0046】この図21と図22に示したように、従来
の終端回路には、2種類の回路が規定されており、ユー
ザは、使用状態に応じて、所望の終端回路に変更した
い、という場合が生じる。この場合には、図19(1) と
(2) に示したような、外部終端回路ユニツト58を用い
れば、必要な回路が組み込まれたユニットを用いるだけ
で、簡単に変更することができる。
【0047】ところが、従来の外部終端回路ユニツトで
は、図18で説明したように、ホストコンピュータ22
のアダプタボード52などのような、SCSIコネクタ
のソケットを1つしか有しないSCSI装置も存在して
いる。その結果、実際上は終端回路を変更することが不
可能なケースが生じる(以上は、この発明が解決する第
3の問題点で、後述の実施例3で説明する)、という不
都合があった。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
SCSI装置を使用してホストコンピュータと周辺装置
からなるシステムの場合に、ホストコンピュータの立ち
上げと同時に、最大で7台分もの周辺装置の電源スイッ
チをオンにし、また、立ち下げ時にオフにする必要があ
るが、周辺装置の電源スイッチのオン/オフ動作を、安
価かつ簡略に、自動化することは困難であり、また、電
源の入れ忘れや切り忘れ等によるシステムのトラブルも
発生する、という不都合を解決し、特別なケーブルや装
置を追加する必要なしに、ホストコンピュータの電源の
オン/オフ動作に合せて、周辺装置の電源のオン/オフ
動作が自動的に行えるようにしたSCSI装置を備えた
コンピュータ周辺装置を提供することを第1の目的とす
る(請求項1の発明)。
【0049】また、このような従来のホストコンピュー
タと周辺装置からなるシステムの場合に、規格が異なる
SCSI装置が混在していると、コネクタ変換プラグや
両端がそれぞれの形状を有するケーブルを付属品として
付加するとか、オプション販売する等の必要があり、メ
ーカやユーザに余分な負担がかかってしまう、という不
都合を解決し、ホストコンピュータのSCSIコネクタ
が、2種類の内の一方の例えばA型ソケットでも、B型
ソケットでも、付属のSCSIケーブルで簡単に接続で
きるようにしたSCSI装置を備えたコンピュータ周辺
装置を提供することを第2の目的とする(請求項2の発
明)。
【0050】さらに、従来の外部終端回路ユニツトで
は、SCSIコネクタのソケットを1つしか有しないS
CSI装置も存在しているため、実際上は終端回路を変
更することが不可能なケースが生じる、という不都合を
解決し、SCSIコネクタのソケットを1個しか有しな
いSCSI装置でも、簡単に外部終端回路が形成できる
ようにしたSCSI装置の終端回路ユニットを提供する
ことを第3の目的とする(請求項3の発明)。
【0051】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
SCSIインターフェースを有するコンピュータ周辺装
置において、スイッチ微少信号によりその出力のオン/
オフが可能な電源ユニットと、ホストコンピュータの電
源がオン状態であるか否かを検知し、該状態検知結果に
よって前記電源ユニットの出力を制御するコントロール
回路、とを備えた構成にしている。
【0052】第2に、SCSIインターフェースを有す
るコンピュータ周辺装置において、形状の異なる2種類
のインターフェースコネクタを備えた構成にしている。
【0053】第3に、SCSI装置の終端回路ユニット
において、終端抵抗回路にプラグとソケットとを装備
し、SCSI装置とSCSIケーブルとの間に接続する
SCSIシステムの終端回路を備えた構成にしている。
【0054】
【実施例1】次に、この発明のSCSI装置を備えたコ
ンピュータ周辺装置について、図面を参照しながら、そ
の実施例を詳細に説明する。この実施例は、請求項1の
発明に対応している。従来の技術については、先に、図
8から図10、および図14から図16に関連して説明
した。この実施例は、先の図14に外観図で示したよう
に、SCSI装置が組み込まれた光ディスクドライブ装
置に適用する場合に好適である。
【0055】先に述べたように、この図14に示した光
ディスクドライブ装置は、SCSIコントローラを内蔵
した光ディスクドライブ31と、オン/オフ・コントロ
ール機能付き電源ユニット32、終端回路&オン/オフ
・コントロール回路ユニット33、および、冷却ファン
34が、1つのケース内に収納されている。なお、先の
図15には、光ディスクドライブ装置の背面図も示され
ている。
【0056】また、先の図16には、光ディスクドライ
ブ装置の要部構成の一例を示す機能ブロック図も示され
ている。そして、この図16で、オン/オフ・コントロ
ール機能付き電源ユニット32は、その+5Vと+12
Vの出力を、AC入力のオン/オフではなく、−(マイ
ナス)オン/オフ信号の微少信号入力によって制御する
電源ユニットである。このような電源ユニット32は、
一般に広く使用されている。
【0057】以上は、この実施例の前提であり、この発
明の主要部は、次の図1に示す。この発明のコンピュー
タ周辺装置では、この図14から図16に示した光ディ
スクドライブ装置のようなコンピュータ周辺装置で、電
源ユニットのオン/オフ制御の信号源として、SCSI
装置の電源制御信号(TERMPWR )を使用する。
【0058】図1は、この発明のSCSI装置を備えた
コンピュータ周辺装置について、その終端回路&オン/
オフ・コントロール回路ユニットにおける要部構成の一
実施例を示す機能ブロツク図である。図において、71
は終端抵抗部、72はID設定その他の回路、Trはト
ランジスタ、SWはACスイッチ、Rは抵抗器、Cはコ
ンデンサを示し、また、TERMPWR は電源制御信号を示
す。
【0059】この発明の第1の実施例では、図1に示す
ように、ACスイッチSWの−(マイナス)オン/オフ
の信号源として、SCSI装置の電源制御信号TERMPWR
を用いている。この図1で、一般に、どのホストコンピ
ュータや周辺装置も、この図1のような終端回路を備え
ているが、SCSIシステムの終端に位置する装置以外
は、その終端抵抗部71が取り除かれた状態になってい
る。
【0060】この第1の実施例では、この図1に示すよ
うに、終端回路に終端抵抗部71を付設すると共に、ト
ランジスタTrと抵抗器RとコンデンサCとを使用し
て、ACスイッチSWと接続している。また、電源制御
信号TERMPWR は、この終端抵抗部71へ電力を供給する
ための信号線である。
【0061】なお、従来から、終端抵抗部71へその装
置自身が電力を供給する方式も知られているが、この方
式では、その装置の電源が遮断されると、SCSIバス
が使用できない、という問題がある。このような問題を
解決するために、この実施例では、電源制御信号TERMPW
R を利用する。
【0062】一般に、この電源制御信号TERMPWR は、ホ
ストコンピュータから供給されるので、ホストコンピュ
ータの電源がオン状態にある限り、各装置はSCSIバ
スを使用できることができる。しかも、この電源制御信
号TERMPWR は、ホストコンピュータの電源がオンになる
と、+5Vとなるので、このレベルを検知して、電源ユ
ニットの出力制御を行う。
【0063】このような構成によって、特別なケーブル
を増設することなく、SCSIケーブルのみで、ホスト
コンピュータのオン/オフを検知することが可能にな
る。しかも、SCSIの規格をはずれることもない。次
に、図1に示した終端回路&オン/オフ・コントロール
回路ユニットによる電源のオン/オフ動作について、詳
しく説明する。
【0064】図1において、ACスイッチSWが下方の
MANUAL側のとき、−ON/OFF信号は、常にグランド
レベル(大地電位)に保たれ、電源ユニットは、常に出
力可能状態となる。したがって、ACスイッチがオンの
ときは、動作可能状態(周辺装置の電源がオン)とな
り、ACスイッチがオフのときは、動作不可能状態(周
辺装置の電源がオフ)となる。他方、このACスイッチ
SWがAUTOの側ときは、ACスイッチがオフなら
ば、周辺装置は動作不可能状態(周辺装置の電源がオ
フ)となる。
【0065】また、ACスイッチがオンのときは、−O
N/OFF信号のレベルに応じて、2つの状態をとる。
まず、ホストコンピュータの電源がオンのときは、電源
制御信号TERMPWR が+5Vとなり、この電源制御信号が
終端抵抗部71へ供給されると共に、適当な値に設定さ
れた抵抗器Rを通して、トランジスタTrを駆動する。
【0066】トランジスタTrが駆動状態になると、−
ON/OFF信号がグランドレベルとなり、電源ユニッ
トは、常に出力状態となる。したがって、周辺装置は動
作可能状態(周辺装置の電源がオン)となる。
【0067】逆に、ホストコンピュータの電源がオフの
ときは、電源制御信号TERMPWR はオープン状態となり、
トランジスタTrも駆動されない。そのため、−ON/
OFF信号もオープンレベルとなり、電源ユニットは停
止状態となる。その結果、周辺装置は動作不可能状態
(周辺装置の電源がオフ)となる。なお、コンデンサC
は、ノイズ除去用のバイパスコンデンサである。
【0068】以上のように、この第1の実施例では、終
端抵抗部71を付設し、この終端抵抗部71へトランジ
スタTrを接続し、電源制御信号TERMPWR によってホス
トコンピータのオン/オフを検知して、周辺装置の電源
をオン/オフ動作させるようにしている。
【0069】図2は、この発明のSCSI装置を備えた
コンピュータ周辺装置によって構成されるシステムにつ
いて、その一実施例を示す機能ブロツク図である。図に
おいて、73はホストコンピュータで、SWはその電源
スイッチ部、74と75は周辺装置を示す。
【0070】この図2に示すように、ホストコンピュー
タ73と、複数の周辺装置74,75とを、SCSIケ
ーブルによって接続する。そして、ホストコンピュータ
73に設けられた電源スイッチ部SWをオン/オフす
る。この図2に示すように構成すれば、例えば、周辺装
置が7台あっても、同様のオン/オフ動作を行うことが
可能になる。
【0071】以上のように、この発明の第1の実施例、
すなわち、SCSI装置を備えたコンピュータ周辺装置
によれば、特別なケーブルや装置を追加する必要なし
に、ホストコンピュータの電源のオン/オフ動作に合せ
て、周辺装置の電源のオン/オフ動作が自動的に行え
る。そして、このように、電源のオン/オフ動作を、ホ
ストコンピュータと連動させることによって、素速いシ
ステムの立ち上げが可能となると共に、電源オンのシー
ケンス等によるトラブルも防止される。
【0072】
【実施例2】次に、この発明のSCSI装置を備えたコ
ンピュータ周辺装置について、他の実施例を説明する。
この実施例は、請求項2の発明に対応している。従来の
技術については、先に、図11から図15、および図1
7に関連して説明した。この第2実施例が前提とする従
来の技術は、先の図11に示したように、SCSI装置
によって、ホストコンピュータ21や、周辺装置22〜
28が、最大8台まで接続されたシステムである。
【0073】また、先の図15に光ディスクドライブ装
置の背面で示したように、2個のSCSIコネクタ40
と、ID設定・終端切換え用窓39、冷却ファンの排気
口36、ACスイッチ37、ACコネクタ38などが配
置され、SCSI装置が組み込まれた光ディスクドライ
ブ装置に適用する場合に好適である。なお、その外観図
は、先の図14に示されている。
【0074】そして、2個のSCSIコネクタ40は、
いずれも同じ低密度SCSIコネクタである。以上は、
この第2の実施例の前提であり、この発明の主要部は、
次の図3に示す。
【0075】図3は、この発明のSCSI装置を備えた
コンピュータ周辺装置の一例としての光ディスクドライ
ブ装置について、その一実施例を示す背面図である。図
における符号は図15と同様であり、また、81は高密
度SCSIコネクタを示す。
【0076】この図3に示すように、この第2の実施例
では、先の図15の2個のSCSIコネクタ40(低密
度SCSIコネクタ)の内、その一方に、高密度SCS
Iコネクタ81を使用している。このように、この第2
の実施例では、形状の異なる2個のSCSIコネクタ、
すなわち、低密度SCSIコネクタ(40)と高密度S
CSIコネクタ(81)とを使用する。
【0077】ここで、先に従来例として説明した図17
の説明を簡単に要約する。図17(1) と(2) では、複数
種類のSCSI装置のコネクタ、すなわち、複数種類の
ソケットとプラグとについて、一般的な表現として、A
型とB型の2種類が混在している場合を説明した。以下
には、低密度SCSIコネクタ(40)をA型、高密度
SCSIコネクタ(81)をB型のSCSIコネクタ、
として説明する。
【0078】次に、この図3に示した構成の光ディスク
ドライブ装置(SCSI装置を備えたコンピュータ周辺
装置)の接続例を説明する。
【0079】図4は、図3に示したこの発明のSCSI
装置を備えたコンピュータ周辺装置の一例としての光デ
ィスクドライブ装置と、ホストコンピュータとからなる
システムについて、その接続構成を示す図で、(1) と
(2) はホストコンピュータに設けられたSCSI装置が
それぞれ異なる場合を示す。図における符号は図17と
同様であり、また、82は光ディスクドライブ装置、8
2aはA型ソケット、82bはB型ソケットを示す。
【0080】この図4(1) では、中段の光ディスクドラ
イブ装置82に、A型ソケット82aとB型ソケット8
2bとが設けられている。また、ホストコンピュータ4
1には、先の図17(1) と同様に、SCSI装置のA型
ソケット41aが設けられている。
【0081】この場合には、一端にA型プラグ45a、
他端にB型プラグ45bが接続されたオプションSCS
Iケーブル45を使用することによって、容易に接続す
ることができる。中段の光ディスクドライブ装置82
と、下段の光ディスクドライブ装置82との接続に際し
ても、同様である。
【0082】また、図4(2) では、ホストコンピュータ
42に、SCSI装置のB型ソケット42aが設けられ
ている。なお、中段の光ディスクドライブ装置82と、
下段の光ディスクドライブ装置82には、A型ソケット
82aとB型ソケット82bとが設けられている。
【0083】この図4(2) のようなシステムでも、一端
にA型プラグ45a、他端にB型プラグ45bが接続さ
れたオプションSCSIケーブル45を使用することに
よって、容易に接続することができる。中段の光ディス
クドライブ装置82と、下段の光ディスクドライブ装置
82との接続に際しても、同様である。
【0084】以上のように、この第2の実施例では、A
型とB型のように、形状の異なる2種類のインターフェ
ースコネクタを備えた構成にしている。したがって、ホ
ストコンピュータ(41,42)のSCSIコネクタ
が、A型ソケットでも、B型ソケットでも、同一形式の
付属のSCSIケーブルを使用することにより、容易に
接続することが可能になる。
【0085】
【実施例3】次に、この発明のSCSI装置の終端回路
ユニットについて、実施例を説明する。この実施例は、
請求項3の発明に対応している。従来の技術について
は、先に、図18から図22に関連して説明した。
【0086】この第3の実施例は、主として、先の図1
8に示したホストコンピュータと周辺装置からなるシス
テム構成に対応しており、特に、ホストコンピュータ5
1のアダプタボード52に設けられた内部終端回路5
3、および、終端の周辺装置56に設けられている外部
終端回路ユニツト58を改良した、外部終端回路ユニツ
トに関する。まず、第3の実施例について、次の図5に
示す外形図を参照して説明する。
【0087】図5は、この発明の外部終端回路ユニット
の外形図を示す。図において、91は外部終端回路ユニ
ットで、91aはそのプラグ、91bはソケットを示
す。この図5に示す外部終端回路ユニット91は、プラ
グ91aが、シールド型低密度SCSIプラグ、ソケッ
ト91bが、シールド型低密度SCSIソケットであ
る。
【0088】この両者は、対向面(背向位置)に配置さ
れており、あたかもケーブル延長用コネクタと同様の形
状であるが、プラグとソケットであるから、ケーブル同
士を接続することはできない。この図5に示した発明の
外部終端回路ユニット91は、SCSI装置とSCSI
ケーブルとの間に装着して、使用する。
【0089】図6は、この発明の外部終端回路ユニット
を使用したSCSIシステムの構成例を示す接続図であ
る。図における符号は図18と同様であり、また、92
はアダプターボード、93は外部終端回路ユニットを示
す。この図6に示すように、外部終端回路ユニット93
は、ホストコンピュータ51のアダプタボード92と、
SCSIバス57との間、あるいは、終端の周辺装置5
6とSCSIバス57との間で、使用される。
【0090】図7は、この発明の外部終端回路ユニット
の回路図を示す。図における符号は図22と同様であ
り、右方の数字1〜50は端子番号を示す。
【0091】この図7では、端子番号1〜25と26〜
50の各上段が、プラグ91aの端子で、各下段は、ソ
ケット91bの端子である。外部終端回路ユニットの内
部では、この図7のように、それぞれ同一番号の端子1
〜50が単純に接続されており、SCSIの信号線に
は、終端抵抗が接続されている。なお、この図7では、
終端抵抗としてAlternative2を使用する場合を示した
が、Alternative1を使用することもできる。
【0092】以上の説明したように、この第3の実施例
の外部終端回路ユニット93を使用すれば、SCSIコ
ネクタを1個しか有しないSCSI装置でも、終端回路
をその装置の外部へ簡単に形成させることができる。し
かも、2種類存在している終端回路も、自由に選択し
て、容易に交換することが可能である。
【0093】なお、以上の第3の実施例では、外部終端
回路ユニット93のSCSIソケットおよびSCSIプ
ラグが、シールド型低密度SCSIコネクタの場合につ
いて説明した。しかし、シールド型高密度SCSIコネ
クタや、ノンシールド型低密度SCSIコネクタ、ノン
シールド型高密度SCSIコネクタの場合にも、同様の
効果が得られるので、実施例の場合に限定されるもので
はない。
【0094】
【発明の効果】請求項1の発明では、特別なケーブルや
装置を追加する必要なしに、ホストコンピュータの電源
のオン/オフ動作に合せて、周辺装置の電源のオン/オ
フ動作を自動的に制御することが可能となる。そして、
このように、電源のオン/オフ動作を、ホストコンピュ
ータと連動させることによって、素速いシステムの立ち
上げが可能となると共に、電源オンのシーケンス等によ
るトラブルの発生が確実に防止される。
【0095】請求項2の発明では、ホストコンピュータ
のSCSIコネクタが、2種類の内の一方の例えばA型
ソケットでも、他方のB型ソケットでも、付属のSCS
Iケーブルによって簡単に接続することができる。
【0096】さらに、請求項3の発明では、SCSIコ
ネクタのソケットを1個しか有しないSCSI装置で
も、簡単に外部終端回路を形成することが可能となる
上、それぞれの特性に適合した終端回路を選択して簡単
に交換することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のSCSI装置を備えたコンピュータ
周辺装置について、その終端回路&オン/オフ・コント
ロール回路ユニットにおける要部構成の一実施例を示す
機能ブロツク図である。
【図2】この発明のSCSI装置を備えたコンピュータ
周辺装置によって構成されるシステムについて、その一
実施例を示す機能ブロツク図である。
【図3】この発明のSCSI装置を備えたコンピュータ
周辺装置の一例としての光ディスクドライブ装置につい
て、その一実施例を示す背面図である。
【図4】図3に示したこの発明のSCSI装置を備えた
コンピュータ周辺装置の一例としての光ディスクドライ
ブ装置と、ホストコンピュータとからなるシステムにつ
いて、その接続構成を示す図である。
【図5】この発明の外部終端回路ユニットの外形図を示
す。
【図6】この発明の外部終端回路ユニットを使用したS
CSIシステムの構成例を示す接続図である。
【図7】この発明の外部終端回路ユニットの回路図を示
す。
【図8】従来のホストコンピュータと周辺装置からなる
システム構成の一例を示す機能ブロック図である。
【図9】従来のホストコンピュータと周辺装置からなる
システムにおいて、ホストコンピュータの電源スイッチ
に連動させて周辺装置の電源のオン/オフ動作を行うシ
ステムの一例を示す機能ブロック図である。
【図10】従来のホストコンピュータと周辺装置からな
るシステムにおいて、スイッチ付きACラインターミナ
ル・ボックスを利用して、周辺装置の電源のオン/オフ
動作を行うシステムの一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図11】従来のホストコンピュータと周辺装置からな
るシステム構成の他の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図12】シールド型低密度SCSIコネクタの正面図
である。
【図13】シールド型高密度SCSIコネクタの正面図
である。
【図14】SCSI装置が組み込まれた光ディスクドラ
イブ装置の外観を示す図である。
【図15】光ディスクドライブ装置の背面図である。
【図16】光ディスクドライブ装置について、その要部
構成の一例を示す機能ブロック図である。
【図17】ホストコンピュータと光ディスクドライブ装
置とからなるシステムについて、その接続構成を示す図
である。
【図18】従来のホストコンピュータと周辺装置からな
るシステム構成の他の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図19】従来の外部終端回路ユニツト58について、
その外観の一例を示す図である。
【図20】シングルエンド型SCSIの信号の一例を示
す図である。
【図21】SCSI規格による終端回路を示す接続図で
ある。
【図22】SCSI規格による他の終端回路を示す接続
図である。
【符号の説明】
71 終端抵抗部 72 ID設定その他の回路 73 ホストコンピュータ 81 高密度SCSIコネクタ 82 光ディスクドライブ装置 91 外部終端回路ユニット 91a プラグ 91b ソケット 92 アダプターボード 93 外部終端回路ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SCSIインターフェースを有するコン
    ピュータ周辺装置において、 微少信号によりその出力のオン/オフが可能な電源ユニ
    ットと、 ホストコンピュータの電源がオン状態であるか否かを検
    知し、該状態検知結果によって前記電源ユニットの出力
    を制御するコントロール回路、とを備えたことを特徴と
    するコンピュータ周辺装置。
  2. 【請求項2】 SCSIインターフェースを有するコン
    ピュータ周辺装置において、 形状の異なる2種類のインターフェースコネクタを備え
    たことを特徴とするコンピュータ周辺装置。
  3. 【請求項3】 SCSI装置の終端回路ユニットにおい
    て、 終端抵抗回路にプラグとソケットとを装備し、SCSI
    装置とSCSIケーブルとの間に接続するSCSIシス
    テムの終端回路を備えたことを特徴とするSCSI装置
    の終端回路ユニット。
JP3274594A 1991-09-25 1991-09-25 Scsi装置を備えたコンピユータ周辺装置およびscsi装置の終端回路ユニツト Pending JPH0588800A (ja)

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