JPH058861A - 原燃料搬送制御方法 - Google Patents

原燃料搬送制御方法

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JPH058861A
JPH058861A JP3159229A JP15922991A JPH058861A JP H058861 A JPH058861 A JP H058861A JP 3159229 A JP3159229 A JP 3159229A JP 15922991 A JP15922991 A JP 15922991A JP H058861 A JPH058861 A JP H058861A
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本 守 量 松
Makoto Asada
田 誠 浅
Mitsuhiro Nakanishi
西 光 博 中
Hiroyuki Iida
田 洋 行 飯
Yuji Kato
藤 祐 司 加
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Nippon Steel Corp
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SHINNITSUTETSU JOHO TSUSHIN SYST KK
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/38Devices for influencing the colour or wavelength of the light
    • H01J61/42Devices for influencing the colour or wavelength of the light by transforming the wavelength of the light by luminescence
    • H01J61/44Devices characterised by the luminescent material

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数種類の原燃料を複数ベルトコンベアにて
工場の複数貯蔵槽へ搬送するプロセスにおいて、搬送作
業ロスを少なくし、該貯蔵槽の在庫を安定させる。 【構成】 各貯蔵槽の在庫量下限値を設け、在庫推移予
測をもとに搬送作業候補を設定し各々の作業候補に対
し、貯蔵槽の在庫量,切り出し量,搬送機器の移動距離
から総合的に優先度を求める機構に、全体の状態を把握
して方針決定を行い該方針に砕って詳細決定を行なうフ
ァジィ推論機能を階層構造に構え、優先度を基に複数の
同時搬送可能な作業候補を選択し、搬送開始時刻終了時
刻を決定し、在庫計算、優先度決定にフィ−ドバック
し、再帰的に動作させる事によって、ロス時間の少ない
搬送作業計画を決定し、該計画に従って搬送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類の原燃料を、
複数ベルトコンベアにて工場の複数貯蔵槽へ搬送する場
合の搬送制御方法に関する。
【0002】
【従来技術】製鉄所,火力発電所では、それらの操業の
為に使用される、例えば石炭等の原燃料を一時的に保管
する為に、ヤ−ドと呼ばれる中間緩衝(仮置き)手段と
原燃料の品質,成分を均一にするための各々の生産プロ
セスの前に複数の貯蔵槽を持っている。複数の貯蔵槽で
は、該生産プロセスで需要要求が発生すると、必要な量
を切り出し、該生産プロセスへ供給するため、常時、必
要銘柄の一定量を貯蔵する必要がある。そのため、貯蔵
槽で在庫量が減少すると、ヤ−ドより必要な量を切り出
しベルトコンベア等の搬送機器を乗り継いで貯蔵槽に搬
送供給する。
【0003】通常、製鉄所,火力発電所ではプラントの
規模は非常に大きく、原燃料銘柄,量が多く、複数の貯
蔵槽は、一時的な物量補給上の緩衝用として使用される
ため、ヤ−ドから複数の貯蔵槽への搬送能力を高める事
が重要である。例えば製鉄所の原燃料搬送システムは、
複数ヤ−ド,コ−クス炉,高炉及び焼結プラントなどの
前にある貯蔵槽、更に原燃料搬送を行うベルトコンベア
を主体とした多数物流機器により構成されており、以下
の事が課題である。
【0004】(1) コ−クス炉,高炉,焼結等の生産プロ
セスの操業安定およびコスト削減を実現するために、各
貯蔵槽の在庫レベルを高位に保つ。
【0005】(2) 作業ロスをなるべく少なくし、原燃料
搬送作業の効率化を図る。
【0006】一例として製銑選炭工程にかかわる搬送シ
ステムを図4に示す。バ−ス1に石炭運搬船2が到着す
ると、運搬船2の石炭はアンロ−ダ3により荷上げさ
れ、スタッカ−4にて石炭ヤ−ド5、例えば8ヤ−ドに
積付けられる。石炭ヤ−ド5からは、必要に応じてリク
レ−マ6、例えば4基のリクレ−マでそれぞれ石炭が切
り出され、ベルトコンベア8、例えば24系統のいずれ
かから選択されたベルトコンベアに載せられ、各々のコ
−クス工場11に装備されている、例えば48の配合槽
7の各槽へ搬送される。一般に、これらの搬送プロセス
の重要な制約に以下のものがある。
【0007】(a) ヤ−ド5は各々縦に数百メ−トルほど
あるため、リクレ−マ6は原燃料山が切り替わる毎に切
り出し可能位置まで移動する必要があり、原燃料山が切
替わるタイミングに、必ずリクレ−マ6の移動時間分の
ロス時間を生ずることになる。 (b) 複数のヤ−ド5から複数の貯蔵槽7に原燃料を送る
ため、多数のベルトコンベア8が用意されているが、一
般に、あるヤ−ド5からある槽7へ独立して搬送出来る
ル−トは少いため、搬送作業間のベルトコンベア8の競
合が起り易い。 (c) 設備,要員等の制約から同時に動かし得るリクレ−
マ6は限られており、現在稼働中以外のリクレ−マ6を
稼働させるには、準備時間が必要となる。 以上の様な環境下で、操業を効率的に行なうとする最も
一般的な方法は、経験および勘に頼ったものである。す
なわちオペレ−タによる監視で、槽7在庫が一定値以下
になった原燃料を逐次補給搬送するという態様で、ヤ−
ド5および槽7の在庫管理を人手により行うものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の原燃料搬送の場
合、時間当たりの搬送能力が時間当たりの消費量より遥
かに大きく、且つ入槽すべき貯蔵槽の槽数が少ない場合
はこれでも問題ないが、製鉄所,火力発電所に見られる
様な操業プロセスでは、原燃料銘柄および貯蔵槽の数が
多く、搬送能力も十分とは言えないため、銘柄選択ある
いはリクレ−マ選択失敗により、在庫変動あるいは在庫
切れが生じ、全ての槽在庫を長期的に見て安定させる事
は望めない。
【0009】本発明は、上述の原燃料搬送システムのよ
うに、複数の起点および終点を有し、複数の搬送ル−ト
を持ち、原燃料搬送要求が、随時多銘柄にわたって同時
に発生し、且つ搬送機器の競合を起こし易い搬送システ
ムにおいて、将来の在庫推移を予測し、作業ロスの少な
い作業計画を短時間に策定し、その計画に従って制御す
る事によって、在庫を長期的に安定させることを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の銘柄の
原燃料の搬送要求に対応して、複数の搬送ル−トを介し
て、複数貯蔵槽へ原燃料の搬送を行うプロセスにおい
て、上記各貯蔵槽の在庫量下限値を設け、計画対象時間
帯の原燃料の在庫推移予測をもとに搬送作業候補を各々
の貯蔵槽に対し設定し、該搬送作業候補に対して、貯蔵
槽の在庫量、切り出し量、搬送機器の移動距離から総合
的に評価して優先度を求め、該搬送作業候補の中で、輸
送効率が最大となる様に、該優先度が高く、搬送機器の
競合のない同時搬送可能な搬送作業の組み合わせを選択
し、選択された搬送作業候補の搬送開始時刻と終了時刻
を決定し、在庫計算、優先度決定にフィ−ドバックして
再帰的に動作させる事によって、あらかじめ定められた
該計画対象時間帯の搬送作業スケジュ−ルを決定し、該
搬送作業スケジュ−ルに従って該原燃料を搬送する。ま
た、各々の搬送作業候補に対して、貯蔵槽の在庫量,切
り出し量,搬送機器の移動距離から、総合的に評価して
優先度を求める機構に、まず全体の状態を把握して方針
決定を行い、次に該方針にしたがって詳細決定を行える
様に、全体の状態把握から方針決定を行うファジィ推論
法とその結果を受けて詳細決定を行うファジィ推論法を
階層構造に構える事によって、操業条件を自動的に認識
し、該操業条件に適応した優先度の決定を実現する。
【0011】
【作用】各貯蔵槽の在庫量下限値を設け、計画対象時間
帯の原燃料の在庫推移予測をもとに、搬送作業候補を設
定することによって、搬送作業の粗密状態の把握が可能
となり、加えて搬送作業スケジュ−リング対象が限定で
きる。
【0012】各々搬送作業候補に対して、貯蔵槽の在庫
量,切り出し量,搬送機器の移動距離から総合的に評価
して優先度を求め、該搬送作業候補の中で、輸送効率が
最大となる様に、該優先度が高く、搬送機器の競合のな
い同時搬送可能な搬送作業の組み合わせを選択し、選択
された搬送作業候補の搬送開始時刻,終了時刻を決定
し、更に、在庫計算、優先度決定にフィ−ドバックし、
再帰的に動作させる事によって、計画対象時間帯の搬送
作業スケジュ−ルを決定するので、搬送作業候補の優先
度の高い作業から順番に搬送作業が編成される。
【0013】また本発明の1つの態様は、各々搬送作業
候補に対して、貯蔵槽の在庫量,切り出し量,搬送機器
の移動距離から、総合的に評価して優先度を求める機構
に、まず全体の状態把握から方針決定を行い、次に該方
針にしたがって詳細決定を行える様に、全体の状態把握
から方針決定を行うファジィ推論法と、その結果を受け
て詳細決定を行うファジィ推論法を階層構造に構えるこ
とによって、全体的に貯蔵槽の在庫が低い,高い等の操
業条件を自動的に認識し、該操業条件に適応した優先度
を決定できる。具体的には、上位のファジィ推論法で
は、全体的に貯蔵槽の在庫が低い,高い等の評価を行う
と共に下位のファジィ推論法で使用するメンバ−シップ
関数を決定し、下位のファジィ推論法では、上位で決定
されたメンバ−シップ関数を利用して、操業条件に適応
した優先度を、個別の搬送作業候補に対して、決定する
ことができる(以下、上記階層構造に構えたファジィ推
論法を階層ファジィ推論法と呼ぶ)。
【0014】以上のように、搬送作業候補の優先度の高
い作業から順番に搬送作業を編成することによって、操
業条件に適応した搬送作業スケジュ−ルが定まり、複雑
な計算は必要としない。
【0015】搬送作業候補の中で、搬送効率が最大とな
る様に、優先度が高く、搬送機器の競合のない同時搬送
可能な搬送作業の組み合わせを選ぶ事によって、搬送効
率を高めることができる。
【0016】優先度を求める機構において、リクレ−マ
の移動距離を考慮することにより、ロス時間の少ない搬
送作業スケジュ−ルが立案できる。
【0017】全体として、本発明は、本問題を長年扱っ
てきたオペレ−タの搬送制御法に関する知識経験を、階
層ファジィ推論法によって、優先度に集約でき、簡単な
計算により、短時間で搬送効率の高い搬送計画を得る事
が出来る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例詳細を、図4に示した
製銑選炭プロセスに適用した場合について、図1〜図3
にもとづいて説明する。図2は本発明による搬送作業計
画手段の構成を示す。
【0019】第1に行うべきことは、搬送すべき銘柄の
搬送作業候補の設定を搬送作業候補発生手段12によっ
て行うことである。コ−クス炉の配合槽の在庫を高位安
定させるためには、下限値管理を行う必要がある。一般
的には、槽の在庫レベルが、下限値に到達する時刻を入
槽時刻とするもので、各々の槽に対して在庫推移を予測
し、入槽時刻を決定することによって、作業計画を一意
に立案できる。しかし、現実問題としては、この作業計
画が、搬送作業間で機器の競合を起こさない可能性は極
めて低く、ロス時間の少ない作業計画である可能性は、
ほとんどない。そこで、下限値に到達した時刻に搬送作
業候補を設け、下限値に到達した時刻を目安として利用
し、実際の搬送開始時刻は、下限値に到達した時刻より
前後する事を許容する事によって、条件を緩める。
【0020】第2に行うべきことは、前記搬送作業候補
の優先度を優先度決定手段13で求める事である。ここ
で、優先度を求める理由は、貯蔵槽の在庫量,切り出し
量,搬送機器の移動距離等の複数の評価指標を優先度と
いう一つの指標で表す事によって、搬送作業順位決定を
簡単にできる点にある。搬送作業候補の優先度の考え方
は全体的に貯蔵槽の在庫が高い,低い等の操業条件によ
って、以下の2つに別れる。
【0021】(1)全体的に貯蔵槽の在庫が高い場合
は、槽在庫の評価を重要視して、在庫が低い槽への搬送
作業候補の優先度を高くし、槽在庫が同程度であれば、
切り出し量の多い貯蔵槽への搬送作業候補の優先度を高
くし、槽在庫,切り出し量が同程度であれば、リクレ−
マ移動距離を考慮する。指標の考慮順位は、以下の様に
なる。 槽在庫 > 切り出し量 > リクレ−マ移動距離 これは、貯蔵槽の在庫に余裕があるので、各々貯蔵槽の
在庫を高位に安定させることを狙っている。
【0022】(2)全体的に貯蔵槽の在庫が低い場合
は、リクレ−マ移動距離を重要視して、リクレ−マ移動
距離が短かくて搬送可能な銘柄の作業候補の優先度を高
くし、リクレ−マ移動距離が同程度であれば、在庫量の
少ない貯蔵槽への搬送作業候補の優先度を高くし、リク
レ−マ移動距離,槽在庫が同程度であれば、切り出し量
を考慮する。指標の考慮順位は、以下の様になる。 リクレ−マ移動距離 > 槽在庫 > 切り出し量 これは、貯蔵槽の在庫に余裕がないので、ロス時間をで
きるだけ短くし、輸送効率を高めることによって、貯蔵
槽の在庫の回復を狙っている。
【0023】以上、2つのル−ルによって、操業条件に
適応した優先度を設定する事が可能である。これらのル
−ルは、本問題を長年扱ってきたオペレ−タの知識,経
験から生まれたものであり、オペレ−タは各々のル−ル
を柔軟に使い分けることによって操業を行っている。し
かし、実際の操業では、原燃料の銘柄,貯蔵槽の数が多
く、搬送能力も充分でないため、短時間に、対象範囲全
体を正確に把握してル−ルを使うことは難しく、局部的
な状態判断でル−ル適用を行っていた。
【0024】そこで、対象範囲全体から、より正確に状
態判断を行い、上記ル−ルを適用することによって計画
精度の向上を図った。加えて、これらのル−ルは適用範
囲が広く、互いに重なり合う適用領域が存在し、これら
の領域においては、両ル−ルを併用する必要があるた
め、これら二つのル−ルの適用範囲を確定的な数値で、
場合分けをせず、全体の状態把握から方針決定を行うフ
ァジ−推論法とその結果を受けて詳細決定を行うファジ
ィ推論法を階層構造に構える事を発明し、実現を図っ
た。図1に、階層ファジィ推論法の説明図を示す。ま
ず、上位のファジィ推論で全体的に貯蔵槽の在庫が低
い,高い等の評価を行い、下位のファジィ推論法で利用
する槽在庫切り出し量及びリクレ−マ移動距離のメンバ
−シップ関数を決定する。次に、下位のファジィ推論
で、上位のファジィ推論で決定したメンバ−シップ関数
を使って、個別に搬送作業候補の優先度を求める。これ
によって、操業条件に適応した優先度を決定する事が可
能となる。
【0025】第3に行うべきことは、搬送作業候補の中
で、輸送効率が最大となる様に、前記優先度が高く、搬
送機器の競合のない同時搬送可能な搬送作業の組合せ
を、搬送作業選択手段14によって選択する事である。
ここでは、優先度の高い作業から順に探索を行うため、
少ない探索回数で最適な搬送作業の組み合せを選ぶ事が
できる。
【0026】第4に行うべきことは、選ばれた搬送作業
の搬送開始時刻と終了時刻を時刻決定手段15によって
決定する事である。その詳細を図3の搬送開始時刻と終
了時刻の決定説明図に示す。計画対象期間にロス時間を
極力減少させる事が、輸送効率の高い作業計画立案を可
能にするため、搬送開始時刻は極力早い時刻とする。従
って、計画対象期間の開始時刻または、先発の搬送作業
の終了時刻を搬送開始時刻とする。また、終了時刻は選
ばれた搬送作業の内、一番早く上限に達した時刻とす
る。
【0027】第5に行うべきことは、第2の優先度決定
手段13にフィ−ドバックし、在庫計算手段16で在庫
計算し、優先度計算13を行うことであり、計画対象期
間内に作業を組み込む事が不可能となるか、または搬送
作業候補がすべてなくなるまで再帰的に動作する。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、従来の方法に比し槽の
在庫レベルアップと搬送作業におけるロス時間の短縮が
えられる。本発明の最も特徴とする所は、短時間で最適
解が得られ、複雑な計算を必要としない点である。もち
ろん、設備に依存した規則を利用しているため、プロセ
スが異なれば、多少の装置の改造が必要である。しか
し、我々の対峙する多くの問題は、本発明で指摘した幾
つかの規則を必ず持っている。本発明ではそれらの規則
の取り込み並びに追加を、すべて優先度に反映できる機
構であるので、装置を改造し適用する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する階層ファジィ推論ね処理過程
を示すブロック図である。
【図2】本発明を実施するための機能を示すブロック図
である。
【図3】本発明の実施例により決定した、時刻と槽在庫
量の関係を示すグラフである。
【図4】本発明の実施対称の1つである、製銑選炭工程
における原燃料搬送システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1:バ−ス 2:石炭運搬船 3:アンロ−ダ 4:スタッカ− 5:石炭ヤ−ド 6:リクレ−マ 7:配合槽 8:ベルトコンベア 9:石炭粉砕機 10:混炭機 11:コ−クス炉 12:搬送作業候補
発生手段 13:優先度決定手段 14:搬送作業選択
手段 15:搬送作業の開始時刻及び終了時刻決定手段 16:在庫計算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 西 光 博 東海市東海町5−3 新日本製鐵株式会社 名古屋製鐵所内 (72)発明者 飯 田 洋 行 東海市東海町5−3 新日本製鐵株式会社 名古屋製鐵所内 (72)発明者 加 藤 祐 司 東海市東海町5−3 新日鉄情報通信シス テム株式会社中部支社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の銘柄の原燃料の搬送要求に対応し
    て、複数の搬送ル−トを介して、複数貯蔵槽へ原燃料の
    搬送を行うプロセスにおいて、上記各貯蔵槽の在庫量下
    限値を設け、計画対象時間帯の原燃料の在庫推移予測を
    もとに搬送作業候補を各々の貯蔵槽に対し設定し、該搬
    送作業候補に対して、貯蔵槽の在庫量、切り出し量、搬
    送機器の移動距離から総合的に評価して優先度を求め、
    該搬送作業候補の中で、輸送効率が最大となる様に、該
    優先度が高く、搬送機器の競合のない同時搬送可能な搬
    送作業の組み合わせを選択し、選択された搬送作業候補
    の搬送開始時刻と終了時刻を決定し、在庫計算、優先度
    決定にフィ−ドバックして再帰的に動作させる事によっ
    て、あらかじめ定められた該計画対象時間帯の搬送作業
    スケジュ−ルを決定し、該搬送作業スケジュ−ルに従っ
    て該原燃料を搬送する事を特徴とする原燃料搬送制御方
    法。
  2. 【請求項2】上記搬送作業候補に対して、貯蔵槽の在庫
    量、切り出し量、搬送機器の移動距離から総合的に評価
    して優先度を求める機構に、まず全体の状態を把握して
    方針決定を行い、次に該方針にしたがって詳細決定を行
    える様に、全体の状態把握から方針決定を行うファジィ
    推論法とその結果を受けて詳細決定を行うファジィ推論
    法を階層構造に構えることによって、操業条件を自動的
    に認識し、該操業条件に適応した優先度を決定する事を
    特徴とする請求項1記載の原燃料搬送制御方法。
JP15922991A 1991-06-29 1991-06-29 原燃料搬送制御方法 Expired - Lifetime JP2501678B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320106A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Nippon Steel Corp 原材料貯槽への入槽計画作成方法およびその装置
US8093793B2 (en) 2008-04-25 2012-01-10 Hitachi Displays, Ltd. Fluorescent lamp made of glass and having particular composition

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320106A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Nippon Steel Corp 原材料貯槽への入槽計画作成方法およびその装置
US8093793B2 (en) 2008-04-25 2012-01-10 Hitachi Displays, Ltd. Fluorescent lamp made of glass and having particular composition

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