JPH0587966B2 - - Google Patents
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- JPH0587966B2 JPH0587966B2 JP59057155A JP5715584A JPH0587966B2 JP H0587966 B2 JPH0587966 B2 JP H0587966B2 JP 59057155 A JP59057155 A JP 59057155A JP 5715584 A JP5715584 A JP 5715584A JP H0587966 B2 JPH0587966 B2 JP H0587966B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- central magnetic
- bobbin
- core
- magnetic leg
- transformer
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F19/00—Fixed transformers or mutual inductances of the signal type
- H01F19/04—Transformers or mutual inductances suitable for handling frequencies considerably beyond the audio range
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、フエライトコアを用いたトランスに
関する。
関する。
従来例の構成とその問題点
一般に、スイツチング電源回路等では、フエラ
イトコアを用いたトランスやチヨークが用いられ
ている。このようなトランスには、通常E型フエ
ライトコアを2個組合わせ、中央磁脚の間にギヤ
ツプを設けたものが使用されている。第1図は、
かかる従来のトランスの一例の外観斜視図、第2
図はその断面図である。1はE型フエライトコア
で、2個のコア1を組合わせ、その中央磁脚2に
ボビン3に巻いたコイル4が嵌合し、中央磁脚2
にギヤツプが設けられている。このようなトラン
スでは、フエライトコアの磁歪振動によるうなり
音を防止するため、中央磁脚2のギヤツプ部に接
着剤5を塗布し、或は全体を樹脂6で含浸するな
どの方法がとられている。
イトコアを用いたトランスやチヨークが用いられ
ている。このようなトランスには、通常E型フエ
ライトコアを2個組合わせ、中央磁脚の間にギヤ
ツプを設けたものが使用されている。第1図は、
かかる従来のトランスの一例の外観斜視図、第2
図はその断面図である。1はE型フエライトコア
で、2個のコア1を組合わせ、その中央磁脚2に
ボビン3に巻いたコイル4が嵌合し、中央磁脚2
にギヤツプが設けられている。このようなトラン
スでは、フエライトコアの磁歪振動によるうなり
音を防止するため、中央磁脚2のギヤツプ部に接
着剤5を塗布し、或は全体を樹脂6で含浸するな
どの方法がとられている。
しかし、このような構成では、接着剤5がボビ
ン3とコアの中央磁脚2との間に流れ込んで、ボ
ビンが中央磁脚に接着され、或はポリエステルな
どの含浸樹脂によりコアの中央磁脚2とボビン3
が接合され、トランスの温度が低下してボビンが
収縮すると、フエライトコアの上下の中央磁脚が
引張られてコアにクラツク7が入り、コアが割れ
る欠点がある。このようなコアの割れは、接着剤
や含浸剤としてシリコンゴムのような軟かい材料
を使用することによつて防止することができる
が、このような材料では、磁歪振動によるうなり
音を充分に防止することができない。
ン3とコアの中央磁脚2との間に流れ込んで、ボ
ビンが中央磁脚に接着され、或はポリエステルな
どの含浸樹脂によりコアの中央磁脚2とボビン3
が接合され、トランスの温度が低下してボビンが
収縮すると、フエライトコアの上下の中央磁脚が
引張られてコアにクラツク7が入り、コアが割れ
る欠点がある。このようなコアの割れは、接着剤
や含浸剤としてシリコンゴムのような軟かい材料
を使用することによつて防止することができる
が、このような材料では、磁歪振動によるうなり
音を充分に防止することができない。
発明の目的
本発明は上述のような従来のフエライトコアを
使用したトランスの欠点をなくし、コアにクラツ
クが生じるおそがなく、且つ磁歪振動によるうな
り音を防止することのできるトランスを提供する
こを目的とするものである。
使用したトランスの欠点をなくし、コアにクラツ
クが生じるおそがなく、且つ磁歪振動によるうな
り音を防止することのできるトランスを提供する
こを目的とするものである。
発明の構成
本発明は、1対のE型フェライトコアの中央磁
脚とこれに嵌合したコイルボビンとの間にフイル
ム又は紙を挿入して、1対のコアの中央磁脚に設
けたギヤツプに接着剤を塗布して、両方のコアの
中央磁脚を接合するものである。
脚とこれに嵌合したコイルボビンとの間にフイル
ム又は紙を挿入して、1対のコアの中央磁脚に設
けたギヤツプに接着剤を塗布して、両方のコアの
中央磁脚を接合するものである。
このような構成により、フエライトコアの中央
磁脚とコイルボビンとの間の接着力が弱められ、
ボビンの収縮による張力が弱まり、コアのクラツ
クの発生を防止することができる。
磁脚とコイルボビンとの間の接着力が弱められ、
ボビンの収縮による張力が弱まり、コアのクラツ
クの発生を防止することができる。
実施例の説明
第3図は本発明の一実施例のトランスの断面
図、第4図はその要部の分解斜視図である。第3
図において、1は1対のE型フエライトコア、2
はその中央磁脚、3はコイル4が巻かれたボビン
で、1対のE型フエライトコア1はその中央磁脚
2の間にギヤツプが設けられて組合わされている
ことは第1図、第2図について説明した従来例と
同じである。8は厚さが例えば0.05mm程度のポリ
エステルフイルム或は紙で、第4図に示すように
四角形のものを円筒形に丸めてボビン3の中に挿
入し、これをフエライトコア1の中央磁脚に嵌合
し、中央磁脚のギヤツプに接着剤5を塗布して1
対のコアの磁脚2を接合し、更に必要に応じ樹脂
6を含浸してトランスを構成したものである。
図、第4図はその要部の分解斜視図である。第3
図において、1は1対のE型フエライトコア、2
はその中央磁脚、3はコイル4が巻かれたボビン
で、1対のE型フエライトコア1はその中央磁脚
2の間にギヤツプが設けられて組合わされている
ことは第1図、第2図について説明した従来例と
同じである。8は厚さが例えば0.05mm程度のポリ
エステルフイルム或は紙で、第4図に示すように
四角形のものを円筒形に丸めてボビン3の中に挿
入し、これをフエライトコア1の中央磁脚に嵌合
し、中央磁脚のギヤツプに接着剤5を塗布して1
対のコアの磁脚2を接合し、更に必要に応じ樹脂
6を含浸してトランスを構成したものである。
発明の効果
本発明は以上のように、フエライトコアの中央
磁脚とコイルのボビンとの間にフイルム又は紙を
介在させて、中央磁脚を接着剤で接合するもの
で、コアの中央磁脚とコイルのボビンとの間にフ
イルム又は紙があるため、ボビンが収縮した場合
にも、その力はフイルム又は紙の面で弱められ、
コアの中央磁脚に加わる力が弱められてコアにク
ラツクが入るのを防止することができる。
磁脚とコイルのボビンとの間にフイルム又は紙を
介在させて、中央磁脚を接着剤で接合するもの
で、コアの中央磁脚とコイルのボビンとの間にフ
イルム又は紙があるため、ボビンが収縮した場合
にも、その力はフイルム又は紙の面で弱められ、
コアの中央磁脚に加わる力が弱められてコアにク
ラツクが入るのを防止することができる。
なお、フイルム8の厚みは薄いほど変形し易い
ので、ボビンの収縮力がコアの中央磁脚に加わる
のが防止されてその効果が大である。
ので、ボビンの収縮力がコアの中央磁脚に加わる
のが防止されてその効果が大である。
第1図は従来のトランスの外観斜視図、第2図
はその断面図、第3図は本発明のトランスの一実
施例の断面図、第4図はその要部の分解斜視図で
ある。 1……E型フエライトコア、2……中央磁脚、
3……ボビン、4……コイル、5……接着剤、6
……含浸樹脂、7……クラツク、8……フイルム
又は紙。
はその断面図、第3図は本発明のトランスの一実
施例の断面図、第4図はその要部の分解斜視図で
ある。 1……E型フエライトコア、2……中央磁脚、
3……ボビン、4……コイル、5……接着剤、6
……含浸樹脂、7……クラツク、8……フイルム
又は紙。
Claims (1)
- 1 2個のE型フエライトコアを中央磁脚間にギ
ヤツプを設けて組合わせ、前記中央磁脚に嵌合し
たコイルのボビンと中央磁脚との間に紙又はフイ
ルムを介在させて前記ギヤツプに塗布した接着剤
による2個のフエライトコアの中央磁脚を接合し
て成るトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59057155A JPS60200505A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59057155A JPS60200505A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60200505A JPS60200505A (ja) | 1985-10-11 |
JPH0587966B2 true JPH0587966B2 (ja) | 1993-12-20 |
Family
ID=13047670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59057155A Granted JPS60200505A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60200505A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009290061A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Tabuchi Electric Co Ltd | 誘導電磁器 |
JP2011077304A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Fdk Corp | 大電力用インダクタンス部品 |
JP2013004887A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Minebea Co Ltd | コイル部品 |
JP6170390B2 (ja) * | 2013-09-13 | 2017-07-26 | 株式会社タムラ製作所 | 電源用モジュール部品 |
KR102131857B1 (ko) * | 2014-05-20 | 2020-07-08 | 현대모비스 주식회사 | 크랙 방지용 보빈을 갖는 변압기, 이를 적용한 저전압 직류 변환기, 및 이의 조립 방법 |
WO2017085797A1 (ja) * | 2015-11-18 | 2017-05-26 | 株式会社日立製作所 | 静止誘導電器の鉄心接合構造及び鉄心接合方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS47946U (ja) * | 1971-01-16 | 1972-08-09 | ||
JPS5316863A (en) * | 1976-07-30 | 1978-02-16 | Hitachi Ltd | Reactor |
JPS5340688A (en) * | 1976-09-27 | 1978-04-13 | Fuji Oil Co Ltd | Method of manufacturing solidified matter |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58159726U (ja) * | 1982-04-20 | 1983-10-25 | 松下電器産業株式会社 | トランス |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP59057155A patent/JPS60200505A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS47946U (ja) * | 1971-01-16 | 1972-08-09 | ||
JPS5316863A (en) * | 1976-07-30 | 1978-02-16 | Hitachi Ltd | Reactor |
JPS5340688A (en) * | 1976-09-27 | 1978-04-13 | Fuji Oil Co Ltd | Method of manufacturing solidified matter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60200505A (ja) | 1985-10-11 |
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