JPH058779Y2 - - Google Patents

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JPH058779Y2
JPH058779Y2 JP1985030241U JP3024185U JPH058779Y2 JP H058779 Y2 JPH058779 Y2 JP H058779Y2 JP 1985030241 U JP1985030241 U JP 1985030241U JP 3024185 U JP3024185 U JP 3024185U JP H058779 Y2 JPH058779 Y2 JP H058779Y2
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JP
Japan
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casing
silencer
rotating electric
fluid
electric machine
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JP1985030241U
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English (en)
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JPS60162958U (ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば屋外に設置されるパツケージ
形ガスタービン発電機のような回転電機の冷却装
置に関する。
従来の回転電機の冷却装置は、第1図及び第2
図に示されるように、略角筒状をなす密閉された
屋外形のケーシング(機枠)aに各吸込口b及び
吹出口cを近接して設け、上記ケーシングa内に
タービン(図示されず)に直結した減速機dを設
け、この減速機dの出力軸d1に接手eを介して回
転電機としての発電機f及び励磁機gを設置し、
他方、上記各吸込口bに連通し、しかも、上記励
磁機gの下位に位置して各第1サイレンサーhを
設け、上記発電機f及び吹出口eの近傍に第2サ
イレンサーi、第3サイレンサーjを設け、この
第3サイレンサーjと上記吹出口eに近接して設
けられたルーバーkとの間にダンパ装置lを設け
たものである。
従つて、上記発電機fが回転することにより、
この発電機fのロータf1に附設された冷却用フア
ンmがこのロータf1と共に回転するので、上記各
吸込口bから流入した冷気流体は第1サイレンサ
ーhで消音されながら、上記発電機f内に送風さ
れ、この発電機f内を通過することにより、熱交
換して発電機f等を冷却し、この熱交換した流体
は、第2サイレンサーi、第3サイレンサーjで
消音されて、ルーバーk及び吹出口cを通して機
外へ放出されるようになつている。
又一方、寒冷地での空気調和を施す時、流体の
給気温度を一定に保持するために、上記ダンパ装
置lを制御して開き、熱交換した一部の流体を第
1サイレンサーhに還流するようになつている。
しかしながら、上述した回転電機の冷却装置
は、ケーシングaの一端部に近接して設けられて
おり、しかも、ケーシングaが軸方向に細長く形
成されている関係上、ケーシングaの全長が長く
なり、これに追随して、冷却流路が長く、しかも
複雑な通路となり、さらに、騒音を解消するため
に、多数のサイレンサーを組込まなければならな
いばかりでなく、ケーシング全体が大型化して輸
送上の制限を受けるおそれがある。
本考案は、上述した点に鑑み、フアン付の回転
電機の内蔵したケーシングの上部に吹出口を設
け、このケーシングの両側板に各吸気口を穿設
し、この各吸気口に各サイレンサーを附設し、前
記ケーシングの両側板に、各吸気口を有し前記各
サイレンサーを外方から囲む各補助枠を分割し得
るように着脱自在に設けるとともに、前記回転電
機の固定子枠の上部に流体の各還流口を穿設し、
この還流口を開閉可能とする各ダンパ装置を設
け、これによりケーシング全体を小型に構成する
と共に、騒音の発生を抑制しつつサイレンサーの
数量を減らし、小型軽量化を図り、併せて据付現
場への輸送を容易にし得るようにしたことを特徴
とする回転電機を提供するものである。
以下、本考案を図示の一実施例について説明す
る。
第3図乃至第5図において、符号1は略角筒状
をなすケーシングであつて、このケーシング1に
はキヤビン2が各仕切板3、及び4によつて形成
されており、しかも、このキヤビン2を形成する
上記ケーシング1の上部1aには吹出口5が設け
られている。又、上記キヤビン2を形成したケー
シング1内には例えば発電機のようなフアン6を
備えた回転電機7が設置されており、この回転電
機7は、通気孔8を備えた固定子枠9を有する固
定子(ステータ)10とフアン6を備えたロータ
(回転子)11とによつて構成されている。さら
に、上記固定子枠9の上部には、第5図に示され
るように、流体の各還流口12が設けられてお
り、この還流口12には各ダンパ装置13がこの
還流口12を開口し得るようにして設けられてい
る。
一方、上記ケーシング1の両側板1bには各吸
気口14が穿設されており、この各吸気孔14に
は各サイレンサー15が流体による騒音を消音し
得るようにして附設されている。又、上記両側板
1bの外がわには各吸込口16を備えた各補助枠
17が上記各サイレンサー15を外方から囲むよ
うにし、しかも分割し得るように着脱自在に設け
られている。さらに、上記各補助枠17内には各
フイルター18が塵俟を過し得るようにして設
けられている。
従つて、上記回転電機7を駆動することによ
り、この回転電機7のロータ11と一体をなすフ
アン6が各吸込口16から外気による流体を補助
枠17内のフイルター18、各サイレンサー15
及び各吸気口14を通して回転電機7内に供給
し、ここで熱交換して冷却し、仕事を了えた流体
はケーシング1の上部に設けられた吹出口5から
外部へ放出されるようになつている。
又、寒冷期又は寒冷地にあつては、上記ダンパ
装置13を開扉し、熱交換した流体の一部を還流
口12を通して通気孔8へ還流して機内を保温し
得るようになつている。
特に、本考案による各補助枠17はケーシング
1の両側に分割し得るように、着脱自在に設けら
れているから、遠隔地への運搬に便利であるばか
りでなく、回転電機7の位置するケーシング1の
側板1bに吸気口14及びサイレンサー15を附
設できると共に通気流路を短かくできるので、サ
イレンサー15の数量を節減することができるよ
うになつている。
以上述べたように本考案によれば、フアン付の
回転電機7を内蔵したケーシング1の上部1aに
吹出口5を設け、このケーシング1の両側板1b
に各吸気口14を穿設し、この各吸気口14に各
サイレンサー15を附設し、前記ケーシング1の
両側板1bに、各吸気口16を有し前記各サイレ
ンサー15を外方から囲む各補助枠17を分割し
得るように着脱自在に設けるとともに、前記回転
電機7の固定子枠9の上部に流体の各還流口12
を穿設し、この還流口12を開閉可能とする各ダ
ンパ装置13を設けてあるので、ケーシング1全
体を小型に構成できるばかりでなく、据付現場へ
の輸送を容易にすると共に、騒音の発生を抑制し
ながら、サイレンサー15の数量を減らし、保守
点検を容易にすることができる等の優れた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の回転電機の冷却装置
を説明するための各図、第3図は本考案による回
転電機の冷却装置の縦断面図、第4図は第3図の
半分を示す横断面図、第5図は第3図中の鎖線A
−Aに沿う断面図である。 1……ケーシング、2……キヤビン、3,4…
…仕切板、5……吹出口、6……フアン、7……
回転電機、12……還流口、13……ダンパ装
置、14……吸気口、15……サイレンサー、1
6……吸込口、17……補助枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアン付の回転電機の内蔵したケーシングの上
    部に吹出口を設け、このケーシングの両側板に各
    吸気口を穿設し、この各吸気口に各サイレンサー
    を附設し、前記ケーシングの両側板に、各吸気口
    を有し前記各サイレンサーを外方から囲む各補助
    枠を分割し得るように着脱自在に設けるととも
    に、前記回転電機の固定子枠の上部に流体の各還
    流口を穿設し、この還流口を開閉可能とする各ダ
    ンパ装置を設けたことを特徴とする回転電機の冷
    却装置。
JP3024185U 1985-03-05 1985-03-05 回転電機の冷却装置 Granted JPS60162958U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3024185U JPS60162958U (ja) 1985-03-05 1985-03-05 回転電機の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3024185U JPS60162958U (ja) 1985-03-05 1985-03-05 回転電機の冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60162958U JPS60162958U (ja) 1985-10-29
JPH058779Y2 true JPH058779Y2 (ja) 1993-03-04

Family

ID=30529764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3024185U Granted JPS60162958U (ja) 1985-03-05 1985-03-05 回転電機の冷却装置

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JP (1) JPS60162958U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949103A (ja) * 1972-05-03 1974-05-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4981005U (ja) * 1972-10-28 1974-07-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949103A (ja) * 1972-05-03 1974-05-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60162958U (ja) 1985-10-29

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