JPH0587065A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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Publication number
JPH0587065A
JPH0587065A JP25093391A JP25093391A JPH0587065A JP H0587065 A JPH0587065 A JP H0587065A JP 25093391 A JP25093391 A JP 25093391A JP 25093391 A JP25093391 A JP 25093391A JP H0587065 A JPH0587065 A JP H0587065A
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JP
Japan
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scroll
gas
pressure chamber
tip
high pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP25093391A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Tsujino
充 辻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0587065A publication Critical patent/JPH0587065A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C27/00Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C27/005Axial sealings for working fluid

Abstract

(57)【要約】 【目的】 両スクロールに突設された渦巻体の相互壁間
に形成される吸入ガス圧縮用の高圧室の密封が不完全に
なるという従来の問題を解消すると共に、前記高圧室内
の異常圧力上昇にも対処し得る手段を提供する。 【構成】 チップシール41,42の背面に、それを背
面から押圧する加圧ガスを閉じ込めるガス閉込溝20を
渦巻状に凹設すると共に、チップシール背面側に前記ガ
ス閉込溝20と通じる連通孔21をラジアル方向に開設
する。更に、スクロールに突設の渦巻体8a,9aに凹
設されたチップシール収納部8f,9fの形成位置に
は、チップシールの完全収納状態において前記高圧室S
1及びその隣接位置に形成される中間圧室S2と前記連
通孔21とを連通させ、且つ、チップシールの相手方ス
クロールへの接当状態において前記連通の状態が解除さ
れる位置に、ガス通し孔22,23を開設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロール圧縮機に関
し、更に詳しくは、渦巻体が突設された固定スクロール
とその渦巻体の隣接壁間に嵌め込まれる渦巻体が突設さ
れた旋回スクロールとの組合せよりなり、前記両渦巻体
の相互壁間に旋回スクロールの旋回動作に基づいてガス
を圧縮すべく縮小される高圧室が形成されるスクロール
部を設け、前記両スクロールの渦巻体の先端部に渦巻状
に凹設した収納部に、渦巻状のチップシールを幅方向に
タイトな状態で且つ先端突出状態までスラスト移動自在
に収納し、その各チップシールを相手方のスクロールに
接当させるべく付勢する付勢手段を設けてあるスクロー
ル圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール圧縮機においては、例
えばコイルスプリングを、前記渦巻体の収納部の底でチ
ップシールの平面形状に沿う渦巻状となしつつチップシ
ールの背面側に位置させて設け、その渦巻状のコイルス
プリングによって前記付勢手段を構成してあった。そし
て、そのコイルスプリングの付勢力によって各チップシ
ールを相手方のスクロールに接当させるようにし、その
接当によって、前記高圧室の密封を行うこととしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のスク
ロール圧縮機においては、前記付勢手段としての渦巻状
コイルスプリングのチップシールに対する付勢力を、そ
の渦巻方向において一様に作用させることが難しい。な
ぜなら、前記コイルスプリングは、渦巻方向において前
記チップシールに対する各部位の位置が非伸縮時でも周
期的に変位しており、且つ、伸縮時には各部位が一様に
伸縮することも望めないので、前記付勢力を渦巻方向に
おいて一様に作用させることが難しい。従って、前記チ
ップシールを相手方のスクロールに密着させることが難
しく、前記高圧室の密封が不完全になることがあるとい
う問題があった。また、上述のスクロール圧縮機では、
例えば、液圧縮等が生じて前記高圧室内の圧力が異常に
上昇したときに対処しきれないという問題もあった。本
発明は、このような実情に着目してなされたものであ
り、前記高圧室の密封の問題を解消し得ると共に前記高
圧室内の異常圧力上昇にも対処し得る手段を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスクロール
圧縮機の特徴構成は、前記チップシールの背面に、その
チップシールを背面から押圧する加圧ガスを閉じ込める
ガス閉込溝を前記付勢手段として渦巻状に凹設すると共
に、そのチップシールの背面側部分に、前記ガス閉込溝
と通じる連通孔をラジアル方向に開設し、更に、前記渦
巻体における前記収納部の形成位置には、前記チップシ
ールが前記収納部の底まで収納された状態において前記
高圧室及びその隣接位置に形成される中間圧室と前記連
通孔とを連通させ、且つ、前記チップシールが相手方の
スクロールに接当された状態において前記連通の状態が
解除される位置に、ガス通し孔を開設してある点にあ
る。
【0005】
【作用】前記チップシールが前記収納部の底まで収納さ
れた状態においては、前記高圧室及び中間圧室と前記連
通孔とが連通状態となり、前記高圧室内の加圧ガスが、
その室内から前記連通孔経由で前記中間圧室へと流動す
る過程で前記ガス閉込溝へ導かれる。そして、そのガス
閉込溝内の加圧ガスが、前記チップシールを背面から押
圧付勢し、その付勢力によって前記チップシールが相手
方のスクロールに接当され、その接当によって前記密封
が行われるようになる。ところで、前記加圧ガスを閉じ
込める前記ガス閉込溝は渦巻状に凹設されているので、
そのガス閉込溝へは、前記加圧ガスが前記渦巻方向にわ
たって一様に導かれるようになる。従って、その加圧ガ
スによって前記チップシールを相手方のスクロール側へ
移動付勢する力も前記渦巻方向において一様となる。ま
た、前記チップシールが相手方のスクロールに接当され
た状態になると、前記連通状態が解除されるので、前記
加圧ガスによる前記付勢力が一旦保持されるが、例え
ば、液圧縮等が生じて前記高圧室内の圧力が異常に上昇
したときには、前記高圧室内の高圧力が前記チップシー
ルを押し下げる方向に作用する一方、前記ガス閉込溝内
への新たな加圧ガスの導入は前記連通状態が解除されて
行われないので、前記チップシールを押し下げる力の方
が勝るようになり、前記高圧室内の圧力異常上昇時に
は、前記チップシールが押し下げられて前記高圧室内の
圧力が下がるようになる。
【0006】
【発明の効果】前記加圧ガスによって前記チップシール
を相手方のスクロール側へ移動付勢する力が前記渦巻方
向において一様となるので、前記チップシールが相手方
のスクロール側へ渦巻方向にわたってバランスよくスラ
イド移動され、そのチップシールの先端部が相手方のス
クロールに一様に接当するようになり、その接当によっ
て、前記空間の密封が確実に行われるようになる。しか
も、前記高圧室内の圧力異常上昇時には、前記チップシ
ールが押し下げられて前記高圧室内の圧力が下がるよう
になるため、前記高圧室内の異常圧力上昇にも対処でき
るようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図3及び図4には、本発明のスクロール圧
縮機の一実施例が示されている。図3において、3は、
底付円筒状体の上部開口部に上蓋部3aが施蓋されて全
面的に閉じられた容器であり、その容器3によって、前
記スクロール圧縮機の外殻が構成されている。その容器
3内には、その中間部上側に吸入ガスを圧縮するスクロ
ール部1が設けられると共に、その中間部下側にモータ
2が設けられている。更に、前記容器3内には、前記ス
クロール部1の位置の上方(前記容器3内の上端部)
に、気密構造の吐出室4が設けられている。
【0009】前記容器3の周壁の適宜位置には、吸入管
5が設けられており、その吸入管5経由で吸入されるガ
スは、前記スクロール部1内へ供給されてそこで圧縮さ
れた後、そのスクロール部1から前記吐出室4へ吐出さ
れてその吐出室4内に溜まるようになる。そして、その
吐出室4内のガスは、前記容器3の頂部に設けられた吐
出管6経由で機外へ吐出されるようになる。
【0010】前記スクロール部1は、下面側にスクロー
ル壁8a(図4参照)を形成した上部配置の固定スクロ
ール8と、上面側にスクロール壁9a(図4参照)を形
成した下部配置の旋回スクロール9とを備える。そし
て、前記固定スクロール8と前記旋回スクロール9と
は、渦巻き方向における両スクロール壁8a,9aの位
相を互いに180°ずらせつつ、一方の隣接スクロール
壁8a間に他方のスクロール壁9aを入れ込んで、上下
組み合わせてある。
【0011】前記固定スクロール8は、その下端部が、
前記容器3に内嵌固設された嵌合保持部材10の上部に
内嵌保持されることにより、半径方向への変位が阻止さ
れた状態に下から保持され、更にその上端部が、前記容
器3の上蓋部3aによって規制されることにより、上方
への変位が阻止され、もって、半径方向の位置決め及び
上下方向の位置決めがなされている。
【0012】前記旋回スクロール9は、前記嵌合保持部
材10の中間部にて、オルダムリング7(自転防止機
構)共々、下から保持されることにより、そのスクロー
ル軸芯Qb方向への変位が阻止された状態に支持され、
その支持の下に、半径方向へは所定範囲で変位できるよ
うになっている。そして、前記モータ2の回転が、前記
嵌合保持部材10の下部にて軸部11aが軸受支持され
たクランク機構11を介して前記旋回スクロール9に伝
達されると、その旋回スクロール9は、固定スクロール
8のスクロール軸芯Qaとは所定寸法eだけ偏芯した状
態で、固定スクロール8のスクロール軸芯Qa周りを旋
回動作するようになっている。尚、前記オルダムリング
7の作用によって前記旋回スクロール9の自転は防止さ
れる。
【0013】このように、前記旋回スクロール9が旋回
動作すると、スクロール壁8a,9aの大径側端部の側
から両スクロール壁8a,9a間に三日月状の空間Sが
順次形成され、その空間Sがスクロール壁8a,9aの
小径側に連続的に移行し、その移行の過程で、前記空間
Sの容積が次第に縮小されて高圧室S1(図1参照)と
なり、その高圧室S1内において吸入ガスが圧縮される
ようになる。尚、前記高圧室S1に隣接する空間Sは、
前記高圧室S1内の圧力よりも低圧の中間圧室S2が形
成されるようになる(図1参照)。そして、前記吸入ガ
スは、所定の高圧まで加圧された後、前記固定スクロー
ル8のスクロール軸芯Qa部に形成してある吐出孔12
から吐出室4へ吐出される。尚、その吐出孔12の形成
部分には逆止弁13が設けられている。
【0014】前記吸入ガスを圧縮する空間としての前記
高圧室S1は、前記圧縮の効率向上のため、前記中間圧
室S2から隔てられて密封される必要があるが、その密
封は次に述べるようにして行われる。即ち、前記両スク
ロール8,9の渦巻体8a,9aの先端部には、その幅
中央部に平面視渦巻状に収納部8f,9fが凹設されて
おり、その渦巻状の収納部8f,9fには、断面形状が
前記収納部8f,9fの幅に相当する幅を有する矩形で
且つ平面視形状が渦巻状であるチップシール41,42
が幅方向にタイトな状態で且つ先端突出状態までスラス
ト移動自在に収納されている。そして、そのチップシー
ル41,42が後述の付勢手段Aの付勢力に基づいて付
勢されてスラスト移動すると、その先端が突出状態とな
って相手方のスクロール9,8に接当されるようにな
り、その接当によって前記密封が行われる。
【0015】前記付勢手段Aは、図1(イ)(チップシ
ール収納状態)及び図1(ロ)(チップシール突出状
態)に示すように、前記チップシール41,42の背面
に、そのチップシール41,42を背面から押圧する加
圧ガスを前記高圧室S1から導いて閉じ込めるガス閉込
溝20を渦巻状に渦巻方向全長にわたって凹設すること
によって構成されている。
【0016】前記高圧室S1からの加圧ガスは、次に述
べるように開設された連通孔21及びガス通し孔22,
23を介して前記ガス閉込溝20へ導かれるようになっ
ている。前記チップシール41,42の背面側には、前
記ガス閉込溝20と縦孔21aを介して通じる連通孔2
1がラジアル方向に貫通されて開設されている。その連
通孔21が開設されるべき前記チップシール41,42
の位置は、具体的には、そのチップシール41,42に
おける背面寄りの適宜位置で、且つ、平面視においてチ
ップシールの渦巻中心周りに90°ずつ位相をずらせた
複数位置(図2参照)に設定されている。更に、前記渦
巻体8a,9aにおける前記収納部8f,9fの形成位
置には、前記高圧室S1側及び前記中間圧室S2側の双
方に、前記チップシール41,42が前記収納部8f,
9fの底まで収納された状態において前記高圧室S1及
び中間圧室S2と前記連通孔21とを連通させ(図1
(イ)参照)、且つ、前記チップシール41,42が相
手方のスクロール9,8に接当された状態において前記
連通の状態が解除される(図1(ロ)参照)ように、ガ
ス通し孔22,23が開設されている。尚、そのガス通
し孔22,23のうちの一方のガス通し孔22は前記高
圧室S1側に形成されたものとし、他方のガス通し孔2
3は前記中間圧室S2側に形成されたものとする。それ
らガス通し孔22,23が開設されるべき前記渦巻体8
a,9aの渦巻方向位置は、具体的には、前記連通孔2
1の開設位置に対応する前記高圧室S1側及び前記中間
圧室S2側の両位置に設定されている。即ち、前記渦巻
体8a,9aに形成された前記収納部8f,9fにおけ
る高圧室S1側の底角部に隣接する位置で、且つ、平面
視において渦巻体中心周りに90°ずつ位相をずらせた
複数位置(図2に示す連通孔21の開設位置に対応)に
前記一方のガス通し孔22の開設位置が設定され、且
つ、前記渦巻体8a,9aに形成された前記収納部8
f,9fにおける高圧室S1側の底角部に隣接する位置
で、且つ、平面視において渦巻体中心周りに90°ずつ
位相をずらせた複数位置(図2に示す連通孔21の開設
位置に対応)に前記他方のガス通し孔23の開設位置が
設定されている。
【0017】このような構成のスクロール圧縮機によれ
ば、前記チップシール41,42が前記収納部8f,9
fの底まで収納された状態においては、前記高圧室S1
及び中間圧室S2と前記連通孔21とが連通状態とな
り、前記高圧室S1内の加圧ガスが、その室内から前記
中間圧室S2へと流動する過程で,渦巻方向に延在する
前記ガス閉込溝20へ導かれる。従って、そのガス閉込
溝20内の加圧ガスが、前記チップシール41,42を
背面から渦巻方向にわたって一様に押圧付勢し、その付
勢力によって前記チップシール41,42が相手方のス
クロール9,8に渦巻方向にわたって一様に接当され、
その接当によって前記密封が確実に行われるようにな
る。また、前記チップシール41,42が相手方のスク
ロール9,8に接当された状態になった後、例えば、液
圧縮等が生じて前記高圧室S1内の圧力が異常に上昇し
たときには、前記高圧室S1内の高圧力が前記チップシ
ール41,42を押し下げる方向に作用する一方、前記
ガス閉込溝20内への新たな加圧ガスの導入は前記連通
状態が解除されて行われないので、前記チップシール4
1,42を押し下げる力の方が勝るようになり、前記チ
ップシール41,42が押し下げられて前記高圧室S1
内の圧力が下がるようになる。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】渦巻体先端部の縦断面図
【図2】渦巻体の平面図
【図3】スクロール圧縮機の縦断面図
【図4】スクロール部の横断面図
【符号の説明】
1 スクロール部 8 固定スクロール 9 旋回スクロール 8a,9a 渦巻体 8f,9f 収納部 20 ガス閉込溝 21 連通孔 22,23 ガス通し孔 41,42 チップシール A 付勢手段 S1 高圧室 S2 中間圧室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 渦巻体(8a)が突設された固定スクロ
    ール(8)とその渦巻体(8a)の隣接壁間に嵌め込ま
    れる渦巻体(9a)が突設された旋回スクロール(9)
    との組合せよりなり、前記両渦巻体(8a),(9a)
    の相互壁間に旋回スクロール(9)の旋回動作に基づい
    てガスを圧縮すべく縮小される高圧室(S1)が形成さ
    れるスクロール部(1)を設け、前記両スクロール
    (8),(9)の渦巻体(8a),(9a)の先端部に
    渦巻状に凹設した収納部(8f),(9f)に、渦巻状
    のチップシール(41),(42)を幅方向にタイトな
    状態で且つ先端突出状態までスラスト移動自在に収納
    し、その各チップシール(41),(42)を相手方の
    スクロール(9),(8)に接当させるべく付勢する付
    勢手段(A)を設けてあるスクロール圧縮機であって、 前記チップシール(41),(42)の背面に、そのチ
    ップシール(41),(42)を背面から押圧する加圧
    ガスを閉じ込めるガス閉込溝(20)を前記付勢手段
    (A)として渦巻状に凹設すると共に、そのチップシー
    ル(41),(42)の背面側部分に、前記ガス閉込溝
    (20)と通じる連通孔(21)をラジアル方向に開設
    し、 更に、前記渦巻体(8a),(9a)における前記収納
    部(8f),(9f)の形成位置には、前記チップシー
    ル(41),(42)が前記収納部(8f),(9f)
    の底まで収納された状態において前記高圧室(S1)及
    びその隣接位置に形成される中間圧室(S2)と前記連
    通孔(21)とを連通させ、且つ、前記チップシール
    (41),(42)が相手方のスクロール(9),
    (8)に接当された状態において前記連通の状態が解除
    される位置に、ガス通し孔(22),(23)を開設し
    てあるスクロール圧縮機。
JP25093391A 1991-09-30 1991-09-30 スクロール圧縮機 Pending JPH0587065A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6695597B2 (en) * 2000-03-06 2004-02-24 Anest Iwata Corporation Scroll fluid machine
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