JPH0586686B2 - - Google Patents

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JPH0586686B2
JPH0586686B2 JP59163664A JP16366484A JPH0586686B2 JP H0586686 B2 JPH0586686 B2 JP H0586686B2 JP 59163664 A JP59163664 A JP 59163664A JP 16366484 A JP16366484 A JP 16366484A JP H0586686 B2 JPH0586686 B2 JP H0586686B2
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JP
Japan
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transistor
transistors
differential amplifier
offset
base
Prior art date
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JP59163664A
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JPS6143005A (ja
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Takahiro Oota
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6143005A publication Critical patent/JPS6143005A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45479Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、オフセツトを任意に調整可能にし
たオフセツト調整増幅回路に関する。
従来の技術 電話機に卓上用送受器を接続し、送信から受信
あるいは受信から送信への送受切換えを送信信号
または受信信号の有無や信号レベルの高低によつ
て自動的に切り換えるような装置においては、送
信信号の有無、受信信号の到来に応じて増幅利得
や差動増幅器のオフセツトを任意に調整すること
が必要である。
第3図および第4図は、この種の装置に用いら
れている従来の差動増幅器を示している。
第3図に示す差動増幅器は、トランジスタ2,
4,6,8,10、可変抵抗12および定電流源
14,16から構成され、トランジスタ2,4の
ベースに形成された入力端子18A,18Bに
は、増幅すべき入力信号が加えられ、出力端子2
0から出力を取り出すことができる。なお、Vcc
は駆動電源から印加される電圧である。
この差動増幅器の場合、可変抵抗12の調整に
よつてトランジスタ2,4に流れる動作電流を加
減し、オフセツトを調整することができる。
また、第4図に示す差動増幅器は、第3図に示
す差動増幅器から可変抵抗12を除くとともに、
トランジスタ2のエミツタ面積をトランジスタ4
のa倍に設定し、所定のオフセツトを得ている。
発明が解決しようとする問題点 第3図に示す差動増幅器では、可変抵抗12の
操作によつて任意のオフセツトが得られるが、動
作電流が定電流源14によつて与えられているた
め、定電流源14の定電流が変動すると、オフセ
ツトが変化してしまう欠点がある。
また、第4図に示す差動増幅器では、第3図に
示す差動増幅器のようなオフセツトの変動は生じ
ないが、トランジスタ2,4のエミツタ面積比に
よつてオフセツトが設定されているため、その加
減調整は不可能である。
そこで、この発明は、任意のオフセツトに調整
できるオフセツト調整増幅回路の提供を目的とす
る。
問題点を解決するための手段 この発明のオフセツト調整増幅回路は、ベース
に増幅すべき入力信号が加えられるとともに、エ
ミツタを共通にした第1及び第2のトランジスタ
28,30からなる差動対が設置され、前記第1
及び第2のトランジスタのエミツタ側に動作電流
(定電流I1)を流す第1の定電流源32を接続し、
前記第1及び第2のトランジスタのコレクタ側に
カレントミラー回路(トランジスタ44,46)
からなる能動負荷を接続し、前記入力信号を増幅
して取り出す第1の差動増幅器24と、エミツタ
が共通に接続されているとともに、前記カレント
ミラー回路を共通の能動負荷とする第3及び第4
のトランジスタ34,36からなる差動対が設置
され、前記第3及び第4のトランジスタの前記エ
ミツタ側に動作電流(定電流I2)を流す第2の定
電流源38が接続された第2の差動増幅器26
と、前記第4のトランジスタのベースに加えられ
たベース電圧VB1に対して前記第3のトランジス
タのベースに任意のベース電圧VB2を加える可変
電圧源42とを備え、前記可変電圧源によつて前
記第3のトランジスタのベースに対するベース電
圧を加減することにより、前記第1の差動増幅器
に任意のオフセツト調整を可能にしたことを特徴
とするものである。
作 用 したがつて、この発明のオフセツト調整増幅回
路は、入力信号を増幅するための第1の差動増幅
器に対し、オフセツトを設定するための第2の差
動増幅器を並設したものであり、第2の差動増幅
器の入力直流電圧の加減により、第1の差動増幅
器に任意のオフセツトが設定される。
実施例 以下、この発明を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
第1図はこの発明のオフセツト調整増幅回路の
実施例を示している。
第1図において、このオフセツト調整増幅回路
は、入力端子22A,22Bに加えられる入力信
号を増幅する第1の差動増幅器24に対してオフ
セツト調整用の第2の差動増幅器26が並列に接
続されている。
第1の差動増幅器24には、エミツタを共通に
した第1及び第2のトランジスタ28,30から
なる差動対が設置され、トランジスタ28,30
のエミツタ側には動作電流として定電流I1を流す
第1の定電流源32が設置されている。また、第
2の差動増幅器26には、エミツタを共通にした
第3及び第4のトランジスタ34,36からなる
差動対が設置され、トランジスタ28,30のエ
ミツタ側には動作電流として定電流I2を流す第2
の定電流源38が設置されている。この第2の差
動増幅器26には、トランジスタ36のベースに
一定のバイアス電圧が電圧源40によつて設定さ
れ、トランジスタ34のベースにはオフセツト調
整用の直流入力電圧としてのバイアス電圧が可変
電圧源42で設定されている。すなわち、この可
変電圧源42の調整により、所望のオフセツトが
設定されるようになつている。
これら第1および第2の差動増幅器24,26
には、能動負荷としてカレントミラー回路がトラ
ンジスタ44,46によつて構成されており、差
動増幅器24の出力がトランジスタ28,44の
コレクタから取り出され、出力回路を構成するト
ランジスタ48のベースに加えられている。この
実施例の場合、トランジスタ28のコレクタ電流
の引き込みでトランジスタ48のベース電流が与
えられている。
そして、トランジスタ48のコレクタと接地点
との間には定電流源50が接続され、トランジス
タ48のコレクタに形成されている出力端子52
から信号出力を取り出すようになつている。
以上の構成に基づき、その動作を説明する。
第1の差動増幅器24には、定電流源32の定
電流I1によつて動作電流が与えられ、入力端子2
2A,22Bに加えられた信号は、第1の差動増
幅器24によつて増幅される。
今、トランジスタ28とトランジスタ30、ト
ランジスタ34とトランジスタ36のエミツタ面
積を同一に設定し、各ベース電位が等しいとき、
オフセツトが発生しない理想的な場合を想定す
る。
そこで、第2の差動増幅器26において、可変
電圧源42を操作してトランジスタ34のベース
に加えられるベース電圧VB2と、電圧源40で設
定されるトランジスタ36のベース電圧VB1とを
異ならせると(VB2≠VB1)、その大小関係に応じ
てトランジスタ34,36に流れる電流が不平衡
となる結果、トランジスタ28,30に流れる電
流が不平衡となり、その不平衡値に応じたオフセ
ツトが得られることになる。すなわち、トランジ
スタ34のベース入力電圧VB2がトランジスタ3
6の電圧VB1より高いとき、トランジスタ34側
の電流が多くなり、トランジスタ36側の電流が
少なくなるので、これに伴いトランジスタ28側
の電流が多くなり、トランジスタ30側の電流が
少なくなる結果、オフセツトが設定される。ま
た、トランジスタ34のベース電圧VB2がトラン
ジスタ36のベース電圧VB2より低いときには、
これとは逆の関係でオフセツトが設定されること
になる。
したがつて、可変電圧源42の電圧調節によ
り、所望のオフセツトに調整することが可能であ
る。換言すれば、仮に、トランジスタ28とトラ
ンジスタ30、トランジスタ34とトランジスタ
36のエミツタ面積などの不均一性によつてオフ
セツトが生じている場合には、可変電圧源42か
ら第2の差動増幅器26に加えられる入力直流電
圧の加減調節により、オフセツトを皆無にするこ
とも可能である。
このようなオフセツトの自由な調整に加えて、
差動増幅器26によつてオフセツト設定電流が調
整されるため、設定されるオフセツトの変化を防
止できるとともに、温度特性を相殺できるため、
温度変化の少ないオフセツトが得られる。
第2図はこの発明のオフセツト調整増幅回路の
具体的な回路構成例を示し、第1図に示すオフセ
ツト調整増幅回路と同一部分には同一符号が付し
てある。
第2図において、このオフセツト調整増幅回路
には、基準定電流源54が設置され、この基準定
電流源54が発生する定電流をトランジスタ5
6,58からなるカレントミラー回路で反転して
トランジスタ60,62,64からなるカレント
ミラー回路に流し込み、各差動増幅器24,26
に動作電流を与えている。
前記電圧源40は、トランジスタ66、ダイオ
ード68,70,72および抵抗75,76で構
成され、基準定電流源54から定電流をダイオー
ド68,70,72に流し込み、ダイオード68
に発生する電圧を抵抗75,76で分圧してベー
ス電圧VB1を得ている。
一方、前記可変電圧源42は、トランジスタ7
4、ダイオード77,78,80および可変抵抗
82で構成され、基準定電流源54からの定電流
をダイオード77,78,80に流し込み、ダイ
オード77に発生する電圧を可変抵抗82を介し
てVB2を得ている。
また、基準定電流源54から定電流をトランジ
スタ56,84のカレントミラー回路で反転した
後、トランジスタ86,88からなるカレントミ
ラー回路に加え、トランジスタ48に定電流を流
している。
このような構成によれば、半導体集積回路によ
り、精度の高いオフセツト調整を可能にした差動
増幅器が得られる。
特に、基準定電流源54が発生する定電流を基
準電流としているため、基準定電流源54の出力
が変動しても、各機能部の定電流が相対的に変動
するため、その変動がオフセツトに何等影響を与
えないなどの利点がある。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、オフ
セツトを自由に調整できるとともに、オフセツト
を調整するための電流を差動増幅器によつて与え
ているため、差動増幅器からの調整用電流が変動
しても設定すべきオフセツトへの影響を抑制でき
しかも温度変化を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のオフセツト調整増幅回路の
実施例を示す回路図、第2図はこの発明のオフセ
ツト調整増幅回路の具体的な回路構成例を示す回
路図、第3図および第4図は従来の差動増幅器に
おけるオフセツト調整を示す回路図である。 24……第1の差動増幅器、26……第2の差
動増幅器、28……第1のトランジスタ、30…
…第2のトランジスタ、32……第1の定電流
源、34……第3のトランジスタ、36……第4
のトランジスタ、38……第2の定電流源、42
……可変電圧源、44,46……トランジスタ
(カレントミラー回路)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベースに増幅すべき入力信号が加えられると
    ともに、エミツタを共通にした第1及び第2のト
    ランジスタからなる差動対が設置され、前記第1
    及び第2のトランジスタのエミツタ側に動作電流
    を流す第1の定電流源を接続し、前記第1及び第
    2のトランジスタのコレクタ側にカレントミラー
    回路からなる能動負荷を接続し、前記入力信号を
    増幅して取り出す第1の差動増幅器と、 エミツタが共通に接続されているとともに、前
    記カレントミラー回路を共通の能動負荷とする第
    3及び第4のトランジスタからなる差動対が設置
    され、前記第3及び第4のトランジスタの前記エ
    ミツタ側に動作電流を流す第2の定電流源が接続
    された第2の差動増幅器と、 前記第4のトランジスタのベースに加えられた
    ベース電圧に対して前記第3のトランジスタのベ
    ースに任意のベース電圧を加える可変電圧源と、 を備え、前記可変電圧源によつて前記第3のトラ
    ンジスタのベースに対するベース電圧を加減する
    ことにより、前記第1の差動増幅器に任意のオフ
    セツト調整を可能にしたことを特徴とするオフセ
    ツト調整増幅回路。
JP59163664A 1984-08-03 1984-08-03 オフセット調整増幅回路 Granted JPS6143005A (ja)

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JP59163664A JPS6143005A (ja) 1984-08-03 1984-08-03 オフセット調整増幅回路

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JPS6143005A JPS6143005A (ja) 1986-03-01
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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1230837B (it) * 1989-05-19 1991-11-07 Sgs Thomson Microelectronics Amplificatore operazionale differenziale, integrabile monoliticamente.
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JP4277599B2 (ja) 2003-07-14 2009-06-10 ヤマハ株式会社 オフセット補正方法、オフセット補正回路及び電子ボリューム
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JPS5854711A (ja) * 1981-09-29 1983-03-31 Nec Corp 差動増幅器

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