JPH0586377A - ガソリン添加用組成物 - Google Patents

ガソリン添加用組成物

Info

Publication number
JPH0586377A
JPH0586377A JP9400391A JP9400391A JPH0586377A JP H0586377 A JPH0586377 A JP H0586377A JP 9400391 A JP9400391 A JP 9400391A JP 9400391 A JP9400391 A JP 9400391A JP H0586377 A JPH0586377 A JP H0586377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
succinimide
group
polyoxyalkylene glycol
gasoline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9400391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadamori Sakakibara
忠守 榊原
Yutaka Hasegawa
豊 長谷川
Fumio Ohashi
文雄 大橋
Kiyomi Adachi
清美 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tonen Corp filed Critical Tonen Corp
Priority to JP9400391A priority Critical patent/JPH0586377A/ja
Publication of JPH0586377A publication Critical patent/JPH0586377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式1のポリオキシアルキレングリコー
ル、又はそのモノアルキルエーテルとω−アミノ脂肪酸
とのエステル、及び一般式2のモノコハク酸イミド、一
般式3のビスコハク酸イミド、その両者が混合された混
合コハク酸イミドのうちから選ばれる1種のコハク酸イ
ミド、及び分子量500〜5000のポリオキシアルキ
レングリコール又はそのエーテル化合物、更に粘度3mm
2/s 〜35mm2/s (100℃)の潤滑油留分とからなる
ガソリン添加用組成物。 R′−O−(R″O)n−CO−(CH2m−NH2
(1) (R′は水素又は低級アルキル基、R″は低級アルキレ
ン基、mは2〜8、nは5〜15の整数を表す。) (R1はC30以上のオレフィンオリゴマー基、R2はC2
〜C4のアルキレン基、mは1〜10の整数を示す。) (R3,R3′はC30以上のオレフィンオリゴマー基、R
4はC2〜C4のアルキレン基、nは0〜10の整数を示
す。) 【効果】 熱安定性に優れ、ガソリンへの分散効果に優
れ、特に自動車エンジンにおける吸気弁等の金属表面へ
の堆積物の付着を効果的に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリン添加用組成物
に関し、特に自動車用エンジンの吸気弁における堆積物
を著しく減少させることができるガソリン添加用組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車におけるキャブレター及び
エンジンの清浄剤としてポリアルケニルコハク酸イミド
やヒドロキシポリエーテルポリアミン等を単独で使用す
ることは知られている。
【0003】しかしながら、近年エンジンの高性能化に
伴い、燃料油の品質、特に清浄性に対する要求値が高く
なり、この種清浄剤を単独で使用する場合、その清浄機
能を充分に発揮させることができなくなってきている。
【0004】
【解決しようとする課題】本発明は、この種ガソリン清
浄剤の改良に関するもので、特に自動車用エンジンの吸
気弁における堆積物を減少させることのできるガソリン
添加用組成物の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のガソリン添加用
組成物は、下記一般式(1)で示されるポリオキシアル
キレングリコール、又はそのモノアルキルエーテルとω
−アミノ脂肪酸とのエステル(以下、エステルとい
う)、及び下記一般式(2)で示されるモノコハク酸イ
ミド、下記一般式(3)で示されるビスコハク酸イミ
ド、その両者が混合された混合コハク酸イミドのうちか
ら選ばれる1種のコハク酸イミド、及び平均分子量50
0〜5000のポリオキシアルキレングリコール又はそ
のエーテル化合物、更に粘度3mm2/s 〜35mm2/s (1
00℃)の潤滑油留分とからなる。
【0006】 一般式(1) R'-O-(R"O) n -CO- (CH2)m - NH2 (式中R'は水素、又は低級アルキル基、R"は低級アルキ
レン基を示す。mは2〜8、nは5〜15の整数を表
す。)
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1は炭素数30以上のオレフィ
ンオリゴマー基、R2 はC2 〜C4 のアルキレン基を示
し、mは1〜10の整数を示す。)
【0009】
【化4】
【0010】(式中R3 、R3 ′は炭素数30以上のオ
レフィンオリゴマー基、R4 はC2 〜C4 のアルキレン
基を示し、nは0〜10の整数を示す。)まず、本発明
のガソリン添加用組成物におけるエステルについて説明
する。
【0011】エステルは、上記式(1)で示され、式
中、R'は水素又は低級アルキル基、好ましくはメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基であり、またR"は、低級アルキレ
ン基、好ましくはエチレン基( -CH2-CH2-)、プロピレン
基( -CH(CH3)-CH2-)、ブチレン基( -CH(C2H5)-CH2)-)を
表し、平均分子量500〜5000のものを使用すると
よい。
【0012】平均分子量が500未満であると堆積物の
付着防止の効果が著しく低下し、また5000を越える
と吸気弁表面での流動性が低下し、それ自身が堆積物の
原因物質となるので好ましくない。また、エステルは、
ガソリン全量に対して10重量ppm〜5000重量p
pm含有させるとよい。
【0013】次に、コハク酸イミド類について説明す
る。
【0014】一般に、オレフィン類を重合触媒の存在下
重合させて得られるポリオレフィン重合体を、まず無水
マレイン酸と反応させてポリアルケニル無水コハク酸と
し、更にこのポリアルケニル無水コハク酸にポリアルキ
レンポリアミンを希釈剤の存在下反応させることにより
コハク酸イミド類は調製されるが、モノコハク酸イミド
類は、ポリアルケニル無水コハク酸とポリアルキレンポ
リアミンを1:1のモル比で反応させることにより、又
ビスコハク酸イミド類は、2:1のモル比で反応させる
ことにより得られる。
【0015】本発明におけるモノコハク酸イミド類を構
成するポリオレィン重合体は、ガソリンとの相溶性を考
慮し、炭素数30以上、好ましくは炭素数40〜400
でその平均分子量が500〜5,000であればよい。
その製造に使用されるオレフィンとしては、例えばエチ
レン、プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、1−ヘ
キセン、2−メチルペンテン−1、1−オクテン等の炭
素数2〜8のα−オレフィンを使用することができる。
ポリオレィン重合体は、好ましくはポリプロピレン、ポ
リイソブチレンであり、その平均分子量はガソリンとの
相溶性を考慮し上記範囲のものとするとよい。
【0016】又、ポリアルキレンポリアミンとしては、
上記(2)式における繰り返し単位数mが1〜10のも
のを使用するとよく、ポリエチレンポリアミン、ポリプ
ロピレンポリアミン、ポリブチレンポリアミン等が挙げ
られ、特にポリエチレンポリアミンが好ましい。
【0017】次に、ビスコハク酸イミド類を構成するポ
リオレィン重合体、ポリアルキレンポリアミンは、上記
モノコハク酸イミドにおけるものと同様のものを使用で
きる。
【0018】コハク酸イミド混合体は、上記モノコハク
酸イミドとビスコハク酸イミドを重量比で75:25〜
25:75、好ましくは60:40〜40:60の割合
のものとするとよい。このコハク酸イミド混合体は、市
販のモノ型コハク酸イミドは10〜25重量%のビス体
を、またビス型コハク酸イミドは10〜25重量%のモ
ノ体を含有しているので、その割合に応じて適宜混合し
て調製される。
【0019】これらのコハク酸イミド類、又はコハク酸
イミド混合体は、ガソリン全量に対して10重量ppm
〜5,000重量ppm含有させるとよい。
【0020】次に、ポリオキシアルキレングリコールと
しては、一般式 HO−R1−(OR1n −OH
(但し、R1はアルキレン基であり、好ましくはエチレ
ン、プロピレン、ブチレン、またはそれらの混合アルキ
レン基を示す。)で示されるものである。
【0021】又、ポリオキシアルキレングリコールのエ
ーテル化合物としては、一般式R2 O−R1−(OR1
n −OH で示されるモノエーテル類、又は一般式R
2 O−R1−(OR1n −OR 3 で示されるジエー
テル類である。
【0022】(但し、R1は上記と同じものであり、R
2 、R 3は脂肪族、環式脂肪族、芳香族の炭化水素基を
表す。)特に、R2 、R 3はメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、(t)ーブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニ
ル、デシル、フェニル、ベンジル、トリル、キシリル、
フェネチル、p−メトキシフェニル、シクロヘキシル、
シクロペンチル基が好ましい。
【0023】これらのポリオキシアルキレングリコール
又はそのエーテル化合物は、平均分子量500〜500
0、好ましくは1000〜3000のものを使用すると
よく、平均分子量が500以下であると堆積物の付着防
止の効果が著しく低下し、また5000を越えると吸気
弁表面での流動性が低下し、それ自身が堆積物の原因物
質となるので好ましくない。
【0024】このポリオキシアルキレングリコール又は
そのエーテル化合物は、ガソリン全量に対して10重量
ppm〜5,000重量ppm含有させるとよい。
【0025】また、本発明のガソリン添加用組成物は、
エステル、コハク酸イミド、及びポリオキシアルキレン
グリコール又はそのエーテル化合物と共に、粘度3mm2/
s 〜35mm2/s (100℃)の潤滑油留分をその構成成
分として有することを特徴とする。
【0026】潤滑油留分は、エステル、コハク酸イミド
類及びポリオキシアルキレングリコール又はそのエーテ
ル化合物との相溶性がよく、キャリアオイルとして機能
するものであり、吸気弁表面でガソリンが蒸発した後の
コハク酸イミド類の流動性を高めると共に基油への溶解
性を高め、堆積物の沈着を防止する機能を有するもので
ある。
【0027】このようなキャリアオイルとしては、3mm
2/s 〜35mm2/s (100℃)の粘度を有する潤滑油留
分であり、例えば減圧蒸溜留出油をフェノール、フルフ
ラール、N−メチルピロリドン等の溶剤で抽出処理して
得られるラフィネートをプロパンやメチルエチルケトン
等の溶剤で溶剤脱蝋処理した後、必要に応じて更に水素
化精製に供して色相の改善や不安定な物質の除去を行っ
た後に得られる炭化水素留出油(芳香族炭素数の全炭素
数に対する百分率2%〜20%)、又はこの炭化水素留
出油と溶剤抽出、溶剤脱蝋及び溶剤脱歴処理を行った残
渣油との混合物を使用することができる。また溶剤脱蝋
処理の代わりに接触脱蝋処理を行うこともある。更に高
度水素化精製油(芳香族炭素数の全炭素数に対する百分
率2%以下)を使用することもできる。これらの精製鉱
油は組成上、パラフィン系、ナフテン系などで単独、又
はこれらの混合系潤滑油留分である。
【0028】キャリアオイルの粘度が3mm2/s より小さ
いとガソリンと共に蒸発してしまい、キャリアオイルと
して機能しなくなり、また、35mm2/s を越えると流動
性が低下し、キャリアオイル自身が堆積物の原因物質に
なってしまうので好ましくない。
【0029】キャリアオイルは、エステル、コハク酸イ
ミド類及びポリオキシアルキレングリコール又はそのエ
ーテル化合物からなる添加剤1重量部に対して0.5重
量部〜5重量部を混合するとよい。
【0030】又、本発明のガソリン添加用組成物は、使
用又は保存に際して有機溶剤で希釈した形態としてもよ
い。このような溶剤としては不活性な有機化合物、例え
ばケロシン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン、プロピルベンゼン、トリメチルベンゼン、クロ
ロベンゼン、メトキシベンゼン、エトキシベンゼン、ペ
ンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカ
ン、ウンデカン、ドデカン、シクロヘキサン、シクロペ
ンタン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメ
チルアセトアミド、エチルエーテル、プロピルエーテ
ル、イソプロピルエーテル、ブチルエーテル、イソアミ
ルエーテル、イソブチルエーテル、メチルn−プロピル
エーテル、メチルイソブチルエーテル、メチルアミルエ
ーテル、エチルn−ブチルエーテルがあり、特にトルエ
ン、キシレン、エチルベンゼン、トリメチルベンゼンが
好ましく、単独若しくはこれらを組み合わせて使用する
とよい。
【0031】本発明の組成物が添加されるガソリンは、
直留ナフサ、重合ガソリン、天然ガソリン、また接触分
解又は熱分解、或いは接触改質した原料油から得られ
る、ガソリン沸点範囲を有する通常の自動車用燃料であ
る。
【0032】尚、本発明の組成物には他にも、例えばメ
チル−tert−ブチルエーテル(MTBE)等のオクタン
価向上剤、静電防止剤、腐食抑制剤、酸化防止剤、氷結
防止剤、染料等が添加されてもよい。
【0033】
【作用及び発明の効果】本発明のガソリン添加用組成物
は、エステル、及びコハク酸イミドと、ポリオキシアル
キレングリコール又はそのエーテル化合物、更にキャリ
アオイルとして粘度3mm2/s 〜35mm2/s(100℃)
の潤滑油留分から構成される。
【0034】まず、組成物におけるエステル成分は、そ
の構造にみける末端一級アミノ基がノズルやキャブレタ
ーの清浄性を受け持つと共に、重合体主鎖における酸素
結合が熱により切れやすく一種の温度フューズの役割を
果たし、又350℃以上で分解気化して燃焼室等に余分
な堆積物を生じないものである。またエステル成分全体
が合成潤滑油として機能し、吸気バルブの保護コーティ
ングとして堆積物の付着を防止し、同時に清浄化作用も
有しており、またバルブ・ステムの潤滑を助ける作用も
もっており、更に重合体主鎖におけるアルキレン基がガ
ソリンに対する相溶性を助けるものである。アルキレン
基としてはブチレン基やプロピレン基が望ましい。
【0035】また、コハク酸イミド類は清浄作用、ポリ
オキシアルキレングリコール又はそのエーテル化合物は
堆積物付着防止作用を有しているが、本発明の組成物は
潤滑油留分をこれらの添加物と同時に使用することによ
り、上記各種の添加物のキャリアオイルとして機能し、
添加剤の流動性及び溶解性を高めることができるので、
ガソリン添加用組成物として熱安定性に優れ、ガソリン
への分散効果に優れたものとすることができ、特に自動
車エンジンにおける吸気弁等の金属表面への堆積物の付
着を効果的に防止することができる。
【0036】以下、実施例により本発明のガソリン添加
用組成物について説明する。
【0037】
【実施例1】 (1) 使用ガソリンの性状 密度0.752g/cm2 (15℃)、 リード蒸気圧0.750Kgf/cm2 ( 37.8℃) 、 芳香族分 40.2%、 オレフィン分 19.6%、 10%留出温度 46.5℃、 50%留出温度 99.0℃、 90%留出温度 147.0℃ (2) n-C4H9-O-[CH(C2H5)-CH2O) n -CO-CH2-CH2NH2 で示されるポリオキシイソブチレングリコールモノブチ
ルエーテルと3−アミノプロピオン酸とのエステル:平
均分子量1000、分解開始温度320℃、 (3) 市販のモノ型コハク酸イミド(ビス体を20重量
%含有) ポリイソブテニル基で置換され、ポリエチレンポリアミ
ンの繰り返し単位数m=4のもので、平均分子量約15
00(GPC法で測定) (4) 市販のビス型コハク酸イミド(モノ体を20重量
%含有) ポリイソブテニル基で置換され、ポリエチレンポリアミ
ンの繰り返し単位数n=3のもので、平均分子量約25
00(GPC法で測定) (5) 潤滑油留分 粘度が4.7mm2/s (100℃)の潤滑油(150ニュ
ートラル油、n−d−M分析結果、パラフィン炭素数の
全炭素数に対する百分率70.0%、ナフテン炭素数の
全炭素数に対する百分率25.0%、芳香族炭素数の全
炭素数に対する百分率5.0%) 上記の性状を有するガソリン全量に対して、上記エステ
ル、及びモノ型コハク酸イミドとビス型コハク酸イミド
の混合体、ポリオキシプロピレングリコール(平均分子
量1000、以下グリコールという)、又はポリオキシ
プロピレングリコールモノブチルエーテル(平均分子量
1100、以下モノエーテルという)、更に上記潤滑油
留分(キャリアオイル)を、下記表1に示す割合で添加
し(添加量は重量ppm)、本発明試料油1、2、及び
比較油1〜5を調製した。調製条件は油温40〜60
℃、攪拌時間約30分とした。
【0038】
【表1】
【0039】尚、コハク酸イミドにおけるモノ型/ビス
型混合比(重量比)は、試料油1、2、比較油3共に1
/1である。
【0040】この試料油、比較油及びエンジン油として
マルチグレード油(SAEエンジン油粘度番号10W3
0)を使用し、実機による吸気弁へのデポジット堆積試
験を実施した。
【0041】この試験は、動力計に連結したトヨタIG
−FE型エンジン(直列6気筒4バルブ方式)を使用し
た。
【0042】所定の条件で100時間運転後、エンジン
を分解して吸気弁を取り出し、CRC法に基づく目視判
定と直接秤量する重量法により吸気弁に付着する堆積物
の量を評価した。
【0043】目視判定は、最大付着量の評価点1から付
着物無しの評価点10までCRC法評価スケールに準じ
て行った。吸気弁の秤量は、吸気弁をエンジンから取り
出した後1時間以内に室温で行った。付着堆積物の重量
は、試験後の吸気弁の重量から試験前にあらかじめ測定
しておいた清浄な吸気弁の重量を差し引いて求めた。ま
たCRC法評価も重量法もサンプル数(吸気弁)は12
である。
【0044】結果を、下記表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】この結果より、本発明のエステル類とコハ
ク酸イミド類及びポリオキシアルキレングリコール又は
そのエーテル化合物、更に潤滑油留分を含有するガソリ
ンは、コハク酸イミド類及びポリオキシアルキレングリ
コール又はそのエーテル化合物を含まないガソリン、エ
ステル類とコハク酸イミド類とポリオキシアルキレング
リコール又はそのエーテル化合物を含まないガソリン、
エステル類とコハク酸イミド類、ポリオキシアルキレン
グリコール又はそのエーテル化合物を含まないガソリン
に比して付着堆積物が減少し、清浄性を向上させること
ができることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C10N 20:02 (72)発明者 安達 清美 埼玉県入間郡大井町西鶴ケ岡一丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で示されるポリオキシ
    アルキレングリコール、又はそのモノアルキルエーテル
    とω−アミノ脂肪酸とのエステル、及び下記一般式
    (2)で示されるモノコハク酸イミド、下記一般式
    (3)で示されるビスコハク酸イミド、その両者が混合
    された混合コハク酸イミドのうちから選ばれる1種のコ
    ハク酸イミド、及び平均分子量500〜5000のポリ
    オキシアルキレングリコール又はそのエーテル化合物、
    更に粘度3mm2/s 〜35mm2/s (100℃)の潤滑油留
    分とからなるガソリン添加用組成物。 一般式(1) R'-O-(R"O) n -CO- (CH2)m - NH2 (式中R'は水素、又は低級アルキル基、R"は低級アルキ
    レン基を示す。mは2〜8、nは5〜15の整数を表
    す。) 【化1】 (式中、R1 は炭素数30以上のオレフィンオリゴマー
    基、R2はC2 〜C4 のアルキレン基を示し、mは1〜
    10の整数を示す。) 【化2】 (式中、R3 、R3 ′は炭素数30以上のオレフィンオ
    リゴマー基、R4 はC2 〜C4 のアルキレン基を示し、
    nは0〜10の整数を示す。)
JP9400391A 1990-04-28 1991-04-24 ガソリン添加用組成物 Pending JPH0586377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9400391A JPH0586377A (ja) 1990-04-28 1991-04-24 ガソリン添加用組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-114331 1990-04-28
JP11433190 1990-04-28
JP9400391A JPH0586377A (ja) 1990-04-28 1991-04-24 ガソリン添加用組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0586377A true JPH0586377A (ja) 1993-04-06

Family

ID=26435273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9400391A Pending JPH0586377A (ja) 1990-04-28 1991-04-24 ガソリン添加用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0586377A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0435631B1 (en) Diesel fuel compositions
CN101072798B (zh) 添加剂的制备方法及其应用
JP2000511172A (ja) 燃料添加剤
WO1990010051A1 (en) Fuel composition for control of intake valve deposits
US6488723B2 (en) Motor fuel additive composition and method for preparation thereof
CA2077666C (en) Motor fuel additive composition and method for preparation thereof
WO2005118753A2 (en) Diesel motor fuel additive composition
EP0817823B2 (en) Two-cycle lubricating oil
JPH0586377A (ja) ガソリン添加用組成物
EP0487255A1 (en) Composition and process for inhibiting and removing carbonaceous deposits
JPH0586378A (ja) ガソリン添加用組成物
JPH05117671A (ja) ガソリン添加用組成物
JPH05117673A (ja) ガソリン添加用組成物
EP1042434B1 (en) Polyisobutene substituted succinimides
JP2892999B2 (ja) 低臭潤滑油組成物
JPH05117672A (ja) ガソリン添加用組成物
CA2257800C (en) Use of surfactants with high molecular weight as filterability-enhancing agents in hydraulic lubricants
EP0669969A1 (en) Lubricating oil compositions
JPH05105886A (ja) ガソリン添加用組成物
WO2006098741A2 (en) Motor fuel additive composition
WO2005121282A2 (en) Motor fuel additive composition
JPH05105887A (ja) ガソリン添加用組成物
JPH04154891A (ja) ガソリン添加用組成物
CA1096381A (en) N-substituted [(alkylphenoxy)-2- hydroxypropyl]alkylene polyamine as multipurpose fuel and lubricating oil additives
WO1997025392A1 (en) Gasoline detergent compositions