JPH0586244U - 組立式ラック - Google Patents

組立式ラック

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Publication number
JPH0586244U
JPH0586244U JP3521492U JP3521492U JPH0586244U JP H0586244 U JPH0586244 U JP H0586244U JP 3521492 U JP3521492 U JP 3521492U JP 3521492 U JP3521492 U JP 3521492U JP H0586244 U JPH0586244 U JP H0586244U
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JP
Japan
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rack
shelf
pillars
portions
pillar
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Pending
Application number
JP3521492U
Other languages
English (en)
Inventor
桂子 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Richell Corp
Original Assignee
Richell Corp
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Publication date
Application filed by Richell Corp filed Critical Richell Corp
Priority to JP3521492U priority Critical patent/JPH0586244U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数段重ねてもガタつきや揺れが少なく、強
度および安定性の高い組立式ラックを得る。 【構成】 棚板部と、それぞれ上下方向に連設部を備え
た複数の柱部とを交互に組立ててなる合成樹脂性組立式
ラックにおいて、前記複数の柱部間のうち、少なくとも
隣合う1組みの柱部間にわたって補強部材を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば多段型の組立式ラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常市販されている多段型の組立式ラックの多くの製品は、合成樹脂製の枠組 からなる収納用のラックであり、複数の棚板部と、各棚板部の間に配設される上 下に連設部を有する複数の柱部とを備え、これらを交互に重ねて柱部を上下に連 設することで複数段の棚部を組立てるものである。この棚部には、板状の棚板部 のみで棚を構成する棚式のものと、この棚部と柱部の枠組の中に引き出しを備え た引出式のものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような多段ラックでは、各支柱等が全体として一体でないことから、強 度上の問題がある。特に合成樹脂製の製品では、成型上の問題から一体成型が難 しいため、前述のように各段ごとに製作して組立てる方式としていることからこ の強度上の問題が重要課題となっている。
【0004】 即ち、組立式ラックでは、各段における複数の柱の間には何等構造物が介在せ ず、上下段のつながりは柱部の連設部のみで支える構造となっている。このため 、ラックに力が加えられると棚部と柱部とに歪みやひねりが生じるので、特に3 段以上に高く重ねた場合には、ラック全体がガタついたり揺れたりするのは避け られなかった。これらの問題は、特に引出式ラックにおいて各棚板部の中央が抜 けた枠状のものを使用する場合に著しく生じる。
【0005】 さらに、組立式の製品とするには各部材を連設式とするため、各接続部の製造 誤差等から正確な接続が難しい場合があり、このような接続部における接続不良 がラック全体の歪みとなって表われるので、ガタつき等の問題や強度不足が生じ やすい欠点となっている。
【0006】 しかしながら、従来の組立式ラックには上記問題を解消するような補強構造が 考慮されたものはなく、特に合成樹脂製の製品では強度や安定性が不充分であっ た。そこで、本考案では上記問題を解消し、歪みが生じにくく、複数段重ねても ガタつきや揺れが少ない、強度、安定性の高い組立式ラックを得ることを目的と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る組立式ラックでは、上下方向に連設 可能に構成した柱部と、この柱部が周辺位置に複数配置される棚板部とを有し、 前記各柱部を棚板部を介して上下方向に連設させることにより多段の棚部を構成 させる合成樹脂製の組立式ラックにおいて、前記棚板部の周辺位置に複数配置さ れる柱部のうち少なくとも隣合う1組の柱部間にわたる補強部材が設けられてい る。
【0008】
【作用】
本考案は、上記のように合成樹脂製組立式ラックの複数の柱部間のうち少なく とも隣合う1組みの柱部間にわたる補強部材を設けることにより、従来の個々に 独立した柱部とは異なり、補強部材によって少なくとも複数の柱部の一部を一体 的に構成させている。
【0009】 このため、ラックに力が加えられたときに生じる歪みが、各柱部が独立してい た従来製品に比較して格段に軽減され、特に段数を多く重ねて用いた場合も全体 のガタつきや揺れが生じにくく、従来になく強度および安定性の高い組立式ラッ クが得られる。
【0010】
【実施例】
以下に、図面を用いて本考案の実施例を詳しく説明する。図1(a)は、本考 案の一実施例に係る合成樹脂製の組立式ラックを構成する単位ラックを示すもの である。本実施例の単位ラック1は、枠状の四角型棚板部3と、この棚板部3の 四隅位置に配置された柱部2A,2B,2C,2Dとから構成される。そして、 各柱部2A〜Dには、上下の単位ラック1に配設された各柱部2A〜Dと夫々連 設可能な連設部5が上下端位置に設けられている。
【0011】 なお、この単位ラック1は、本実施例のように各柱部2〜Dと棚板部3とが一 体成形されたものとしてもよいし、また各々柱部と棚板部とを別部品で構成し、 個々に分解及び組立て可能な構成としてもよい。
【0012】 ところで、本実施例では単位ラック1に柱部2A,2B,2C,2Dが設けら れているが、このうちラックを組み立てた場合に背面側に相当する位置に配設さ れる柱部2B,2C間には、この両柱間をつなぐ補強部4Aが設けられている。 この補強部4Aは、棚板部3の枠部材とは別個に設けられたものであり、本実施 例では柱部2B,2Cの夫々最下部に設けられているが、図1(b)に示す実施 例のように、柱部2B,2Cの中間位置に補強部4’を設けても良い。さらに、 柱部2A,2B間と柱部2C,2D間を夫々つなぐ補強部4Bを、補強部4Aと は別個に設けても良い。
【0013】 なお、補強部は柱部等と一体成型により製作することが、ラックの強度上最も 好ましいが、ラックの歪みを軽減できる構造であれば、別個に分解・取付可能の ものとしてもよい。また、本実施例のように、柱部2B,2Cと棚板部3とを一 体成形し、かつ、柱部2B,2Cの夫々最下部に補強部4A,4Bを設ける場合 には、単位ラック1として全体を一体成型することも可能である。なお、組立式 ラックの強度向上のための補強部材としては、補強部4A,4Bの幅dが10m m以上であることが望ましい。
【0014】 次に、このような単位ラック1を複数段重ねて組立てた多段ラックを図2に示 す。この図に示すように、単位ラック1の各柱部2A〜D上部の連設部5を、上 段の単位ラック1の各柱部2A〜D下部に嵌合させて多段ラックを組立る。この 実施例では、各段の単位ラック1に引出6が夫々組み合わされる。
【0015】 そして、最上段単位ラック1の上部には平板上の天板(図示せず)が設けられ ており、最下段単位ラック1の下部にはキャスター7が取付けられる。また、本 実施例では引出式の場合を考慮しているため、補強部4Aを引出6の奥への脱落 を防止するストッパーとして兼用させており、補強部4Bは引出6出入れをスム ーズにするための横方向のガイドを兼用させている。
【0016】 このように、本実施例では、単位ラック1の背面位置に補強部4Aが備えられ ており、さらに側面位置には補強部4Bが備えられているため、単位ラック1自 体が歪みにくい構造となっているので、これを図2に示すように複数段重ねて組 立てたものでもラック全体のガタつきや揺れが極めて少ない。
【0017】 なお、上記実施例では引出式の場合を考慮して、背面位置のみならず側面位置 にも補強部材が設けられているが、図3に示すように棚板3’のみからなる棚式 ラックの場合には、少なくとも各柱間の一箇所に補強部材4Cが設けられていれ ば安定性が良くなり、組立式ラックとしての強度が向上する。
【0018】 また、本考案は上記実施例で示した引出式ラックや図3の棚式ラックのように 棚板形状および柱断面形状が四角で柱部が四隅部に四本設けられたものなどに限 らものではない。例えば、図4に示すように棚板部が円形のもの、若しくは楕円 形(図示せず)のものや、図5に示すような三角形のもの、さらには多角形(図 示せず)のもの等、用途やデザインに応じて様々なものが考えられるが、何れの 場合にも応用できることは言うまでもない。
【0019】 これらの場合、補強部は各々のタイプに合わせて1組またはそれ以上の隣合う 柱部間に設ければよい。例えば、図5に示すように棚板が三角形状の場合、柱部 12A,12B間のみならず柱部12B,12C間との二箇所に補強部材14a ,14bをそれぞれ設けることも可能であり、この場合にはいずれか一方に設け た場合よりラックの強度は向上する。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、補強部材により部材自体の歪が生じるこ とが軽減され、さらにラックに力が加えられたたときに生じるねじれや歪みが軽 減されるため、複数段重ねて用いた場合にも組立ラック全体のガタつきや揺れが 生じにくい効果がある。このため、従来例に比較して格段に強度および安定性が 高い組立ラックが得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る組立式ラックを構成す
る単位ラックを示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例に係る引出式の多段組立式ラ
ックの概略構成図である。
【図3】本考案の他の実施例に係る棚式の多段組立式ラ
ックの概略構成図である。
【図4】本考案の他の実施例に係る棚式の多段組立式ラ
ックの概略構成図である。
【図5】本考案の他の実施例に係る棚式の多段組立式ラ
ックの概略構成図である。
【符号の説明】
1,1’,10,11:単位ラック 2A,2B,2C,2D,12A,12B,12C:柱
部 3,3’:棚板部 4A,4B,4C,4’,14a,14b:補強部 5:連設部 6:引出 7:キャスター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に連設可能に構成した柱部と、
    この柱部が周辺位置に複数配置される棚板部とを有し、
    前記各柱部を棚板部を介して上下方向に連設させること
    により多段の棚部を構成させる合成樹脂製の組立式ラッ
    クにおいて、前記棚板部の周辺位置に複数配置される柱
    部のうち少なくとも隣合う1組の柱部間にわたる補強部
    材が設けられていることを特徴とする組立式ラック。
JP3521492U 1992-04-28 1992-04-28 組立式ラック Pending JPH0586244U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3521492U JPH0586244U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 組立式ラック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3521492U JPH0586244U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 組立式ラック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0586244U true JPH0586244U (ja) 1993-11-22

Family

ID=12435595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3521492U Pending JPH0586244U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 組立式ラック

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JP (1) JPH0586244U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003061467A (ja) * 2001-08-24 2003-03-04 I M B Kk 真菌生物の生産のための台車およびその栽培方法
KR102454741B1 (ko) * 2021-09-30 2022-10-17 최윤오 무볼트 확장형 선반구조체

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