JPH0586140U - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH0586140U
JPH0586140U JP3198792U JP3198792U JPH0586140U JP H0586140 U JPH0586140 U JP H0586140U JP 3198792 U JP3198792 U JP 3198792U JP 3198792 U JP3198792 U JP 3198792U JP H0586140 U JPH0586140 U JP H0586140U
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JP
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cartridge
disc
disc cartridge
eject
shell
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Application number
JP3198792U
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English (en)
Inventor
幸一 所
Original Assignee
シナノケンシ株式会社
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ディスクカートリッジのイジェク
トの際に、ディスクカートリッジがロックすることのな
くスムーズにイジェクトできるディスク再生装置を提供
することを目的とする。 【構成】 カートリッジシェル22にディスクカートリ
ッジ11を挿入した際に、ロック解除レバー26の係止
爪28bが開口アーム32先端の切欠き32aに係合し
てロックされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディスクカートリッジのイジェクト時にディスクカートリッジがロ ックされることがないディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンパクトディスク等が収納されたディスクカートリッジをセットして 再生するディスクプレイヤーが知られている。このディスクプレイヤーは、ディ スクカートリッジがカートリッジシェル内に挿入されると、このカートリッジシ ェルとともにディスクカートリッジが降下して位置決めされ、ディスクカートリ ッジ内のコンパクトディスクをスピンドルにより回転させ、ピックアップにより 読み取り再生するものである。 一方、カートリッジシェルには、ディスクカートリッジのシャッターを開口す る開口アームが設けられている。この開口アームはスプリング力により付勢され ており、この付勢力に抗してディスクカートリッジを挿入することによりシャッ ターが開口する。ディスクカートリッジは、開口アームにより常に排出する方向 に付勢された状態で、降下して位置決めされる。 そして、イジェクト機構としては、ディスクカートリッジをイジェクトする際 に、カートリッジシェルを押し出し位置まで上昇させ、この位置で開口アームの 付勢力によりディスクカートリッジを着脱口から押し出すものである。 なお、カートリッジシェルは、ガイドピンに沿って所定位置で上下動するもの である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述するディスクカートリッジのイジェクト機構では、ディス クカートリッジが開口アームにより常に排出する方向に付勢された状態で、降下 ・上昇するため、特にイジェクトする際には完全にディスクカートリッジが上昇 しないうちに、ディスクカートリッジの上昇動作が停止すると、ディスクカート リッジがイジェクト方向に押されてロックすることがある。 そこで、本考案は、ディスクカートリッジのイジェクトの際に、ディスクカー トリッジがロックすることのなくスムーズにイジェクトできるディスク再生装置 を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。 すなわち、コンパクトディスクを再生するピックアップが搭載され、ベース枠 上に設けたメカシャーシと、メカシャーシ上で前後に移動するイジェクト板と、 コンパクトディスクが収納されたディスクカートリッジが挿入され、前記イジェ クト板の前後移動によりセット位置と挿入位置との上下に移動するカートリッジ シェルと、該カートリッジシェルにディスクカートリッジを挿入した際に、前記 イジェクト板が手前方向に移動すべくロックが解除されるロック解除レバーと、 ディスクカートリッジがカートリッジシェルに挿入された際に、ディスクカート リッジのシャッターを開口させるとともに、ディスクカートリッジをイジェクト する際にイジェクト方向に押す開口アームとを具備するディスク装置において、 前記カートリッジシェルにディスクカートリッジを挿入した際に、ロック解除レ バーに開口アームが係合するようにしたことを特徴とするディスク再生装置。
【0005】
【作用】
次に、作用について説明する。 カートリッジシェルにディスクカートリッジを挿入すると、開口アームにより ディスクカートリッジのシャッターが開口し、ディスクカートリッジが奥にセッ トされた際にロック解除レバーに開口アームが係合して、開口アームがディスク カートリッジをイジェクト方向に付勢することがない。また、ディスクカートリ ッジが上昇するまで、開口アームがディスクカートリッジをイジェクト方向に付 勢することもない。
【0006】
【実施例】 以下、本考案の好適な実施例について添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1および図2は本考案に係るディスク装置の分解斜視図である。図5および 図6は、ディスクカートリッジのイジェクト状態およびセット状態を示す側面説 明図である。 10はベース枠であり、このベース枠10には、ダンパ(図示せず)を介して メカシャーシ12が装着されている。このメカシャーシ12の上面に沿って、イ ジェクト板14が前後にスライド可能に配置されている。このイジェクト板14 は、ディスクカートリッジをセットした際には突出位置にあり(図6参照)、イ ジェクト状態では後退位置に保持される(図5参照)。なお、イジェクト板14 は、スプリング(図示せず)により常に前進方向(手前方向)に付勢されている 。 イジェクト板14の幅方向に側板14Aが起立しており、この側板14Aの前 後には対向して突出するガイドピン15が2対設けられている。イジェクト板1 4の内側にはカートリッジシェル22が配置され(図1では、カートリッジシェ ル22は180度回転した状態で図示)、イジェクト板14が前進することによ り、ガイドピン15にガイドされカートリッジシェル22がディスクカートリッ ジとともに降下してセットされる。すなわち、カートリッジシェル22の着脱口 22Aからディスクカートリッジを挿入すると、カートリッジシェル22がその 位置で降下してセット状態(再生可能状態)となる(図6参照)。 メカシャーシ12には、カートリッジシェル22を上下に案内するための昇降 ピン12aが2本設けられるとともに、カートリッジシェル22とともに降下し たディスクカートリッジの底面に嵌合して位置決するための位置決めピン12b 、12cが前後に2本ずつ設けられている。また、各昇降ピン12a、位置決め ピン12b、12cに邪魔されることなく、イジェクト板14がスライドできる ように、イジェクト板14には昇降ピン12aに対応する開口14aが開口し、 位置決めピン12bに対応する開口14bが開口し、位置決めピン12cに対応 する開口14cが開口している。
【0007】 一方、カートリッジシェル22には、前記ガイドピン15が嵌合するガイド溝 22aが形成されている。このガイド溝22aは、前側より後方が低くなるよう に傾斜している。このため、前述するように、イジェクト板14が前進すると、 これに伴って同一高さでガイドピン15が前進し、ガイド溝22aに沿ってカー トリッジシェル22が降下する(図6参照)。一方、イジェクト板14が後退す ると、ガイドピン15も後退してカートリッジシェル22を上昇させる(図5参 照)。
【0008】 イジェクト板14は前述するように、スプリング(図示せず)で常に前進状態 に付勢されているが、後退位置で位置決めする機構について説明する。 前記メカシャーシ12の左奥角にロック解除レバー26が回動自在に設けられ ている。このロック解除レバー26は時針方向回転するようにバネ29により付 勢されている。ロック解除レバー26は、平面V字状に形成され、一方のアーム 27先端にはイジェクト板14をロックするロック爪27aが設けられている。 また、もう一方のアーム28には起立する押圧壁28aが設けられている。 アーム27先端のロック爪27aは、イジェクト板14の奥側に形成されたガ イド孔30内に下方から起立位置している。このガイド孔30は、ガイド板14 の進退方向に開口するガイド部30aと、ガイド部30aの前側に係合する係合 部30bとから構成されている。ディスクカートリッジがセットされていないと きには、アーム27先端のロック爪27aは係合部30bに係合している(図3 参照)。 カートリッジシェル22内に、ディスクカートリッジ11を挿入すると、ディ スクカートリッジ11の先端縁11aで、ロック解除レバー26のアーム28に 起立する押圧壁28aを押すこととなり、この起立壁28aを押すことによりロ ック解除レバー26が反時針方向に回転して、係合部30bに係合しているロッ ク爪27aが外れ、外れると同時にイジェクト板14が前進する(図3および図 4参照)。このイジェクト板14の前進に伴って、前述するようにカートリッジ シェル22が降下する(図6参照)。
【0009】 前記ロック解除レバー26のアーム28に起立する押圧壁28aに隣接して、 ディスクカートリッジ11のシャッターを開口する開口アーム32が係合する係 止爪28bが起立して設けられている。 一方、開口アーム32は、図3において、反時針方向に付勢されている。 カートリッジシェル22にディスクカートリッジ11を挿入すると、ディスク カートリッジ11のシャッターは開口アーム32が時針方向に回動しつつ開けら れる一方、ディスクカートリッジ11の先端縁11aがロック解除レバー26の 押圧壁28aを押す。そして、ディスクカートリッジ11が最奥部に位置した際 に、前述するように、ディスクカートリッジ11が降下するが、このときロック 解除レバー26の係止爪28bが開口アーム32先端の切欠き32aに係合して 、開口アーム32の反時針方向への回転がロックされる。なお、ロック解除レバ ー26は、アーム27先端のロック爪27aがガイド部30aの奥部に位置する ため、回動することがない。このため、開口アーム32がディスクカートリッジ 11をイジェクト方向に押圧することがない。
【0010】 前記ベース枠10の右前には、ディスクカートリッジ11をイジェクトする際 にイジェクト板14を押すためのイジェクトボタン40が設けられている。この イジェクトボタン40は、スプリング42により手前方向に付勢されている。 一方、前記イジェクト板14の前端縁には、押圧部14Bが垂下している。こ の押圧部14Bは、イジェクトボタン40の押圧片40aにより押される部位で ある。 すなわち、ディスクカートリッジ11がセットされた際には、イジェクト板1 4は前進位置である。特に、図4において、イジェクト板14は前進位置であり 、ロック解除レバー26のロック爪27aがイジェクト板14のガイド部30a の奥部に位置している。そして、イジェクトボタン40を押して、イジェクト板 14を後方にLだけ移動させると、ロック爪27aが係合部30bに係合するこ ととなる。
【0011】 上述するように構成したディスク装置の動作について説明する。 (1) ディスクカートリッジ11がセットされていない状態では、イジェクト板1 4が後退位置でロック解除レバー26のロック爪27aがイジェクト板14の係 合部30bに係合している(図3参照)。また、イジェクト板14が後退位置で あるため、カートリッジシェル22も上昇した状態である(図5参照)。 (2) ディスクカートリッジ11をセットする動作について述べる。 ディスクカートリッジ11を挿入すると、ディスクカートリッジ11のシャッ ターは開口アーム32が時針方向に回動しつつ徐々に開けられる。 一方、シャッターの開口途中からディスクカートリッジ11によりロック解除 レバー26の押圧壁28aが押されると、ロック解除レバー26が反時針方向に 回転して、係合部30bに係合しているロック爪27aが外れ、イジェクト板1 4が前進する。このイジェクト板14の前進に伴って、イジェクト板14のガイ ドピン15がカートリッジシェル22のガイド溝22aに作用してディスクカー トリッジ11と共にカートリッジシェル22が降下してセットされ(図6参照) 、ディスクカートリッジ11の底面の孔が位置決めピン12b、12cに嵌合し て位置決めされる。 そして、ディスクカートリッジ11が最奥部に位置した際に、ロック解除レバ ー26の係止爪28bが開口アーム32先端の切欠き32aに係合して、開口ア ーム32の反時針方向への回転がロックされる。なお、ロック解除レバー26は 、アーム27先端のロック爪27aがガイド部30aの奥部に位置するため、回 動することがない。このため、開口アーム32およびロック解除レバー26がデ ィスクカートリッジ11をイジェクト方向に押圧することがない。 (3) 続いて、ディスクカートリッジ11をイジェクトする際の動作について説明 する。 ディスクカートリッジ11がセットされた状態ではイジェクト板14が前進位 置にある。このイジェクト板14前端縁の押圧部14Bをイジェクトボタン40 の押圧片40aにより押すと、イジェクト板14が後方(奥側)にLだけ移動し て、ロック爪27aが係合部30bに係合することとなる。 イジェクト板14が後方に移動する際に、カートリッジシェル22が上昇する (図5参照)。そして、カートリッジシェル22が上昇した位置で、ロック解除 レバー26が時針方向に回動し、ロック爪27aが係合部30bに係合する。こ のロック解除レバー26の時針方向への回動の際に、ディスクカートリッジ11 をロック解除レバー26の押圧壁28aがイジェクト方向に押す。これと同時に 、ロック解除レバー26と開口アーム32の係合状態が解除され、開口アーム3 2の付勢力によりディスクカートリッジ11が押し出される。 以上本考案の好適な実施例を挙げて種々説明したが、本考案は上記実施例に限 定されるものでなく、ロック解除レバーに開口アームが係合可能であればよく、 その構造は特に限定されないなど、考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変 を施し得ることはもちろんである。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、ディスクカートリッジがセットされた際に、開口アームがディスク カートリッジをイジェクト方向に押さないようにロックし、ディスクカートリッ ジがセット位置からイジェクト位置まで上昇するまではイジェクト方向に付勢し ないため、ディスクカートリッジがイジェクト途中でロックされることがない等 の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るディスク装置を構成するメカシャ
ーシ、イジェクト板およびカートリッジシェルを分解
し、カートリッジシェルを反転させた状態の分解斜視図
である。
【図2】本考案に係るディスク装置を構成するベース枠
と、メカシャーシにイジェクト板とカートリッジシェル
アを組付けたものとの分解斜視図である。
【図3】イジェクト機構を示す平面図である。
【図4】イジェクト機構を示す平面図である。
【図5】ディスクカートリッジのイジェクト状態を示す
側面説明図である。
【図6】ディスクカートリッジのセット状態を示す側面
説明図である。
【符号の説明】
10 ベース枠 11 ディスクカートリッジ 12 メカシャーシ 14 イジェクト板 22 カートリッジシェル 26 ロック解除レバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンパクトディスクを再生するピックア
    ップが搭載され、ベース枠上に設けたメカシャーシと、
    メカシャーシ上で前後に移動するイジェクト板と、コン
    パクトディスクが収納されたディスクカートリッジが挿
    入され、前記イジェクト板の前後移動によりセット位置
    と挿入位置との上下に移動するカートリッジシェルと、
    該カートリッジシェルにディスクカートリッジを挿入し
    た際に、前記イジェクト板が手前方向に移動すべくロッ
    クが解除されるロック解除レバーと、ディスクカートリ
    ッジがカートリッジシェルに挿入された際に、ディスク
    カートリッジのシャッターを開口させるとともに、ディ
    スクカートリッジをイジェクトする際にイジェクト方向
    に押す開口アームとを具備するディスク装置において、 前記カートリッジシェルにディスクカートリッジを挿入
    した際に、ロック解除レバーに開口アームが係合するよ
    うにしたことを特徴とするディスク再生装置。
JP3198792U 1992-04-15 1992-04-15 ディスク再生装置 Pending JPH0586140U (ja)

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JP3198792U JPH0586140U (ja) 1992-04-15 1992-04-15 ディスク再生装置

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JP3198792U JPH0586140U (ja) 1992-04-15 1992-04-15 ディスク再生装置

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JPH0586140U true JPH0586140U (ja) 1993-11-19

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ID=12346278

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