JPH058602Y2 - - Google Patents

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JPH058602Y2
JPH058602Y2 JP1983097775U JP9777583U JPH058602Y2 JP H058602 Y2 JPH058602 Y2 JP H058602Y2 JP 1983097775 U JP1983097775 U JP 1983097775U JP 9777583 U JP9777583 U JP 9777583U JP H058602 Y2 JPH058602 Y2 JP H058602Y2
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JP
Japan
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plate
pattern
phototube
making film
film
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JP1983097775U
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JPS606145U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は製版用フイルムに関するものであり、
更に詳しくは光電管マーク付きの転写材を製造す
るための製版用フイルムに関するものである 本考案の目的とするところは、正確な送りピツ
チを必要とする転写材を製造するための製版用フ
イルムを提供せんとすることにある。
従来から、パターンと該パターン近傍に光電管
マークを印刷した転写材を用い、この光電管マー
クを光電管を用いて検出することにより送りピツ
チを制御し、該パターンを転写絵付加工する方法
が知られている。
しかしながらこの方法には、次のような問題点
がある。即ち、この方法に用いられる転写材を
製造するための印刷用の版は、製版用フイルム
を、シリンダー版に巻きつけ、焼付を行うことに
より作られているため、製版時に製版用フイルム
の伸縮により該製版用フイルムの継目で誤差を生
じることが避けられず、その結果版に形成された
複数のパターン及び該パターンに対応する複数の
光電管マークとがそれぞれ継目部分で等間隔でな
らないという問題点、また、この方法に用いら
れる光電管は、転写絵付加工時の熱による悪影響
を避けるために転写絵付加工位置から離れて設け
る必要があることから、前記光電管により検出す
る光電管マークはパターン近傍のマークではなし
に該パターンより1以上後行するパターン近傍の
マークを検出して行わねばならないという問題点
がある。
従来、前記した方法に用いられる製版用フイル
ムは、パターンと該パターン近傍の光電管マーク
とを1組の原稿とし、これを複数個形成して作製
するものであるので、送りピツチに規則的な誤差
が生じ、その結果、正確な送りピツチを得ること
ができなかつた。
かかる点について更に詳しく説明するために、
具体例を挙げ図面を用いて説明する。
第3図に示す転写材1は、第1図に示す原稿2
により製版された製版用フイルム3(第2図参
照)を用いて製造されたものである。前記したよ
うにシリンダー版において製版時に製版用フイル
ム3の伸縮により該製版用フイルム3の継目で誤
差が生じ、転写材1に形成されたパターン4と該
パターンに対応する光電管マーク5との間隔は常
に等しくならず、規則的な誤差(図においては+
αで示す)を生じているものである。その結果、
前述したように転写絵付加工をしようとするパタ
ーン4より1以上後行するパターン近傍の光電管
マーク5を検出して送りピツチを制御すると、パ
ターン4と光電管マーク5との距離aが常に一定
でないため送りピツチに誤差を生じ、正確な送り
ピツチを得ることができないのである(図におい
ては製版用フイルム3の継目6を点線で示し、1
個後行するパターン近傍の光電管マークを検出し
て送りピツチを制御する場合のパターンと光電管
マークとの距離をa、継目の誤差をαとして示
す。規則的に+αの誤差を生じているのが明らか
である。また2個後行するパターン近傍の光電管
マークを検出して送りピツチを制御する場合も同
様に規則的に+αの誤差を生じる)。
そこで本考案者らは前記した問題点に鑑み、
種々研究した結果、前記及びの問題点は解決
する方法はあるものの、これは高価にならざるを
得ないとの見解を得、前記及びの問題点は棚
上げした上で、前記製版用フイルム3を改良する
ことによつて前記問題点を解消する本考案を完成
するに至つたものである。即ち、本考案は、パタ
ーンと光電管マークとが等間隔で複数配置された
製版用フイルムにおいて、転写絵付加工をしよう
とするパターンと該パターンの後端部からパター
ン間距離以上後行してその後端部が設けられた前
記パターンの送りピツチの制御に使われる光電管
マークとを一対とする複数組を、前記パターンま
たは光電管マークの配置数有することを特徴とす
る製版用フイルムである。
以下、本考案を詳しく説明するために、一具体
例を挙げ、図面を用いて説明する。
本考案の製版用フイルム3はパターンと該パタ
ーンの送りピツチの制御に使われる光電管マーク
とを一対とする複数組を、前記パターンまたは光
電管マークの配置数有する(第5図参照)。本考
案でいうパターン間距離とはパターンとパターン
との間隔lをいうものであり、また後端部とは該
製版用フイルムによつて製造された転写材の送り
方向からみて後端の部分のことをいい、後行とは
転写材の送り方向からみて後にずれていることを
いう(第5図においては左方向が送り方向であ
り、右側が後端部である)。
このような製版用フイルム3を製版するには第
4図に示すような原稿2を作製し、つまり転写絵
付加工時におけるパターン加工位置と光電管マー
ク検出位置との距離を考慮し、光電管マークとこ
れに実際に対応するパターンとが一組となるよう
な原稿2を作製し、この原稿2を用い、あとは通
常の方法により製版するとよい。従つて、本考案
に係る製版用フイルム3は従来のように長方形を
呈するものではなく、光電管マーク5部分あるい
はパターン4部分が突き出た形状を呈するもので
ある。
前記製版用フイルム3の使用に当たつては、シ
リンダー版に焼付ける際、該製版用フイルム3の
両端がお互いに重ならないようにして、あとは通
常の方法にて焼付を行い、得られた版を用いて通
常の印刷方法にて転写材1を製造するとよい。
このようにして得られた転写材を用いて転写絵
付加工を行うと、転写絵付加工しようとするパタ
ーン近傍の光電管マークより1以上後行して設け
られている光電管マークを検出することによつて
送りピツチを制御したとしてもパターンと光電管
マークとの距離aは何処をとつても常に一定であ
り、従つて送りピツチに誤差が生じることなく、
被転写体とパターンとの間に位置ズレを全く生じ
ないものである(第6図参照)。
なお、第5図に示す製版用フイルム3は、転写
絵付加工を行おうとするパターン4より1個後行
するパターン近傍の光電管マーク5を検出するこ
とにより送り制御を行う場合の具体例であるが、
2個以上後行するパターン近傍の光電管マークを
検出することにより送り制御を行う場合も1個の
場合と同様に考えることができるものである。
本考案は以上説明したような構成からなるもの
であるから、本考案に係る製版用フイルムを用い
て得られた転写材は、製版用フイルムをシリンダ
ー版に焼付ける際、製版用フイルムの伸縮等によ
り製版用フイルムの継目に誤差を生じたとして
も、転写絵付加工の際、送りピツチに全く誤差を
生じないものであり、またその作製は従来の装置
をそのまま用い、容易にできるものである。
なお、本考案は転写材を用いて転写絵付加工す
る場合についてのみ説明を行つたが、その他の場
合、例えば連続巻き取り状のシートを所定の間隔
で断裁加工を必要とする場合等にも応用が可能な
ものである。
従つて、本考案は実用価値の極めて高いもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の製版用フイルムを作製する際の
原稿、第2図は従来の製版用フイルム、第3図は
第2図の製版用フイルムを用いて得られた転写
材、第4図は本考案に係る製版用フイルムを作製
する際の原稿、第5図は本考案に係る製版用フイ
ルム、第6図は第5図の製版用フイルムを用いて
得られた転写材を各々示す。 図中、1……転写材、2……原稿、3……製版
用フイルム、4……パターン、5……光電管マー
ク、6……継目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パターンと光電管マークとが等間隔で複数配置
    された製版用フイルムにおいて、転写絵付加工を
    しようとするパターンと該パターンの後端部から
    パターン間距離以上後行してその後端部が設けら
    れた前記パターンの送りピツチの制御に使われる
    光電管マークとを一対とする複数組を、前記パタ
    ーンまたは光電管マークの配置数有することを特
    徴とする製版用フイルム。
JP1983097775U 1983-06-23 1983-06-23 製版用フイルム Granted JPS606145U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983097775U JPS606145U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 製版用フイルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983097775U JPS606145U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 製版用フイルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS606145U JPS606145U (ja) 1985-01-17
JPH058602Y2 true JPH058602Y2 (ja) 1993-03-03

Family

ID=30232428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983097775U Granted JPS606145U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 製版用フイルム

Country Status (1)

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JP (1) JPS606145U (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515690A (en) * 1978-07-11 1980-02-02 Du Pont Catalyst hydride that have improved metal distribution and its preparation and its use
JPS5533146A (en) * 1978-08-30 1980-03-08 Dainippon Screen Mfg Co Ltd Photoelectric element for detecting and positioning register mark for engraving
JPS568340A (en) * 1979-07-04 1981-01-28 Mitsubishi Petrochem Co Ltd Preparation of acylated derivative of 1,3-diene cyclic oligomer
JPS56167144A (en) * 1980-05-29 1981-12-22 Kiyouikushiya:Kk Photoengraving method and photographic film directly used for said photoengraving method

Patent Citations (4)

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JPS56167144A (en) * 1980-05-29 1981-12-22 Kiyouikushiya:Kk Photoengraving method and photographic film directly used for said photoengraving method

Also Published As

Publication number Publication date
JPS606145U (ja) 1985-01-17

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