JPH058550Y2 - - Google Patents

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JPH058550Y2
JPH058550Y2 JP3988788U JP3988788U JPH058550Y2 JP H058550 Y2 JPH058550 Y2 JP H058550Y2 JP 3988788 U JP3988788 U JP 3988788U JP 3988788 U JP3988788 U JP 3988788U JP H058550 Y2 JPH058550 Y2 JP H058550Y2
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minute
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timer
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時報時計に関わるものである。考案の
目的は時報の誤動作を防ぐ所にある。分針と同速
で回転するかたつむり状の分カムで分スイツチを
構成する場合、この分スイツチの零分附近での動
作はシヤープであるが、5分から10分ぐらい過ぎ
た所で分スイツチの非動作領域に入るときにはチ
ヤタリングが生じて時報が誤動作することがあ
る。誤動作の理由は分カムのかたつむりの背中が
ゆるやかな勾配であることと、分カムの回転が分
針と同じゆつくりとした動作であるからである。
本考案は分スイツチの動作で規正されるタイマー
を備えこのタイマーの出力が出ないうちは時報に
関する動作を禁止して目的を達成しようとする。
図面を用いて説明する。
第1図は本考案による第1の実施例の構成図で
ある。1は水晶発振器、2は発振分周回路、3は
モーター、4は秒伝車、5は秒針車、6は秒針、
7は分伝車、8は分針車、9は分針、10は日裏
車、11は時針車、12は時針である。13は分
針車8と同速で回転するかたつむり状の分カムで
ある。14は分リード、15は分接点である。1
3,14,15は1時間に1回の動作を行う分ス
イツチを形成する。第1図は分針19が矢印16
方向にわずか回転すると分リード14の先端が分
カムの口17を落下して分リード14と分接点1
5のコンタクトがあり分スイツチは動作すること
を示す。それから5分から10分位たつと分リード
14の先端は分カム13の背中18に接する。矢
印16方向のゆつくりとした回転とゆるやかな背
中18の勾配によつて除々に分リード14は持ち
上りこの間に分接点15から離れて分スイツチは
非動作になろうとする。完全に非動作になる前に
非動作と動作をくりかえすチヤタリングが発生す
る。このチヤタリングで誤つた時報動作をするこ
とがある。コンデンサーを入れて防ぐことは出来
てもコスト上等不都合な所がある。本考案はこれ
をタイマーでカバーして誤動作を防いでいる。1
9は30分タイマーである。タイマーのサイズは分
スイツチの動作から非動作になる5分から10分位
の時間よりも長く、分スイツチの周期である60分
よりも短い時間で出力するものから定められる。
20はFFで分スイツチの出力でセツトされる。
FF20の出力は微分回路21で微分されて30分
タイマー19をリセツトする。
30分タイマー19の出力ライン22にはリセツ
トがあつてから30分たつて出力が発生するものと
する。この出力の時点は分カム13の背中18の
チヤタリングが生ずる領域を過ぎている。チヤタ
リング期間をタイマーでカバーしている。30分カ
ウンター19の出力はFF23をセツトしFF20
の出力を待つ。FF20とFF23の出力はアンド
ゲート24で処理される。アンドゲート24の出
力は分スイツチが動作してから30分たつて次の分
スイツチの動作で発生する(1時間に1回のチヤ
タリングのないパルス信号である。)25はFF2
0、FF23へのリセツトラインである。26は
FF、27なメモリー、28はエンコーダー、2
9は打音発生器、30はアンプ、31はスピーカ
ーである。エンコーダー28は時針12の時数情
報を読んでメモリー27へ転送する。メモリー2
7はダウンカウンターの構成であつてFF26の
出力で減算されそのつど打音発生器29が動作し
時数を打つ。32は打方エンドラインであつて
FF26をリセツトして時打が終了する。26,
27,29は報時回路であるところの時打回路を
構成する。上述したアンドゲート24はタイマー
の出力と分スイツチ動作の出力との論理積をとる
第1のゲート回路にあたるものである。これまで
の考案によつて通常運転の状態でチヤタリング誤
動作のない時報時計が得られる。モニターのこと
も考えて更に改良をほどこしている。通常運転は
分針9が60分周期なのでタイマーはその半分の30
分周期というのは妥当である。しかし使用者が手
で針回しをする時には高速そのものである。タイ
マーの出力がくるまでの時間を待つのは困難であ
る。この問題を次のごとく解消する。33は停止
スイツチであつて停止スイツチ33の動作出力は
発振分周回路2にかかりこれをリセツトしてモー
ター3を停止する。この状態で針回しをすれば時
報のモニターが出来るものである。停止スイツチ
33を動作状態に置いて分針9を矢印16方向に
針回をしたとする。分スイツチの出力はFF20
をセツトする。FF20の出力と停止スイツチ3
3の出力はアンドゲート34で処理される。アン
ドゲート34の出力はオアゲート35で処理され
る。タイマーの出力とは無関係に分スイツチが入
るつど時打回路は動作し任意にすみやかにモニタ
ーする。アンドゲート34は停止スイツチの動作
出力と分スイツチの動作出力との論理積をとる第
2のゲート回路に該当する。オアゲート35は第
1のゲート回路の出力と第2のゲート回路の論理
和をとる第3のゲート回路に該当する。
第2図は本考案による第2の実施例の構成図で
ある。第1図に同じく機能するものについては同
じ番号を用いる。この第2の実施例はウエストミ
ンスターとも言われる15分、30分、45分等にはメ
ロデイを奏するものであつて、30分のみの場合に
ついてその例をあげている。36は秒カウンター
で1分ごとの出力を出す。停止スイツチ33の出
力で規制され秒針6との同期運転が得られるもの
である。秒カウンター36の出力ライン37には
零秒ごとの信号を発生させ得る。分スイツチの出
力はFF40をセツトし、その出力はアンドゲー
ト41で処理されてアンドゲート42を待機させ
る。43はメロデイタイマーであつてウエストミ
ンスターの場合は60分の規模である。44は30分
信号ライン、45は正時信号ラインである。アン
ドゲート42の待機中ライン37に零秒の信号を
得るとアンドゲート42は出力し、微分回路46
で微分されて、メロデイタイマー43をリセツト
する。上記30分信号はリセツト解除後30分たつて
出力し、正時信号はリセツト同時に発生するもの
とする。47は30分メロデイ発生器、48は正時
メロデイ発生器である。30分メロデイはオアゲー
ト49を通つてそのまま奏ぜられる。正時メロデ
イも同じく奏ぜられるがその終曲信号はライン5
0を通つてFF26をセツトして時打に入る。4
7,48,49はメロデイ回路であつてこれも時
報回路を構成する。51はオアゲートである。30
分信号はライン52を通つてFF53をセツトす
る。FF53の出力はアンドゲート41で待機し
て、次の分スイツチからの出力を待つ。分スイツ
チの出力はアンドゲート42で待機し秒カウンタ
ー36の出力を得てメロデイタイマー43をリセ
ツトし正時信号ライン45に正時信号出力する。
正時信号は前述したごとく正時メロデイと時数打
を行わせしめるとともにライン54にFF40と
FF53をリセツトすべきリセツト信号を送る。
ここでFF53とFF40は待機状態となり、次の
30分信号はFF53をセツトし、分スイツチ信号
はFF40をセツトし、アンドゲート41が出力
する。アンドゲート42の出力は秒針6が零秒通
過と同時に発生する正確な1時間に1回のチヤタ
リングのないパルス信号である。よつてメロデイ
タイマー43は秒の精度で分針9に同期して運行
する正確な時報トリガーの役割を行う。アンドゲ
ート41はタイマーの出力と分スイツチ動作の出
力との論理積を行う第1のゲート回路に該当す
る。モニターするには停止スイツチ33を操作し
てモーター3を停止させる。ここで針回しをして
分スイツチの出力がFF40をセツトする。FF4
0の出力と停止スイツチ33の出力はアンドゲー
ト34で処理される。この出力はオアゲート35
で処理される。メロデイタイマー43の出力とは
無関係に分スイツチが入るつどすみやかなモニタ
ーが行われる。アンドゲート34は第2のゲート
回路、オアゲート35は第3のゲート回路に該当
する。この第2の実施例は30分メロデイを駆動さ
せる信号をそのままFF53をセツトする信号と
して利用している。この利用すべき信号は15分の
もの45分のものであつてもよい。或はこれら区間
メロデイのためのタイマーを活用したものであつ
てもよい。本考案によつて時報誤動作がなく、秒
停止と連動させてすみやかに時報モニターのでき
る時報時計が製作されるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による第1の実施例の構成図、
第2図は本考案による第2の実施例の構成図であ
る。 3……モーター、6……秒針、12……時針、
13……分カム、14……分リード、15……分
接点、19,43……タイマーである所の30分タ
イマー、メロデイタイマー、24,41……第1
のゲート回路である所のアンドゲート、34……
第2のゲート回路である所のアンドゲート、35
……第3のゲート回路である所のオアゲート、3
3……停止スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モーターと、秒針と、分針と、時針と、分針と
    同速で回転するかたつむり状の分カムと、該分カ
    ムを要素とする1時間に1回の動作を行う分スイ
    ツチと、該分スイツチの動作で規正されるタイマ
    ーを備え、該タイマーは上記分スイツチの動作か
    ら非動作になる時間よりも長く60分よりも短い時
    間内で出力すべきことと、該タイマーの出力と上
    記分スイツチ動作の出力との論理積をとる第1の
    ゲート回路と、停止スイツチを備え、該停止スイ
    ツチの動作出力は前記モーター及び指針を停止す
    べきことと、該停止スイツチの動作出力と上記分
    スイツチの動作出力との論理積をとる第2のゲー
    ト回路と、第1のゲート回路の出力と第2のゲー
    ト回路の出力との論理和をとる第3のゲート回路
    を備え、該第3のゲート回路の出力は時打回路等
    の時報回路を起動すべく接続した構成よりなるこ
    とを特徴とする時報時計。
JP3988788U 1988-03-26 1988-03-26 Expired - Lifetime JPH058550Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3988788U JPH058550Y2 (ja) 1988-03-26 1988-03-26

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JP3988788U JPH058550Y2 (ja) 1988-03-26 1988-03-26

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Publication Number Publication Date
JPH01142891U JPH01142891U (ja) 1989-09-29
JPH058550Y2 true JPH058550Y2 (ja) 1993-03-03

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