JPH058541B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH058541B2 JPH058541B2 JP62046702A JP4670287A JPH058541B2 JP H058541 B2 JPH058541 B2 JP H058541B2 JP 62046702 A JP62046702 A JP 62046702A JP 4670287 A JP4670287 A JP 4670287A JP H058541 B2 JPH058541 B2 JP H058541B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- main body
- contact
- movable member
- piezoelectric element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 25
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 11
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 3
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H57/00—Electrostrictive relays; Piezoelectric relays
- H01H2057/003—Electrostrictive relays; Piezoelectric relays the relay being latched in actuated position by magnet
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スイツチ時の駆動機構として用いら
れるアクチユエータ、特に圧電セラミツク素子
(圧電素子)の変位を利用したアクチユエータに
関するものである。
れるアクチユエータ、特に圧電セラミツク素子
(圧電素子)の変位を利用したアクチユエータに
関するものである。
従来の圧電セラミツク素子の変位を利用したア
クチユエータとしては、特開昭61−216219号公報
又は特開昭61−216218号公報に記載されたものが
提案されている。
クチユエータとしては、特開昭61−216219号公報
又は特開昭61−216218号公報に記載されたものが
提案されている。
この、従来のアクチユエータは、第9図に示さ
れるように、コ形本体aの内底面の中央に、軸b
を中心として、回動自在に、棒状の磁性体よりな
る移動部材cの基端部が枢着されている。この移
動部材cの先端部の延長部の前後には、可動接点
dが設けられ、この可動接点dと対向する本体a
の両側壁の上部には、切変接点としての第1及び
第2の固定接点e,fが設けられている。しかし
て、本体aの両側壁の対向部には、第1及び第2
の圧電セラミツクス素子g,hが設けられ、該対
向部の他のか所には、第1及び第2の永久磁石
i,jが設けられている。
れるように、コ形本体aの内底面の中央に、軸b
を中心として、回動自在に、棒状の磁性体よりな
る移動部材cの基端部が枢着されている。この移
動部材cの先端部の延長部の前後には、可動接点
dが設けられ、この可動接点dと対向する本体a
の両側壁の上部には、切変接点としての第1及び
第2の固定接点e,fが設けられている。しかし
て、本体aの両側壁の対向部には、第1及び第2
の圧電セラミツクス素子g,hが設けられ、該対
向部の他のか所には、第1及び第2の永久磁石
i,jが設けられている。
上記第9図の従来のアクチユエータは、図示の
第1の永久磁石iにより一方の位置に吸引保持さ
れた移動部材cは、第1の圧電セラミツク素子g
に対し電気信号を印加した際に生ずる寸法変位時
の衝撃力によつて押圧されると、該位置における
吸引保持力が解除するとともに、第2の永久磁石
iの磁力によつて吸引保持力が作用する位置まで
移動して他方の位置に吸引保持される。また、こ
の移動部材cが第2の圧電セラミツク素子hによ
つて押圧されると、上記と反対側に移動して吸引
保持され、このようにして接点の切り換えが行な
われる。
第1の永久磁石iにより一方の位置に吸引保持さ
れた移動部材cは、第1の圧電セラミツク素子g
に対し電気信号を印加した際に生ずる寸法変位時
の衝撃力によつて押圧されると、該位置における
吸引保持力が解除するとともに、第2の永久磁石
iの磁力によつて吸引保持力が作用する位置まで
移動して他方の位置に吸引保持される。また、こ
の移動部材cが第2の圧電セラミツク素子hによ
つて押圧されると、上記と反対側に移動して吸引
保持され、このようにして接点の切り換えが行な
われる。
ところで、上記第9図の従来のアクチユエータ
による切換スイツチは、低周波スイツチ専用の構
造であつて、高周波スイツチとしては不適である
という問題点があつた。またこれを、手動復帰機
構を有するブレーカーとして用いることはできな
い。
による切換スイツチは、低周波スイツチ専用の構
造であつて、高周波スイツチとしては不適である
という問題点があつた。またこれを、手動復帰機
構を有するブレーカーとして用いることはできな
い。
本発明は、以上の点に鑑みてなしたものであ
り、高周波スイツチに適し、且つ手動復帰機構を
有するブレーカーとしても利用できる圧電素子
(圧電セラミツク素子)を利用したアクチユエー
タを提供することを目的としている。
り、高周波スイツチに適し、且つ手動復帰機構を
有するブレーカーとしても利用できる圧電素子
(圧電セラミツク素子)を利用したアクチユエー
タを提供することを目的としている。
次に、上記の課題を解決するための手段として
の、本発明の構成を、第1の実施例に対応する第
1図を参照して説明する。
の、本発明の構成を、第1の実施例に対応する第
1図を参照して説明する。
すなわち、本発明のアクチユエータは、中間部
に磁性体よりなる移動部材5が固設され、先端部
には電気接点4が設けられ、基端部は復帰レバー
14とされた軸8であつて、第1の位置から第2
の位置に移動自在に保持されている軸8と、 前記軸8先端部の電気接点4が開閉自在に接続
され1対のコネクタ導体6,6が内壁面より突出
するスイツチ基台をなす密閉箱形の本体1と、 前記本体1の外壁部に設けられた密閉箱形の本
体カバー3であつて、その対向部の外壁部には、
前記軸8の先端部側を前記本体1内に案内するガ
イド穴7と前記軸8基端部の復帰レバー14を該
方に突出させるガイド穴7とを有する本体カバー
3と、 前記本体カバー3の内部に設けられ、前記移動
部材5を前記第2の位置に吸引保持する永久磁石
10と、 前記本体カバー3の内部において前記第1の位
置に対応して配置され、予め前記第1の位置にあ
る移動部材5を電気信号の印加による寸法変位時
の衝撃力によつて押圧し、前記第2の位置におけ
る吸引保持力が作用する位置まで移動させる圧電
素子9と、 を具備し、 前記軸8が前記第1の位置にあるときには、そ
の先端部の電気接点4が前記1対のコネクタ導体
6,6と接続して電気回路を閉じ、前記軸8が前
記第2の位置にあるときには、その先端部の電気
接点4が前記1対のコネクタ導体6,6から離脱
して電気回路を開き、少なくとも、この電気回路
を開いた第2の位置から、前記軸8基端部の復帰
レバー14を移動操作させて、前記電気接点4を
閉じた第1の位置に復帰作動自在とされたことを
特徴としている。
に磁性体よりなる移動部材5が固設され、先端部
には電気接点4が設けられ、基端部は復帰レバー
14とされた軸8であつて、第1の位置から第2
の位置に移動自在に保持されている軸8と、 前記軸8先端部の電気接点4が開閉自在に接続
され1対のコネクタ導体6,6が内壁面より突出
するスイツチ基台をなす密閉箱形の本体1と、 前記本体1の外壁部に設けられた密閉箱形の本
体カバー3であつて、その対向部の外壁部には、
前記軸8の先端部側を前記本体1内に案内するガ
イド穴7と前記軸8基端部の復帰レバー14を該
方に突出させるガイド穴7とを有する本体カバー
3と、 前記本体カバー3の内部に設けられ、前記移動
部材5を前記第2の位置に吸引保持する永久磁石
10と、 前記本体カバー3の内部において前記第1の位
置に対応して配置され、予め前記第1の位置にあ
る移動部材5を電気信号の印加による寸法変位時
の衝撃力によつて押圧し、前記第2の位置におけ
る吸引保持力が作用する位置まで移動させる圧電
素子9と、 を具備し、 前記軸8が前記第1の位置にあるときには、そ
の先端部の電気接点4が前記1対のコネクタ導体
6,6と接続して電気回路を閉じ、前記軸8が前
記第2の位置にあるときには、その先端部の電気
接点4が前記1対のコネクタ導体6,6から離脱
して電気回路を開き、少なくとも、この電気回路
を開いた第2の位置から、前記軸8基端部の復帰
レバー14を移動操作させて、前記電気接点4を
閉じた第1の位置に復帰作動自在とされたことを
特徴としている。
電気接点4が1対のコネクタ導体6,6に接続
する第1の位置に保持された移動部材5は、圧電
素子9の駆動時の衝撃力により押圧されて第2の
位置にある永久磁石10の吸引保持力が作用する
位置まで移動し、永久磁石10によつて第2の位
置に吸引保持され、このとき、電気接点4は1対
のコネクタ導体6,6から離脱する。この第2の
位置において、復帰レバー14を移動操作させる
ことにより、第1の位置に復帰さて再び電気接点
を閉じることができる。
する第1の位置に保持された移動部材5は、圧電
素子9の駆動時の衝撃力により押圧されて第2の
位置にある永久磁石10の吸引保持力が作用する
位置まで移動し、永久磁石10によつて第2の位
置に吸引保持され、このとき、電気接点4は1対
のコネクタ導体6,6から離脱する。この第2の
位置において、復帰レバー14を移動操作させる
ことにより、第1の位置に復帰さて再び電気接点
を閉じることができる。
〔実施例〕
以下、本発明によるアクチユエータの第1実施
例を第1図a,bの図面に基づいて説明する。
例を第1図a,bの図面に基づいて説明する。
このアクチユエータは本体1に装着された一対
の同軸コネクタ2,2に対して本体1に設けられ
た本体カバー3内に接点4を備えた移動部材5を
配置し、この移動部材5をスライド移動すること
によつて接点4を各同軸コネクタ2,2の中心導
体6,6と接離させてオン、オフし、スイツチと
して適用されるものである。
の同軸コネクタ2,2に対して本体1に設けられ
た本体カバー3内に接点4を備えた移動部材5を
配置し、この移動部材5をスライド移動すること
によつて接点4を各同軸コネクタ2,2の中心導
体6,6と接離させてオン、オフし、スイツチと
して適用されるものである。
本体1はスイツチの基台をなすもので、底部に
開口を有する蓋状に成形され、密閉箱形とされて
いる。この本体1の上面には一対の同軸コネクタ
2,2が並設されており、この同軸コネクタ2,
2の各々の中心に中心導体6,6が突出して設け
られている。
開口を有する蓋状に成形され、密閉箱形とされて
いる。この本体1の上面には一対の同軸コネクタ
2,2が並設されており、この同軸コネクタ2,
2の各々の中心に中心導体6,6が突出して設け
られている。
また、本体1の底部には本体カバー3が取り付
けられている。この本体カバー3は密閉箱形に成
形されており、上板および下板の中央にはガイド
穴7が形成されている。このガイド穴7には中途
位置に移動部材5の固設された軸8が貫通して設
けられている。
けられている。この本体カバー3は密閉箱形に成
形されており、上板および下板の中央にはガイド
穴7が形成されている。このガイド穴7には中途
位置に移動部材5の固設された軸8が貫通して設
けられている。
また、密閉箱形本体1内にある軸8の先端には
板状の接点4が固設されており、この接点4の両
端は各々の中心導体6,6に接触している。この
軸8は接点4が中心導体6,6に接触してオンす
る第1の位置から接点4がオフし本体カバー3の
上板上面に接触する第2の位置までガイド穴7に
沿つて移動自在である。そして、このアクチユエ
ータでは移動部材5を軸8に沿つて移動させるた
めに1個の圧電素子(圧電セラミツク素子)9と
1個の永久磁石10を用い、オンからオフへの切
り換えを電気的に行つている。
板状の接点4が固設されており、この接点4の両
端は各々の中心導体6,6に接触している。この
軸8は接点4が中心導体6,6に接触してオンす
る第1の位置から接点4がオフし本体カバー3の
上板上面に接触する第2の位置までガイド穴7に
沿つて移動自在である。そして、このアクチユエ
ータでは移動部材5を軸8に沿つて移動させるた
めに1個の圧電素子(圧電セラミツク素子)9と
1個の永久磁石10を用い、オンからオフへの切
り換えを電気的に行つている。
移動部材5は長方形状をなしていて磁性体から
なるものである。この移動部材5の一側面と本体
カバー3の内側面との間には板バネ11が設けら
れている。この板バネ11は移動部材5お上方に
付勢し、圧電素子9が駆動していない状態で接点
4を第1の位置、つまりオン像対に保持してい
る。
なるものである。この移動部材5の一側面と本体
カバー3の内側面との間には板バネ11が設けら
れている。この板バネ11は移動部材5お上方に
付勢し、圧電素子9が駆動していない状態で接点
4を第1の位置、つまりオン像対に保持してい
る。
圧電素子9は本体カバー3の上板下面に配設さ
れており、移動部材5の上面に設けられた鋼球1
2に当接している。この圧電素子9は電圧信号の
印加によつて衝撃的な寸法変位を起こすもので、
この寸法変位に伴つて生じる衝撃力は鋼球12に
集中して移動部材5を押圧し、板バネ11の付勢
力に勝つて軸8を下方にスライド移動させて接点
4をオン状態から解除する。
れており、移動部材5の上面に設けられた鋼球1
2に当接している。この圧電素子9は電圧信号の
印加によつて衝撃的な寸法変位を起こすもので、
この寸法変位に伴つて生じる衝撃力は鋼球12に
集中して移動部材5を押圧し、板バネ11の付勢
力に勝つて軸8を下方にスライド移動させて接点
4をオン状態から解除する。
永久磁石10は本体カバー3の下板上面に設け
られ、移動部材5を介して圧電素子9と対向して
配置されている。この永久磁石10は接点4がオ
フに切り換わつて移動部材5が圧電素子9の衝撃
力によつて吸引保持力の作用する位置まで押圧移
動してきたとき、すなわち、接点4が第2の位置
に達したときに、一定の間〓13を隔てて移動部
材5を吸引保持するものである。なお、間〓13
は各部材の温度変化に伴う歪等の影響によつて生
ずる第1の位置および第2の位置の位置ずれを低
減化するためのものである。
られ、移動部材5を介して圧電素子9と対向して
配置されている。この永久磁石10は接点4がオ
フに切り換わつて移動部材5が圧電素子9の衝撃
力によつて吸引保持力の作用する位置まで押圧移
動してきたとき、すなわち、接点4が第2の位置
に達したときに、一定の間〓13を隔てて移動部
材5を吸引保持するものである。なお、間〓13
は各部材の温度変化に伴う歪等の影響によつて生
ずる第1の位置および第2の位置の位置ずれを低
減化するためのものである。
また、ガイド穴7と板ばね11によつて移動部
材5を第1の位置から第2の位置まで移動自在に
保持する保持部材が構成されている。
材5を第1の位置から第2の位置まで移動自在に
保持する保持部材が構成されている。
さらに、このアクチユエータではオフからオン
への切り換えを手動操作によつて行つている。す
なわち、オフ状態で本体カバー3の下板のガイド
穴7より突出した軸8の下端部が復帰レバー14
を構成していれ、従つて、この復帰レバー14を
押し上げて接点4を各々の中心導体6と導通させ
ることによりオン状態となる。
への切り換えを手動操作によつて行つている。す
なわち、オフ状態で本体カバー3の下板のガイド
穴7より突出した軸8の下端部が復帰レバー14
を構成していれ、従つて、この復帰レバー14を
押し上げて接点4を各々の中心導体6と導通させ
ることによりオン状態となる。
以上の構成において、圧電素子9が駆動される
と、この圧電素子9の衝撃力によつて接点4がオ
ン状態から解除されてオフとなり、移動部材5が
軸8に沿つて移動し、永久磁石10の吸引保持力
が作用する位置まで移動する。そして、接点4が
第2の位置に達すると、永久磁石10が移動部材
5を吸引保持し、オンからオフへの切り換えがな
される。
と、この圧電素子9の衝撃力によつて接点4がオ
ン状態から解除されてオフとなり、移動部材5が
軸8に沿つて移動し、永久磁石10の吸引保持力
が作用する位置まで移動する。そして、接点4が
第2の位置に達すると、永久磁石10が移動部材
5を吸引保持し、オンからオフへの切り換えがな
される。
また、オフからオンへの復帰は復帰レバー14
を押し上げて接点4を各々の中心導体6,6に導
通される。
を押し上げて接点4を各々の中心導体6,6に導
通される。
従つて、上記のアクチユエータによれば、移動
部材5を移動させるための力は、従来のようにレ
バー等によつて拡大することなく、圧電素子9の
寸法変位時の衝撃力によつて十分に得ることがで
きる。また、移動部材5を永久磁石10によつて
吸引保持しているので、移動部材5を定位置に安
定して保持することができる。しかも、移動部材
5は間〓13を隔てて永久磁石10に吸引保持さ
れているので各部材の温度変化に伴う歪等の影響
を低減できる。
部材5を移動させるための力は、従来のようにレ
バー等によつて拡大することなく、圧電素子9の
寸法変位時の衝撃力によつて十分に得ることがで
きる。また、移動部材5を永久磁石10によつて
吸引保持しているので、移動部材5を定位置に安
定して保持することができる。しかも、移動部材
5は間〓13を隔てて永久磁石10に吸引保持さ
れているので各部材の温度変化に伴う歪等の影響
を低減できる。
次に、第2図a,bに示す第2実施例のアクチ
ユエータは、上記第1実施例の板バネ11に代え
てコイルバネ15が設けられている。このコイル
バネ15は第2図aに示すように移動部材5の下
面と本体カバー3の下板3b上面との間の軸8に
装着され、接点4をオン状態に保持している。こ
の場合にも板バネ11を用いた場合と同様にオ
ン、オフの切り換えが行われる。また、コイルば
ね15を用いることにより板バネ11に比べより
安定した動作が得られる。
ユエータは、上記第1実施例の板バネ11に代え
てコイルバネ15が設けられている。このコイル
バネ15は第2図aに示すように移動部材5の下
面と本体カバー3の下板3b上面との間の軸8に
装着され、接点4をオン状態に保持している。こ
の場合にも板バネ11を用いた場合と同様にオ
ン、オフの切り換えが行われる。また、コイルば
ね15を用いることにより板バネ11に比べより
安定した動作が得られる。
次に、第3図a,bに示す第3実施例のアクチ
ユエータは、接点4をオン状態に保持する前述し
た各実施例の板バネ11、コイルバネ15に代え
て永久磁石16が設けられている。この永久磁石
16は本体カバー3の上板3a下面に配設されて
おり、移動部材5を挟んで接点4をオフ状態に保
持する永久磁石10と対称に配置している。つま
り、この永久磁石16は移動部材5をこの移動部
材5の上面より一定の間〓13を隔てて吸引し、
接点4をオン状態に保持している。従つて、移動
部材5を定位置に安定して吸引し、オン、オフ状
態の保持が行える。しかも、永久磁石16は移動
部材5を間〓を隔てて吸引保持しているので、各
部材の温度変化による歪等の影響を受けにくい。
ユエータは、接点4をオン状態に保持する前述し
た各実施例の板バネ11、コイルバネ15に代え
て永久磁石16が設けられている。この永久磁石
16は本体カバー3の上板3a下面に配設されて
おり、移動部材5を挟んで接点4をオフ状態に保
持する永久磁石10と対称に配置している。つま
り、この永久磁石16は移動部材5をこの移動部
材5の上面より一定の間〓13を隔てて吸引し、
接点4をオン状態に保持している。従つて、移動
部材5を定位置に安定して吸引し、オン、オフ状
態の保持が行える。しかも、永久磁石16は移動
部材5を間〓を隔てて吸引保持しているので、各
部材の温度変化による歪等の影響を受けにくい。
次に、第4図a,bに示す第4実施例のアクチ
ユエータは、第1の位置及び第2の位置への接点
4の保持、つまりオン、オフ切り換え時の保持を
1個の永久磁石10によつて行つている。このた
め、移動部材5は一定の間隔を置いて各々軸8に
固設された上片5aと下片5bを備えており、こ
の上片5aと下片5bとの間に永久磁石10が配
設されている。この永久磁石10はその一方の極
が下片5bを吸引して接点4を第1の位置のオン
状態に保持している。また、移動部材5が圧電素
子9の衝撃力によつて押圧移動され、下片5bが
本体カバー3の下板3b上面に当接すると、永久
磁石10の他方の極が上片5aを吸引して接点4
を第2の位置のオフ状態に保持している。
ユエータは、第1の位置及び第2の位置への接点
4の保持、つまりオン、オフ切り換え時の保持を
1個の永久磁石10によつて行つている。このた
め、移動部材5は一定の間隔を置いて各々軸8に
固設された上片5aと下片5bを備えており、こ
の上片5aと下片5bとの間に永久磁石10が配
設されている。この永久磁石10はその一方の極
が下片5bを吸引して接点4を第1の位置のオン
状態に保持している。また、移動部材5が圧電素
子9の衝撃力によつて押圧移動され、下片5bが
本体カバー3の下板3b上面に当接すると、永久
磁石10の他方の極が上片5aを吸引して接点4
を第2の位置のオフ状態に保持している。
なお、ここでいう第2の位置とは下片5bが本
体カバー3に当接したときの接点4の位置であ
る。
体カバー3に当接したときの接点4の位置であ
る。
また、移動部材5と本体カバー3との間には板
バネ11が設けられているが、これはより動作を
安定させるためのものであつてオン状態およびオ
フ状態の保持は永久磁石10によつて行われるの
で取り除いても差支えない。
バネ11が設けられているが、これはより動作を
安定させるためのものであつてオン状態およびオ
フ状態の保持は永久磁石10によつて行われるの
で取り除いても差支えない。
従つて、上記構成によればオン状態およびオフ
状態の保持を1個の永久磁石10で行つているの
で、前述した第3実施例に比べてアクチユエータ
を構成する部品点数を減少させることができる。
また、永久磁石10が移動部材5の上片5aと下
片5bとの間に配置しているので、アクチユエー
タのコンパクト化が図れる。
状態の保持を1個の永久磁石10で行つているの
で、前述した第3実施例に比べてアクチユエータ
を構成する部品点数を減少させることができる。
また、永久磁石10が移動部材5の上片5aと下
片5bとの間に配置しているので、アクチユエー
タのコンパクト化が図れる。
次に、第5図a,bに示す第5実施例のアクチ
ユエータは、前述した各実施例の復帰レバー14
によるオフからオンへの手動操作に代えて圧電素
子17が設けられており、オン、オフ双方への切
り換えを電気的に行つている。そこで、圧電素子
17は本体カバー3の下板上面に配設されてお
り、移動部材5を挟んで接点4をオン状態から解
除する圧電素子9と対称に配置されている。つま
り、この圧電素子17はオフ状態において駆動さ
れると、その寸法変位時の衝撃力によつて移動部
材5を下面より押圧移動し、接点4を各々の中心
導体6,6と導通させてオフ状態から解除しオン
状態に復帰させている。
ユエータは、前述した各実施例の復帰レバー14
によるオフからオンへの手動操作に代えて圧電素
子17が設けられており、オン、オフ双方への切
り換えを電気的に行つている。そこで、圧電素子
17は本体カバー3の下板上面に配設されてお
り、移動部材5を挟んで接点4をオン状態から解
除する圧電素子9と対称に配置されている。つま
り、この圧電素子17はオフ状態において駆動さ
れると、その寸法変位時の衝撃力によつて移動部
材5を下面より押圧移動し、接点4を各々の中心
導体6,6と導通させてオフ状態から解除しオン
状態に復帰させている。
従つて、軸8を押し上げような手動操作を必要
としないので、操作上の手間がかからない。
としないので、操作上の手間がかからない。
次に、第6図a,bに示す第6実施例のアクチ
ユエータは、前述した各実施例の軸8及び移動部
材5がスライド移動するののに対し、軸8及び移
動部材5が回動するものである。つまり、本体カ
バー3に軸支された軸8及び移動部材5が回動
し、この軸8の接点4が本体1に固設された一対
の同コネクタ2,2の中心導体6,6に接離して
オン、オフするものである。
ユエータは、前述した各実施例の軸8及び移動部
材5がスライド移動するののに対し、軸8及び移
動部材5が回動するものである。つまり、本体カ
バー3に軸支された軸8及び移動部材5が回動
し、この軸8の接点4が本体1に固設された一対
の同コネクタ2,2の中心導体6,6に接離して
オン、オフするものである。
本体1の両側面には互いに上下方向に食い違う
ように一対の同軸コネクタ2,2が固設されてお
り、この同軸コネクタ2,2の各々の中心導体
6,6が突出している。この本体1の底部に設け
られる本体カバー3の上板および下板の中央に
は、前述した実施例のガイド穴7よりも大径のガ
イド穴18が形成されている。また、本体カバー
3には、軸8の中間部を回動自在に保持するガイ
ド軸19が固設されており、軸8の一側には移動
部材5が突設されている。軸8の先端には接点4
が固設されており、この接点4の一端は一方の中
心導体6の下面に、また、他端は他方の中心導体
6の上面に接触している。さらに、ガイド軸19
にはねじりコイルバネ20が設けられている。こ
のねじりコイルばね20は一端が移動部材5にり
付けられ、他端が本体カバー3の上板下面に当接
しており、移動部材5の回動を妨げる方向に付勢
している。従つて、軸8は接点4が各々の中心導
体6,6に接触してオンする第1の位置から軸8
の下端部がガイド穴18の週面に当接してオフす
る第2の位置までガイド軸19を中心として回動
自在とされている。
ように一対の同軸コネクタ2,2が固設されてお
り、この同軸コネクタ2,2の各々の中心導体
6,6が突出している。この本体1の底部に設け
られる本体カバー3の上板および下板の中央に
は、前述した実施例のガイド穴7よりも大径のガ
イド穴18が形成されている。また、本体カバー
3には、軸8の中間部を回動自在に保持するガイ
ド軸19が固設されており、軸8の一側には移動
部材5が突設されている。軸8の先端には接点4
が固設されており、この接点4の一端は一方の中
心導体6の下面に、また、他端は他方の中心導体
6の上面に接触している。さらに、ガイド軸19
にはねじりコイルバネ20が設けられている。こ
のねじりコイルばね20は一端が移動部材5にり
付けられ、他端が本体カバー3の上板下面に当接
しており、移動部材5の回動を妨げる方向に付勢
している。従つて、軸8は接点4が各々の中心導
体6,6に接触してオンする第1の位置から軸8
の下端部がガイド穴18の週面に当接してオフす
る第2の位置までガイド軸19を中心として回動
自在とされている。
すなわち、このアクチユエータでは軸8及び移
動部材5をガイド軸19を中心として回動させる
のに第1実施例と同様1個の圧電素子21と1個
の永久磁石22を用い、オンからオフへの切り換
えを電気的に行つている。
動部材5をガイド軸19を中心として回動させる
のに第1実施例と同様1個の圧電素子21と1個
の永久磁石22を用い、オンからオフへの切り換
えを電気的に行つている。
圧電素子21は図示の如く本体カバー3の左側
板内面に配設されており、移動部材5の一側面に
設けられた鋼球12に当接している。この圧電素
子21は前述した実施例の圧電素子9と同一に構
成されるもので、圧電素子21の衝撃力はねじり
コイルバネ20の付勢力に勝つて接点4をオン状
態から解除している。また、同時にこの衝撃力は
鋼球12に集中して軸8を介して移動部材5を押
圧し、この移動部材5をガイド軸19を中心に回
動させる。
板内面に配設されており、移動部材5の一側面に
設けられた鋼球12に当接している。この圧電素
子21は前述した実施例の圧電素子9と同一に構
成されるもので、圧電素子21の衝撃力はねじり
コイルバネ20の付勢力に勝つて接点4をオン状
態から解除している。また、同時にこの衝撃力は
鋼球12に集中して軸8を介して移動部材5を押
圧し、この移動部材5をガイド軸19を中心に回
動させる。
さらに、移動部材5の回動に伴う移動軌跡上に
は永久磁石22が配設されている。この永久磁石
22は移動部材5が圧電素子21の衝撃力によつ
て吸引保持力の作用する位置まで回動してきたと
き、すなわち、移動部材5の下端部が第2の位置
に達しオフ状態となつたときに、前述した実施例
と同様に一定の間〓13を隔てて吸比保持してい
る。
は永久磁石22が配設されている。この永久磁石
22は移動部材5が圧電素子21の衝撃力によつ
て吸引保持力の作用する位置まで回動してきたと
き、すなわち、移動部材5の下端部が第2の位置
に達しオフ状態となつたときに、前述した実施例
と同様に一定の間〓13を隔てて吸比保持してい
る。
また、オフ状態で本体カバー3のガイド穴18
より突出した軸8の下端府は復帰レバー23を構
成している。従つて、この復帰レバー23を回動
方向と逆方向に押し戻して接点4を各々の中心導
体6,6と導通させることによりオフからオンへ
の切り換えが手動操作で行われる。
より突出した軸8の下端府は復帰レバー23を構
成している。従つて、この復帰レバー23を回動
方向と逆方向に押し戻して接点4を各々の中心導
体6,6と導通させることによりオフからオンへ
の切り換えが手動操作で行われる。
以上の構成において、圧電素子21が駆動され
ると、この圧電素子21の衝撃力によつて接点4
がオン状態から解除され、軸8及び移動部材5が
ガイド軸19を中心に回動する。そして、移動部
材5が第2の位置に達すると、永久磁石に22が
この移動部材5を吸引保持し、オンからオフへの
切り換えがなされる。
ると、この圧電素子21の衝撃力によつて接点4
がオン状態から解除され、軸8及び移動部材5が
ガイド軸19を中心に回動する。そして、移動部
材5が第2の位置に達すると、永久磁石に22が
この移動部材5を吸引保持し、オンからオフへの
切り換えがなされる。
また、オフからオンへの復帰は復帰レバー23
を回動方向と逆方向に押し戻して接点4を各々の
中心導体6,6に導通させる。
を回動方向と逆方向に押し戻して接点4を各々の
中心導体6,6に導通させる。
次に、第7図a,bに示す第7実施例のアクチ
ユエータは、オン、オフ切り換え時の保持を1個
の永久磁石24によつて電気的に行つている。そ
こで、永久磁石24はコ字に形成されており、こ
の永久磁石24はその両側部24a,24bが移
動部材5を挟み込むようにして本体カバー3内に
配設されている。すなわち、この永久磁石24の
一側部24aの極はオン状態で移動部材5の下面
を吸引保持し、また、他側部24bの極がオフ状
態で移動部材5の上面を吸引保持している。した
がつて、このアクチエータでは永久磁石24によ
つて接点4をオン状態にも保持できるので、第6
実施例で説明したりねじコイルバネ20を設ける
ことなく、アクチユエータを構成する部品点数を
減少でき、オン、オフ切り換え字の保持を安定し
て行える。
ユエータは、オン、オフ切り換え時の保持を1個
の永久磁石24によつて電気的に行つている。そ
こで、永久磁石24はコ字に形成されており、こ
の永久磁石24はその両側部24a,24bが移
動部材5を挟み込むようにして本体カバー3内に
配設されている。すなわち、この永久磁石24の
一側部24aの極はオン状態で移動部材5の下面
を吸引保持し、また、他側部24bの極がオフ状
態で移動部材5の上面を吸引保持している。した
がつて、このアクチエータでは永久磁石24によ
つて接点4をオン状態にも保持できるので、第6
実施例で説明したりねじコイルバネ20を設ける
ことなく、アクチユエータを構成する部品点数を
減少でき、オン、オフ切り換え字の保持を安定し
て行える。
ところで、上述した各実施例では圧電素子9,
17,21の寸法変位時に生ずる衝撃力を移動部
材5に集中させて伝達するために鋼球12を用
い、接点によつて衝撃力を集中させ面接触により
片当りなどで力が他の方向へ吸収されるのを防い
でいるが、この鋼球12を用いて構成の他、第8
図a示すように移動部材5に三角形状の突起25
を形成させたり、同図bに示すように圧電素子
9,17,21の先端をとがらせて形成するもの
等であつても良い。
17,21の寸法変位時に生ずる衝撃力を移動部
材5に集中させて伝達するために鋼球12を用
い、接点によつて衝撃力を集中させ面接触により
片当りなどで力が他の方向へ吸収されるのを防い
でいるが、この鋼球12を用いて構成の他、第8
図a示すように移動部材5に三角形状の突起25
を形成させたり、同図bに示すように圧電素子
9,17,21の先端をとがらせて形成するもの
等であつても良い。
また、上述した各実施例のアクチユエータは接
点4を移動させて一対の同軸コネクタ2,2の中
心導体6,6間をオン、オフするスイツチとして
駆動するものであるが、ブレーカーのように1度
作用したら容易に復帰しない単安定動作するもの
にも適用するとができる。
点4を移動させて一対の同軸コネクタ2,2の中
心導体6,6間をオン、オフするスイツチとして
駆動するものであるが、ブレーカーのように1度
作用したら容易に復帰しない単安定動作するもの
にも適用するとができる。
さらに、これらのアクチユエータは、回路の過
負荷防止のためのプロテクタとして利用できる。
例えば広帯域信号発生器の出力回路の過電保護や
高帯域レベル計の入力回路の過パワー保護に用い
ることもできる。また、本発明によるアクチユエ
ータの圧電素子は電圧によつて駆動するものであ
るが、電流を電圧に変換するための回路を設けれ
ば、ブレーカーへの過電流の保護回路としても適
用することができる。
負荷防止のためのプロテクタとして利用できる。
例えば広帯域信号発生器の出力回路の過電保護や
高帯域レベル計の入力回路の過パワー保護に用い
ることもできる。また、本発明によるアクチユエ
ータの圧電素子は電圧によつて駆動するものであ
るが、電流を電圧に変換するための回路を設けれ
ば、ブレーカーへの過電流の保護回路としても適
用することができる。
以上説明したように本発明による圧電素子の寸
法変位時の衝撃力を利用したアクチユエータによ
れば、電気接点4部が、密閉箱形の本体1内に収
容されており、且つ1対のコネクタ導体6,6と
接続又は離大して電気回路の開閉を行わせる構造
であることから、高周波スイツチに適している。
法変位時の衝撃力を利用したアクチユエータによ
れば、電気接点4部が、密閉箱形の本体1内に収
容されており、且つ1対のコネクタ導体6,6と
接続又は離大して電気回路の開閉を行わせる構造
であることから、高周波スイツチに適している。
また、電気回路を開いた第2の位置から、電気
回路を閉じる第1の位置に復帰させる操作を、本
体カバー3外壁部のガイド穴7から突出する軸8
先端部の復帰レバー14の移動操作により行わせ
得るようにしたので、ブレーカーとしても用いる
ことができる効果がある。
回路を閉じる第1の位置に復帰させる操作を、本
体カバー3外壁部のガイド穴7から突出する軸8
先端部の復帰レバー14の移動操作により行わせ
得るようにしたので、ブレーカーとしても用いる
ことができる効果がある。
第1図a,bは本発明によるアクチユエータの
第1実施例の構成および動作を示す図、第2図
a,bは同アクチユエータの第2実施例の構成お
よび動作を示す図、第3図a,bは同アクチユエ
ータの第3実施例の構成および動作を示す図、第
4図a,bは同アクチユエータの第4実施例の構
成および動作を示す図、第5図a,bは同アクチ
ユエータの第5実施例の構成およびど動作を示す
図、第6図a,bは同アクチユエータの第6実施
例の構成および動作を示す図、第7図a,bは同
アクチユエータの第7実施例の構成および動作を
示す図、第8図a,bは各実施例のアクチユエー
タにおいて鋼球に代わる構成を示す移動部材およ
び圧電素子の部分拡大図、第9図は従来のアクチ
ユエータの一例を示す図である。 5……移動部材、7……ガイド穴、8……軸、
9,17,21……圧電素子、10,16,22
……永久磁石、14,23……復帰レバー、15
……コイルバネ、18……ガイド穴、19……ガ
イド軸、20……ねじりコイルバネ。
第1実施例の構成および動作を示す図、第2図
a,bは同アクチユエータの第2実施例の構成お
よび動作を示す図、第3図a,bは同アクチユエ
ータの第3実施例の構成および動作を示す図、第
4図a,bは同アクチユエータの第4実施例の構
成および動作を示す図、第5図a,bは同アクチ
ユエータの第5実施例の構成およびど動作を示す
図、第6図a,bは同アクチユエータの第6実施
例の構成および動作を示す図、第7図a,bは同
アクチユエータの第7実施例の構成および動作を
示す図、第8図a,bは各実施例のアクチユエー
タにおいて鋼球に代わる構成を示す移動部材およ
び圧電素子の部分拡大図、第9図は従来のアクチ
ユエータの一例を示す図である。 5……移動部材、7……ガイド穴、8……軸、
9,17,21……圧電素子、10,16,22
……永久磁石、14,23……復帰レバー、15
……コイルバネ、18……ガイド穴、19……ガ
イド軸、20……ねじりコイルバネ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中間部に磁性体よりなる移動部材5が固設さ
れ、先端部には電気接点4が設けられ、基端部は
復帰レバー14,23とされた軸8であつて、第
1の位置から第2の位置に移動自在に保持されて
いる軸8と、 前記軸8先端部の電気接点4が開閉自在に接続
される1対のコネクタ導体6,6が内壁面より突
出するスイツチ基台をなす密閉箱形の本体1と、 前記本体1の外壁部に設けられた密閉箱形の本
体カバー3であつて、その対向部の外壁部には、
前記軸8の先端部側を前記本体1内に案内するガ
イド穴7,18と前記軸8基端部の復帰レバー1
4,23を外方に突出させるガイド穴7,18と
を有する本体カバー3と、 前記本体カバー3の内部に設けられ、前記移動
部材5を前記第2の位置に吸引保持する永久磁石
10,22と、 前記本体カバー3の内部において前記第1の位
置に対応して配置され、予め前記第1の位置にあ
る移動部材5を電気信号の印加による寸法変位時
の衝撃力によつて押圧し、前記第2の位置におけ
る吸引保持力が作用する位置まで移動させる圧電
素子9,21と、 を具備し、 前記軸8が前記第1の位置にあるときには、そ
の先端部の電気接点4が前記1対のコネクタ導体
6,6と接続して電気回路を閉じ、前記軸8が前
記第2の位置にあるときには、その先端部の電気
接点4が前記1対のコネクタ導体6,6から離脱
して電気回路を開き、少なくとも、この電気回路
を開いた第2の位置から、前記軸8基端部の復帰
レバーを移動操作させて、前記電気接点4を閉じ
た第1の位置に復帰作動自在とされたことを特徴
とするアクチユエータ。 2 前記移動部材は予め前記第1の位置に永久磁
石によつて吸引保持され、前記圧電素子の電気信
号の印加による寸法変位時の衝撃力によつてその
吸引保持力が解除される特許請求の範囲第1項記
載のアクチユエータ。 3 前記第2の位置に吸引保持された移動部材
は、上記第2の位置に対応して配置され圧電素子
の電気信号の印加による寸法変位時の衝撃力によ
つて前記第1の位置まで復元される特許請求の範
囲第1項記載のアクチユエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4670287A JPS63216229A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | アクチユエ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4670287A JPS63216229A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | アクチユエ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63216229A JPS63216229A (ja) | 1988-09-08 |
JPH058541B2 true JPH058541B2 (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=12754700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4670287A Granted JPS63216229A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | アクチユエ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63216229A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61216219A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-25 | 日本電気株式会社 | ラツチ型圧電アクチユエ−タ |
JPS61216218A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-25 | 日本電気株式会社 | ラツチ型圧電アクチユエ−タ |
JPS62258228A (ja) * | 1986-05-01 | 1987-11-10 | Isuzu Motors Ltd | クラツチアクチユエ−タ制御装置 |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP4670287A patent/JPS63216229A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61216219A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-25 | 日本電気株式会社 | ラツチ型圧電アクチユエ−タ |
JPS61216218A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-25 | 日本電気株式会社 | ラツチ型圧電アクチユエ−タ |
JPS62258228A (ja) * | 1986-05-01 | 1987-11-10 | Isuzu Motors Ltd | クラツチアクチユエ−タ制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63216229A (ja) | 1988-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6661319B2 (en) | Bounce-reduced relay | |
US4296394A (en) | Magnetic switching device for contact-dependent and contactless switching | |
US4855698A (en) | Protective switching apparatus with remotely controlled opening and closing of the contacts | |
WO1999050863A3 (en) | Fabricating and using a micromachined magnetostatic relay or switch | |
US5844457A (en) | Electromagnetically operated electric switching apparatus | |
JPH058541B2 (ja) | ||
JPH0152845B2 (ja) | ||
KR940007432B1 (ko) | 리모콘릴레이 | |
JPH0428135A (ja) | リモコンリレー | |
JPH0447415B2 (ja) | ||
KR890008875A (ko) | 고자장에서 사용되는 스위치 | |
US3959759A (en) | Contact drive for electro-magnetic relays | |
JP6764015B1 (ja) | 押しボタンスイッチ | |
JPS6350762Y2 (ja) | ||
JP4383553B2 (ja) | ドア用スイッチ装置 | |
US2943165A (en) | Electric switch | |
JPH0428130A (ja) | リモコンリレー | |
JPS6350740Y2 (ja) | ||
JPH05109525A (ja) | 電磁石装置 | |
JPH03266330A (ja) | 回路しゃ断器 | |
JPH0428133A (ja) | リモコンリレー | |
JPH09139147A (ja) | スイッチ構造 | |
US4386330A (en) | High power pulse operated relay | |
JPH08264098A (ja) | 回路遮断器 | |
JPH0520979A (ja) | 真空遮断器 |