JPH0585366A - 手動運搬車 - Google Patents
手動運搬車Info
- Publication number
- JPH0585366A JPH0585366A JP26998491A JP26998491A JPH0585366A JP H0585366 A JPH0585366 A JP H0585366A JP 26998491 A JP26998491 A JP 26998491A JP 26998491 A JP26998491 A JP 26998491A JP H0585366 A JPH0585366 A JP H0585366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- endless belts
- transported
- endless belt
- handle part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 周囲にキャタピラー状に周回自在に無端帯１
０を巻着してなる一対の滑走部材４，４を車体１の両側
に平行に装着し、該車体１上に前後方向に傾動自在なる
ように荷台１２を支持し該荷台１２にハンドル部１６を
形成する。そして荷台１２にその荷重によって無端帯１
０の周面に圧接しその周回を制動するローラー２２，２
２を設けてなる。 【効果】 階段走行が可能となり、しかも荷台を水平に
保ち得るので荷台上の運搬物を倒壊させることなく目的
地に容易に重量物を運搬することができる。また、階段
を昇降させる際に荷台の荷重がローラー２２，２２を介
して無端帯１０の周面に加わることによって無端帯１０
の周回が制動されるようにすることにより安全でしかも
軽快に昇降させることができるようになり、荷物運搬の
労力を大幅に軽減できる。
０を巻着してなる一対の滑走部材４，４を車体１の両側
に平行に装着し、該車体１上に前後方向に傾動自在なる
ように荷台１２を支持し該荷台１２にハンドル部１６を
形成する。そして荷台１２にその荷重によって無端帯１
０の周面に圧接しその周回を制動するローラー２２，２
２を設けてなる。 【効果】 階段走行が可能となり、しかも荷台を水平に
保ち得るので荷台上の運搬物を倒壊させることなく目的
地に容易に重量物を運搬することができる。また、階段
を昇降させる際に荷台の荷重がローラー２２，２２を介
して無端帯１０の周面に加わることによって無端帯１０
の周回が制動されるようにすることにより安全でしかも
軽快に昇降させることができるようになり、荷物運搬の
労力を大幅に軽減できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は重量物を乗せて階段でも
手動で走行させることのできる手動運搬車に関するもの
である。
手動で走行させることのできる手動運搬車に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】例えば地下駅に設置された缶ジュース類
の自動販売機に商品を補給するために従来まで使用され
ていたハンドカートは、両側に一対の車輪が設けられた
車台に一体的に把手部が形成されてなる単純な形態のも
のであった。
の自動販売機に商品を補給するために従来まで使用され
ていたハンドカートは、両側に一対の車輪が設けられた
車台に一体的に把手部が形成されてなる単純な形態のも
のであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って重量物を乗せて
いるときには、階段を昇り降りするのに一段宛停止させ
て非常に注意深く昇降させねば滑落の危険があると共
に、長い階段では大変に労力を消耗させる欠点がある。
いるときには、階段を昇り降りするのに一段宛停止させ
て非常に注意深く昇降させねば滑落の危険があると共
に、長い階段では大変に労力を消耗させる欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の手動運搬車は上
記課題を解決しようとするもので、周囲にキャタピラー
状に周回自在に無端帯を巻着してなる一対の滑走部材を
車体の両側に平行に装着し、該車体上に前後方向に傾動
自在なるように荷台を支持し該荷台にハンドル部を形成
してなることを特徴とするものである。
記課題を解決しようとするもので、周囲にキャタピラー
状に周回自在に無端帯を巻着してなる一対の滑走部材を
車体の両側に平行に装着し、該車体上に前後方向に傾動
自在なるように荷台を支持し該荷台にハンドル部を形成
してなることを特徴とするものである。
【０００５】また本発明は上記手動運搬車において荷台
にその荷重によって無端帯の周面に圧接しその周回を制
動するローラーを設けてなることを特徴としたものであ
る。
にその荷重によって無端帯の周面に圧接しその周回を制
動するローラーを設けてなることを特徴としたものであ
る。
【０００６】
【作用】水平地面は勿論、階段でも容易に手動走行させ
ることができる。
ることができる。
【０００７】また、荷台荷重によりローラーを無端帯に
圧接させることで階段途中でも自由に停止させることが
できる。
圧接させることで階段途中でも自由に停止させることが
できる。
【０００８】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
る。
【０００９】車体１は丸パイプを側面コ字状，平面Ｌ字
状なるように折曲してなり、該丸パイプの両端に三角形
状の軸受板２，２を溶接で固着し、該軸受板２，２の下
辺に取付板３，３を水平に溶接で固着している。
状なるように折曲してなり、該丸パイプの両端に三角形
状の軸受板２，２を溶接で固着し、該軸受板２，２の下
辺に取付板３，３を水平に溶接で固着している。
【００１０】４，４は従来から芝生が生えた傾斜面を滑
り降りるスポーツとして知られているグラススキーと同
様の構造を有する滑走部材である。即ち該滑走部材４，
４は横断面門形の連結片５，５を介して前記取付板３，
３に連結されたステー６の周囲に一体に長手環状のガイ
ド環７を固着し、該ガイド環７の周囲に多数の滑動片
９，９…をベルト８により定間隔で連結してなるキャタ
ピラー状の無端帯１０を周回自在に巻着してなる。
り降りるスポーツとして知られているグラススキーと同
様の構造を有する滑走部材である。即ち該滑走部材４，
４は横断面門形の連結片５，５を介して前記取付板３，
３に連結されたステー６の周囲に一体に長手環状のガイ
ド環７を固着し、該ガイド環７の周囲に多数の滑動片
９，９…をベルト８により定間隔で連結してなるキャタ
ピラー状の無端帯１０を周回自在に巻着してなる。
【００１１】この一対の滑走部材４，４を車体１の両側
に平行に装着する。１２は荷台で、該荷台１２はその下
面両側縁に垂下状に固着された支片１３，１３に前記軸
受板２，２に掛架された支軸１１を貫挿することにより
前後方向に傾動自在なるように支持されている。
に平行に装着する。１２は荷台で、該荷台１２はその下
面両側縁に垂下状に固着された支片１３，１３に前記軸
受板２，２に掛架された支軸１１を貫挿することにより
前後方向に傾動自在なるように支持されている。
【００１２】荷台１２は一側面が開口しその対向側面に
金網１５が貼着されている。また該荷台１２の前側上方
にはハンドル部１６が一対に形成されている。
金網１５が貼着されている。また該荷台１２の前側上方
にはハンドル部１６が一対に形成されている。
【００１３】なお、１４，１４は該荷台１２を水平状態
から前傾状態の範囲内でのみ傾動し後傾状態にならない
ように制限するため、軸受板２，２の斜辺に前記支片１
３，１３に当接するようにしたストッパ、２４は荷台１
２を水平状態にて停止させるため軸受板２，２の内面に
固着したストッパである。
から前傾状態の範囲内でのみ傾動し後傾状態にならない
ように制限するため、軸受板２，２の斜辺に前記支片１
３，１３に当接するようにしたストッパ、２４は荷台１
２を水平状態にて停止させるため軸受板２，２の内面に
固着したストッパである。
【００１４】また、１７は該荷台１２を水平状態にてロ
ックするための閂機構で、該閂機構は、荷台１２の上部
に閂棒１８を進退自在に支持する筒体１９を固着し、該
閂棒１８には把手部２０を形成すると共に車体１の一部
に該閂棒１８の先端が貫挿し得る小筒体２１を固着して
なる。
ックするための閂機構で、該閂機構は、荷台１２の上部
に閂棒１８を進退自在に支持する筒体１９を固着し、該
閂棒１８には把手部２０を形成すると共に車体１の一部
に該閂棒１８の先端が貫挿し得る小筒体２１を固着して
なる。
【００１５】なお、荷台１２はハンドル部１６側の方が
若干重くなるように支軸１１に傾動自在に支持されてい
ると共に、該荷台１２の前縁下面にゴムタイヤ付のロー
ラー２２，２２が固着され該ローラー２２，２２は荷台
１２が傾斜したとき無端帯１０の周面に圧接し該荷台１
２の荷重が無端帯１０の周面に加わるようになってい
る。
若干重くなるように支軸１１に傾動自在に支持されてい
ると共に、該荷台１２の前縁下面にゴムタイヤ付のロー
ラー２２，２２が固着され該ローラー２２，２２は荷台
１２が傾斜したとき無端帯１０の周面に圧接し該荷台１
２の荷重が無端帯１０の周面に加わるようになってい
る。
【００１６】２３は該ローラー２２，２２の自由な回転
を止め得るように該ローラー２２，２２に設けられた足
踏操作式のブレーキレバーである。
を止め得るように該ローラー２２，２２に設けられた足
踏操作式のブレーキレバーである。
【００１７】このように構成した手動運搬車では、水平
地面の場合は、図１に示されるように荷台１２を水平と
して閂棒１８を小筒体２１に貫挿し該荷台１２中に運搬
物を乗せてハンドル部１６を牽引または押送して走行さ
せる。そのとき両滑走部材４，４の無端帯１０は自由に
周回するので小回り旋回も簡単で狭くて曲りくねつた通
路でも容易に走行できる。
地面の場合は、図１に示されるように荷台１２を水平と
して閂棒１８を小筒体２１に貫挿し該荷台１２中に運搬
物を乗せてハンドル部１６を牽引または押送して走行さ
せる。そのとき両滑走部材４，４の無端帯１０は自由に
周回するので小回り旋回も簡単で狭くて曲りくねつた通
路でも容易に走行できる。
【００１８】一方、階段にさしかかった場合には閂棒１
８を小筒体２１より外し図３に示したように滑走部材
４，４を階段の傾斜に沿わせると共に、荷台１２が略々
水平を保つように支持することによりローラー２２，２
２を無端帯１０の周面に圧接させる。そのとき無端帯１
０の滑動片９，９…が図示したように階段のエッジに係
合し得るため滑落が防止される。
８を小筒体２１より外し図３に示したように滑走部材
４，４を階段の傾斜に沿わせると共に、荷台１２が略々
水平を保つように支持することによりローラー２２，２
２を無端帯１０の周面に圧接させる。そのとき無端帯１
０の滑動片９，９…が図示したように階段のエッジに係
合し得るため滑落が防止される。
【００１９】そしてローラー２２，２２が無端帯１０の
滑動片９，９…間に圧接することにより無端帯１０の自
由な周回にもブレーキが掛るのでハンドル部１６を持ち
上げることによって無端帯１０の自由周回が可能とな
る。
滑動片９，９…間に圧接することにより無端帯１０の自
由な周回にもブレーキが掛るのでハンドル部１６を持ち
上げることによって無端帯１０の自由周回が可能とな
る。
【００２０】このためハンドル部１６を手持して引き上
げることによりその階段を滑落のおそれなく安全でスム
ースに上昇させることができると共に、反対にハンドル
部１６を軽く押すだけでその階段を下降させることがで
きる。
げることによりその階段を滑落のおそれなく安全でスム
ースに上昇させることができると共に、反対にハンドル
部１６を軽く押すだけでその階段を下降させることがで
きる。
【００２１】なお、階段途中でこの運搬車を停止状態で
放置させたいときなどには安全のため前記ブレーキレバ
ー２３を操作してローラー２２，２２の回転を制止させ
るのがよい。
放置させたいときなどには安全のため前記ブレーキレバ
ー２３を操作してローラー２２，２２の回転を制止させ
るのがよい。
【００２２】
【発明の効果】このように本発明の手動運搬車は、周囲
にキャタピラー状の無端帯を巻着した一対の滑走部材を
車体の両側に装着してなるので階段走行が可能となり、
しかも荷台を水平に保ち得るので荷台上の運搬物を倒壊
させることなく目的地に容易に重い荷物を運搬すること
ができる。
にキャタピラー状の無端帯を巻着した一対の滑走部材を
車体の両側に装着してなるので階段走行が可能となり、
しかも荷台を水平に保ち得るので荷台上の運搬物を倒壊
させることなく目的地に容易に重い荷物を運搬すること
ができる。
【００２３】また、階段を昇降させる際に荷台の荷重が
ローラーを介して無端帯の周面に加わることによって無
端帯の周回が制動されるようにすることにより、安全で
しかも軽快に昇降させることができるようになり、荷物
運搬の労力を大幅に軽減できる有益な効果がある。
ローラーを介して無端帯の周面に加わることによって無
端帯の周回が制動されるようにすることにより、安全で
しかも軽快に昇降させることができるようになり、荷物
運搬の労力を大幅に軽減できる有益な効果がある。
【図１】本発明の手動運搬車の一実施例を示した斜視
図。
図。
【図２】図１の要部の縦断面拡大図。
【図３】使用状態を示した側面図。
１ 車体 ４，４ 滑走部材 １０ 無端帯 １２ 荷台 １６ ハンドル部 ２２，２２ ローラー
Claims (2)
- 【請求項１】 周囲にキャタピラー状に周回自在に無端
帯を巻着してなる一対の滑走部材を車体の両側に平行に
装着し、該車体上に前後方向に傾動自在なるように荷台
を支持し該荷台にハンドル部を形成してなることを特徴
とした手動運搬車。 - 【請求項２】 荷台にその荷重によって無端帯の周面に
圧接しその周回を制動するローラーを設けてなることを
特徴とした請求項１に記載の手動運搬車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26998491A JPH0585366A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 手動運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26998491A JPH0585366A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 手動運搬車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0585366A true JPH0585366A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17479954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26998491A Pending JPH0585366A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 手動運搬車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0585366A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6651673B2 (en) * | 1999-12-11 | 2003-11-25 | Hauni Maschinenbau Ag | Collecting receptacle for use in tobacco-processing machines |
| US6880838B2 (en) * | 2002-09-18 | 2005-04-19 | Stp Nuclear Operating Co. | Material cart for use on curved surface roofs |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS536934U (ja) * | 1976-07-05 | 1978-01-21 | ||
| JPS6136449U (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-06 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用シ−トのハイトアジヤスタ |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP26998491A patent/JPH0585366A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS536934U (ja) * | 1976-07-05 | 1978-01-21 | ||
| JPS6136449U (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-06 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用シ−トのハイトアジヤスタ |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6651673B2 (en) * | 1999-12-11 | 2003-11-25 | Hauni Maschinenbau Ag | Collecting receptacle for use in tobacco-processing machines |
| US6880838B2 (en) * | 2002-09-18 | 2005-04-19 | Stp Nuclear Operating Co. | Material cart for use on curved surface roofs |
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