JPH058507Y2 - - Google Patents

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JPH058507Y2
JPH058507Y2 JP1987197113U JP19711387U JPH058507Y2 JP H058507 Y2 JPH058507 Y2 JP H058507Y2 JP 1987197113 U JP1987197113 U JP 1987197113U JP 19711387 U JP19711387 U JP 19711387U JP H058507 Y2 JPH058507 Y2 JP H058507Y2
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pipe
plug
holding
gas extraction
actuating tube
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ガス配管の気密試験や漏洩検査の用
に供するガス取出装置に関するものである。
(従来の技術およびその問題点) ガス配管の気密性や漏洩具合を調べるには、配
管内のガスを取り出して配管内のガス圧を計測す
る必要があるが、従来はかかる配管内からのガス
取出は、第6図に示すように、検査対象とする配
管aの一端b1を封止するとともに、他端b2に
エルボc等を介してゲージ棒dを取付け、その先
端に水柱ゲージeを接続して、配管a内のガスを
該水柱ゲージeに取り出し、該水柱ゲージeでガ
ス圧を計測して、配管aの気密性や漏洩具合を検
査している。
このように、従来方法においては、検査の都
度、エルボc等を継なぎ込んだり、取りはずした
りする配管工事を必要とし、したがつて手間や時
間がかかり過ぎるという問題点がある。
本考案はかかる問題点を解決することを目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の構成を実施例図に基づいて説明する
と、本考案のガス取出装置1は、ガス取出管2の
外側に作動管3を遊嵌し、作動管3の先端には第
1の栓体支持部4を構成するとともに、ガス取出
管2の外側適所には第2の栓体支持部5を構成
し、第1、第2の栓体支持部4,5間には、軸方
向の圧縮により半径方向に突出自在な弾性筒状栓
体6を介装支持し、第1、第2の栓体支持部4,
5間を狭ばめる方向に、作動管3とガス取出管2
とを相対移動させる移動機構7と、第1、第2の
栓体支持部4,5間を狭ばめた間隔で保持する保
持機構8と、保持機構8を解除する保持解除機構
9とを設け、前記移動機構7、保持機構8及び保
持解除機構9は、作動管3に遊嵌した駆動片12
と、駆動片12を戻し用ばね13の弾発に抗して
押動するための係合駆動部14を形成した駆動軸
15と、作動管3に遊嵌するとともに、一側を支
持して回動自在に構成した係止片16と、係止片
16を傾斜状態に維持するための係止用ばね17
とで構成する。
なお、雌ねじ11には、雌ねじ11を回わし易
すくするために、折畳み可能な取手18を突設し
てある。
(作用) 本考案の作用を実施例図とともに説明する。実
施例図に示す移動機構7と保持機構8と保持解除
機構9を、ガス取出管2の外側に形成した親ねじ
10と親ねじ10に螺合する雌ねじ11とで構成
した実施例においては、移動機構7は、雌ねじ1
1の第1、第2の栓体支持部4,5間を狭ばまる
方向の回転により実現し、保持機構8は、第1、
第2の栓体支持部4,5間を狭ばめて弾性筒状栓
体6に圧縮力を加えた場合の弾性筒状栓体6の弾
性力により生ずる親ねじ10と雌ねじ11との摩
擦力により実現し、そして保持解除機構9は、雌
ねじ11の第1、第2の栓体支持部4,5間が広
がる方向の回転により実現するものである。
かかる構成において、雌ねじ11を第1、第2
の栓体支持部4,5間が広がる方向に回転させ、
弾性筒状栓体6に圧縮力が加わらない状態とすれ
ば、弾性筒状栓体6は半径方向に突出しないの
で、気密漏洩検査の対象とする、一端を封止した
配管19の他端から、弾性筒状栓体6を配管19
内に挿入することができる。
かかる挿入状態において、雌ねじ11を第1、
第2の栓体支持部4,5間を狭ばまる方向に回転
させると第1、第2の栓体支持部4,5間が次第
に狭ばまり、ついには弾性筒状栓体6を圧縮する
状態になり、この結果弾性筒状栓体6は半径方向
に突出し、配管19の内壁に密着して、配管19
内におけるガス取出管2の周囲の空隙を密閉する
ことができる。
かかる状態において、配管19内の一端の前記
封止を解除し、ガスを配管19内に充満させた
後、再び封止すれば、配管19内のガスを、ガス
取出管2を経由して、ガス取出管2の後端に取り
付けた水柱ゲージ21に取出すことができるの
で、水柱ゲージ21によつてガス圧を一定時間計
測すれば、配管19の気密性を測定することがで
きる。
検査が終わつたならば、再び雌ねじ11を第
1、第2の栓体支持部4,5間に広がる方向に回
転させ、弾性筒状栓体6に加わつていた圧縮力を
取り除き、弾性筒状栓体6の半径方向の突出を解
消すれば、ガス取出装置1の配管19内への挿入
部分を引き出すことができる。第1図ないし第3
図は、傾斜ロツク機構の原理を応用して移動機構
7と、保持機構8と、保持解除機構9を実現した
実施例を示したものである。
第1図はレバー23及び係止片16のいずれ
も作動していない状態を示すもので、駆動片1
2は戻し用ばね13により図中右側に付勢され
て、作動管3に遊嵌状態ストツパー及び係合駆
動部14に押しつけられている。また係止片1
6は係止用ばね17により図中右側に付勢され
て、その一側に於ける本体との装着部を支点と
して図中反時計回りに回動して遊嵌孔の内壁が
作動管3の外周に押しつけられている。
この状態で、作動管3が図中右方向に移動し
ようとすると、この移動方向では作動管3は係
止片16を更に図中反時計回りに回動しようと
するので、遊嵌孔の内壁は更に作動管3の外周
に押しつけられ、いわゆる食い込み方向とな
る。従つて作動管3は傾斜ロツクの原理により
係止片16に移動を阻止される。
この状態に於いて、係止片16は手動操作に
より係止用ばね17の付勢力に抗して何らの支
障なく図中時計回りに回動することができる。
係止片16をこのように図中時計回りに回動さ
せれば、係止片16の遊嵌孔と作動管3とは遊
嵌状態となり隙間が生じるので、この係止片1
6個所に於ける作動管3の図中右方向への移動
が可能となる。また、この時、駆動片12は上
述したように戻し用ばね13により図中右側に
付勢されて作動管3に遊嵌状態でストツパー及
び係合駆動部14に押しつけられているため、
この駆動片12は作動管3の右方向への移動を
阻害しない。このようにして作動管3は、駆動
片12及び係止片16のいずれにも阻害されず
に右方向への移動が可能となる。
一方、上述したように係止片16により遊嵌
孔の内壁が作動管3の外周に押しつけられてい
る状態に於いて作動管3が図中左方向に移動し
ようとすると、作動管3は係止片16を図中時
計回りに回動するように作用する。係止片16
のこの方向の回動は、遊嵌孔と作動管3とが遊
嵌する方向であるので、結局、作動管の図中左
方向への移動は、随時可能である。
そこで、第2図に示すようにレバー23を操
作し、これを図中反時計回りに回動するとレバ
ー23に設けた係合駆動部14が駆動片12の
一側を図中左方向に押し動かす。一側を押し動
かされた駆動片12は、まず遊嵌状態から図中
時計回りに回動して傾斜し、その遊嵌孔の内壁
が作動管3の外周に押しつけられ、いわゆる食
い込み方向となる。このような食い込み状態で
更に一側が押し動かされるため駆動片12は傾
斜ロツクの原理により作動管3を強固に係合し
て、これを図中左方向に移動する。
このようにして作動管3を所定距離だけ左方
向に移動した後、レバー23の押し操作を止め
てレバー戻しばね26の付勢により元の状態に
復帰させると、駆動片12は係合駆動部14の
移動につれ、戻し用ばね13の付勢により図中
右方向に移動して上述した元の状態に復帰す
る。戻し用ばね13による復帰の動作に於いて
は駆動片12は作動管3に対して食い込むよう
には作動せず、従つて作動管3は上述したよう
に係止片16により図中右方向の移動を阻止さ
れるので、作動管3は駆動片12により駆動さ
れて左方向に移動した位置に維持される。
従つてレーバ23の上述した操作を繰り返す
ことにより、作動管3を歩進的に図中左方向に
移動させることができる。
そしての操作を行うことにより作動管3
を、図中右側に復帰させることができる。
(考案の効果) 以上のように、本考案のガス取出装置は、ガス
配管の気密試験あるいは漏洩検査を行うにあたつ
て、多くの手間と時間を要する配管工事を行わず
に、検査対象の配管の一端より挿入し、簡単な操
作により弾性筒状栓体を圧縮して、半径方向に突
出させるだけで、配管内のガスを取出してガス圧
を計測することができるので、ガス配管の気密漏
洩検査の工程を大巾に簡素化できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例に対応するも
ので、第1図ないし第3図は一部断面図を含む全
体側面図、第4図、第5図は操作方法を説明する
ための模式的側面図、第6図は従来例の系統図で
ある。 符号1……ガス取出装置、2……ガス取出管、
3……作動管、4……第1の栓体支持部、5……
第2の栓体支持部、6……弾性筒状栓体、7……
移動機構、8……保持機構、9……保持解除機
構、10……親ねじ、11……雌ねじ、12……
駆動片、13……戻し用ばね、14……係合駆動
部、15……駆動軸、16……係止片、17……
係止用ばね、18……取手、19……配管、20
……ガス取出装置1の先端、21……水柱ゲー
ジ、22……把持基体、23……レバー、24…
…回動始点、25……回動終点、26……レバー
戻しばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス取出管の外側に作動管を遊嵌し、該作動管
    の先端には第1の栓体支持部を構成するととも
    に、前記ガス取出管の外側適所には第2の栓体支
    持部を構成し、前記第1、第2の栓体支持部間に
    は、軸方向の圧縮により半径方向に突出自在な弾
    性筒状栓体を介装支持し、前記第1、第2の栓体
    支持部間を狭ばめる方向に、前記作動管と前記ガ
    ス取出管とを相対移動させる移動機構と、前記第
    1、第2の栓体支持部間を狭ばめた間隔で保持す
    る保持機構と、該保持機構を解除する保持解除機
    構とを設け、前記移動機構と保持機構と保持解除
    機構は、作動管に遊嵌した駆動片と、該駆動片を
    戻し用ばねの弾発に抗して押動するための係合駆
    動部を形成した駆動軸と、作動管に遊嵌するとと
    もに一側を支持して回動自在に構成した係止片
    と、該係止片を傾斜状態に維持するための係止用
    ばねとで構成したガス取出装置。
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JPH01102739U JPH01102739U (ja) 1989-07-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5322385U (ja) * 1976-08-04 1978-02-24
JPS59126223A (ja) * 1983-01-07 1984-07-20 Showa Kiki Kogyo Kk ガソリンスタンドにおける地下タンクの配管耐圧検査機構

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