JPS6015990Y2 - 盲栓 - Google Patents
盲栓Info
- Publication number
- JPS6015990Y2 JPS6015990Y2 JP7351481U JP7351481U JPS6015990Y2 JP S6015990 Y2 JPS6015990 Y2 JP S6015990Y2 JP 7351481 U JP7351481 U JP 7351481U JP 7351481 U JP7351481 U JP 7351481U JP S6015990 Y2 JPS6015990 Y2 JP S6015990Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- rod
- blind plug
- main body
- blind
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pipe Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、パイプ端部を閉塞する盲栓に関し、殊に、パ
イプの耐圧試験等を行なう場合に、パイプ端部の内側に
簡単な操作で着脱でき、優れた気密性を有する盲栓に関
するものである。
イプの耐圧試験等を行なう場合に、パイプ端部の内側に
簡単な操作で着脱でき、優れた気密性を有する盲栓に関
するものである。
冷凍機器、冷房空調機器の製造時、或いは、保全時には
パイプの耐圧、気密試験や冷却媒体充填に伴なう真空引
き等が行なわれる。
パイプの耐圧、気密試験や冷却媒体充填に伴なう真空引
き等が行なわれる。
こうした際、パイプの一端をコンプレッサ、或いは、冷
媒供給装置に接続し、他端を盲栓等で気密を完全に保っ
て閉塞する必要がある。
媒供給装置に接続し、他端を盲栓等で気密を完全に保っ
て閉塞する必要がある。
この様な作業の能率を向上させるために、パイプ端部に
簡単、確実に着脱できる盲栓の開発が望まれていた。
簡単、確実に着脱できる盲栓の開発が望まれていた。
また、この種の典型的な盲栓はキャップ状になっており
、パイプ端部の外周面を囲繞し気密を確保する構成にな
っているため、比較的大型になりがちであった。
、パイプ端部の外周面を囲繞し気密を確保する構成にな
っているため、比較的大型になりがちであった。
従って、大型機器に使用されている大径なパイプの耐圧
試験等に用いる盲栓は重量も形態も大きくなるため、使
用時パイプへの負荷が無視できない程の悪影響をもたら
すばかりか、作業能率が低下する原因ともなっていた。
試験等に用いる盲栓は重量も形態も大きくなるため、使
用時パイプへの負荷が無視できない程の悪影響をもたら
すばかりか、作業能率が低下する原因ともなっていた。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、パイプの
耐圧試験等で用いられる盲栓において、簡単な操作でパ
イプ端の内側に着脱可能で、作業能率の向上を図ること
ができると共に、高い気密性が維持でき、更に、構造が
小型軽量でパイプへの負担を軽減でき、しかも大径パイ
プにでも容易に適用可能な盲栓を提供することを目的と
したもので、以下に本考案の一実施例を図面に従って説
明する。
耐圧試験等で用いられる盲栓において、簡単な操作でパ
イプ端の内側に着脱可能で、作業能率の向上を図ること
ができると共に、高い気密性が維持でき、更に、構造が
小型軽量でパイプへの負担を軽減でき、しかも大径パイ
プにでも容易に適用可能な盲栓を提供することを目的と
したもので、以下に本考案の一実施例を図面に従って説
明する。
図面は本考案における盲栓の半裁側面図であり、図中、
1は盲栓のロッドであって、この一端から軸方向にロッ
ド1と一体に又は別体に連接棒2を延設し、軸3を介し
て連接棒2の先端を作動手段としてのカム4の偏心位置
に回動自在に取り付けており、このカム4には、レバ5
を設けてカム4を回動するようにしている。
1は盲栓のロッドであって、この一端から軸方向にロッ
ド1と一体に又は別体に連接棒2を延設し、軸3を介し
て連接棒2の先端を作動手段としてのカム4の偏心位置
に回動自在に取り付けており、このカム4には、レバ5
を設けてカム4を回動するようにしている。
このカム4とロッド1の間には盲栓主体6を設けており
、この盲栓主体6はパイプ挿入側の外周側面にテーパ面
7を有し、他側の外周には環状のシール部材8を設けて
いる。
、この盲栓主体6はパイプ挿入側の外周側面にテーパ面
7を有し、他側の外周には環状のシール部材8を設けて
いる。
また、盲栓主体6とロッド1の間にばばね9を設けて、
ロッド1を盲栓主体から離反する方向に付勢しており、
ロッド1の途中に設けた係止部16で後述する咬持部材
10をロッド1の軸心方向に押圧する。
ロッド1を盲栓主体から離反する方向に付勢しており、
ロッド1の途中に設けた係止部16で後述する咬持部材
10をロッド1の軸心方向に押圧する。
更に、ロッド1の外周には、環状の咬持部材10を設け
ており、この咬持部材10は上記盲栓主体6のテーパ面
7に対向して花弁状の咬持片11を円周に亘って複数個
有しており、それら咬持片11の先端は盲栓主体6のテ
ーパ面7に沿って爪11′を形成している。
ており、この咬持部材10は上記盲栓主体6のテーパ面
7に対向して花弁状の咬持片11を円周に亘って複数個
有しており、それら咬持片11の先端は盲栓主体6のテ
ーパ面7に沿って爪11′を形成している。
咬持部材10は、保持材12.12’を介してロッド1
の自由端に設けているネジ端に二重ナツト13を螺合し
て保持されている。
の自由端に設けているネジ端に二重ナツト13を螺合し
て保持されている。
また、保持材12.12’の間には、シールリング14
を設けて、パイプPに緊密に嵌着し、またシール部15
によって、ロッド1と保持材12とのシール機能を果た
している。
を設けて、パイプPに緊密に嵌着し、またシール部15
によって、ロッド1と保持材12とのシール機能を果た
している。
次に、上記実施例の作用について説明する。
耐圧試験或いは、真空引きを行なうパイプPの開口端か
ら、図において仮想線で示す位置にレバ5を倒した状態
でロッド1を、パイプPの端部にキャップ部材6に設け
たシール部材8が当接する位置まで嵌入し、この状態で
レバ5を図において時計回り方向に回転させると、盲栓
主体6に周面を接したカム4が連接棒2及びこれに結合
したロッド1を引き付け、これによってロッド1の周辺
に位置した咬持片11の爪11′が盲栓主体6のテーパ
面7に当接し、テーパ面7に沿って咬持片11が外方に
拡開する。
ら、図において仮想線で示す位置にレバ5を倒した状態
でロッド1を、パイプPの端部にキャップ部材6に設け
たシール部材8が当接する位置まで嵌入し、この状態で
レバ5を図において時計回り方向に回転させると、盲栓
主体6に周面を接したカム4が連接棒2及びこれに結合
したロッド1を引き付け、これによってロッド1の周辺
に位置した咬持片11の爪11′が盲栓主体6のテーパ
面7に当接し、テーパ面7に沿って咬持片11が外方に
拡開する。
咬持片11の拡開によって爪11′がバイブP内面に圧
接しパイプPを咬持すると共に、爪11′がパイプPを
咬持する時点でロッド1の摺動運動に抗力が生じ、この
反作用で盲栓主体6のシール部材8がパイプPの端面を
強力に押圧し、パイプ端部が密閉状態となる。
接しパイプPを咬持すると共に、爪11′がパイプPを
咬持する時点でロッド1の摺動運動に抗力が生じ、この
反作用で盲栓主体6のシール部材8がパイプPの端面を
強力に押圧し、パイプ端部が密閉状態となる。
上述密r6状態を解除する場合、レバ5を仮想線側に回
転させていくと、盲栓主体6とロッド1間のはね9の弾
発力でロッド1がカム4側から離反摺動してロッド1の
係止部16で咬持部材10を押圧し、これに伴って咬持
片11は容易に盲栓主体6から離れロッド1の軸と平行
状態に戻り、パイプPから解離し自由になるためロッド
1をパイプPから抜き出し可能になる。
転させていくと、盲栓主体6とロッド1間のはね9の弾
発力でロッド1がカム4側から離反摺動してロッド1の
係止部16で咬持部材10を押圧し、これに伴って咬持
片11は容易に盲栓主体6から離れロッド1の軸と平行
状態に戻り、パイプPから解離し自由になるためロッド
1をパイプPから抜き出し可能になる。
尚、ロッド1の先端に螺合させている二重ナツト13を
調節することにより咬持片と盲栓主体6の相対位置を調
整することができる。
調節することにより咬持片と盲栓主体6の相対位置を調
整することができる。
以上のように本考案は、パイプP内に嵌入する盲栓主体
6にパイプP端面をシールするためのシール部材8と、
パイプPの内周面をシールするためのシールリング14
を設けると共に、盲栓主体6の先端にテーパ面7を形成
し、盲栓主体6にはその軸心方向に摺動自在にばね9を
介在させて口′ラド1を設け、このロッド1を摺動させ
るための作動手段4を併設し、このロッド1の外周には
複数の咬持片11から戒る咬持部材10を設けて前記テ
ーパ面7に対向させ咬持片11の先端をパイプ内面に対
して拡開復元自在に設けたものであるから、パイプ端面
の密閉作業が至って簡単に行なえ、取り外し作業も簡単
なレバ操作で行なえる上に、高い気密性が確保できると
共に冷凍・冷房機器などの製造、保全におけるパイプの
耐圧試験や真空引きに際してとりわけ高い作業能率をも
たらし好適な盲栓を提供できる。
6にパイプP端面をシールするためのシール部材8と、
パイプPの内周面をシールするためのシールリング14
を設けると共に、盲栓主体6の先端にテーパ面7を形成
し、盲栓主体6にはその軸心方向に摺動自在にばね9を
介在させて口′ラド1を設け、このロッド1を摺動させ
るための作動手段4を併設し、このロッド1の外周には
複数の咬持片11から戒る咬持部材10を設けて前記テ
ーパ面7に対向させ咬持片11の先端をパイプ内面に対
して拡開復元自在に設けたものであるから、パイプ端面
の密閉作業が至って簡単に行なえ、取り外し作業も簡単
なレバ操作で行なえる上に、高い気密性が確保できると
共に冷凍・冷房機器などの製造、保全におけるパイプの
耐圧試験や真空引きに際してとりわけ高い作業能率をも
たらし好適な盲栓を提供できる。
また、この盲栓は、パイプの中空内部に装着して使用す
る構成であるため、総体を根本的に小型化でき、軽量化
も可能となるため、パイプへの装着に際してもパイプに
負担を掛けることもなく、また廉価に生産できる。
る構成であるため、総体を根本的に小型化でき、軽量化
も可能となるため、パイプへの装着に際してもパイプに
負担を掛けることもなく、また廉価に生産できる。
而も、大径のパイプに適用するためには、盲栓主体6と
咬持片11のみをパイプ径に見合った大きさにすればよ
く、様々な径のパイプの盲栓として幅広い汎用性を有す
る等の効果がある。
咬持片11のみをパイプ径に見合った大きさにすればよ
く、様々な径のパイプの盲栓として幅広い汎用性を有す
る等の効果がある。
第1図は、本考案の一実施例を示す盲栓の半裁側面図で
ある。 1・・・・・田ツド、4・・・・・・作動手段、6・・
・・・・盲栓主体、7・・・・・・テーパ面、8・・・
・・・シール部材、9・・・・・・ばね、10・・・・
・・咬持部材、11・・・・・・咬持片。 P・・・・・・パイプ。
ある。 1・・・・・田ツド、4・・・・・・作動手段、6・・
・・・・盲栓主体、7・・・・・・テーパ面、8・・・
・・・シール部材、9・・・・・・ばね、10・・・・
・・咬持部材、11・・・・・・咬持片。 P・・・・・・パイプ。
Claims (1)
- パイプ内に嵌入する盲栓主体内にロッドを摺動自在に設
け、このロッドの後端部にレバーを有するカムを軸着し
、このカムを盲栓主体の後端面に当接するようにした盲
栓において、上記盲栓主体にパイプ端面をシールするた
めのシール部材を設け、盲栓主体の先端にテーパ面を形
威し、上記ロッドを盲栓主体から離反する方向に付勢さ
せるためのばねを盲栓主体とロッドとの間に装着すると
共に、このロッドの外周には、複数の咬持片から成る咬
持部材を摺動自在に設け、この咬持片を前記テーパ面に
対向させて、ロッドがパイプノ外方向に移動するときに
咬持片がパイプ内面に喰い込むように設け、かつロッド
がパイプの内方向に移動するとき拡開している咬持片が
旧位に復帰するように設け、更に、咬持部材を保持する
保持材にパイプ内面をシールするシールリングを設けた
盲栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7351481U JPS6015990Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | 盲栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7351481U JPS6015990Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | 盲栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57186789U JPS57186789U (ja) | 1982-11-26 |
JPS6015990Y2 true JPS6015990Y2 (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=29869280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7351481U Expired JPS6015990Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | 盲栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015990Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-21 JP JP7351481U patent/JPS6015990Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57186789U (ja) | 1982-11-26 |
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