JPH0584612U - 自動包装機の熱シール装置 - Google Patents
自動包装機の熱シール装置Info
- Publication number
- JPH0584612U JPH0584612U JP3971192U JP3971192U JPH0584612U JP H0584612 U JPH0584612 U JP H0584612U JP 3971192 U JP3971192 U JP 3971192U JP 3971192 U JP3971192 U JP 3971192U JP H0584612 U JPH0584612 U JP H0584612U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater wire
- opening
- packaging machine
- automatic packaging
- film bag
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】 自動包装機に於ける熱シール装置のヒータ
線を改良して、取換容易で且つシール性の良い熱シール
が遂行されるように成すことを目的とする。 【構 成】 片方にヒータ線を取付けた一対の開閉板で
順次給送されて来るフィルム袋の開口部を、その両側面
外方から一時的に挟圧して熱シールすることを自動的に
繰り返す自動包装機に於て、ヒータ線をその表面にテフ
ロンコーティングした構成と成す。
線を改良して、取換容易で且つシール性の良い熱シール
が遂行されるように成すことを目的とする。 【構 成】 片方にヒータ線を取付けた一対の開閉板で
順次給送されて来るフィルム袋の開口部を、その両側面
外方から一時的に挟圧して熱シールすることを自動的に
繰り返す自動包装機に於て、ヒータ線をその表面にテフ
ロンコーティングした構成と成す。
Description
【０００１】
本考案は、食品等を対象とした自動包装機に於ける熱シール装置の改良に関す る。
【０００２】
図３は一般的なフィルム袋の熱シール（インパルスシール）方法を示す図で、 内部に充填物を収納したフィルム袋８が別途方法で順次給送されて来ると、架台 ６に装備された一対の駆動棒７ａ、７ｂを開閉駆動して、片方にヒータ線（図示 せず）を取付けた一対の開閉板１ａ、１ｂでフィルム袋８の開口部の両側面外方 から挟圧してヒータ線に一時的に通電し、熱シールするようになっている。
【０００３】 図４は従来の熱シール装置の挟圧部の詳細を示したもので、一対の開閉板のう ち一方の開閉板１ａの挟圧部には絶縁体２を介してニクロム線等の帯状ヒータ線 ３が取付けられ、更にその上から粘着性テフロンテープ５’で被覆し固定されて いる。これに対し、他方の開閉板１ｂの挟圧部にはシリンコンゴム等の緩衝材４ が埋込まれ、その上から粘着性テフロンテープ５’で被覆されている。従って、 フィルム袋８はこれらテフロンテープ５’及び緩衝材４を介しヒータ線３により 熱シールされるようになっている。
【０００４】
上記のように従来の熱シール装置では、ヒータ線３の粘着性のテフロンテープ ５’で被覆し固定しているので、ヒータ線３に繰り返し通電するうちヒータ線３ の伸縮によりテフロンテープ５’の表面に縦皺が出来るようになり、この縦皺が 原因でフィルム袋８のシール部の仕上りが悪く、又シール不良が生ずるようにな る。又断線したヒータ線３を取換える際には、その都度粘着性のテフロンテープ ５’を剥がす必要があるので手間が掛かり、テープ５’も無駄になる等の欠点が あった。
【０００５】
本考案は上記課題を解決せんとするものであってその特徴とするところは、片 方にヒータ線を取付けた一対の開閉板で順次給送されて来るフィルム袋の開口部 を、その両側面外方から一時的に挟圧して熱シールすることを自動的に繰返す自 動包装機に於て、上記ヒータ線の表面にテフロンコーティングした構成とする。
【０００６】
一対の開閉板の片方の挟圧部に取付けたヒータ線を、その表面にテフロンコー ティングして構成したので、フィルム袋はこのテフロンコーティング面を介して 効果的に熱シールされるようになる。
【０００７】
本考案の実施例を図面によって説明する。尚、従来技術と同一装置又は同一部 位には同じ符号を付した。 図１は本考案の熱シール装置の要部を示したもので、一対の開閉板１ａ、１ｂ のうち片方の開閉板１ａの挟圧部には、絶縁体２を介してニクロム線等の帯状の ヒータ線３が取付けられ、他方の開閉板１ｂの挟圧部にはシリコンゴム等の緩衝 材４が埋込まれている。そして上記ヒータ線３の表面には、図２に示すように所 定厚（例えば０．１〜０．２ｍｍ程度）のテフロンコーティング膜５が形成され てなる（焼付施工される）。
【０００８】 今、内部に充填物を収納したフィルム袋８が給送されて来ると、駆動軸７ａ、 ７ｂを駆動し、一対の開閉板１ａ、１ｂを閉じてフィルム袋８の開口部を挟圧し （図３参照）、続いてヒータ線３に一時的に通電する。この操作によってフィル ム袋８の開口部は、テフロンコーティング膜５及び緩衝材４を介して効果的に熱 シールされるものとなる。 尚上記に於て、片方の開閉板１ｂに埋込まれた緩衝材４の表面をテフロンテー プ等で被覆するようになしても良い。
【０００９】
本考案の熱シール装置は、一対の開閉板の片方の挟圧部に取付けた帯状ヒータ 線をその表面にテフロンコーティングした構成となすので、従来のように粘着性 テフロンテープで固定する必要が無く、ヒータ線が断線した場合の交換が容易に なり、テフロンテープの縦皺によるシール不良等が起こらなくなる。又、テフロ ンテープを介さずテフロンコーティング膜を介してのシールなので、熱伝導効果 が良くなってシール不良の発生割合が従来に比べて非常に小さくなる等の効果が ある。
【図１】本考案の要部を示す図である。
【図２】本考案のヒータ線の構成を示す部分詳細図であ
る。
る。
【図３】自動包装機の熱シール装置を示す図である。
【図４】従来の熱シール部を示す図である。
１ａ、１ｂ 開閉板 ２ 絶縁体 ３ ヒータ線 ４ 緩衝材 ５ テフロンコーティング膜 ８ フィルム袋
Claims (1)
- 【請求項１】 片方にヒータ線を取付けた一対の開閉板
で順次給送されて来るフィルム袋の開口部を、その両側
面外方から一時的に挟圧して熱シールすることを自動的
に繰り返す自動包装機に於て、ヒータ線をその表面にテ
フロンコーティングした構成と成すことを特徴とする自
動包装機の熱シール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3971192U JPH0584612U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 自動包装機の熱シール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3971192U JPH0584612U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 自動包装機の熱シール装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584612U true JPH0584612U (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=12560582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3971192U Pending JPH0584612U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 自動包装機の熱シール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0584612U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009184733A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | G D Spa | 包装紙で製品を包装する機械 |
| JP6211654B1 (ja) * | 2016-07-06 | 2017-10-11 | 啓介 門馬 | インパルスシール装置、及びシール方法 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP3971192U patent/JPH0584612U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009184733A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | G D Spa | 包装紙で製品を包装する機械 |
| JP6211654B1 (ja) * | 2016-07-06 | 2017-10-11 | 啓介 門馬 | インパルスシール装置、及びシール方法 |
| JP2018002277A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 啓介 門馬 | インパルスシール装置、及びシール方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980331 |